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水流と水神コミュの武甕槌命(雷神)

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武甕槌命(タケミカヅチノミコト)は
「霊なる水瓶王」の意。
イザナギがカグツチの首を切り落としたとき、
十拳剣の根元に着いていた血が
岩に飛び散って生まれた三神のうちの1柱
『古事記』、『日本書紀』の編集に携わった
藤原氏の氏神の1柱であるところから、
武甕槌命がこの2書で実力以上の評価がされ、
力比べで武甕槌命の敗者となったとされている建御名方神の威信を
剽窃しているのではないかという疑いも…

古事記の表記=
 建御雷之男神(タケミカヅチノヲノカミ)
 建御雷神(タケミカヅチノカミ)
 建甕槌命(タケミカヅチノミコト)
日本書紀の表記=
 武甕槌命
 武甕雷男神(タケミカヅチノヲノカミ)
 武甕雷神(タケミカヅチノミコト)
別名=
 建布都神(タケフツ)
 豊布都神(トヨフツ)
 鹿島神(かしまのかみ)
 武甕槌命(タケミカヅチノミコト)
 武甕槌之男命(タケミカヅチノヲノカミ)
 武雷神

ミカヅチは雷であり、『雷』の文字を含む名前もある。
もともとは鹿島の土着神で、海上交通の神として信仰されていたという。
武甕槌命が白鹿に乗って現れたことは『海人』を暗示し、
水軍の守護神としても信仰された。
「常陸国風土記」香島群の条に
鹿島神が船を陸と海とに自由自在に往来させたという記述があるという。

●武甕槌を祀る主な神社
鹿島神宮(茨城県)
http://www.bokuden.or.jp/~kashimaj/
春日大社(奈良県)
http://www.genbu.net/data/yamato/kasuga_title.htm
石上神宮(奈良県)
http://www.genbu.net/data/yamato/isonokami_title.htm

《目次》
●武甕槌命(東京都 春日神社)=書き込み1/2
●玉手・春日大社(奈良県御所市)=書き込み8

↓MAP
http://www.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&t=k&om=1&msa=0&ll=35.747374,139.64248&spn=0.003043,0.003063&z=18&msid=113844027188609943916.000001129fe6c33234a51

コメント(8)

●武甕槌命(春日神社)
東京都練馬区春日町3-2-10

バイクで石神井川に沿って下ると、
途中、石神井川は豊島園(遊園地)の中央を抜けている場所があり、
そこはもちろん入場料を払わなければ辿れない。
道路は豊島園の北側を抜けている。
その道路を進むと低い石垣の上に森があり、
それが春日神社だった。
豊島園と通りを挟んだ向い側にあり、
通りに面した鳥居から参道の奥の玉垣で囲まれた神域までは
広い土地が開けてあり、
桜並木と氏子神輿庫と大幟柱が立っているのみだ(写真左)。
桜が満開の時にはこの境内は花見客でにぎわうのだろう。
玉垣の中に入ると
そのスペースだけでも町中の神社くらいのスペースがあり、
鳥居からの真正面に拝殿(写真中)がある。
本殿には天児屋根命(あめのこやねのみこと)、武甕槌命、
経津主命(ふつぬしのみこと)、比売神(ひめのかみ)の
4神が祀られているはずだ。
この4神が藤原氏(中臣氏)の氏神だ。
拝殿の左奥にはそれぞれ赤い鳥居を持った二つの祠があり、
それぞれに庚申塔と、えびす大黒神。
皇大神宮と春日神社(写真右)が合祀されている。

玉垣の中にはほかに庚申塔、えびす大黒神、馬頭観音(写真中)の
石碑と石祠が置かれていたが、
そのすべてに榊立、徳利 、水玉、皿 が供えられていて、
紙垂が下げられ、榊が生けられていた。
こうすると、よくある石碑が特別なものに見えるから不思議だ。
今まで特別大きな神社は別にして、
庚申塔や小さな馬頭観音碑にまで
こんなに気を入れて祀ってあるのは見たことが無い。
ここの宮司さんは何者なんだ?
●武甕槌命(春日神社) 水脈環境
東京都練馬区春日町3-2-10

春日神社からもっとも近い石神井川にかかる石川橋に出て見た。
バイクで橋に向かっていると、
細かい蚊がヘルメットにいっぱい飛び込んできた。
夕刻ということもあるのだろうが、
石川橋周辺にはおびただしい蚊柱が、というより
柱ではなくスモッグのようだった。
橋を通る人たちはいちように顔の前で手を降りながら通行して行く。
航空写真をみると、豊島園と春日神社は一体の森になっており、
石神井川の水環境と相まって、このような蚊柱が立っているのだろう。
明日は天気が崩れるということも関係しているのかもしれない。
この辺りは橋の上流(写真左)も下流(写真中)も
川底が隠れるくらいの水量はあり、
豊島園内からの暗渠の口が空いていた(写真右)。
写真の左岸が豊島園。
●玉手・春日大社
奈良県御所市大字玉手

役小角生誕地、吉祥草寺から
大峯山の麓にある天川村に向かって道がある。
現在は212号線と309号線を経由してその道を辿ることができる。
212号線を南下していると孝安天皇玉手丘上陵が左手に現れ、
その丘陵を迂回する形で万願寺川(写真左)が流れており、
その川の近くに玉手・春日神社(たまで・かすがじんじゃ)が在った。
表通りから荒れた路面の路地に入ってゆくと、
石灯籠の並んだ参道があり、石製明神鳥居が立っていた。
参道は敷石がないものの、きれいに掃除されている。
ただ、森は痩せていて少し寂しい。
参道を進むとなだらかで弧を描いた幅の広い石段があり。
正面に長屋門(写真中)があった。その門の前、左右に狛犬。
吉祥草寺内の鎮守社熊野神社もそうだが、
長屋門があり、その先に社殿もしくは祠が祀られているのが
このあたりの神社の社屋配置フォーマットだ。
ここの長屋門は下部が板張り、上部が漆喰の白壁になっている。

門の両側に長屋のある長屋門は、
もともと近世の武家屋敷門として発生したもので、
長屋部分は祀具の収納やなんらかの作業場としての機能がある。

門をくぐると正面に少し頭を下げないとくぐれないほどの
やはり石製明神鳥居が立っており、
その正面に武甕槌命ほかを
祀ったものと思われる、大きくはない祠があった(写真右)。
左隣にも若干、屋根の低い祠が祀られているが、祭神は不明。
両祠は神社の境内の端に建っていて、背後はすでに境内外で、
森は無い。
ただ、農地になっているようで、住宅などの不粋なものは見えない。
質素な神社だが、気持を穏やかにさせてくれる良い神社だ。
こういう神社を見ていると、
視覚的にすばらしい森や拝殿を持たなくとも、
氏子の気持ちがじゅうぶん現れるものだなと思う。
東向きの春日神社の前から
60mほど南を東西に流れる万願寺川に向かって
広くはない路地があるのだが、
左右には大きくはないものの、漆喰の壁の連なる立派なお屋敷が続いている。
およそ表通りからはこんな良い雰囲気の路地があるなんて
想像ができないような場所なのだ。
近所には造り酒屋などがあるから、その関係者の屋敷なのだろうか。
「記紀」には『玉手丘陵』の地名がみえるというから、
旧くから由緒のある地名のようだ。
玉手地区からは吉祥草寺で行われる
「左義長(さぎちょう/トンド)」で燃やされる
高さ7m、重さ1トンの大松明の雄が奉納されているとのこと。
万願寺川は水量は多くないものの、水は済んでいて美しい。
酒造に使用されているのだろう。

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