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落語Q&A ぶっちゃけ落語入門コミュの落語家さんが踊りを?

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こんにちは。
先日二ツ目さんとお話しする機会があったのですが、踊りも練習されているとの事。
落語家さんは座っているところしか見た事がないのですが、踊る事もあるのですか?
それとも、所作の参考にするのでしょうか?

初歩的な質問ですみませんが、ご教授いただければと思います。

コメント(9)

KAZZさん

ありがとうございます。
落語家さんと日舞が結びつかなくて・・
高座に上がっているときに、日舞の所作が見えたりしたら素敵ですね。
よく見てみようと思います。
私も詳しいことはわからないのですが…
踊りが得意な落語家さんは、
高座の後に踊りを披露されるかたもいらっしゃいます。
縁起かつぎに「かっぽれ」という踊りを落語家さんが踊るのを
よく目にします。

落語家さんは、女役もやりますから、その所作なんかを
踊りを通して学んでいるのではないでしょうか?
日舞では、女らしい所作や動きがわかりやすそうですし…
>ちょうかんさん
「かっぽれ」は見た事があります。それは寄席の席ではなかったのですが・・
高座のあとにしたりするんですね。
一種のファンサービスでしょうか?
面白いですね。
落語家が踊りや小唄や曲芸をやるのは、単に芸風を広げるだけでなくやはり意味があります。
寄席の興行を通して観たことはありますか? 寄席というのは前座から始まってトリまでがひとつの流れをもった、いわばフレンチのフルコースみたいなもんです。なので前座には前座の、トリにはトリの役割ってものがあって、それぞれがその役割を果たすことでお客さんを飽きさせずに楽しんでもらうことが大切なんです。
基本的な流れでいうと、まず前座、二つ目、三つ目と続き、中入りという途中の休憩の前にシバリといわれる人がきて、中入り後のモタレ、そして最後のトリへと続きます。長い寄席の中では、噺家がどんなに面白い話をしていても、どうしても客席がダレてしまいがちになるので、休憩の前にトリに匹敵する噺家がしっかりとお客さんを引きつけて帰さないようにし、そして気分転換がてら最後の大一番の前にモタレが目先の変わった興行をします。ココに問題の踊りや鳴り物なんかが出てきて、トリの噺の引き立て役となるのです。
こんなことも気にしてみながら、今度寄席を見てくださいネ。
雀村さん、詳しいですね!
なるほど、よくわかりました。

僕も何度か見たことがあります
ひとつは、正月の初席といわれる、一日いると噺家さんを100人以上見れる、でも噺はほとんど聞けない、あわただしい寄席の中で、漫談ではなく踊りをやられるかた。
あとは、林家正雀さんがよくやられる怪談話のあとに、舞台をぱっと明るく終わらせるために最後におどる、というパターン(これは歌舞伎でも時折ありますね)
変わったところでは、円窓さんの『ほうじの茶』だったかしら、そういう演目で、次々と噺家さんがでてきて、いろんなことをやる中で、踊りをみたこともあります。

でも、雀村さんの説明を読んで、ひとつの流れの中での踊りの存在、ってことにちょっと目から鱗、僕も寄席で今度、じっくり確かめてみます
>雀村さん、えいぜとさん
面白いですね!
踊り一つにしても背景があると思うと、見たときの受け止め方が違いますよね。
私は寄席での踊りを見たことがないのですが、ぜひ見てみたいと思います!
ありがとうございます!
 日本の芸能はどれも文化的つながりがあり、その文化を色濃く受け継いでいた時代の人たちを演じなければならないので、長唄や都都逸、踊りの一つや二つは当たり前のように出来るのは落語家としては最低のたしなみだと思います。落語には芝居話もあるし、普段の芸の引出しが多い人の落語には説得力があります。
30年ほど前の寄席で見た雷門助六師匠の人形振りやカッポレは絶品でしたよ。たしか小話の後、それではと、座布団を格好良く払い、いかつい顔に似合わない繊細な手振り足振りで踊られました。もちろん愉快な所作で笑わせ、見事な所作で拍手をもらい。客も本人も大満足でした。

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