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ゴスペルハウスコミュの「駐車場での30分に」 ゴスペルハウス2022夏便り(8)

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2022年8月夏休み
ゴスペルハウスからのお便り(8)

「駐車場での30分に」(証詞)

電気自動車に乗っている私は、自動車販売店の充電施設をよく利用します。
火曜日はこの地区の販売店の定休日なのですが、充電施設は使えるので、充電することにしました。
普段は、本を読んで充電の待ち時間を過ごすのですが、その日に限って、本を持って来ることを忘れてしまいました。

手持ち無沙汰のまま、車の近くに立っていると、年配の男性が車を止めて、販売店の駐車場に歩いて入って来ました。
運転していた男性は、定休日の看板を見て、
「ああ、今日は定休日か。困ったなぁ。」と、つぶやいています。
「どうしたんですか?」と聞くと、「エンジンがかからなくなった」とのことでした。
男性の車のまで一緒に行くと、確かにエンジンがかかりません。

ふと見ると、男性の握っていたのは、リモコンキーでした。
見せてもらって中を開けると、私のリモコンキーと同じ型式のボタン電池を使っています。
私は自分のリモコンキーの電池を外して、彼のリモコンキーに入れました。
「これでエンジンかかりますよ。」
エンジンはかかりました。
恐縮する男性に、
「私は、電池なしでも始動できるので、大丈夫ですから、お気になさらずに」
と、送り出しました。

まだ充電時間があったので、車に戻って待っていると、また1台の車が駐車場に来ました。
車を降りたのは、中年女性でした。
看板を見て、「定休日か、どうしよう。」と言い、
私を見て、「どこか開いているお店知りませんか?」とたずねます。
「この地区の販売店は、みんな火曜日定休日ですねぇ。でも、どうされたんですか?」と聞くと、
「一度エンジンを切ると、次にかかんなくなるから、エンジンかけっぱなしにしなくちゃならなくなった」とのこと。

その女性の握っていたキーも、リモコンキーでした。
中を見ると、私のキーとは違う型のボタン電池です。
先ほど、男性にあげてしまったので、リモコンキーは空っぽのままですし。
「すぐ近くに、このキーに合う電池を売っている店があるから、私が買ってきて入れ替えましょう。ここで、待っててくださいね。」と言って、私は電池を買いに行きました。
電池を入れ替えると、リモコンキーは正常に動作しました。
女性が、「電池の代金は?」と言うので、
「困っている人を見かけたら、今度はあなたが助けてあげるのが、あなたの支払う代金です」と言って送り出しました。

私は、車に戻って、神様に聞きました。
「神様、30分の間に2回もこういう出来事を与えてくれたのは、どういう意味ですか?」

その時与えられたのが、この御言葉です。
「傷んだ葦を折ることもなく、くすぶる灯芯を消すこともなく、真実をもってさばきを執り行う。」(イザヤ 第42章3節)

リモコンキーは便利なものですが、電池が切れると、正常に動作できません。
しかし、捨てるには及びません。
電池を入れ替えれば、正常な動作を取り戻すからです。

傷んだ葦のように、また、くすぶる灯芯のように、価値がないものとみなされている人を、神様は見捨てないのです。
そこに、神様の愛といのちが注がれれば、価値も役割も取り戻すのです。

そのために、今日も、明日も、この地上での生涯が尽きるまで、神様の愛を証しし続けようと、心を新たにされるできごとでした。

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