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金融機関ウォッチコミュのUBS

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1862年創立のスイス・ユニオン銀行と、1872年創立のスイス銀行コーポレイションという二つのスイス名門金融機関が1998年に合併し、社名をUBS AGとして設立された。

1990年代から次々にM&Aを行い世界トップクラスの投資銀行となった。合併された企業は、イギリスの有力投資銀行SGウォーバーグや、アメリカの名門投資銀行ディロン・リード、アメリカの大手証券会社であるペインウェバーなどがある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/UBS
http://en.wikipedia.org/wiki/UBS_AG

UBS
http://www.ubs.com/
UBS日本
http://www.ubs.com/4/japan/index.html

コメント(351)

UBSグルーベルCEOが引責辞任−エルモッティ氏が暫定CEOに(1

9月24日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行UBSのオズワルド・グルーベル最高経営責任者(CEO、67)が辞任した。シンガポールでの取締役会の開催を経て、同行が発表した。グルーベル氏は2009年2月からCEOを務めていた。

24日の発表によれば、UBSの欧州・中東・アフリカ部門のCEO、セルジオ・エルモッティ氏が暫定CEOを務める。UBSは不正なトレーディングによる23億ドル(約1750億円)相当の損失が発覚し、スイスと英国の金融監督当局が調査に乗り出しており、その渦中でのCEOの辞任となる。

カスパー・フィリガー会長は発表文で、「オズワルド・グルーベル氏は最近の不正取引事件の責任を引き受けることを自らの義務と感じている」と説明した。ライバルのクレディ・スイス・グループで40年近く勤務した後、UBS入りしたグルーベル氏は、スイスの2大銀行の両方でCEOを務めた唯一の人物として知られる。

更新日時: 2011/09/24 20:20 JST

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920014&sid=aRYtEIgY26Mc

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[NewsBrief]UBS、グリューベルCEOが引責辞任―トレーダーの不正取引で
2011年 9月 25日 11:20 JST

スイス金融大手UBSのグリューベル最高経営責任者(CEO)が、同行トレーダーの不正取引により20億ドル以上の損失を出した問題で引責辞任した。

UBSが24日に発表した声明によると、同行の取締役会はグリューベルCEOの辞表を受理した。同行のフィリガー会長は電話会見で、取締役会はグリューベル氏の辞任を求めておらず、直ちに辞任したいとする同氏を慰留したが、辞任の決意は固かったとしている。

グリューベル氏は1週間前は辞任する意向はないと述べていたが、24日に従業員向けのメモで「UBSで起きたことに対し、CEOとして全面的な責任をとる。安易に辞任したのではない。新たな経営トップで未来にアプローチすることがUBSの利益に最もかなう と確信している」と述べた。

後任のCEOには、欧州部門責任者のセルジオ・エルモッティ氏が暫定的に就任した。

フィリガー会長によると、エルモッティ氏は正式なCEOの有力候補だが、取締役会が来年春までにCEO人事で正式決定を下すという。

記者: Dana Cimilluca and Bruce Orwall and Deborah Ball

http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Finance/node_312993
UBSの暫定CEOに難題−顧客つなぎ留めつつ小さな銀行への道模索

9月26日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行UBSの暫定最高経営責任者(CEO)となったセルジオ・エルモッティ氏は、顧客の信頼を回復させながら投資銀行事業を縮小するという難しい課題に直面する。23億ドル(約1760億円)のトレーディング損失が明らかになった後、24日にCEOを辞任したオズワルド・グルーベル氏の後を引き継ぐ。

UBSの欧州部門責任者だったエルモッティ氏(51)はデリバティブ(金融派生商品)事業出身。UBSのリスク管理部門が見過ごした「未承認取引」によって、同行の7−9月(第3四半期)は赤字となる公算だ。カスパー・フィリガー会長はシンガポールでの取締役会後にグルーベル氏の辞任を発表した。

フィリガー会長は記者団に、エルモッティ氏は「難しい時期」にCEO職を引き継ぐと語った。新CEOはリスク管理の甘さによって傷付いた同行への信頼を回復しなければならない。資本を保全するために投資銀行事業を縮小する必要があるが、ウェルスマネジメント事業は成長させなければならない。同行収入の約41%を生み出すウェルスマネジメント事業で富裕層顧客の資金引き揚げを防ぐ必要がある。

ハマー・パートナーズのアナリスト、エンリコ・ラチオッピ氏は、UBSは「今までのビジネスモデルは終わりだという現実を受け入れなければならない」として、「レバレッジを減らし自己勘定取引をやめる必要がある」と語った。

投資銀行は変化へ

スイス国籍のエルモッティ氏はメリルリンチに18年在籍し、ウニクレディトを経て4月にUBSに加わった。「マーケット出身の経歴がCEOとしての成功の基盤になるだろう」とウニクレディトのアレッサンドロ・プロフーモ前CEOは電話インタビューで述べた。エルモッティ氏は「全体として、投資銀行についてよく知っている」と付け加えた。

エルモッティCEOは記者団に、投資銀行でのリスク減らしは必ずしも利益を損なわないと述べた。トレーディング損失が雇用と報酬に影響するかどうかを判断するのは時期尚早とも述べた。UBSは同CEOのインタビューを拒んだ。

ヘルビアのアナリスト、ピーター・ソーン氏(ロンドン在勤)は、UBSは「投資銀行の目標を変更し規模を縮小しなければならないだろう」と話している。

グルーベル氏は投資銀行の収益力向上に向けカーステン・ケンジェター氏を起用。ケンジェター氏は10年11月以降、投資銀行部門全体の単独トップとなっている。

フィリガー会長は25日の電話会議でケンジェター氏について、きちんとポジションをカバーしていたとし、同氏の去就をめぐる問題は浮上していないと述べていた。

UBSで投資銀行のリスク拡大は収益向上につながらず、同行は再び同部門縮小の方向に舵を切っていた。エルモッティ氏は24日に記者団との電話会議で、「待ちうけている仕事の大きさと複雑さを十分認識している」と語った。投資銀行部門についてさらなる変更を11月17日に公表するとしている。

更新日時: 2011/09/26 21:49 JST

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aVstbBlLsa20
ウェーバー前独連銀総裁、UBSへの移籍前倒しを協議−ロイター

9月26日(ブルームバーグ):4月にドイツ連銀総裁を退任したアクセル・ウェーバー氏は、スイスの銀行最大手UBSへの移籍の前倒しに関して同連銀と協議した。ロイター通信が事情に詳しい関係者2人の話を伝えた。UBSウェーバー氏は現時点で2013年にUBS会長に就任する見通し。

UBSは12年5月にウェーバー氏の会長指名について株主投票を行う予定。ウェーバー氏と独連銀、UBSはいずれもコメントを控えている。

更新日時: 2011/09/27 10:34 JST

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aeeHVQ_KyzdQ
UBS、ウェーバー次期会長が新CEO人事アドバイザーに=報道
2011年 10月 3日 17:18 JST

[チューリヒ 3日 ロイター] 3日付のスイス紙Tages-Anzeigerによると、同国金融大手UBSの次期会長に指名されているアクセル・ウェーバー前独連銀総裁は、UBSの新最高経営責任者(CEO)人事に関して助言するアドバイザー契約を結んだ。

UBSは、投資銀行部門のトレーダーが不正取引で23億ドルの損失を出したことを受け、オズワルト・グリューベルCEOが引責辞任。現在は、4月からUBSに在籍しているセルジオ・エルモッティ氏が暫定CEOを務めている。

Tages-Anzeiger紙は「UBSは、(ウェーバー氏が)契約を結んだことを確認した」としている。UBSからのコメントは今のところ、得られていない。

関係筋は前週、ロイターに対し、ウェーバー氏が、予定よりも早くUBSに参加することが可能かどうかドイツ連銀に打診したと述べていた。

同紙によると、ウェーバー氏は新CEO候補としてエルモッティ氏を支持しておらず、「ドイツ銀行のヒューゴ・バンチガー最高リスク管理責任者(CRO)を支持する」可能性がある。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-23455220111003
スイスのUBS、取締役会がエルモッティ氏をCEOに正式指名

11月15日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行、UBSは、取締役会がセルジオ・エルモッティ氏を最高経営責任者(CEO)に正式指名したと発表した。  エルモッティ氏は、不正取引による巨額損失の発覚でオズワルド・グルーベル氏が9月24日に辞任した後、暫定CEOに就いていた。  カスパー・フィリガー会長は当初予定より早い2012年に退任し、後任会長にはアクセル・ウェーバー氏が就任する。

更新日時: 2011/11/15 15:01 JST

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=auihxPu25VY4

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UBSのエルモッティCEO、投資銀部門縮小で株主説得へ−17日会合

11月16日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行、UBSの取締役会から最高経営責任者(CEO)に正式指名されたセルジオ・エルモッティ氏にとって当面の課題は、6年で5回目の投資銀行部門再編が成功すると投資家を説得することだ。

エルモッティ新CEO(51)は、不正取引による23億ドル(約1800億円)の損失発覚で前任のオズワルド・グルーベル氏が9月に辞任に追い込まれた後、暫定CEOに就任していた。新CEOは17日にニューヨークで開く会合で、投資家に同行の戦略を説明する。アナリストの間では投資銀行部門での一層の資産圧縮と人員削減が予想されており、資本規制の強化で収益性が低下している債券トレーディング部門が特に重点的となりそうだ。

メディオバンカのロンドン在勤アナリスト、クリストファー・ウィーラー氏は「債券事業の規模を縮小しない限り、生き残れない」と述べ、「投資銀行部門を必要とされる程度まで自発的に縮小している銀行はない。それは極めて厄介な仕事で、その実行について私は最も心配している」と語った。

戦略転換を進めるUBSの経営陣は大きく変動している。カスパー・フィリガー会長(70)は当初予定より1年早く、2012年の年次株主総会で退任し、後任会長にはアクセル・ウェーバー氏(54)が就任する。6月にはジョン・クライアン最高財務責任者(CFO)の後任に、米州ウェルスマネジメント部門のCFOおよび最高リスク責任者(CRO)を務めていたトム・ナラティル氏が就いた。

問われる伝達力

キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ(KBW)のアナリスト、マシュー・クラーク氏(ロンドン在勤)は17日の投資家会議で「経営陣にとっては、何を伝えるかよりも、どう伝えるかが問題だ」と述べ、「経営上層部が大幅に入れ替わっているだけに、経営陣の力を市場に納得させることがより重要だ」と指摘した。

UBSの株価は年初以降に31%下落し10.63スイス・フラン。ブルームバーグの欧州銀行・金融サービス株指数は同34%安。UBSの株価はグルーベル氏辞任以降に5%値上がりしている。

エルモッティ氏は記者団に対し、「主力のウェルスマネジメント事業とスイスで最強のユニバーサルバンクとしての地位」が同行の戦略の軸になると説明。投資銀行部門については「焦点を絞り、複雑さと資本集中の度合いを従来より抑制する」と付け加えた。同氏はこの記事向けのインタビューには応じなかった。

更新日時: 2011/11/16 10:35 JST

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a7VkBmqADL5Q
UBS:日本の投資銀行本部の松井泰樹会長が退任へ−12月末付(2)

11月22日(ブルームバーグ):スイスの銀行最大手UBSで日本の投資銀行本部会長を務める松井泰樹氏が退任することが分かった。国内では欧州系など外国銀行で主要幹部の退職や移籍が明らかになっており、松井氏を含めると少なくとも10月以降で3人目となる。

松井氏(55)は12月末付で同会長職を辞め、退社する。UBS証券広報部の能田映子氏が22日までに明らかにした。後任を置くかどうかについては言及を避けた。松井氏はモルガン・スタンレーから2007年に移籍していた。

国内では外資系金融機関のトップバンカーの退職や移籍が目立つ一方、証券業務の実績では存在感を増している。日本企業が海外でのM&A(企業の合併・吸収)や資金調達を模索する動きに合わせ、アドバイザリーや株式引き受けで大きなシェアを握り、ランキングでも上位を占めている。

クレディ・スイスで投資銀行本部長を務めていた大楠泰治氏が先月で退社したほか、同社の日本の最高経営責任者(CEO)のポール・クオ氏が年明けに退任することが分かっている。また、UBSでも伊藤友則マネジング・ディレクターが一橋大学大学院の特任教授に就任するため退職した。

存在感増す外国銀行

行員の不正取引で23億ドル(約1770億円)の損失が発覚したUBSは投資銀行業務を縮小する方針で、セルジオ・エルモッティCEOは同業務の従業員数を将来的に1万6000人程度(9月末時点で1万7878人)まで減らす方針を示している。クレディ・Sも欧州危機による国際的な市場混乱の中、人員削減に取り組んでいる。

一方、日本の金融市場では外資勢がプレゼンスを高めている。日本の株式引き受け業務では、11年はバンク・オブ・アメリカを含め、外国銀行(邦銀と合弁含む)6社がトップ10にランクイン。UBSは昨年の13位から8位に上昇した。

また、日本企業関連のM&Aのアドバイザリーでは、外資ではゴールドマン・サックスが現在首位となっているほか、5社がトップ10を占めている。UBSは三井住友フィナンシャルグループのプロミスの完全子会社で助言するなど、現在11位に着けている。

更新日時: 2011/11/22 15:02 JST

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=aX7OMP68.kWo
UBS資産運用部門、弁護士が語る「管理の空白」−顧客口座コピーも

12月14日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行UBSがロンドンに置くウェルスマネジメント(資産運用)部門について、顧客口座での不正取引を防止する管理体制に不備があったと、同行トレーディングデスクの元責任者サチン・カルペ氏の弁護士が暴露した。

カルペ氏は、英金融サービス機構(FSA)が科した125万ポンド(約1億5000万円)の制裁金が無効だと訴えて争っている。カルペ氏の弁護士を務めるマイケル・ブレア氏はロンドンで今週行われた法廷審問で、一部の顧客口座のコピーが幹部に電子メールで送られており、問題があるとされるカルペ氏の取引にUBSが「ある程度まで関与していた」と主張した。

ブレア氏によれば、UBSが委託した外部監査の報告も資産運用部門について、問題のある内部の資金移転や顧客間融資を防止する管理体制が整っていなかったと結論付けている。同氏は「管理が行われていなかったのだから、彼にはそれをすり抜けようがなかった。規則がなかったとすれば、彼が何らかの不正を行っていたと明確に示すことは不可能だ」と述べた。

カルペ氏は不正な外国為替取引の損失を隠すため、顧客口座の間で資金を移動させたほか、顧客が海外の投資ファンドを利用するのを助け、インドの法律に違反したとされている。

更新日時: 2011/12/15 16:20 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LW8E080YHQ0X01.html
金融庁、UBS証券東京支店に業務停止命令
金利不正操作で
2011/12/16 17:36

金融庁は16日午後、UBS証券東京支店に対し業務停止命令を出した。元社員が円の東京銀行間取引金利(TIBOR)やロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を不正に操作しようとしたため、来年1月10日から16日までTIBORとLIBOR関連の取引停止を命じた。管理態勢を強化する業務改善命令も出した。

不正な金利を提示するよう働き掛けを受けていたユービーエス・エイ・ジー在日支店に対しても、管理態勢の強化や再発防止策の策定を命じた。〔日経QUICKニュース〕

http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381949EE3E4E2969C8DE3E4E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
UBS:もはや世界最大の投資銀行目指さず−CFOがロイターに語る

12月23日(ブルームバーグ):スイスの銀行UBSはもはや、世界最大の投資銀行の一つとなることを目指していない。ロイター通信がトム・ナラティル最高財務責任者(CFO)を引用して報じた。

同CFOはロイターに、世界最大の投資銀行に「2行はなれるだろうし、3行もなれると考えるだろう」とした上で、「われわれの戦略は当行をこれらの中の1行にはしない」と語った。

また、スイス国立銀行(中央銀行)が運営する安定化基金から証券を買い戻すことはリスク低減化というUBSの目標に沿わないとも述べたという。

同基金は2008年の金融危機中に、UBSが持つ不良資産を引き取るために設立された。

更新日時: 2011/12/23 23:46 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWNTXX0YHQ0X01.html

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スイスのUBS、高リスク資産を縮小へ=CFO
2011年 12月 26日 14:48 JST

[チューリヒ 23日 ロイター] スイスの金融大手UBSのトム・ナラティル最高財務責任者(CFO)は23日、自己資本規制の強化でリスクの高い債券関連ビジネスを断念せざるを得ないため、UBSは投資銀行のトップ10ランキングから外れるだろう、との見通しを示した。電子メールを通じてロイターとのインタビューに答えた。

同CFOは「投資銀行はリーグテーブルのトップ争いを続けるだろう。トップの座を得る銀行もあれば、そうできると考える銀行もあるだろう」としながらも、「われわれの戦略では、その1社になることはない。むしろ、われわれは自分たちでなく顧客に焦点を合わせることによって、顧客の目から見て一流の投資銀行を目指す」と述べた。

業界データもナラティル氏の言葉を裏づけている。トムソン・ロイターがまとめたランキングによると、UBSは第3・四半期にグローバル債券ランキングで7位だったが、第4・四半期はトップ10に入らなかった。

UBSやクレディ・スイスは、スイス当局による自己資本規制の強化に対応するため、リスクの高いビジネスを縮小しているほか、コストや人員の削減を進めている。

UBSは、資産証券化や複雑なストラクチャード商品など、多額の資本を必要とするビジネスを断念している。

ナラティルCFOは「2012年は移行期の1年となるだろう。われわれはリスク加重資産を大幅に縮小する一方、顧客に焦点を当てた成長ビジネスの拡大を通じ、この目標を達成したいと考えている」と語った。

また、2008年に救済を受けた際にスイス国立銀行(中央銀行、SNB)が運営する安定化基金に売却した資産を買い戻す計画についても、「SNBは今われわれが買い戻すことを望んでいない。われわれにとってもプラスにならない」と述べ、否定的な考えを示した。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE7BP02Y20111226
財務省:シティグループとUBSを国債入札から除外−来月3日から(1)

12月28日(ブルームバーグ):財務省は28日、金融庁から行政処分を受けたシティグループ証券とUBS証券東京支店を来年1月3日から一定期間、国債などの入札から除外すると発表した。これに伴い国債市場特別参加者制度に基づく特別資格も停止される。

除外対象は、シティグループが国債と借入金で、16日までの14営業日。UBSは国債のみで、9日までの7営業日の入札ができなくなる。金融庁は16日、この2社に対し、金融商品取引法などの法令違反が認められたとして金利取引などの一時停止を命じた。

更新日時: 2011/12/28 17:50 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWWNY007SXKX01.html
UBS、新ロンドン本社建設地の所有者と事前契約調印
2012年 01月 30日 18:21 JST

[ロンドン 30日 ロイター] スイスの銀行大手UBSが、新しいロンドン本社の建設予定地を共同所有する英ブリティッシュ・ランドと米ブラックストーン・グループとの賃貸借事前契約に調印したことが明らかになった。ブリティッシュ・ランドとブラックストーンが30日に発表した。

ロンドンの金融街シティーにある、広さ30エーカーの「ブロードゲート」開発区域の一角に総床面積70万平方フィートのオフィスビルを建設する計画で、総工費は3億4000万ポンド(5億3300万ドル)。発表によると、完成予定は2014年第4・四半期。

ビルにはトレーディング用フロアが4フロア設けられる予定で、完成すれば、ブロードゲートプロジェクトの中で最大のテナントとなる。

2社の発表によると、ビルはUBSが占有し、約18年にわたって借り受けることになっている。初期賃料は1平方フィートあたり54.50ポンドだが、18カ月分の賃料無料期間が与えられる。また、賃料は毎年見直しの対象となるという。

同ビルの建設をめぐっては、昨年9月にUBSの投資銀行部門のトレーダーによる不正取引で23億ドルの損失が出たことをきっかけに、同行が建設プロジェクトを当初予定から縮小するのではないかとの懸念も生まれていた。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE81K18T20120130
[FT]スイス銀UBS、金利操作疑惑の職員を停職処分
2012/2/16 14:00

(2012年2月16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

銀行間金利の不正操作疑惑を巡る国際捜査が進む中、スイスの大手銀行UBSが複数の幹部級トレーダーを停職処分にしたことが明らかになった。同行は2008年の金融危機以来の衝撃に揺れている。

■金利担当共同責任者や短期金利取引責任者も

北米、欧州、日本の規制当局は米欧の大手銀行のトレーダーが共謀して短期金利の国際的な指標であるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)などを操作した疑いで調査を進めている。

この数週間で捜査の規模は拡大し、これまでにUBS、英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)、ドイツ銀行、米JPモルガン・チェース、米シティグループなどの銀行トレーダー十数人が解雇され、停職や休職の処分を受けている。

捜査関係者がフィナンシャル・タイムズ紙に語ったところによると、捜査の進展のなかで停職処分となったチューリヒ在住トレーダーの中にはUBSの金利担当共同責任者のイバン・デュクロ氏や短期金利取引責任者であるホルガー・シーガー氏など幹部が含まれている。

疑惑の渦中にあるトレーダーの一部は昨年のうちに停職処分を受け、残りは1月末までに同様の措置を受けたという。UBSの広報担当とデュクロ氏はコメントを拒否し、シーガー氏とは連絡が取れなかった。

■約10カ国の警察が共同捜査

捜査の進展にともない、約10カ国の警察組織が共同して、世界の350兆ドルの金融商品取引の指標となるLIBORの不正操作疑惑に関する情報の洗い出しを進めている。

規制当局は、LIBORなどの主要な貸出金利の変動を見越して大規模な投資を行ったヘッジファンドや銀行間の橋渡しを行う金融仲介取引業者にも捜査対象を広げている。

UBSと複数の金融機関は金利設定プロセスの不正にまつわる情報を明らかにしつつある。UBSは昨年、米司法省とスイスの公正取引委員会にあたる連邦競争委員会(COMCO)から、円LIBORと呼ばれるロンドンにおける円の貸出金利と東京銀行間取引金利(TIBOR)の提示額を巡る独占禁止法違反の容疑に関して「条件付き免責」を受けた。

しかし一部のUBSトレーダーはFT紙に対して停職理由は不明と述べている。

捜査当局は、複数にまたがる銀行のトレーダーが共謀して金利提示額を実態より低く誘導した疑いがあると見ている。LIBORなどの金利は世界の主要銀行が提示するレート情報の平均を反映したもので、借り手の資金調達コストに影響する。12月には日本の規制当局が、UBSとシティグループの東京在住のトレーダーが取引成績を上げる目的で円LIBORとTIBORの不正操作を図ったとして制裁措置を科している。

By Megan Murphy and Cynthia O'Murchu

http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819584E3E4E2E2E38DE3E4E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
[FT]UBS、著名投資銀行家を共同責任者に採用
2012/3/23 14:00

(2012年3月23日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

スイス金融大手のUBSは、金融危機で打撃を受けた投資銀行部門の収益を増加させ従業員の士気を高めることを目的として、著名投資銀行家を同部門の共同責任者に採用した。

■悪いニュースの連鎖を転換

UBSは、米バンクオブアメリカ・メリルリンチからアンドレア・オーセル氏を引き抜き、現在の単独責任者カーステン・ケンジェター氏と並ぶ共同責任者に就任させた。

UBSは過去数年間、投資銀行部門の悪いニュースが続き、特に昨年秋には、トレーダーによる不正取引を原因とする22億5000万ドルの損失が発覚し、最高経営責任者(CEO)が辞任した。今回の動きは、この流れを大きく転換するものとなる。2011年9月にCEOに就任したセルジオ・エルモッティ氏は、「ケンジェター氏の証券や投資関連業務の経験と、オーセル氏の助言や案件組成業務の実績は、UBSにとって有効な組み合わせになると確信している」と社内資料の中で述べている。

バンクオブアメリカ・メリルリンチのグローバル・バンキング・アンド・マーケッツ部門の責任者を務めていたオーセル氏は、メリルリンチの欧州部門でも長い間トップクラスの投資銀行家だった。同氏は、金融危機が発生した2007年、オランダのABNアムロの分割買収で重要な役割を果たした。最近では、伊ウニクレディトの75億ユーロの株主割当増資で主導的な役目を果たした。

共同責任者体制への移行により、不正取引を受けてその地位が疑問視されたケンジェター氏が近い将来退任するとの見方は後退することになる。

■投資銀行分野の重要性を再確認

世界でも最高水準の報酬を手にするイタリア出身のオーセル氏を採用したことで、UBSは問題続きの投資銀行部門で意欲が大幅に低下する中、主要分野に投資し拡大を図る態勢にあるという強いメッセージを従業員に送った。

UBSの関係者によると、オーセル氏は定額の賞与は受け取らないが、同氏の報酬は1000万ユーロを超える見込みだという。08年の報酬は約3000万ドルだった。

アナリストはこの動きを、投資銀行部門を縮小させながらもその重要性を低下させないようにしていることの表れだとみている。

あるアナリストは、「それほど多くの選択肢があるわけではないが、中規模の投資銀行にとっても巨額な固定費用を考えると、この動きはリスクが高い」と指摘する。

■バンクオブアメリカ・メリルリンチには痛手

オーセル氏の引き抜きはバンクオブアメリカ・メリルリンチにとって新たな痛手だ。同グループは先月、コーポレート・ブローキング部門の責任者、マーク・アステア氏を英バークレイズ・キャピタルに引き抜かれた。同グループは現在、オーセル氏とアステア氏が責任者を務めていた2つの部門に加え、欧州投資銀行部門でも、責任者を務めていたクリスチャン・マイズナー氏がグローバルな役職に昇格するため、計3部門の責任者のポストが空席となっている。

同グループは22日、欧州部門責任者のジョナサン・モウズ氏が第2四半期末で退任し、当面はマイズナー氏がその職に就くことを社内向けに発表した。

UBSのアレックス・ウィルモットシットウェル氏は、投資銀行部門会長に就任し、執行委員会を離れ、アジア太平洋地域責任者という現在の役職を退く。

クレディスイスは22日、投資銀行部門のグローバルの共同責任者、ルイジ・デ・ベッキ氏が長期休暇を取得し、同部門の責任者はジム・アミン氏のみになると社内向けに発表した。

By Patrik Henkins and Daniel Schafer

http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819584E0E1E2E2E08DE0E1E2E1E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
UBSマッキャン氏、米州事業巻き返しでメリル出身者に期待

4月24日(ブルームバーグ):ロバート・マッキャン氏の下で米国の投資銀行部門を刷新しているスイスの銀行UBSは、ジェームズ・フォーブズ氏を副会長に起用した。マッキャン氏の古巣、メリルリンチ出身者の幹部起用となった。

マッキャン氏とUBS投資銀責任者のカールステン・ケンジェター氏の文書によると、フォーブズ氏は医療関連や投資会社からの業務獲得を目指す。同氏はバンク・オブ・アメリカ(BOA)傘下のメリルリンチで300億ドル相当の投資を監督していた。

マッキャン氏はUBSの米国でのシェア縮小に歯止めを掛けようと、メリルでの元同僚に期待を託している。今月には自身を含め4人の元メリル幹部をUBSの米州事業を統括する経営委員会のメンバーに指名した。委員会の総勢は6人。

更新日時: 2012/04/24 02:00 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2XWJ66KLVR601.html
UBS株主総会、経営や報酬への反対票が急増−損失発生で

5月3日(ブルームバーグ):スイスの銀行最大手、UBSの株主総会では、不正取引による23億ドルの損失発生で報酬や経営内容に反対する声が大幅に増えた。

UBSが3日チューリヒで開いた株主総会で、2011年の報酬報告に対し約37%の反対票が投じられた。また、理事会および取締役会メンバーが2011年にとった行動をめぐり、株主の39%超が免責に反対した。棄権は8%だった。

経営内容への支持率は昨年の98%から53%弱に低下した。UBSの株主総会で過去に幹部の免責が否決されたのは2010年の1度のみ。その際は2007年に危機が高まる中で幹部の対応が遅れ、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連の巨額の損失が発生したことが非難された。

この日の総会ではさらに、新株発行の規模を1億4860万株から3億株に拡大する条件付きの増資案が否決された。同案では、新たに得られる資金を保有株に基づく従業員報酬に充てることを認可する計画だった。

更新日時: 2012/05/04 02:46 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3GGKP6VDKJA01.html
UBS米州部門のウルフ会長が退職、助言サービス会社設立へ

7月19日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行、UBSの米州部門会長でオバマ米大統領の有力支持者の1人であるロバート・ウルフ氏は、18年務めた同行を退職し、助言サービス会社を設立する。

内部文書によれば、ウルフ氏(50)は引き続きアドバイザー役としてUBSとの関係を維持するとともに、自身の会社32アドバイザーズを通じて新規ビジネスなどで協力する。ブルームバーグ・ニュースが文書のコピーを入手した。同氏はUBSで、投資銀行部門の社長兼最高執行責任者(COO)と債券部門責任者なども務めた。

ウルフ氏は1994年にUBS入行。それ以前は10年にわたりソロモン・ブラザーズで債券販売・取引を手掛けた。同氏の退職は19日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)が先に報じていた。

更新日時: 2012/07/20 11:47 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M7FQTN6KLVR701.html
崩れるスイス秘密主義、富裕層の資産運用が成功の鍵−UBS

8月21日(ブルームバーグ):スイスの銀行を特徴付けてきた秘密主義が失われる中で、同国の銀行最大手UBSは富裕層顧客を取り込むための実績づくりに励んでおり、その旗振り役を務めているのがアレクサンダー・フリードマン最高投資責任者(CIO)だ。

「かつてはこのような堀があったからスイスの銀行は素晴らしいビジネスモデルを構築することができたが、それは既にない」。オズワルド・グルーベル元最高経営責任者(CEO)が2011年3月に創設したCIO職に外部から起用されたフリードマンCIOはそう語る。「この地の中心になる事業は富裕層向けの資産運用だ。投資運用会社として他社を上回る業績を挙げることができなければ、ビジネスモデルに何か新風を吹き込まなければならない」。

UBSが運用する富裕層顧客の資産総額は1兆5800億ドル(約125兆円)。フリードマン氏(41)はチューリヒにある同行本社でインタビューに応じ、この資産運用で「他のどの銀行をも上回る」投資運用事業の構築を目指すと述べ、投資業績は「深い堀であり、適切に構築すれば維持可能な堀となる」と説明した。

フリードマン氏はこの目標を達成するためなら、UBSの全ての部署に勤務する900人のアナリストのほか、資産家の知恵、さらには競合他社の助言にさえ耳を傾ける。同社の運用資産は2007年末以降、28%減少しており、同氏は成果を挙げる必要がある。フリードマン氏の取り組みはこれまでのところ、資産運用関連収入の押し上げには結び付いていないものの、昨年10月の米ジャンク債への投資推奨など的確な助言を続けていけば、欧州債務危機で動揺する顧客の信頼獲得につながると同氏は判断している。

メディオバンカのアナリスト、クリストファー・ウィーラー氏(ロンドン在勤)は、「UBSは単に投資を提供するだけではなく、助言も行うことにより、高額手数料収入を得る能力を拡充しようとしている」と指摘。「全ては人とのつながりや助言の質、銀行の質にかかっている。富裕層向け資産運用会社として必要とされるのはこれらの要素だ」と述べた。

更新日時: 2012/08/21 10:09 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M92TY06JTSEY01.html
UBS脱税支援で内部告発者に1億ドル 米政府報奨金
2012/9/12 6:14

【ニューヨーク=伴百江】米内国歳入庁(IRS)は欧州銀大手UBSの脱税事件の内部告発者に情報提供の報奨金として1億400万ドル(約80億円)を授与すると発表した。UBSは米国の納税者が脱税目的に海外で秘密口座を開設するのを手助けした容疑で米政府から提訴され、09年に7億8000万ドルの制裁金を支払っている。

内部告発者は元UBS従業員のブラッドレイ・バーケンフェルド氏で、09年にIRSの内部告発者報償プログラムを通じて、UBSの脱税ほう助を告発した。

06年に始まったIRSの内部告発者報償制度では、脱税取り締まりで回収した資金の最大30%を報奨金として支払う。バーケンフェルド氏の弁護士によると、今回の報奨金は米国で一個人の内部告発者に支払われた金額では過去最高とみられている。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGN1101K_S2A910C1000000/
UBSに「リスクの気風」持ち込んだのはグルーベル氏−幹部

9月26日(ブルームバーグ):スイスの銀行UBSの世界現物株責任者、フィル・アリソン氏によれば、同行に「リスクの気風」を持ち込んだのは前最高経営責任者(CEO)のオズワルド・グルーベル氏だった。前CEOの下で、リスクテークを奨励するような空気に変わったという。

アリソン氏によれば、グルーベル氏は自己勘定取引を増やし、利益を高めるためにより大きなリスクを取ることを求めた。UBSでは金融危機の中でリスク回避の気風が強まっていたが、グルーベル氏は同行の文化にリスクというものを「再導入」しようとしたという。アリソン氏は、自身もグルーベル氏の意向を同僚に伝えたと付け加えた。

アリソン氏は「銀行がリスクを取らずに利益を出すことはますます難しくなっている。利益を上げるのがわれわれの仕事だ」とした上で、「市場リスクを増やす余地があるという見方に、私もおおむね同意していた」と語った。

未承認の取引でUBSに23億ドルの損失を負わせたとして詐欺と不正会計の罪に問われているクウェク・アドボリ被告の裁判で、25日に証言したもの。グルーベル氏はこの損失が明らかになった後に辞任した。

更新日時: 2012/09/26 15:43 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MAY1776KLVRJ01.html
UBS、1万人削減やリスク資産8.5兆円圧縮で株主還元拡大へ

10月29日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行UBS は最大1万人を削減するとともに、資本集約型業務であるトレーディング事業を縮小する方針を決定した。これは株主への資本還元の拡大に寄与する見通しだ。

UBSは債券事業の大部分でスピンオフ(分離・独立)と縮小を実行し、リスク資産をさらに1000億スイス・フラン(約8兆5200億円)相当圧縮する計画だ。プランが非公開であることを理由に事情に詳しい関係者1人が匿名を条件に明らかにした。事業再編はUBSによる自己資本基準の早期達成にも役立つ見込みだ。

UBSとクレディ・スイス・グループ に資本増強とトレーディング・投資銀行事業の縮小を求める監督当局の圧力を受けて、UBSのセルジオ・エルモッティCEO(52)は、業務の抜本的改革に着手。エルモッティCEOは今年7月、UBSが新たな銀行資本規制「バーゼル3」の基準を達成した段階で、「株主への資本還元策をさまざまな形で実施する」計画を表明した。同行は昨年、5年ぶりに現金配当 を再開し、1株当たり0.10スイス・フランの配当を行った。

JPモルガン・チェースのアナリスト、キアン・アボホセイン氏(ロンドン在勤)は、「UBSは原点に立ち戻ろうとしている。債券事業の大部分を縮小し、事務管理部門のコストを削減する一方、資本を束縛から解放し、ウェルスマネジメント(富裕層向け資産管理)事業に一段と重点を置くなどの策を通じて、同行はクレディ・スイス以外では事実上、最も素早くリストラを実行しようとしている」と指摘する。

現実を直視

UBSが開示している2016年までの目標に基づけば、追加的なリストラによって、投資銀行が保有するリスク資産は350億スイス・フラン、UBS全体でも1400億スイス・フランを共に下回る水準に圧縮される。UBSはバーゼル3の下でリスク資産に対する株主資本の比率を13%とすることを目指している。同行は6月末時点で267億スイス・フラン相当の株主資本を保有しており、リストラが実行された段階で、約182億スイス・フラン相当の株主資本 が必要になる。

メディオバンカのアナリスト、クリストファー・ウィーラー氏(ロンドン在勤)は「週明けに株価が上昇すると予想される。債券事業のマーケットリーダーでないという現実をUBSが直視していると市場は歓迎すると思う」と話す。

UBSの現在の株価は5年前の水準を78%下回り、年初来の上昇率 は9.4%と、ブルームバーグ欧州銀行・金融サービス指数 の15%に届いていない。複数の関係者によれば、UBSは先週ニューヨークで取締役会を開き、事業再編について協議した。UBSの広報担当、セルジュ・シュタイナー氏はコメントを控えている。

SGウォーバーグの原点

関係者によれば、UBSの債券業務の大部分は新たに設立する部門に移管される見通し。時間をかけて保有資産の圧縮を目指すこの部門は、カールステン・ケンジェター氏(45)が投資銀行の共同CEOを退いて統括することが予想される。3人の関係者が先週語ったところでは、投資銀行の再編は、バンク・オブ・アメリカ(BOA)出身のアンドレア・オーセル共同CEO(49)の役割拡大を意味する可能性がある。

メディオバンカのウィーラー氏は「今回の動きは、UBSのビジネスをその前身であるSGウォーバーグの原点に回帰させることになるだろう。しかし、実行に伴うリスクという問題が残る。ケンジェター氏を含めてスタッフを維持できるのか、そのためのコストやこの部門が被る損失がどの程度かという問題だ」と述べた。

更新日時: 2012/10/29 15:53 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCMMAY6KLVRB01.html
UBSがブラジルで銀行免許取得、証券会社買収も承認-関係者

11月12日(ブルームバーグ):スイスの銀行最大手UBS がブラジルで銀行免許を取得した。決定を直接知る関係者が明らかにした。同行は2年以上前から認可取得を目指していた。

同関係者によると、ルセフ大統領の承認は今週中にも官報に掲載される見込み。決定が公表されていないことを理由に匿名で語った。

今回の決定により、UBSはブラジルでの自己勘定取引に加え、レアル建て融資やブラジル市場での資金調達、株式や現地の債券の引き受けが可能になる。

UBSは2009年に傘下のバンコ・パクチュアルを資産家アンドレ・エステベス氏らに25億ドル(現在の為替レートで約2000億円)で売却した後でブラジル部門の設立を決めた。

同関係者によれば、UBSは銀行免許に加えて、ブラジルの証券会社リンク・インベスチメントスの買収についてもブラジル中央銀行から承認を得た。10年4月に買収で合意して以来、承認持ちとなっていた案件だった。

UBS関係者とブラジル政府当局者はいずれもコメントを控えている。 

更新日時: 2012/11/13 08:20 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDEBRP6TTDSF01.html
UBS、英米・スイス当局に課徴金1290億円 LIBOR操作で
2012/12/19 17:51

【ジュネーブ=原克彦】スイスの金融大手UBSは19日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作問題で英米とスイスの当局に約14億スイスフラン(約1290億円)の課徴金を払うと発表した。同問題での課徴金では6月に約4億5千万ドルを払って和解した英バークレイズの3倍以上になる。UBSの10〜12月期の最終損益は20億〜25億スイスフランの赤字になる見通しだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM19071_Z11C12A2000000/
【コラム】「死刑宣告」に値するUBSは米国から出ていけ

12月26日(ブルームバーグ):遠慮した言い方をしても始まらない。銀行業という職業に泥を塗る行為を何年も続けてきたスイスのグローバル銀行UBSは、廃業すべきだ。

UBSに米国での営業を認めてきた監督当局である連邦準備制度理事会(FRB)と証券取引委員会(SEC)、商品先物取引委員会(CFTC)通貨監督庁(OCC)は、同行が先週、譲れない一線を越えたことを認識する必要がある。

UBSは19日、東京のUBS証券を舞台にトレーダーやマネジャーがロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を6年間にわたって不正操作したことを認め、米、英、スイスの関係当局に15億ドル(約1275億円)を支払う行政処分に同意したと発表した。このうち、商品先物取引委員会(CFTC)への7億ドルの支払いはCFTC史上、過去最高額だ。

LIBORは、数兆ドルもの融資の金利決定に日常的に用いられる指標金利だ。LIBORの不正操作で制裁金の支払いに同意したのは、これまでのところ英銀バークレイズとUBSの2行だけだが、他のグローバルバンクも処分対象になることが予想される。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、政府支援機関(GSE)であるファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社) も不正操作の結果、合計30億ドル余りの損失を被った可能性が指摘されている。

UBSの元トレーダー、トム・ヘイズ、ロジャー・ダリン両被告は19日、LIBOR操作の「共謀罪」で米司法省から訴追請求された。ホルダー司法長官は「彼らは銀行の取引相手から数百万ドルをだまし取った。利益を拡大し、ボーナスを増やすことが主な目的だった」と指摘した。

思い切りもうけたな

米検察当局の文書で示されている通り、UBSの行員がどこまで身を落としていたかを知るには、通信記録を見れば済む。あるブローカーは、UBSのデリバティブ(金融派生商品)トレーダーに対し、「このLIBORゲームで思い切りもうけたな、相棒」とささやいていた。

UBSは金融危機で約500億ドルの評価損を計上したことについて、「当時の経営幹部の指導の下で誤った方向に大きくかじを切った。その結果、計り知れない信頼の喪失を招いた」と76ページに及ぶ報告で総括していた。

しかし、UBSと不品行という2つの言葉は、今や再びほぼ同義語となっている。UBSは2009年2月、米国人顧客による脱税をほう助したことを認め、顧客情報を提供し、7億8000万ドルを支払うことで米司法当局と和解。元トレーダーがポジションのリスクを隠し、23億ドルのトレーディング損失発生に関与したアドボリ事件では、英金融サービス機構(FSA)から約4700万ドルの制裁金を科され、ロンドンのトレーダーを信頼し過ぎる監督の甘さを指摘された。UBSは内部の統制が少なからず失われているように見える。

好きなだけ払う

米司法当局に訴追請求されたヘイズ被告は08年9月18日、円建てLIBOR6カ月物の数字をその日変えないでくれとあるブローカーに電話で頼み、「5万ドル、いや10万ドル、好きなだけ払う。私は約束を守る男だ」と述べたという。

ヘイズ被告をめぐっては、ブルームバーグ・ターミナルのチャットで、申告する円建てLIBORの金利を知らせるようダリン被告に迫ったことも分かっている。ヘイズ被告は、円建てLIBOR3カ月物を低めに申告してほしいという要請を繰り返し、ダリン被告は「公正な」0.69%という数字よりも2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低めの数字を最終的に申告したという。

米国の賢明な監督当局は、UBSにもっと断固としたメッセージを送るべきだ。この銀行の米国での営業は終わりだ。われわれはコネティカット州スタムフォードとマンハッタンのオフィスに鍵を掛ける。荷物をまとめて今すぐ出ていけ。UBSにはこう言うのがふさわしい。(ウィリアム・コーハン氏)

(「Money and Power : How Goldman Sachs Came to Rule the World:仮題=カネと権力:ゴールドマンはいかにして世界の支配者になったか」の著者であるウィリアム・コーハン氏は、ブルームバーグ・ビューのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)

更新日時: 2012/12/26 12:33 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MFM88U6K50YF01.html
UBSは退却、クレディSは執着−正反対の賭けに出た2巨人

1月15日(ブルームバーグ):ウォルフスバーグ城は作家のアレクサンドル・デュマや音楽家のフランツ・リストなどを迎えてきた、437年の歴史を誇るスイスの名城だ。この城にスイス最大の銀行UBSのセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は昨年9月、幹部を集め晩餐会を開いた。ダイニングホールの壁には「カルペ・ディエム(その日をつかめ)」の文字。晩餐会の目的は同行の株主リターンを高める計画を練ることだった。ブルームバーグ・マーケッツ誌2月号が報じた。

金融危機中に570億ドル(約5兆800億円)余りの損失を出して以来、UBSは苦しい立場に立たされている。国内同業のクレディ・スイス ・グループも同じだ。スイス議会は2011年に銀行の資本と流動性に関し世界で最も厳格はな規制を承認。このため同国の銀行は証券部門の利益を犠牲に、リスク低減化と資本増強を迫られている。

銀行の守秘権をめぐる見直しも、世界の富裕層資産を引き付けてきたスイスの銀行に、運用事業モデルの転換を余儀なくさせる。また、元従業員のクウェク・アドボリ被告(32)は23億ドルの損失をめぐりその翌週にロンドンで裁判を受けることになっていた。未承認取引による損失として、23億ドルは英史上最大の規模。

ウォルフスバーグ城でのUBS会合の2日前、スイス国立銀行(中央銀行)のヨルダン総裁はチューリヒでの会議で、「スイスの銀行の事業・収益環境は厳しくなっている」とし、「スイスの金融センターへの圧力は強さを増している」と語っていた。

80年ぶりの大改革

このような環境の下で就任1年弱のエルモッティCEO(52)は行動を起こそうとしていた。ボーデン湖を見下ろすウォルフスバーグ城で2日にわたり、同CEOは、アドボリ被告が所属し、金融危機時に過去最悪の損失を出し、債券事業が苦戦している投資銀行 を縮小する計画を説明した。これは数千人の解雇につながり、創業151年のUBSを資産運用という基本に回帰させる大胆な手術だ。

会議から2カ月後、エルモッティCEOはUBS本社でインタビューに応じ、「数字と自行の位置を確認し、7月終わりまでにさまざまな仮定を検討し選択肢を絞り込んだ。数週間の休暇の後戻ってきてみると、事態はむしろ悪化していた」と語った。UBSが1万人を削減し債券トレーディング事業の大半から撤退すると発表した後だった。

安全の象徴として世界から高く評価されていたスイス銀行業界の80年ぶりの大変革は、同国経済にも爪痕を残している。UBSとクレディ・スイスを合わせた資産はスイス国内総生産(GDP)の4倍を上回る。金融業界は1990−2009年のスイスの経済成長のほぼ3分の1を支えてきたが、GDPに占める同業界の割合は低下しつつある。スイス銀行協会によれば、2011年は6.2%と07年の8.7%から低下していた。

引き返すという選択肢はない

スイスの金融市場監督当局であるFINMAの銀行監督責任者、マーク・ブランソン氏は「スイスでの大き過ぎてつぶせない問題は、世界の大半の主要金融センターよりも深刻だ」と指摘。「そのリスクを認識していて、悪条件下で何が起こるかを近年目の当たりにしていれば、システム内にバッファーを求めない方が無責任というものだろう」と語った。

厳格な資本規則に対応しUBSは11年に、投資銀行部門の資産をリスク加重ベースでほぼ半減させると表明した。ウォルフスバーグ城での晩餐会の翌朝、城の敷地内にある近代的なデザインの会議室でU字型テーブルを囲んだUBS幹部らに、引き返すという選択肢はなかった。

一方で、投資銀行事業から完全に撤退することも不可能だった。エルモッティCEOと幹部らは数カ月前に、UBSは富裕層や法人の顧客向けに株式売却などのサービスの提供を続ける必要があるとの結論に達していた。残る決定は、同部門をどの程度縮小させるかだった。10時間にわたる会議が休憩に入るころにUBSのバンカーらは、月末にオーストラリアで開かれる取締役会で提示する案で合意していた。
(上のつづき)

クレディ・スイスが選んだ異なる道

エルモッティCEOはシドニーでの取締役会の反応について、「取締役たちはショックを受けたようだった」と振り返った。取締役会はこの会議で同案を暫定的に承認した。「役員らは恐らくわれわれの案に満足していたが、経営陣がそんな提案をするとは信じられなかったのだろう」と同CEOは述べた。

投資家も満足した。株価 は計画が発表された11月30日の週に18%上昇と週間ベースで3年半ぶりの大幅高になった。株価上昇は、イタリア最大の銀行、ウニクレディトの投資銀行バンカーだったエルモッティCEOとドイツ連邦銀行(中銀)前総裁のアクセル・ウェーバー会長に対する信任票だった。

一方、クレディ・スイスは異なる道を選んだ。UBSのように過去20年にわたって構築してきた事業から撤退するのではなく、クレディ・スイスはゴールドマン ・サックス・グループやJPモルガン・チェースなどのグローバル企業とあらゆるレベルでの競争を続けることを望んだ。

ドゥーガン氏の賭け

1990年からクレディ・スイスに在籍し、07年にトップに上り詰める前の3年間投資銀行を率いた米国人のブレイディ・ドゥーガンCEOは、部門を縮小するのではなくコストを削減し、他行が撤退しつつある証券事業で収入の世界シェアを伸ばせばリターンを高められるとの賭けに出た。

両行とも新規制に対応するため資産をリスク加重ベースで減らし、自己勘定トレーディングから撤退してはいるが、クレディ・スイスの投資銀行部門は最終的に、UBSの2倍の規模になる見込みだ。ドゥーガンCEOは、通常の環境であれば投資銀行は全行の利益 の半分程度を稼ぐはずだと述べた。12年1−9月は39%。UBSでは、07年より前は投資銀行が税引き前利益の約40%を生み出していたが、将来的には20%前後になる見通し。

ドゥーガンCEO(53)は昨年11月のインタビューで、「投資銀行で資本コスト以上の収益を出せるならば、投資家は当行が資本を投資銀行事業に割り当てるのに賛成するはずだ」と話した。「そのように投資家を説得したいが、今のところ納得してくれていない」という。

クレディ・スイスの株価 は昨年0.9%上昇。一方UBSは28%上昇した。

勝敗は投資家が見極める

JPモルガンのロンドン在勤の銀行アナリスト、キアン・アボホセイン氏も納得していない1人だ。コスト削減はクレディ・スイスの収益力を回復させるだろうが、UBSの戦略の方が成功する確率が高いという。

アボホセイン氏は「クレディ・スイスは依然としてクレジット事業に固執しているが、これは極めて変動の激しい事業だ」と話す。「クレディ・スイス経営陣に与えられた時間は限られている。13年中に成果を見せなければならない。株主に適切なリターンを提供するよう求める圧力は厳然としてあり、できない場合はUBSと同じ道を取らなければならないだろう」と同氏は指摘した。

クレディ・スイスとUBSの両方でCEOを務めた経験のあるオズワルド・グルーベル氏は、それぞれ異なる賭けに出た両行が出す結果を、投資家は容易に見極めることができると話す。「両行の戦略が分かれたことは、債券事業を継続するのが得策か、あるいは撤退するのが有利かを見極める絶好の機会を提供する。四半期ごとにこれを判断できる」と同氏は述べた。

更新日時: 2013/01/15 07:00 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MGGNY76KLVRQ01.html
スイスのUBS、ブラジルの証券大手買収を完了
2013年 02月 26日 14:54 JST

[サンパウロ 25日 ロイター] スイスの金融大手UBSによるブラジルの証券大手リンク・インベスチメントスの買収が25日に完了した。ブラジルで、投資銀行、証券業、ウェルスマネジメントの業務を行うことができるようになる。

リンクはUBSコレトラに名称を変更することになり、同社の170人が加わることで、UBSがブラジルで抱える従業員数は310人に増える。

UBSのブラジル市場復帰を率いたLywal Salles氏は、記者団に対し、投資家を引きつけるため、リンクの証券業での強みを生かすと明らかにした。業務拡大のために貸し付けに頼ることをせず、ブラジル事業は成功できるとし、株式やアドバイザリー関連業務に軸足を置いているとコメントしている。

UBSは2009年にブラジルから撤退。事業は投資銀行BTGパクチュアルに25億ドルで売却していた。

UBAの競合の一部は、ブラジルの成長率が3年にわたって潜在成長率を下回っていることや、市場動向、コスト増などに対応するため、ブラジル事業を縮小している。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE91P03220130226
UBS:ロサンゼルスの投資銀行オフィス閉鎖へ-最大20人削減

2月27日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行UBSは、ロサンゼルスのオフィスを閉鎖し、最大20人のバンカーと補助スタッフを削減する。同行は投資銀行の事業再編を進めている。

UBSの広報担当、カリナ・バーン氏は電話取材に対し、一部の行員がサンフランシスコに異動する可能性があり、そこでカリフォルニア州南部の顧客への対応を継続すると述べた。UBSは昨年10月、約1万人を削減し、必要資本の大きいトレーディング事業から撤退する計画を発表した。

バーン氏は、「今回の措置は、当行の戦略実行における次のステップの一環だと考えてもらってよい。つまり、われわれが成功できると考える分野に重点を置くことで、当行の投資銀行モデルを改善するということだ」と述べた。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、資産運用業務に集中し、2015年に株主資本利益率(ROE)を少なくとも15%に引き上げるため、債券トレーディング業務の大半から撤退を進めている。UBSは引き続き、法人顧客向けに投資助言の提供や、債券・株式発行の引き受けを行う。

バーン氏によると、ロサンゼルスのオフィスの閉鎖は15−20人に影響。UBSは同市で一部の債券トレーダーの雇用は維持する方針だという。

更新日時: 2013/02/28 10:52 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MIWMXV6KLVT701.html
UBSに損失負わせたアドボリ被告、有罪判決不服で控訴

3月1日(ブルームバーグ):未承認取引でスイスの銀行UBS に23億ドルの損失を負わせたとして有罪判決を受けた同行の元トレーダー、クウェク・アドボリ被告が英控訴裁判所に禁錮7年の判決の撤回を求めた。

今週公表された裁判所記録によると、昨年11月に2件の詐欺罪で有罪判決を受けたアドボリ被告(32)は、同12月に判決を不服として控訴していた。裁判所は控訴を受け付けるかどうかを判断する。同被告は1審で無罪を主張していた。

更新日時: 2013/03/01 19:59 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MIZ9VF6K50XT01.html
UBS、資産管理事業の「滑り出しは上々」−欧州責任者

4月11日(ブルームバーグ):世界2位のプライベートバンク、スイスのUBS のウェルスマネジメント事業は今年「素晴らしい滑り出し」となった。顧客資金が流入し、市場環境も「友好的だ」と、同事業の欧州責任者、ジェーコブ・スコット氏が述べた。

同氏はスイスのダボスで開いたUBSの顧客アドバイザーらの会議で、「昨年に比べると当行のウェルスマネジメントの資産ベースは700億スイス・フラン(約7兆5000億円)拡大している」と語った、「これが収益力に対して何を意味するかは言うまでもない」と付け加えた。

米州を含まないUBSのウェルスマネジメント事業の運用資産は2012年末の時点で8210億フランと、前年末の7500億フランから増えていた。昨年の資金流出入は263億フランの入超となった。

スコット氏は「市場は友好的だ。これは永久には続かないが、できる間にこれを生かすべきであることは明らかだ」と語った。

更新日時: 2013/04/11 22:15 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-ML3CUA6KLVRR01.html
UBSの将来を楽観、再編の成果は株価に鮮明−会長、CEO

5月2日(ブルームバーグ):スイスの銀行UBSのアクセル・ウェーバー会長とセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、昨年打ち出した事業再編の進展に伴い同行の将来を楽観していると言明した。

ウェーバー会長は2日の株主総会に向けて準備したスピーチで「当行の過去1年を振り返ると、多数の重要分野で大きく前進した」とし、「UBSは今や、多くの同業者に比べ強力で良い位置にある。私は将来について楽観的だ」と語っている。

UBSは昨年、1万人を削減し、投資銀行の債券トレーディング事業の大半から撤退する方針を明らかにした。今週発表した1−3月(第1四半期)決算の内容は市場予想を上回った。

エルモッティCEOは、2012年の業績はUBSが達成した進展を反映していなかったかもしれないが、「株価は業務と戦略の両レベルで当行が成し遂げた成果を鮮明に示している」と指摘した。UBS株は過去1年に46%上昇、年初来では16%上げている。

ウェーバー会長はまた、「報酬、特に経営トップの報酬は大きな責任感を持って当たらなければならない極めて難しい問題だということを認識している」とした上で「新たな報酬モデルで、当行に利害関係を持つ全ての当事者の妥当な期待に沿える健全な妥協点を見つけることができたと私も取締役らも考えている」と述べた。

更新日時: 2013/05/02 18:44 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MM5Z516K50ZG01.html
UBS、シンガポールで金保管サービスを開始−富裕層が関心

7月2日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行、UBSはシンガポールの施設で富裕層の資産運用に関連する顧客のために金地金を保管する事業を開始した。金価格は弱気相場入りしたが、この地域の投資家が関心を示しているためだ。

UBSでシンガポールとマレーシアの富裕層の資産運用担当の地域市場マネジャーを務めるピーター・コック氏によると、貴重品保管施設「シンガポール・フリーポート」でリースされる保管所はシンガポールと香港の顧客が利用できる。同氏によれば、年間ベースの金相場は13年ぶりの下落となる可能性が高まっているが、顧客は引き続き関心を示している。

中国が今年、インドを抜き世界最大の金消費国となる可能性がある中、UBSのほかドイツ銀行や米JPモルガン・チェースもアジアで保管サービスを提供している。

シンガポール政府は昨年、貴金属取引拠点の1つとなることを目指し、投資対象の貴金属売買に課していた7%の税金を撤廃した。コンサルタント会社マッキンゼーによると、日本を除くアジアの富裕層は2016年までに7兆ドル(約700兆円)の新たな富を生み出し、新興国の富裕層が世界で占める割合は約37%と、08年末時点の24%から拡大すると予想されている。

更新日時: 2013/07/03 09:56 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MPC3ZG6KLVRD01.html
スイスのUBS、世界最大のプライベートバンクに返り咲き=調査
2013年 07月 10日 14:32 JST

[チューリヒ 10日 ロイター] - 英ウェルスマネジメントコンサルタント会社スコーピオ・パートナーシップの調査によると、スイスの銀行大手UBSは昨年、顧客資金の流入が拡大したことを受け、米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)を抜き世界最大のプライベートバンクの地位に返り咲いた。

UBSは総資産が9.7%増の1兆7050億ドル。バンカメの伸び率5.9%増を上回った。

全体として、各プライベートバンクは新規マネーがネットで24%拡大。ただ、スコーピオによると、利益は5.3%しか伸びておらず、資金流入が利益拡大につながっていない。これは、プライベートバンクが利益性を高めるためにコスト削減が依然として必要なことを示している。

スコーピオは調査の中で「データの分析が示すのは、多くのオペレーターにとって(運用)モデルに脆弱(ぜいじゃく)な兆候が依然として存在するということだ」と指摘した。

スコーピオの調査で上位5位に入ったのは、このほかに米ウェルズ・ファーゴ、米モルガン・スタンレー、スイスの金融大手クレディ・スイス。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE96904R20130710
UBS、アジアの億万長者の8割人と付き合い−世界では5割

7月30日(ブルームバーグ):投資銀行事業を縮小しウェルスマネジメントに軸足を移す事業転換を進めているスイスの銀行UBSは、アジアの億万長者と10人のうち8人の割合でビジネスをしている。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会議で、「世界の億万長者2人に1人と付き合いがある」と述べた。「アジアではさらに浸透している」と続けた。同行幹部は電話会議後に電子メールで、アジアの富裕層の約80%とビジネスがあるとコメントした。

各国の高債務と脱税取り締まり強化が欧州の事業見通しを曇らせる中で、UBSは新興市場の富裕層に照準を合わせるとともに、投資可能な資産5000万スイス・フラン(約52億8000万円)以上を持つ超富裕層との取引を拡大している。

UBSのこの日の決算発表によると、米州以外のウェルスマネジメント部門の税引き前利益は11%増え5億5700万フラン。資金動向は101億フランの純流入だった。新興市場とアジア太平洋地域がけん引したほか、超富裕層から資金が流入した。米州ウェルスマネジメント部門の資金も27億フランの純流入となり、世界での運用資産は6月末に1兆7000億フラン余りと2年前の1兆4000億フランから増えた。

エルモッティCEOは電話会議で「2011年以降、10四半期の当行の成長は明らかに市場のトレンドを上回っている」とし、「ここ2四半期は新規顧客が増えている」と語った。

更新日時: 2013/07/30 23:04 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MQR4NO6TTDS301.html
UBS、アジアの億万長者の8割人と付き合い−世界では5割

7月30日(ブルームバーグ):投資銀行事業を縮小しウェルスマネジメントに軸足を移す事業転換を進めているスイスの銀行UBSは、アジアの億万長者と10人のうち8人の割合でビジネスをしている。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会議で、「世界の億万長者2人に1人と付き合いがある」と述べた。「アジアではさらに浸透している」と続けた。同行幹部は電話会議後に電子メールで、アジアの富裕層の約80%とビジネスがあるとコメントした。

各国の高債務と脱税取り締まり強化が欧州の事業見通しを曇らせる中で、UBSは新興市場の富裕層に照準を合わせるとともに、投資可能な資産5000万スイス・フラン(約52億8000万円)以上を持つ超富裕層との取引を拡大している。

UBSのこの日の決算発表によると、米州以外のウェルスマネジメント部門の税引き前利益は11%増え5億5700万フラン。資金動向は101億フランの純流入だった。新興市場とアジア太平洋地域がけん引したほか、超富裕層から資金が流入した。米州ウェルスマネジメント部門の資金も27億フランの純流入となり、世界での運用資産は6月末に1兆7000億フラン余りと2年前の1兆4000億フランから増えた。

エルモッティCEOは電話会議で「2011年以降、10四半期の当行の成長は明らかに市場のトレンドを上回っている」とし、「ここ2四半期は新規顧客が増えている」と語った。

更新日時: 2013/07/30 23:04 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MQR4NO6TTDS301.html
UBS、教育資金の贈与専用口座 外資系で初
2013/8/12 22:14

UBS銀行は、子や孫に教育資金を贈与した際に、贈与税が非課税となる税制改正に対応した専用口座の取り扱いを始めた。子や孫1人あたり1500万円を上限とする円定期預金で、管理費用は無料とした。富裕層向け金融サービスを強化して、顧客開拓につなげる。専用口座の取り扱いは、外資系金融機関では初めて。

教育資金の贈与は相続対策として関心を集めており、信託銀行や地方銀行などが関連のサービスを提供している。

http://www.nikkei.com/article/DGXNZO58409630S3A810C1NN7000/
UBSの日本証券子会社に1億ドル制裁金−LIBOR操作で

9月18日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行、UBSの日本の証券子会社であるUBS証券が、円のロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を含む指標金利の不正操作をめぐって米当局と昨年交わした司法取引が18日、米連邦地裁のロバート・シャティニー判事によって承認された。米司法省が発表した。

裁判所への提出資料によると、UBS証券は2012年12月、米コネティカット州ハートフォードの連邦地裁で通信詐欺の1つの訴因で罪を認め、1億ドル(約98億円)の制裁金を支払うことに同意した。

親会社のUBSは昨年12月に米司法省と非訴追協定を交わしたが、その対象に日本のUBS証券は含まれていなかった。米国と英国、スイスの当局がUBSに科した制裁金の総額は約15億ドル。

UBSの広報担当、カリーナ・バーン氏(ニューヨーク在勤)はコメントを控えている。

更新日時: 2013/09/19 07:21 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MTCBGG6JIJUX01.html
UBSが狙う124兆円ロンドン富裕層資産-秘密主義崩壊に対応

1月14日(ブルームバーグ):スイス最大の銀行UBSは、英国の顧客資産が今年拡大すると見込んでいる。ウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)に携わるスイスのライバル行は自国での解約を埋め合わせるため、1兆2000億ドル(約124兆円)の規模を誇るロンドンのプライベートウェルス(個人資産)市場参入を目指している。

ウェルスマネジメント世界最大手であるUBSの英国プライベートバンク責任者、ジェイミー・ブロデリック氏は電話インタビューで、英国の顧客資産額が、新規資金の純流入分を含めて今年40億ポンド(約6790億円)増えるとの見通しを示した。同氏によれば、英国部門の資産額は昨年1−9月に15%増加し、310億ポンドに達した。

スイスが約2兆2000億ドル相当の資産を擁する世界最大の国際ウェルスマネジメント・センターの地位を確立した背景には、銀行が顧客の秘密を守る伝統があった。しかし、世界的な租税回避の取り締まり強化の動きには逆らえず、顧客の秘密を保護する法律を骨抜きにする方向に政府が動いた。このため、欧州の顧客はチューリヒやジュネーブから資金を引き揚げ、スイスの銀行は海外のウェルスマネジメント事業拡大に目を向けざるを得なくなった。

メディオバンカのアナリスト、アレビゾス・アレビザコス氏(ロンドン在勤)は「スイスにおける未申告のマネーをめぐる課税の状況は明らかだ。その一方で、国際センターとしてのロンドンの魅力がウェルスマネジメント業務を行うスイスの銀行を引き寄せている」と指摘する。

エドモン・ドゥ・ロスチャイルド・グループは昨年11月、富裕層の個人や企業家をロンドンのプライベートクライアント部門に引き付ける狙いからバンカーの採用に踏み切ったと発表。一方、ジュリアス・ベア・グループは昨年、バンク・オブ・アメリカ(BOA)との2012年の合意に基づき、メリルリンチ・ロンドンの金融アドバイザーの統合に着手し、クレディ・スイス・グループもモルガン・スタンレー傘下の英国のプライベートバンクを吸収した。

更新日時: 2014/01/14 12:00 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MZDBSV6K50YH01.html
UBS取締役会、投資銀維持する経営陣の判断支持−会長

1月22日(ブルームバーグ):スイスの銀行UBSの取締役会は、ウェルスマネジメント事業の超富裕層顧客が必要とするサービスを提供するため投資銀行部門を保持するとの経営陣の判断を支持していると、アクセル・ウェーバー会長が述べた。

同会長は世界経済フォーラム(WEF)年次総会が開かれているスイスのダボスでインタビューに応じ、「顧客中心の投資銀行業務に対する需要は明らかにある。取締役会はこれを完全に理解している」とし、「これに関して経営陣と取締役会の間に意見の相違はない」と語った。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は先週、投資銀行事業のスピンオフを検討していないと述べ、メディオバンカのリポートの内容を否定していた。

更新日時: 2014/01/22 19:37 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MZSR9X6S973301.html
UBS、中国金融先物取引業者の95%取得へ
2014年 02月 17日 19:23 JST

[香港 17日 ロイター] - スイスの銀行大手UBSは、中国証券子会社が先物取引業者の上海普民期貨経紀の株式95.42%を9000万元(1480万ドル)で取得することで合意したと発表した。

中国は滬深300指数.CSI300先物の取引を2010年4月に開始。それまでにも商品(コモディティー)先物は存在していたが、金融先物は滬深300指数先物が初となった。ただ、中国の先物取引業者に対する外資企業からの投資はこれまで、規制の影響で限定的だった。

UBSによると、中国の金融先物の出来高は2013年に141兆元となった。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA1G06T20140217
UBS、日本で超富裕層向けチーム 金融資産50億円以上
2014/3/30 23:45

スイスの金融大手UBSは日本で超富裕層向けチームをつくった。保有する金融資産が50億円以上の人を対象に資産運用の提案や、各種のサービスを手掛ける。超富裕層はウルトラハイネットワースと呼ばれ、日本に2000世帯程度とされる。富裕層金融のなかでも高い成長を遂げる分野に的を絞って営業を展開する。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC2700C_X20C14A3NN7000/

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