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あなたが見たお芝居の感想をどうぞ!
<ルール>
批評(客観的な意見)はありですが、一方的な批判・中傷は止めてくださいね☆

コメント(1)

本日、劇団であい舎第28回公演・井上ひさし作『泣き虫なまいき石川啄木』を観てきました。
興奮してまだ眠れそうにありません。
そもそも自分にとって井上ひさしの戯曲は苦手な部類です。持って回ったような説明が延々と続き、やたら「心情」第一主義な点も鼻につき、非常に不細工だなと、そんなふうに思っています。
そんな自分が今回の舞台でははっきりと心を揺り動かされました。感動した、というのでしょうか。芝居を観てこんな心持ちになるのは随分久しぶりだと思います。
お話を超要約すると、歌人の石川啄木が26歳だったかで亡くなる前の三年間を彼の生活、とりわけ嫁や親・兄弟など家族のエピソードを中心に描いた作品です。それ自体は石川啄木に興味を持たれた方ならいくらでも調べが付く範囲のことです。好きな人は好きだろうし苦手な人もいるだろうと思われる過去の偉人ものです。正直言って、自分にとっては苦手な系統の話です。

では、一体であい舎の何を見て自分は感動をしたのか・・・?それは、「役者が死に物狂いでその役を生きている」ということです。

同じお話でも淡々と聞かされては自分の心には響かない。といって役者個人の感情表現ばかりが鼻につくのも勘弁してほしい。
であい舎の凄さとは「必死で役を生きる役者」と、それに対して正面から向き合い「必死で見つめる演出家」がいることにより醸され、そして提示される「人間の生き様」が発する凄みなのだと思います。


みなさまそれぞれご都合などもあり、今から急遽予定を変更して観劇に出かけるのは難しい・・・という方もいらっしゃるとは思います。が、しかし。
暴言と承知の上で書きますが、長野県にいてこの芝居を観ないこと、この劇団の存在を知らないこと、それらは演劇を観たいと欲する人にとって非常に勿体無いことだと、つくづく思います。
ましてや演劇を作る側の人ならそれはもう大変な損をしている!と断言します。

是非とも、冠婚葬祭など動かせない事情でもない限りは、是非であい舎公演に足を運んで観て頂きたいと強く願います。

乱暴な書き込みで失礼いたしました!

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