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山&花コミュのNo.8 デジカメ講 構図のお話し

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デジカメで草花を撮ろう/講座もどき

デジタルカメラ撮影講座もどき No.8
**** デジタルカメラ基礎知識編 ****
No.8 構図のお話し

黄金比率をご存知ですか。
古来より、最も美しいと感じさせられる分割比率のことです。
ミロのビィーナスのお臍から上部と下部の比率や、エジプトのクフ王の
ピラミッド、またギリシャのパルテノン神殿、日本では竜安寺の石庭の
石の配置などに黄金比率を見つけることができるそうです。
この黄金比率は、1:X = X : (1-X) で表され、これを変形すると
2次方程式 X^2 - X - 1 = 0 となります。
Xの解を求めると X = 1.6180339887.... これが黄金比率です。
この数値の逆数 0.61803....を言う事もありますが、比なので
同じ意味となります。
この黄金比率を構図に取り入れることによって、美しいバランスの
取れた写真にすることができるのです。
具体的には、黄金比率をざっくり丸めて、今回は判りやすい逆数の
2/3=0.667≒0.618 で考えることにします。
すなわち、縦、横それぞれを3分割する線を引きます。
引いた線の交差する4つ点が、画面上のバランスの取れた黄金比率の
場所となるのです。
そこで被写体の主体を、この点付近に配置するように構図を決めれば
良いことになるのです。
この方法は、構図を考える時の基本のひとつであり、勿論絶対的では
ありません。
構図に迷うようなことがあったら、思い出して実践してみてください。

まとめ
 ・画面を縦、横それぞれ3分割する線の交点に被写体を配置してみる。

補足
 紙のサイズ(A3,A4など)も縦、横、黄金比率に近い比率で
 作られています。
 しかし、実際は、実用上便利な、白銀比とよばれる比率が
 用いられています。
 A3の紙を丁度半分に切るとA4となり、やっぱり縦、横の比が同じと
 なる比率なのです。 白銀比 = 1.414...√2です。
 (A3:297×420mm  A4:210×297mm)
 名刺サイズ(91×55mm)は、1.65で黄金比率に近いですね。

コメント(6)

私の持っているお手軽デジカメには画面に3分割線を入れることが出来るので何時もそれを使っています。
 構図を決めるのに便利ですね。
 私はデジカメをほとんど使いきれていないので、構図以前の問題なのですが、鉛筆画を描いたりするので写真を大まかに撮ってトリミングするときにあれこれ悩みます。

 UPする写真もほとんど切り刻むのですが、癖になってしまって現地であまり気を使わなくなってしまう弊害がでてしまいそうです(汗)
chibichannさん
やっぱり、黄金比率ご存知でしたね。
画面に3分割線を表示できるカメラ便利ですね。
水平合わせにも利用することができるし。
あとは、被写体の方向性も考慮して4つのどの点に配置すれば
効果的か選択すれば良い訳ですから、これも実践済みですね。

おささん
鉛筆画の題材収集の場合は、広く写すのも良いアイデアだと
思います。
しかし写真の場合は、フレーミングで決めるのが原則ですね。
折角の解像度で撮られても、トリミングしては劣化してしまいますからね。
撮影時に決めるのは、なかなか難しいですが頑張ってみてください。
トリミングは、最後の手段ですよ。
masa_araさん、いつもありがとうございます。黄金比、雑誌などで見たり、話に聞いたりはしていましたが、このお話の結論部分だけでした。この講座で良く分かりました。あ、活かせるかどうかは別問題として、です。
こぐまクラブさん
こちらこそ、ありがとうございます。
黄金比率は、数学的にも面白い数なんですよね。
イタリアの数学者フィボナッチの加算数列。
この黄金比率にとらわれ過ぎても硬い写真になってしまうかも
しれませんので、基本のひとつ位のつもりで良いのでは
ないかと思います。

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