Net:a_pediaコミュのＺＯ９０５i

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『ＺＯ９０５i』炊飯ジャーや電気ポットで知られる家電メーカーZOSHIRUSHI(ゾウシルシ)社がケータイ業界に新規参入を表明。｢ＺＯ９０５i｣はその新モデルとして開発された次世代型のケータイ電話。

ZOSHIRUSHI社は一般家庭用家電メーカーとして幅広いシェアを獲得したものの、2001年3月の決算で赤字。その後5年連続で対前年比割れの経営状態であった。ここ数年は生産ラインを海外に置く家電メーカー、タイソン社などの進出により苦戦を強いられていた。ZOSHIRUSHI社、CEOである鬼切譲(オニギリジョー)氏は日経タイムズ紙の取材でその経営状態に関して、一言で言うなら｢ばりやばか状態｣とコメントしている。

2007年3月、経営再建を掲げたZOSHIRUSHI社はケータイ業界に新規参入することを意思決定した。｢ＺＯ９０５i｣はその先駆けとして発売したニューモデル。従来のケータイには無かった新機能を搭載した、第13世代としてザ・虎舞竜の高橋氏もロード越えか、と注目している。とかいないとか。

他社では絶対真似できないZOSHIRUSHI社ならではのノウハウを最大限に活かした『着うた』ならぬ『着めし』という珍機能を搭載。これは着信時に「炊きたてのごはんの香り」がするという、まさに五感に訴えかける脅威の機能。開発責任者、飯田(いいだ)氏は「たぶん売れねーよ。笑」とその自信の程を伺わせた。また、マナーモードでは「冷めしの香り」とその配慮も忘れない。
現在では「ニラのたまごとじ」が『着めし』ダウンロード数１位。同社では今後様々な『着めし』の配信を検討。

利用者からは「会議中に香りだして困った」「子供が口にする」「くさい」などのクレームも挙がっているが、その一方で「この匂いでめし２杯はいける」といった苦学生を中心とした層からの人気もあるようだ。
このクレームを受け、「最悪、回収もあり得る」と経営首脳陣は早くも消極的なコメントを残している。さらなる経営圧迫の大きな火種となりそうな今プロジェクト。今後の動きから目が離せない。

関連項目
・象印良品北別府店(取り扱い店)