渡辺美里Sig 〜虹をみたかい〜コミュのPresent Tree Live

私の実家からそう離れてない薬師寺で、
5/19(土)にみさっちゃんのコンサートがあります。
ということで、行く予定。

薬師寺大講堂に特設舞台を作って、みさっちゃん含め4人のアーティスト
(5/19(土)渡辺美里、20(日)河村隆一、5/26(土)徳永英明、27(日)石井竜也)
のコンサートが行われます。
みさっちゃんがトップバッターです。

「薬師寺で『恋したっていいじゃない』とか『恋するパンクス』とか、
ノリノリのライブやったらどうしよう?(どきどき)」
とか思ってましたが(笑)、

「音楽の力で森をつくろう」というサブタイトルや、
既に発表されているバンドメンバー
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/misato/diary5/main-200702.html
でもわかるとおり、「うたの木」スタイルの大人しい(?)コンサートのようです。

「音楽の力で森をつくろう」というサブタイトルなので、
環境をテーマとしたコンサートになるんだろうと思いますが、
それにぴったりな "Tokyo Calling" を歌ってくれたらうれしいなぁ…。

"Tokyo Calling" を聴いて美里ファンになったから、
歌ってくれたら泣いてしまうかも。

ということで、甲子園での応援を休んで、行ってきました(笑)


薬師寺にご縁があるお坊さんとお友達なので、チケットはそちら方面から入手しました。ご丁寧に薬師寺から封筒入りでチケットが送られてきた(^_^;)
Aブロック6列目! 良い席!? と思いましたが、ステージ斜め前の席で斉藤恒芳さんが全然見えず… ＿|￣|○

お昼に結構強い雨が降り、「みさっちゃん、また雨を連れてきたんか!?」と思いましたが(笑)、夕方にはどんよりとした曇りになり、コンサートが始まった18時には綺麗な夕焼け空、そして夜には三日月と星が輝いていました。でも、とにかく寒かったです。薄着で来てしまって大失敗。

チケットに「雨天決行」とは書かれていなかったので、「屋根があるのかな?」と思ってましたが、きっちり野外でした。雨が降り続いてたらどーするつもりやってんな…。

以降、曲順に沿って感想など。

1. Welcome

事前に発表されていたバンドメンバーに斉藤恒芳さんとヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの方々が含まれていたので、「うたの木」スタイルでのコンサートになるんだろうなと思ってましたが、1曲目は「うたの木 〜冬の華〜」そのまんまで "Welcome" でした(笑)

「うたの木 〜冬の華〜」以来、久しぶりに聴きましたが、相変わらずストリングスの生音はええわぁ(うっとり)

2. すき

ちょっと変わったアレンジで、「"すき" を『うたの木』スタイルにするとこういう感じ?」と思いました。悪くない。

3. その手をつないで

初めて聴いた(^_^;)

4. My Love Your Love

「序盤なのに、この曲を持ってきますか?」と思いました。
この曲には特に思い入れはないのでスルー…

5. 蘇州夜曲
6. 月の砂漠
7. ムーンライト ダンス

奈良ということで、「シルクロードを旅している気持ちになれる曲」としてこの3曲。
"月の砂漠" はオリジナル曲ではなく有名な唱歌「♪月の〜 砂漠を〜 遥々と〜」の曲です。

"蘇州夜曲" では二胡(中国の楽器)の音色を、小倉博和さんがギターで「再現」していて、内心「すげぇぇぇぇ!」と思いました。久々に「プロの技」を見た…。
それでも「チェン・ミンさん呼んできてー!」と思いましたが(笑)

でも「シルクロード → 砂漠 → ラクダ」と来たら、やっぱり "君の弱さ" じゃないんですかねぇ(笑) 「"君の弱さ" コネー!」と思ってました…。

8. SHOUT [ココロの花びら]

「うたの木スタイル」は終わり、ここからオールスタンディングになりました(^_^;)
周りの気配を伺いながら、「どーするの? みんな立つの?」と思いつつ(笑)

でも、年配の方も結構来られていたので、正直「どーなの、それ?」という思いや、「寒いから、ノリの良い曲連発してくれー」という思いや、「ノリのいい歌を持ってくるにしても SHOUT ってのは、ちょっと中途半端じゃないの?」という様々な思いが、ないまぜになるのでした(^_^;)

9. もっと 遠くへ…

だからぁ〜
オールスタンディングにするならするで、もっとノリの良い曲をもってきてくださいよ…

中途半端やなぁ〜(c)ちゃらんぽらん

10. 世界で一番遠い場所

この曲を持ってくるなら、関西なんだしカップリングの "Promise" のほうを…
("Promise" は、関西デジタルホンのCMソングでした)

11. My Revolution

ま、お約束ということで。

サビで腕を振り始める「ファン」の人たちと、それに驚く「ファン以外」の人たちのコントラストが面白かったかも(^_^;)

でもアレンジが×。サビの最後の部分「パパッパー パパッパー (ダン! ダン!)」の「ダン! ダン!」が無かった…。

12. 青い鳥

初めて聴いたかもしれない(^_^;)

13. サマータイムブルース

「うたの木スタイル」なら、当然この曲はハズせないんだけど、
それにしても寒いっちゅーの。サマータイムな気分じゃないっつーの(笑)

「うたの木・春」ラストの感動を思い出せて嬉しかったです。

14. ココロ銀河

ニューアルバムからタイトル曲。

いい歌だなぁとは思うんだけど、歌詞を聴いているとやっぱり「またこの言葉を使いましたか?」と引っかかってしまう…。

メロディラインも悪くない、みさっちゃんの歌声も相変わらず美しい、でも、私の心に響かないのはなぜ…?

15. 10years

イントロがアレンジされまくってて、最初「これ、何の曲?」と思いました。

この曲に限らず、他の曲も結構イントロがアレンジされてて頭が「???」になること数回。なんだか「西武V10」でのアレンジを思い出してしまった…。

16. サンキュ

「奉納コンサート」ということで、感謝の気持ちを納めるという意味では、ラストの曲として良かったんじゃないかなと思いました。



以上、16曲と少なめで20時30分にはコンサートが終わりました。
でも、周りは住宅密集地なのでこのぐらいの時間で終わらないと迷惑になるのかなと。


全体的な感想としては、「中途半端やなぁ」という感じは拭えませんでした。
「うたの木」スタイルでもなく、「ライブ」スタイルでもなく…。

そのためか、みさっちゃん本人、そして観客も「ノリ切れない」という感じだったと思います。M.C.のお喋りでも、言葉がうまく出てこない感じがしてましたし。

個人的には、期待していた曲がほとんどなかったのでがっかりでした。

・Present Tree Live で環境をテーマにしたライブなら "Tokyo Calling" クルー?
・奉納コンサートなら、壮大な曲 "JUMP" クルー?
・夜空の下のコンサートなら "こぶし" クルー?
・関西だし、"Promise" クルー?

全部コネー ＿|￣|○


薬師寺の大講堂と金堂、東塔、西塔に囲まれた雰囲気はとても良かったです。青色、紫色、様々な色のホールライトが照らす大講堂、金堂はすごく幻想的に見えました。

…なので決して悪いコンサートじゃないんですが。

この「欲求不満」は、横浜みなとみらいの "COSMIC NIGHT" に遠征して、解消するしかないんでしょうかね(笑)

薬師寺・大講堂前特設ステージの写真です。

他の写真はフォトアルバムに掲載してますので、どうぞ。
(昼と夜でフォトアルバム2つに分けてます)