あなたの生命保険大丈夫ですか？コミュの『子供が生まれたら学資保険？』

学資保険とは、親が契約者、子供が被保険者になるタイプの保険です。
月々掛け金を積みたてて行き、一定時期にまとめて「お祝い金」が支払われ、満期時にさらに「お祝い金」が支払われるものです。その間、子供の病気・死亡を保障してくれるものもあり、親に万一があったときには、「お祝い金」はそのままでそれ以降の支払いが必要なくなります。
子供が大学に入学するときなど多額のお金が必要となりますが、そのときの負担を減らしてくれる便利な保険です。

ただ、この学資保険・子供保険、実は内容は養老保険http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20737599&comm_id=2006078のことなのですが、バブルの頃とは違い、得な保険とは言えなくなっています。元々貯蓄性があった保険なのですが、今は各社中ほとんどが元本割れ、つまりお祝い金をもらうためにもらう分以上のお金を支払うことになってしまいます。もちろん元本割れでもまだメリットはありますけどね。
新聞でも学資保険・子供保険を勧めるような記事が載っていますが、どうなんでしょう。

ここで一般論で世間の親が何を求めるのかを検証してみます。
?巨額の教育費に備えたい。→元本割れなので逆にマイナスになってしまいます。
?必要な時期に「お祝い金」が必要。→商品によっては便利です。
?子供に万一があったときの保障。→加入者に聞くと、実際に必要なのは子供の死亡保障ではなく親の保障です。
?親に万一があったときに支払いがなくなる。→これは当たり前のことであり、支払いが続くものがあったらそれこそ異常です。

じゃあどうする？
こういった選択肢もあります。親が被保険者になって終身保険http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20698020&comm_id=2006078に入ります。支払い終了時期を子供の18歳（大学入学）の時にあわせます。すると。

?巨額の教育費に備えたい。→支払終了時の解約金は学資保険の満期金よりさらに上です。で、解約する必要がないときには年々解約金が増えていきます。（学資保険は増えません）
?必要な時期に「お祝い金」が必要。→これは終身保険にはないので、必要に応じて15歳・18歳と２本立てにすれば同じことが出来ます。
?子供に万一があったときの保障。→終身保険で学資タイプとして組む場合は親を被保険者とするので、子供の保障はありません。その代わり親の死亡保障をより高く得られます。
?親に万一があったときに支払いがなくなる。→支払いがなくなる上に、お祝い金よりもさらに高い死亡保障が得られます。

支払額も保障の種類も非常に似た２つの保険ですが、貯蓄性と保障額が大きく異なります。こういった入り方もあるのです。

生命保険は９割以上の家庭がどこかしら加入しているもので、恩恵を受けている人は大勢います。しかし反面損している人はそれ以上いるかもしれません。ていうか、損をしている人の方が圧倒的に多いです。実際詳しい人間は損するものに加入しますかね？詳しい人間ほど得をする保険に加入しています。今回紹介したのは裏技です。裏技を知っていれば社会保障が低くなっているこの情勢でも暮らしやすくなるんじゃないでしょうか。

ただ、しっかりとプランニングしないといけませんから、信頼の出来る専門家に任せてくださいね。

コメント(4)

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[2] mixiユーザー 07月13日 22:55

そこまで細かくすることも十分にメリットと思いますよ。
保険会社にもよると思いますが、私が扱っている低解約返戻型終身保険では、10年以上であれば、年数・保障額を細かく設定できるので、学資保険よりも使い勝手良い設定が出来ます。
予定利率も学資保険よりも高いし、子供の死亡保障でなく親の死亡保障という点も非常に理にかなっていると感じます。

ただ、もしもすでに加入されているのであれば、加入時期次第では十分に戻りが良いものもありますよ。学資保険が悪いのではなくて、今の時期だから学資保険が損なだけですので。

[4] mixiユーザー 07月16日 11:28

そう言っていただいて光栄です。
ぜひご検討ください。
すでに加入されていて、解約されたのですね？
保険はあくまでもお客さんのためにあるものなので、なるべく損をしたと思わないものをチョイスしてもらえればと思います。

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