1940年に入り、グッドマンは従来からのフレッチャー・ヘンダーソンやジミー・マンディーに加え、新進のメル・パウエル、エディ・ソーターらのアレンジを採用、RCA時代とは異なるモダンなサウンドを作り出した。1940〜45年のインスト曲を収録したこのCDは元々は2枚組LPとして1975年にリリースされたもの。 その後のレパートリーに加わるJersey Bounse、Misson to Moscow、String of Pearls、Clarinet a la Kingなど、今聴いても斬新である。 ベニー・グッドマンといえばDon't be That Way、Stompin' at the Savoyらを連想するが、このCDに収録されているようなモダンなサウンドも聴いてほしい。 同時期にHelen Forrestのヴォーカル物を集めた“Original Recordings of the 1940's”もリリースされており、こちらも良い。 米Collectableレーベルより。
「グレンミラー物語」でベン・ポラック楽団のオーディションを受けるシーンでミラーのアレンジでEverybody Loves My Babyを演奏しますが、クラリネットはウィルバー・シュワルツと名乗ってますが、本来はグッドマンとしたかったはず、と思ってます。
「ベニーグッドマン物語」でのWaitin' for Katieはオリジナルのアレンジも同じなのでしょうか。