ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

地球温暖化の危機から人類を救うコミュの☞オゾン層

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オゾン層とは高度20キロから40キロにかけて存在するオゾン濃度の高い層をいう。
オゾン層は太陽からの有害紫外線を遮蔽するバリアーとなり、地球のあらゆる生命をこの有害紫外線から防護する役目を果たしている。
オゾン層は、【フロンやハロン】など、人工の化学物質によって破壊されていることが明らかになっている。
画像左・中心参照

●画像右・・・フロンによるオゾン層破壊のメカニズム

オゾン層を破壊するのは、炭素、フッ素のほかに塩素を含むクロロフルオロカーボンとよばれるフロンです。
化学的に安定した物質であるため、大気中に放出されたあとほとんど分解されることなく上空の成層圏に達します。 
ここで太陽からの強い紫外線によって分解されますが、その時塩素原子を遊離します。 
この塩素原子の遊離が、オゾン層破壊の反応を次々と連鎖的につくり出すのです。  
塩素(Cl)は図のような反応経路でオゾン(O3)を破壊していきます。

Cl+O3→ClO+O
ClO+O→Cl+O2

この反応は、Clがメタンと結びつき(Cl+CH4→HCl+CH3)、ClがHClとなることで終結すると考えられます。
HOCl、ClONO2も同様な連鎖反応を示します。
こうしてClは次々とオゾン破壊の反応をおこし、多数のオゾン分子が破壊されていくのです。
塩素原子1個につき、数万〜10万分子のオゾンが消滅するともいわれています。

●オゾン層破壊がもたらす影響−人体への深刻な影響
白内障という目の病気や免疫機能の低下、そして皮膚がんの増加などです。
なかでも皮膚がんの増加は、もっとも問題視されています。オゾンが1%減少すると、皮膚がんは2%増加するといわれるほどです。

こうした皮膚がんの増加は、紫外線の照射によって表皮細胞の遺伝子が損傷を受けるためだと考えられます。
皮膚にはメラニン色素があって紫外線を吸収し、遺伝子にまで到達するのをある程度防いでいます。
そのため、メラニン色素を多くもつ黒色人種より、白色人種の方が皮膚がんにかかりやすいといえるでしょう。

・・・農作物への被害・・・
植物は太陽の光を利用して光合成を行っています。しかし、紫外線の増加、とくにUV-Bの増加は多くの植物の生長を阻害することがわかっています。

・・・水中生物への被害・・・
紫外線は水中深くまでは届きませんが、水面近くの小魚やプランクトンは被害を受けやすく、すでに多くが死滅しているという報告がなされています。
こうした生物の減少は、それを餌にして生息している大きな魚や鳥などに影響を与え、生態系を狂わすという結果をまねくことになるでしょう

・・・オゾン層破壊はどこまで進んでいるか・・・
近年、大気中のフロン濃度は低下しつつあります。
これは1989年からはじまったモントリオール議定書にもとづく規制の効果の表れだといえるでしょう。
しかしオゾン層の破壊は、熱帯域をのぞいてほぼ全地球的に進行しています。
特に高緯度地域でのオゾン量減少は深刻で、南半球が春になると南極上空に出現するオゾンホールは、年を追うごとに大きくなる傾向を示してきました。
南極だけでなく、北極でも近年オゾン層の急激な減少が報告されています。

気象庁のUVインデックス
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/uvhp/3-40uvindex_manual.html

コメント(1)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

地球温暖化の危機から人類を救う 更新情報

地球温暖化の危機から人類を救うのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。