リケメンコミュの◆リケメン宣言◆

最近、ちまたには『理系男子萌え』とか『理系メガネ』といった言葉が溢れています。私は以前からこの現象に違和感を抱き、同時に心を痛めてきました。

違うだろ、と。

我々、理系は『萌え』や『メガネ』や『白衣』といった安い言葉で消費されるために存在しているわけではない。
良い所しか見ないなどナンセンス極まりないし、外見の好きな特徴だけで語るなど論外。そんなオママゴトには付き合っていられない。

全部が全部とは言わないが、『私、理系が好きなんだ。』という言葉には『そんな理系好きな私が好き。』という思考が垣間見られることが多い。なんなんだ、その上目線は。やめてくれ、反吐が出る。何様のつもりだ。
彼ら彼女らは、自分達にとって都合の良い理系像をつくりだし、そこから先の現実の理系の内面に踏み込もうとはしない。

これでは、柵に入れられた珍獣ではないか。

我々、理系は血の通った人間である。
当然、良い所もあれば、悪い所もある。
美しい所も醜い所も含めて、内面の曝け出しあいがしたい。

理系としての宿命を背負って生まれてしまった以上、『リケメン』というカルマと付き合っていかなくはならない。それは決して綺麗ごとではない。

そこで、１人でも多くの方に理系の現実を知っていただくために、このコミュを立ち上げました。

さて、ここで『リケメン』という名前についてです。

個人的にですが、普段から私は『イケメン』という言葉を使わないように心がけています。嫉妬も半分くらいあるかもしれませんが、それ以上に『イケメン』という言葉は非常に曖昧かつ流行に根ざした言葉だからです。この言葉を多用すると、それだけで人を表現するボキャブラリーが減ります。それはあまりにも勿体ない。

一方で、『リケメン』という言葉を多用しても、理系を表すボキャブラリーは減りません。何故なら、『リケメン』とは『理系の人』のみを表す言葉だからです。理系という事実には曖昧さがない。

さて突然ですが、ここで断言させていただきます。『ナウい』という言葉が消えたように、20年後に『イケメン』という言葉は存在しません。つまり、『イケメン』の派生語である『リケメン』もいずれ消える安い言葉なのです。
安い言葉であることは分かっている。だが、安い言葉というのは、同時に非常にキャチーで鮮烈な印象を残しやすい。20年といわず、10年。それだけあれば、『リケメン』という言葉を、『理系』という現実を社会に浸透させるのには十分だ。

世間の方には、『リケメン』というキャチーな言葉をきっかけに、深遠なる理系の現実に触れていただけたらと思います。

そんな思いをこめて『リケメン』という名前をあえてつけさせていただきました。

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我々、理系は今まで我慢し過ぎた。
我々は安易に消費されたりはしない。

これは理系の理系による理系のための聖戦である!!!!!!!!!!

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