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野尻抱影コミュの知ったキッカケ・思いのタケ

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管理人のstyloです。
このコミュもウレシイことに参加者がだんだん増えて来まして、ここいらで普通のコミュ並みにしようと、こんなトピックを作ってみました。どうぞご自由に語ってしまってください。

僕はというと……これがよく覚えていないのです。気が付いたら知っていたという感じ。おそらく、ですが、中学〜高校ぐらいの時に松岡正剛経由で名前を知ったように思います。それまでは富田弘一郎なんかをよく読んでました。
最初に買った本は、古本屋で『星座神話』(研究社)。欲しいのは『星と東方美術』(恒星社)なんですけど、神田でたまに出ても2万円くらいするんで買えません。どこかで安く売ってないでしょうか……。

コメント(34)

こんばんは。
僕が野尻抱影をという人をちゃんと知ったのは、『星の文人・野尻抱影』を見に行った時でした。その時はなんてロマンチックな人がいたものだと、感心してました。
それからちょっと気になって、インターネットなどで調べていくうちに、「あ、この『星と伝説』っていう本読んだことある!」と、懐かしい思いに浸りました。
『星と伝説』は小さい頃、僕がやっとひらがなが読めるようになった頃に親に買ってもらった本でした。当時「つくば85」を見に行った僕は俄然宇宙に興味をもち、この本を買ってもらった記憶があります。
それから何回も読んだのに最近まですっかり忘れていました…
初めまして
家のトイレの常設本に「星と伝説」があります。昔から星ファンです。野尻抱影氏をもっと知りたくなりました。
>>rakuさん
『星と伝説』が、やっぱりベストセラーでしょうか。小さい頃に出会えたのは幸せですね。僕は抱影を知ったのが遅かったので、せめて自分のコドモには早い時期に読ませてやりたいです。

>>四重星さん
トイレと抱影ですか!いいですね。やはり満天の星を想いながらだとお通じのほうもよろしく……いや、下品ですみません。
僕も四重星さんに倣ってトイレに抱影コーナーを設けます!
はじめまして。
私もstyloさんと同じで、いつの間にか知ってて、
プラネタリウムを見に行ったときに、
売店コーナーに売ってたのを見て、
チラ見して惹かれた「新星座巡礼」を買ってしまいました。
私は中公文庫のしか持ってないですけど、
ハードカバーのがあれば欲しいな。

もうそろそろオリオン座の時期ですよね。
オリオン座昇ってくると、ドキドキしてしまいます。
>>さいさいさん
はじめまして!

オリオン座といえば、
えーと、どの本だったかなあ。誰かが抱影に、生まれた息子に名前をつけて下さいって言って、抱影は「オリオン座の美しい季節に生まれたから、おりお君!」と名付けたって話(笑
ほんとにいるんでしょうねえ「おりお君」。
僕も12月生というのもあるし、オリオンは大好きです
四重星もオリオン大星雲のトラペジウムから頂きました

当然僕は自分で付けましたけどね(笑)
はじめまして!
私は、2年ほど前に、中公BIBLIOの「星三百六十五夜 冬」を
本屋でみかけて、はじめて野尻先生のことを知りました。
新参者です。

星座が好きだったことと、装丁も気に入って買いました。
野尻先生の、星や自然、ひとに対する深い愛情が伝わってくる、
とても素晴らしい随筆でした。

それから、春、夏、秋と、夢中で読んでしまいました。
本当に美しい文章だと思います。
偶然、本屋さんで見かけて、本当によかった。
>>四重星さん
残念ながら、東京の空では小三つ星までは見えません。子供の頃、星を見に未明の海に出たことがあって、満天の星に銀河も見えて、もちろん小三つ星もクッキリ見える。あのときは背筋がゾクッときました。

>>ゆずこさん
はじめまして!
「星三百六十五夜」は恒星社厚生閣の版で持ってます。中公の装丁もかわいいけど。恒星社も変わった装丁でいいですよ。たぶんまだ普通の本屋で手に入るんじゃないかなあ。
はじめまして。おじゃまします☆

私が最初に出会ったのも、子どもの時に買ってもらった『星と伝説』です。
当時はそんなに意識していませんでしたが‥(苦笑)。

大人になって何冊か星の解説本を読みましたが、野尻先生の文章が
一番美しいと思いました。

今は寝床の脇に恒星社厚生閣版『星三百六十五夜』を置いています☆
>> 月子さん
はじめまして。
日記も読んでもらってどうもです。

文庫は持ってないんで分からないんですけど、恒星社のほうには抱影が猫と戯れてる写真が載ってて、あれがなかなか良いです。
中公文庫では、いま本棚見たら『日本の星』と『新星座巡礼』だけはありました。これ装丁が綺麗なのと、松岡・石田の解説があるのがいいですね。

ああ『星三百六十五夜』、いま読み返してたら、上の「おりお君」のことはこの本に出てましたね。3月3日の頁です。「予定の生み月に南中するオリオンから、男なら織雄、女なら織代と名づけてあげた。織代ちゃんが生まれた」
すんません、けっきょく「おりお君」じゃなくて「織代ちゃん」でした、訂正!
>> 春菜さん

はじめまして。
新年初コメント、ありがとうございます。

うーんなるほど。
春菜さんは僕と同年代のようですが、僕が子供のころ、みんな少年ジャンプを読んでいた。すっかり忘れていたけど、僕が大学で天文学なんかをやっていたのも、少年時代に読んだ漫画が強く影響していたのかも知れません。
北斗の拳も北斗ですし。

西洋一辺倒だった僕の頭を東洋に戻してくれたのは抱影。ほんとに、僕も心から礼を言いたいです
はじめまして♪

昔から星やギリシャ神話などに興味があり、学生時代、図書館で
何気なく手に取った、『星空のロマンス』に感動して、棚にある
だけの抱影氏の本を借りたのがきっかけです。

…と、その時は思っていました。

が、読み進めるにつれ、「あれ、この話どこかで聞いた?」
との思いが強くなり、子供時代の本箱を漁ってみれば案の定、
多くの皆さまと同じく、『星と伝説』が出て参りました!(笑)

『星三百六十五夜』は、私も恒星社のを持っていますけど、
文庫が出たのをきっかけに、周りに薦めやすくなったのが
嬉しいですね。あれをきっかけに手に取ったという友人
(「ふーん、これがたむが前から騒いでるやつね。
装丁も綺麗だし、文庫なら1冊買ってみてもいいか〜?」)
も少なからずおりましたし♪
> たむさん

はじめまして。
日記も拝見しましたが、苦労されて参加コミュを選んでいらっしゃるその中に抱影コミュも加えていただいて……ありがたいことですが、サボリ管理人なもんでお恥ずかしい限りで。

抱影の啓蒙活動、おつかれさまです(笑
文庫は自分のためにもありがたいです。家でじっくり読む時間がなくても、文庫ならちょっと電車に乗るときなんか、さっとポケットに入れて行けますものね。
初めまして。
大学時代、プラネタリウムの解説員になることが夢でした。
なりかたがわからなくて、気づいたら、サラリーマンです。

実は、草下英明先生のところに、学生時代出入りしておりまして、
そうした経由で野尻抱影先生のことを知りました。
星を見ることが大好きでしたが、天文台につとめる、
という方向ではなく、プラネタリウムという方向に
気持ちが向いたのも、草下先生や野尻先生の影響だと思います。
(いや、ただ根が文系なだけかも)

稲垣足穂の本もずいぶん読みました。(エロ系のも)

うちにいま現在あるのは、ちくま文庫の「星座のはなし」です。
> なつおりさん

初めまして。
> 草下英明先生のところに、学生時代出入りしておりまして
へえ!
ということは抱影先生の孫弟子ということですか。
すばらしい。

僕は生まれがド田舎で、
たまたまあったプラネタリウムが数少ない娯楽。
だから父に連れられてよく行きました。
もちろんナマの満点星がいいんですが、
人工星のプラネタリウムもまた良いです。
タルホ的で。

足穂、エロいですか。
でもあれは観念ですもんね。
お尻の本なんかはちょっと描写があるかな。
> ひろみっくす☆さん

はじめまして。
たいして情報も持っていない管理人ですが、
どうぞよろしくお願い致します。

> 『星の神話・伝説集成』
この本、2000年に重版してたんですね……
本屋でみかけないので品切かと思ってました。
良い本です。
はじめまして。
1977年に雑誌「遊」で「野尻抱影 稲垣足穂 追悼号」で初めて知りました。その後、「随筆集 鶴の舞」や「三つ星のころ」「山・星・雲」と読むようになりました。自分は山登りが趣味なので、特に山と星にまつわるエッセイに惹かれます。今年になって、一日一話「星三百六十五日」を再読しています。そんな矢先、このコミュを見つけました。よろしくお願いします。
> 鴨葱堂さん

はじめまして。どうぞよろしくお願い致します。

ご紹介の三冊、じつは未読です……。
『山・星・雲』に至っては、
別トピのビブリオからも欠落しておりました。
さっそく追加します。
> 鴨葱堂さん

お名前でもしやと思ったのですが
鴨沢祐仁様ご本人ですか!
こここ光栄です。ご参加ありがとうございます。

『クシー君』今も愛読しておりまして、
まだ字の読めない娘にもパラパラと捲らせております。

コミュは管理人が怠けておりますが、
どうぞよろしくお願い致します。
>styloさん
「クシー君の発明」の読者がいらっしゃるとは感激です♪
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします☆
cafedropsさん、はじめまして。

ホラリー占星術というのは初めて知りました。
興味深いです。

僕は大学ではルネサンス思想をやってまして、
そのときよく参考にしたのが、
荒木俊馬の『西洋占星術』(恒星社厚生閣)です。

占星術を勉強されてるんですから、ご存知かもしれませんが……
荒木先生の他の著書も大変面白いです。
どれも古い本ですので入手困難かもしれませんが、
ご興味ありましたら、ぜひ探してみて下さい。
cafedropsさん

あ、学者様でいらっしゃいましたか、失礼しました。
でしたらもっと専門的な本をお読みでしょうね。
荒木『西洋占星術』は良い本ですが、
あくまで参考図書ということで。

コミュ面白そうですね、さっそく参加させて頂きました。

フィチーノは、
日本語と英語で読めるものにしか手を出してません……
ちなみに卒論は占星術ではなくて、アルベルティでした。
いや、卒論なんて呼べるしろものではなくて、
もうめちゃくちゃお粗末でしたけども……。
cafedropsさん

やや、『恋の形而上学』は品切れですか。
これ授業で読んだので持ってます。
『ピレボス注解』のほうは、まだ手に入るみたいですね。
http://www.kokubunsha.co.jp/archives/ISBN4-7720-0388-6.html

野尻抱影の仕事も、
ただ星の名の発掘・紹介にとどまらず、
それをもって、いわば夜空を読み直した、
という点で、これもルネサンスであると言えそうです。
朝日新聞に2005年4月から一年間連載された故小池民男氏のコラム『時の墓銘碑(エピタフ)』
に野尻さんのことが載っていたので、以下に転載させていただきます。

(ミクシイの俳諧師、という人が書き込んでくれたものを、そのまま載せさせて頂きました。皆さんにも読んで欲しかったので)


< 冥王星は氷の球らしい。発見されてから75年、いまもって謎が多い。あまりに遠くて小さく、軌道も常軌を逸している。そもそもあれは惑星とは言えないとの見方も近年有力だ。
 原語のプルートは死者の国の神である。プルート率いる「衛星」の名はカロン、つまり死者を冥界に導く渡守だ。「謎の惑星」にふさわしい命名といえようか。
 日本語の「冥王星」は野尻抱影(1885〜1977)が名づけ親とされる。
 本業は英文学だが、天体をめぐる数々の著作で知られる。彼によって星空へ導かれた人は数知れぬだろう。
 「星座巡礼第一番の札所は正にここでなければならない」
 冬空のオリオンを一番札所に指定した(『新星座巡礼』中公文庫)。始まりは旧制中学時代、入院中の病室から眺めた「縦に並んでいる三つ星」オリオンそして天狼星シリウスだ。11月末だったそうだ。誕生日が11月15日で命日が10月30日とオリオンの季節に縁が深い。
 「何も知らずに産声を挙げた夜にも、あの雄麗な宝玉の図は屋根の上の空に描かれていた。そして、やがて柩に釘の響く夜の空にも、あれそっくりの天図は燦爛と輝いている」。その後何百年、何千年も。
 「死後もつづく永遠」に、恐怖ではなく「悠久な喜び」を抱くことができたのは、彼の幸福だ。そして、こう記した。
 「三つ星よ、シリウスよ、讃えられてあれ!」
 戦時中には異様な感情に襲われたこともあった。「いちばん親しいオリオンとその周辺の星が、幾度も敵機の大編隊を真似たり、焼夷弾の火の海に加わったりして私を脅かした」。憎しみの目で星空をにらみあげたこともあった。しかし、戦争が終わると、その感情は消えた。
 野尻を「星の教師」として敬愛していた俳人の山口誓子は、スバル(昴)を愛していた。
 <昴星楼閣のごとしぐれけり>
 肉眼で見たままの昴を詠った句だ。「霧をふいた蛍籠」と野尻に形容されたスバルを、そのようなスバルを愛する、と書きとめた(『山口誓子全集 第九巻』明治書院)。
 博覧強記で古今東西の文献からの引用の豊穣さはもちろんだが、俳人が感服する簡潔、的確な描写も野尻の魅力だ。ライフワークといえる星の和名収集をはじめ「民族天文学」への貢献も忘れてはならないだろう。
 星空の詩人、学者、そして巡礼者であった。
 冥王星に向けた探査機打ち上げの準備が米国で進められている。順調にいけば、野尻生誕130年にあたる2015年ごろ冥王星に接近、多くの謎が解明されることだろう。
 ただし野尻の遺言は「ぼくの骨はオリオン座にばらまいてほしい」だったそうだ(「新星座巡礼」解説)
 人類がオリオンに達する日がやがて来るのかどうか。晩秋の夜空に輝く三つ星を眺めながら思いは巡る。 >

  ――(2005年11月14日付け朝日新聞朝刊、小池民男「時の墓銘碑(エピタフ)」より転載)
初めまして。
野尻抱影さんのコミュがあり、感動して参加させていただきました。

小学校時代、「星と神話伝説」は愛読書ですりきれるくらい読みました。

>星空の詩人、学者、そして巡礼者であった。

まさにその通りだと思います。

自分の中のかなり中核になる部分を形作ってくれた恩人のような存在です。

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