人物
速弾きを得意としていて1分間に700〜800回アップダウンできるといわれている。HIDEは、自分よりギターが上手いと話していた。 たいていのX JAPANの楽曲ではHIDEがリードギターで、PATAはサイドギターを担当していたが、「オルガスム」や「Stab Me In The Back」、「I'LL KILL YOU」などの高速ナンバーでは、逆にPATAがリードギターを担当している。
エピソード
X加入のきっかけ
X加入前にジュディというバンドでリーダーをしていたPATAは、ドラムが脱退してしまった時にYOSHIKIにサポートドラマーを頼み、数回ライブをした。その時YOSHIKIをバンドに誘ったが、「俺にはXがある」と断られる。その後ジュディが解散し、どのバンドにも入らずにいたPATAにYOSHIKIから「ビクターのオムニバスアルバムに参加するからギターやってくれない?」と誘われ参加。その後何回かサポートとして誘われるうちにずるずるとXに居続けることになり、HIDEがXに加入後程なくして晴れてPATAも正式加入となる。なお、Xは出費が激しくTAIJIがコンビニでパンを盗んでいたのは有名だがPATAもバイト先であるビデオ屋の給料を前借りし、給料袋の中に明細票しか入っていなかったという悲惨なことがあった。ちなみにYOSHIKIはPATAの初印象を「紫のプリプリのブラウスを着ていた」と語っている。
PATAとパタリロ
PATAの名前の由来は漫画「パタリロ」の主人公、パタリロに似ていることから。これは、性格が似ているところから来ているとされているが、マンガ好きの西村知美(タレント)と会った際には「PATAさん(外見が)似てますもんね、パタリロに」と言われてしまい、PATAは「顔が似ているんじゃない。性格が似ているからPATAって呼ばれるようになった」と説明している。PATAはその後に作者の魔夜峰央と対談をし、「パタリロ」44巻の作中に登場する(文庫2巻に西村知美の解説が載っている)。
巨人ファン
大の巨人ファンであり、ソロ活動に伴ってPATA自身の個人事務所を設立した際、名前を「OFFICE GIANTS」としたほど。X JAPANの東京ドーム公演では、グラブを持ち込みTOSHIとキャッチボールをしたり、「ここが桑田の座ったとこかな?」と1塁側ベンチに座りご満悦となる。レコーディングのためアメリカに渡った際も、国際電話で巨人の勝敗を聞いていた。
Xの記念すべき初東京ドームの際、その前日に巨人の試合があったため、巨人が勝ったら興奮したファンの退場が遅くなりライブの機材搬入が遅くなって開始時刻に間に合わないとスタッフが心配していた。しかし巨人は試合に負け、機材搬入とゲネプロは予定通りに進行。スタッフが思わず「(間に合って)よかったですね」と口にしたところ、PATAは「馬鹿野郎、巨人が負けたのに何がいいんだ!」と、普段の様子では考えもつかないほど怒ったらしい。
またhideのソロライブでは、スクリーンに巨人が負けているテレビ放送が映し出され、機嫌を損ねてステージ裏に引き込みビールを飲み出したりもした。1996年の『hide Solo Tour 1996-Psyence A Go Go-』では、全会場のステージ袖にこっそりテレビを置き、巨人戦の試合経過を随時確認しながら演奏していた。