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地球温暖化の危機から人類を救うコミュの☞南太平洋のツバル

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海面上昇による浸水や海岸浸食が年を追って深刻化する南太平洋のツバル。

首都フナフティでは、住民の多くが海外移住を考え始めている。

特に若い世代は、地球温暖化による「国の消滅」を、起こりうる現実として受け止めている。


赤道のすぐ南に位置しているのがツバルです。

サンゴ礁からできたいわゆる環礁国で、ツバルを構成する9つの島の総面積は26k?ととても小さいですが、領海は約130万k?にもなります。

総人口は約1万人。

ツバルの人々は魚を獲ったり、タロイモなどを栽培して自給自足の生活を行ってきました。

しかし最近は、輸入品への依存傾向が強くなるなど、海面上昇の影響などによってそうした生活に変化が生じてきており、これが国民の健康状態にも影響を及ぼしてきています。

ツバルの人々はとても明るいです。

町からはいつも笑い声が聞こえています。

誤解を生むかもしれませんが、経済的に豊かでないかもしれないけれど、彼らは様々な面で豊かであると感じました。

生活は、自給自足が根強く残っており、分かち合いと助け合いの精神がとても強いように思われます。

とても気持ちのいいところです。

今年2月の大潮では、海面上昇による被害が突如拡大しました。

海面が高くなってくると、地中から海水が噴出し住宅地まで浸入してくるようになったのです。

こうした現象は今年が初めてだったといいます。


■被害■

■井戸

「10年ほど前は、この井戸の水は飲料水として使っていた。だけど、それからはだんだんと満潮時になると、水が淡水から塩水に変わるようになった。
今ではもう、豚小屋を流したり、トイレの水にしか使ってないよ。
これは海面上昇が起こっているということなんだろう。
今は水資源は雨に完全に頼っているけど、雨が降らないときは足りなくなることもよくある。
そんなときは給水車に来てもらって、タンクに水を入れてもらうんだ。」


■農作物

「ここ7年くらいの間に、タロイモが育たなくなってきた。
特に2月の大潮のときは海水が入ってきてしまうから、ほとんどのタロイモなんかが枯れてしまうんだ。
中には、生き続けるものもあるけど、形も小さいし、収穫も減ってしまったよ。
労力と時間の無駄になってしまうから、もうここでは育てる人がほとんどいないね。」


■食生活の変化

スーパーにタロイモやキャッサバなどが並ぶようになってきました。伝統的な食生活にも変化が生じています。

「前はタロイモが主食だったけど、今では米や小麦に変わってきている。
魚もあまりとれなくなってきたから、今では、缶詰とか肉なんかに代わってきたね。
油をたくさん含んだものを多く食べるようになっている。
フナフチでは、糖尿病や高血圧の人も増えてきたと聞いているけど、それが原因だろう。」

海面上昇は多くの悪影響をもたらします。島の人々の生活に大きな影響を与えていることは間違いないようです。


【魚がとれなくなってきた】

7年前は年間50トンくらいの水揚げがあったそうです。しかし、1997にはその半分になり、その後少しずつ漁獲高は減ってきているそうです。

たまたま居合わせた日本人の釣り観光客の話によると、ツバルのサンゴ礁は白化しており、魚影も薄いといいます。原因ははっきりとしていませんが、海水温の上昇によってサンゴ礁に影響が及び、それが魚にまで波及していることも考えられます。


国の基本データ。外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/tuvalu/

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