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spɐɯou ʇsol 考える旅人 コミュのこれからのファシズム fascism in the future 

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fascism
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0 (CP:http://zhp.jp/C9z9) (1)


( <国家や国民 ・ 個人など、誰として、どれだけ発言すべきか> は、 <こだわらず個人として思うだけ> でいいのでは、と。) (2)


ファシズム = 独裁的全体主義。 (3)
民主主義の悪童は、選挙民から得た過信によってカリスマ・全権を備え、いずれカリスマに飽きる国民へ強制する、幻想と偏愛を。 (4)
(国外は割愛して) 国内に絞ると前短期には、国民生産性へ驚くべき実績を挙げるよう (ナチス以外私的不詳)、まるで <暴れる力> を確信してたかのように。 (5)
これはカリスマと偏愛と幻想、つまり過信からくる各国民の自発的意欲・信条が、昇華・集約される効果か、ただ渇く欲求の集約 (戦後西独/戦後日本など) からか。 (6)
( ファシズム 過信期 国内体制を、一部肯定。 ) (7)

 が強制以降は、国民自体が招いた人災として逆に首を絞める。 (8)
( ファシズム 強制期 国内体制を、全幅否定。 ) (9)

 独裁者以下は、故意に人災と化す主権的資格が(あるわけ)ないために、やはり赦されない。 (10)
(超法規的人道が根拠とはいえ、国連 〔世界人権憲章?〕 の〔たぶん〕示す通り。 (11)
〔国内法には独裁ゆえの合法が多く。〕) (12)

(余談ながら、共産主義も国家主義と重なるがその理念として、体制交代から独裁的全体主義まで幅があるよう。〔13〕
さらには国連安保理拒否権が一種の限定的独裁 〔寡裁?〕 なら、人類にとり課題か。〔14〕
さらさらに、そもそも多数決の手法 ・ 代議員制にも含まれるそうした疑念は、自浄的な法整備が必須、それも厳格なやつを。〔15〕
以上余談3点も議題として問うてみたい。〔16〕)
 

前提として既述通り、全体主義には肯定すべき利点がありますが。 (17)
(的確な史観を曇らす目的でなく、一定の主観もまた議論や思考には必要です。) (18)
日/独/伊/西ほかによる全体主義の最終形態、 <支配> は、
“全体主義が今まだ赦されないのもファシズムの一種” との指摘よりも重い、ファシズム <強制> ではないでしょうか (支配のほうが)。 (19)
全体主義 支配を避ける検討は、ファシズム <過信> <強制> へ抗う議論にも繋がる、かと。 (20)
ただ、それは抗うべきはずの、
“ファシズム <過信> 的な信条からくる、反全体主義的思考” とも共闘っぽくなり また、向かう具体案も似通ってきます。 (21)
 が、そこは (信条を自負して) あえて拒否感を無視すべき(か)、呉越同舟でも。 (22)

もし、そう進めれたとして ..。 (23)
やはり憲法整備 現実案としては、他の法同様、 <複雑化のイタチゴッコ> を、と。 (24)
当国の場合なら、憲法改正案は通過してのち、 (施行を通じて) 国民投票で3年毎5度の連続的審査を受ける(案)、など。 (25)
(独裁はカリスマに頼る事例が多いため。) (26)
独裁因子 回避に弱い国家が多いのは、よく言われてる通り、国家間・国内政党間の権力利権闘争や、国民の揺れうる世論(、大国傘下性) など。 (27)
支配独裁者を拒まれても (∪) 強力指導者を請われる、との二律背反 (ジレンマ) か。 (28)
 
例えば ..経済や政治での世界的成功追求を第一に進めなくとも、一定の成功を収めれるなら、支配独裁者 抑制憲法を立てやすいはず。 (29)
そして収めようとするには、世に言われる民族性など (そうでなくとも個性的に) よく研究され工夫された経済・政治の探求。 (30)
それも、単なる政権の宣伝文句 / 虚言としてでなく、国内議論が深まっての民意からそこへ達しれれば ..(プロパガンダじゃありませんが、)
<独裁支配回避 → 政経自立> といった。 (31)
 
あるいは、 <そうならざるを得なさ> を増す今後の経済状況が、逆に牽引する ( <独裁支配回避 ← 政経自立> ) かもしれません。 (32)
総合的に世界高順位でなくとも安定可能な、いわゆる 〇〇大国 ・ ××立国を、ですよね。 (33)
 
また、米国自体やEUのような、地理的に繋がった共同体の数が増えていくことも。 (34)
そしてそれぞれに包括的な政治機構が形成されてきて各国民性が現在よりは薄まり、各国権の分散傾向が進みはじめたなら、それら共同体を束ねる国連が果たす役割もさらに強まっていくかもしれません。 (35)
国境の段階的な低まりとともに、深刻 極まりだす環境問題 (や人口 ≒ 飢餓問題) へ世界的な具体策を講じずには、誰の目にも危機が見えてる事態、でしょうから。 (36)
そしてそこまでも、全体主義 支配の強い因子は米中露やアラブ圏にしっかりと温存されつづけるでしょう。 (37)
が、それら以外の国々 (合算多数派) によって、その強権性妥協を迫られる ..それが現代的な全体主義の正念場でしょう(か)。 (38)
また、そうした流れに平行して各国で、ネット三権参政・多数決手法 改善 (ex. 過半数 実権掌握の修正など) なども試みられだしそう。 (39)
この100 ..いえ50年、もっと。 (40)
 
観たい1面しか観れてませんが(、議論の一助となれたら甲斐があります)。 (41)
 

<全体主義自体> と <一部全体主義的> との差異はありますが、むしろ現在的な <一部全体主義的> へ関心が移ります。 (42)
政治は経済 / 技術を支配します、少なくとも完全な解放を拒みます。
経済 / 技術の発展速度を最大限に保とうとする管理 (一定放任) は利するからで、政治が先立つ上位です。 (43)
馬主や活魚料理みたいに、経済は価値自体です。全体主義的でも(こそ)、政治は随意に利己へ変容できます。 (44)
(僕はヒトラーの失敗の最大はユダヤ人虐殺でなく、最も利己的な勢力均衡時の反終戦かと。〔45〕
没後 / 引退後に功罪を問われても、ナチス帝国 / 継承国家は利を最大にできました。〔46〕
余談ながら <虐殺> <電撃的> をもって日本史を観ると、織田信長はヒトラーに近いのかもしれませんが、カリスマ 〔偶像性〕 を用いて何かをなすなら、西郷隆盛が私的には理想です。〔47〕
幕府 → 藩 → 政府 と裏切りながら、史的かつ政治的には重要な動きとなっていて、転回する人格は魅力です。〔48〕)

 社会情勢とは善悪 ⊂ 損得です。 (49)
が、特に <全体主義自体> <一部全体主義的> については (止揚的例外といいますか) もし損得を量に限るなら、損得を超える善悪が突き出す、かと。 (50)
ナチスによる呪術への関心、また東西を超えて大日帝にもあった <選ぶ死> も興味深い点です。 (51)
ナチスを総体として、どれほど愚か / 賢いと観てるかによりますが、たぶん僕たちの誰よりも(? / 知性の時差を差しひいて、また知能差だけでなく理知的で) 賢い多くの人々が積極的に協力した事実は、ナチス自体にあった <あらゆる力を目的へ運用する> かのような意欲 (、への賛意、) を物語るかと。 (52)
それは避けがたい魅力であり、すでに指摘した 「幻想」 「偏愛」 です。 (53)
 

僕の発言手法には <公的法則> <私的信条> があり、どちらも要ると考えますが、先述 「民主主義の悪童」 などと説明もなく始めるあたりとか、読みかえせば主客の入り乱れがありました。 (54)
感情と主観は接近しています。 (55)
以下こそ私的な主客の分岐です。 (56)

> 日 / 独 / 伊 / 西ほかによる全体主義の最終形態、 <支配> は、
“全体主義が今まだ赦されないのもファシズム <過信> 一種” との指摘よりも重い、
ファシズム <強制> ではないでしょうか (支配のほうが)。 (19)’

 近代は風化していません。 (57)
解説者 (歴史家) であるより選手 (史的当事者) です ; 浜の砂の一粒だとしても。 (58)
例えば 「なぜファシズムがまだ赦されず、冷静に議論されれないのか?」 へ答えるのに、正しくは <私的信条> など不要で、主観介入は範疇を誤り、入り乱れの憂慮さえ起こりますが ..。 (59)




 
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1982370
 
http://youtube.com/results?q=RzTmkoR6mMQ
 

コメント(89)

 
(文字数超過によるミクシィ_モバイル表示不能への防止対策。)
 
 
(参考記事2‐2)
 
 
●自民党案 「有害情報」 定義
(1) 人の性交等の行為又は人の性器等の卑わいな描写その他の性欲を興奮させ又は刺激する内容の情報であって、青少年に対し性に関する価値観の形成に著しく悪影響を及ぼすもの
(2) 殺人、傷害、暴行、処刑等の場面の陰惨な描写その他の残虐な行為に関する内容の情報であって、青少年に対し著しく残虐性を助長するもの
(3) 犯罪若しくは刑罰法令に触れる行為、自殺又は売春の実行の唆し、犯罪の実行の請負、犯罪等の手段の具体的な描写その他の犯罪等に関する内容の情報であって、青少年に対し著しく犯罪等を誘発するもの
(4) 麻薬等の薬物の濫用、自傷行為その他の自らの心身の健康を害する行為に関する内容の情報であって、青少年に対し著しくこれらの行為を誘発するもの
(5) 特定の青少年に対するいじめに当たる情報であって、当該青少年に著しい心理的外傷を与えるおそれがあるもの
(6) 家出をし、又はしようとする青少年に向けられた情報であって、青少年の非行又は児童買春等の犯罪を著しく誘発するもの
 
●民主党案 「有害情報」 定義
(1) 性又は暴力に関する情報であって人の尊厳を著しく害するもの、著しく差別感情を助長する情報その他人の尊厳を著しく害する情報
(2) 子どもに対し、著しく性的感情を刺激する情報
(3) 子どもに対し、著しく残虐性を助長する情報
(4) 子どもに対し、著しく自殺又は犯罪を誘発する情報
(5) 特定の子どもに対するいじめに当たる情報であって当該子どもに著しい心理的外傷を与えるおそれがあるもの
 
 まとめると以下のようになる。
(A) ポルノコンテンツに対する規制 → 自民(1)民主(1)(2)
(B) 暴力的コンテンツに対する規制 → 自民(2)民主(3)
(C) 自殺、児童売春などの犯罪を助長させるコンテンツに対する規制 → 自民(3)(6)民主(4)
(D) 違法薬物情報に対する規制 → 自民(4)
(E) ネット上のいじめ(学校裏サイトなど)に対する規制 → 自民(5)民主(5)
 
 
(文字数超過によるミクシィ_モバイル表示不能への防止対策。)
 
 
(参考記事2‐3)
 
 
 Aのポルノコンテンツに対する規制。
現在ポルノコンテンツは18歳未満はアクセス・購入できず、本屋やDVDショップなどでも、ゾーニング (フィルタリング) が行なわれている。
Bの暴力コンテンツ、Cの自殺、児童売春など犯罪を助長させるコンテンツ、Dの違法薬物情報についても、各自治体が定める青少年保護育成条例で有害とされる図書を指定し、販売店に対するゾーニングの義務付けや青少年に対する淫行・わいせつ行為などが禁止されている。
青少年に対する規制にどこまで実効性があるかという議論は別にあるが、少なくとも雑誌や書籍といったメディアについては、法律や条例で一定の制限が課せられている。
ところが、インターネットについては今まで制限がほとんどかけられていなかった。
自民党案も民主党案も、ロジックとしては有害図書への規制をネットにも適用すべし、となっている。
言い換えれば 「コンビニや本屋で18歳未満はエロ本を立ち読みしにくいが、同じ状況をネットで作れないか」 ということ。
青少年保護の名を借りたメディア規制は、数年前からさまざまな形で自民党内からも提起されてきた。
だが、放送や新聞といった既存のマスメディアも含む規制はマスメディアからの反対が根強く、葬られてきた。
だが、インターネットについては 「フィルタリング」 技術を提供する業者が成長してきたこともあり、完璧ではないにせよ、ある程度機械的な対応で規制することが可能。
そこで既存マスメディアを対象外にして、ネット規制から始めるということが今回の背景。
2000年以降のパソコンの低価格化やブロードバンドの普及、日本独自のケータイカルチャーや、アバターなどのコミュニケーションサービスの進化などによって、未成年が低年齢のうちからネットに接続することが当たり前になった。
(青少年を有害な情報にアクセスできない 「無菌状態」 にして育てるのが教育的に “正しい” とは思わないが、ゾーニングやレーティングといった現状法律や自主規制で規制されているポルノや暴力的コンテンツを今後もネットだけは何の規制もなしに放置しておくわけにもいかない。)
 
 
(文字数超過によるミクシィ_モバイル表示不能への防止対策。)
 
 
(参考記事2‐4)
 
 
●フィルタリングは弊害が大きすぎる
問題はフィルタリングという形で規制を行なう実効性と、弊害がどれだけ生じるか。
実効性については、高市議員自身 『NIKKEI NET』 インタビューで、規制によって完全な実効性を保障できないことを認めている。
彼女の根底には 「フィルタリングですべて解決できないが、しないよりマシならやるべき」 という考えがある。
そしてそれらは、「表現の自由」 や18歳未満の 「知る権利」 よりも上回ってしかるべき――そしてそれは社会的にも容認される――というようにも思える。
(フィルタリングから得る 「青少年の健全な育成」 の効果よりも弊害が多いなら、拙速に規制を強化するべきではないか。)
現実的な運用面でもっとも問題なのは、有害情報の定義だろう。
前述Aのポルノコンテンツ、Bの暴力コンテンツについては、規制についてのある程度の “実績” もあるし、比較的定義付けしやすい。
ポルノはゾーニングで対処し、暴力的コンテンツは映画や有害図書規制などと近い基準のレーティングやセルフラベリングに基づいてフィルタリングすればOKだろう。
Cの自殺、児童売春を助長させるコンテンツ、Dの違法薬物情報については、どこまでを 「有害」 と定義するのか。
極端な話をすれば、ページに散りばめられたキーワードに基づいてフィルタリングをかける 『キッズgoo』 のようなシステムの場合、犯罪を誘発するかどうか分からないサイトもフィルタリングされてしまう。
例えばキッズgooで 「自殺」 と検索すると、上位20件のうち15件のページがフィルタリングされる。
しかし、実際の検索結果を見てみるとフィルタリングされた15件のうち6件は自殺問題を統計・資料的に研究するようなサイトである (いわゆる 「自殺サイト」 と呼ばれる掲示板サイトは3件)。
こうしたフィルタリングが問題のない情報のアクセスまで遮断している。
自殺サイトをきっかけにした自殺や、薬物汚染、出会い系サイトの隆盛による売春のカジュアル化など、ネットが現実の犯罪と結びつく事例が出てきている。
ただC・Dの問題の場合、多くが掲示板形式・コミュニケーションサービスである。
事例がパターン化していることを考慮すれば、従来の犯罪事例に基づいてコミュニティやCGMサイトの運営者が共通で使える安全基準やサイトフィルタリングのためのガイドラインで、法規制ではない自主規制という形で実効性のある有害情報対策が行なえるはず。
 
 
(文字数超過によるミクシィ_モバイル表示不能への防止対策。)
 
 
(参考記事2‐5)
 
 
●「いじめサイト」 はフィルタリングできない
もっとも問題が大きいのは前述Eのネット上のいじめ (学校裏サイトなど) に対する規制だろう。
これは 「学校裏サイト」 と呼ばれる掲示板や、SNSなどのコミュニケーションサービスを通じて行なわれる 「いじめ」 を有害情報として規制するが、「いじめ」 に該当する言語をフィルタリング技術で定義するのは非常に難しい。
今までも 「荒れる」 ことを避けるために掲示板にNGワードを設定してきたサービスは少なくないが、特定のワードがフィルタリングされることを学んだ子どもは 「隠語」 でフィルタリングをすり抜けてきた。
純然たるコミュニケーションサービスの場合、A 〜 Dのようにある程度の精度で機械的にフィルタリングできるわけではない。
コミュニケーションとは 「単語」 そのものでは意味を成さず、文脈に依存する。
仲の良いクラスメイトに対して 「お前バカだな!」 と褒める文脈の書き込みをした場合と、いじめ対象になっている人間に対して 「お前バカだな!」 と書き込む場合で当然文脈は異なるが、それを機械的に判断は不可能だ。
それらを一緒にフィルタリングすることで、健全なコミュニケーションまで阻害されてしまう。
自民党案では、有害情報が書き込まれた場合、サイト管理者に対しては18歳以上の者を会員とするサイトへの移行措置と、フィルタリングソフトへのラベリング情報の提供を義務付けている。
これを月間100億近くのPVを誇るディ_エヌ_エー (DeNA) の 『モバゲータウン』 に適用した場合。
モバゲータウンは24時間365日体制・350人という監視人員を用いてルール違反の抽出と削除を行なっている。
しかし、それでも漏れてしまう 「有害」 情報はあるし、自民党案・民主党案が定義するユーザー同士の 「コミュニケーション」、つまりEまで含めた場合、モバゲータウンは18歳以上限定のサイトに移行するか、自らを 「有害サイト」 とラベリングする情報をフィルタリング業者に提供するほかなくなる。
後者の場合、18歳以下のユーザーがモバゲータウンを使って健全なコミュニケーションを行なっていたにも関わらず、ある日突然サイトごと見られなくなってしまう事態が生じる。
この法案が施行されれば、こうしたサイト運営者の義務を逆手にとった背信的悪意者も登場しかねない。
例えば、意図的に有害情報を書き込み、ブラックリストに掲載させるケースも生じる。
 
 
(文字数超過によるミクシィ_モバイル表示不能への防止対策。)
 
 
(参考記事2‐6)
 
 
●有害情報ホットラインは現状でもパンク状態
自民党案は1度ブラックリストに掲載されたあと、健全なサービスを証明し、ホワイトリストに復帰する手続きなどは民・民の調整期間で行なうよう規定している。
この民・民の調整期間はインターネット・ホットラインセンターが想定されているが、センターに寄せられる通報は昨年1年間で計8万4964件。
年々通報件数が激増しており、パンク状態になっている。
重要なのは、現在のインターネット・ホットラインセンターが受け付けている違法情報は 「わいせつ情報 (わいせつ物公然陳列、児童ポルノ公然陳列、売春防止法違反の広告、出会い系サイト規制法違反の誘引行為)」 「薬物関連情報 (規制薬物の濫用を、公然、あおり、またはそそのかす行為、規制薬物の広告)」 「振り込め詐欺等関連情報 (口座売買などの勧誘・誘引など、携帯電話の匿名貸与業などの誘引など)」 の3種類に限定――つまり、有害情報定義のEで想定される名誉き損、誹謗中傷行為などは現状取り扱い対象外になっている――ということ。
現状でもパンク状態なのに、法案が施行されてインターネット・ホットラインセンターが、自民党・民主党の定義する 「有害情報」 を巡る仲裁を行なうようになれば、件数は膨大になる。
インターネット・ホットラインセンターが正常に機能することは困難になる。
自民党案では、特別行政委員会が指定する調整期間で紛争処理業務を行なうよう規定しているが (警察庁傘下にあるインターネット・ホットラインセンターの拡大と、天下りを助長させるという批判もある)、先日設立された、“健全” な携帯電話向けサイトを認定する民間機関 『モバイルコンテンツ審査・運用監視機構』 (EMA)のように、民間業者は既に自主規制という形で有害サイトをフィルタリングする取り組みを始めている。
行政主導でコスト高となる民・民の紛争処理機関を作るくらいなら、民間業者の取り組みに任せた方が実効性も高く、コスト的にも安く付くフィルタリング規制が行なえる。
 
 
(文字数超過によるミクシィ_モバイル表示不能への防止対策。)
 
 
(参考記事2‐7)
 
 
●一律フィルタリングより実効性のある対策を
現状、ネット上の有害情報をめぐる削除が進まない大きな要因としては、現行のプロバイダー責任制限法の及ぶ範囲が狭いことがボトルネックになり、削除手続きがなかなか進まないということも挙げられる。
さまざまな弊害が懸念される広範なネット規制を行うより、プロバイダー責任制限法を強化し、違法情報を速やかに削除できる体制を整える方が実効性も高く、大きな弊害も生じないだろう。
先日フジテレビ系で放映された 『報道2001』 に高市議員が出演したとき、高校生が
「ネット規制よりも教育が大切。
自分自身がネットを使うときのモラルやリスクを学んだのは高校の 『情報』 の授業だった。
中学生からネットを使っていた自分は、それだと遅すぎると思う」 と発言した。
ネット規制は、パターナリズム的に対処しても (高市議員本人が認めているように) 限界が見えている。
規制を行う際には、早い段階からネットリテラシーを高める教育もセットで行なわなければならない。
同番組で高市議員は 「もちろん、教育も大事だ」 と答えたものの、具体的なプランなどは語られなかった。
ネットやケータイサイトを通じた少年犯罪や、犯罪に巻き込まれるケースが増えている。
こうした現実に対して何らかの制度的対応を行なう必要がある。
しかし、法的に有害情報を一律フィルタリングする前にできることは多数存在する。
昨年末、携帯キャリアにフィルタリングを要望した総務省も、基本的には法制によるフィルタリングの義務化ではなく、民間の自主的な取り組みを前提に考えている。
 
(文字数超過によるミクシィ_モバイル表示不能への防止対策。)
 
 
http://tibet.cocolog-nifty.com/blog_tibet/2008/03/2008_dafb.html
 
 
レインボー ウォーリア号事件は、1985年7月10日にニュージーランドはオークランドで行われたテロ事件。
フランスの情報機関DGSEによってグリーンピースの活動船レインボー ウォーリア号が爆破され沈没、死者1名を出した。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=41557818 comment=0
 
コメント27
ファシスト度チェック
http://cloudy9.fc2web.com/fscale.html
01 3美徳とはいえない
02 3不適格とはいえない
03 3どういう意味でよくなるかによって変わる
04 2必要なピースのひとつ
05 3時間によって解決する可能性がある
06 4完全な信頼であるべきとは思ないので
07 3ならないとするのは[4]のピースを否定する恐れがある
08 3逆もありえる
09 4そういう人間もいる
10 3「のみ」ではない
11 3強制できない
12 3「どのようなものであれ」にひっかかる
13 1全くそう思わない
14 3最下等の人間とは表現できない
15 4殆どとは言えないが、事実かもしれない
16 2日本において、その必要性がない
17 4一般には
18 3なんともいえない
19 1遺伝子要因は限定的
20 3「しか」ではない
21 1超常現象にシンパシーなし
22 3そこまでペシミズムじゃない
23 3意志は万能じゃない
24 4権威側にっとての「よい」ならば
25 3漠然と感じていると思う
26 4人間の本質が今日のようなものから変わらないならば
27 5間違いではない
28 4仕方ない
29 1野卑な性生活が悪いとはいえないので
30 4なんらかの強い力なしでは守りきれない

一般人で3.2

6.00神族院議員のような方がでてくると白熱しそう・・
01 3 最も重要とは言いがたい
02 5 対人関係と人格形成の関連から大いに是と考える。
03 4 適度な遠慮と礼儀は余裕をもたらす
04 4 貧ずれば鈍する
05 5 タイムマシンが発明されたら鞍替えしようw
06 1 たかが超自然な程度で図々しい
07 3 いかなる世代にも反骨と警鐘の担当は必要
08 2 能動的な無能ほどタチの悪いものは無い
09 2 意見の否定は多かれ少なかれ相手を傷つける
10 4 良薬は口に苦い事例の方が多い気はする
11 4 気力体力があるうちに、他人に恩を売っとくと後が楽だw
12 4 実害がないものの一部はほっといてもよし
13 4 薬物治療が一番だと思う。死刑とかは反対だが。
14 4 一般論としてはアリだが、その親の資質によるところもある。
15 3 地獄への道は、たいてい善意で舗装されている
16 1 ないだろ、害。
17 5 タイムリミットが迫っていない限りにおいて
18 3 逆なような印象が
19 3 実体験で勇気と決断力に満ちた赤ん坊を見たことがない
20 4 任意の状況で、絶対に決着をつけようとすれば差は出るだろう
21 1 説明がつけられるとしたら、そこには常を越えない論理があるはず
22 5 そりゃ人間社会がなくなれば問題も消えるだろ
23 2 能力も必要
24 4 アナーキズムには賛同できない
25 4 「当たり前」になってしまっている面も多々あると思う
26 5 おそらくは
27 5 「木登りは降りに入ってからのが危険だ」とばっちゃが言ってた
28 4 病気をもらって染まったり治ったりもいいものだ
29 4 いまほどフェティシズムが発達・体系化されていたとも考えづらいし
30 4 「真」とやらを決める規定自体が「強い力」だしなー

あなたのF尺度 は: 3.466666666666667
あなたは『一般人』です。 おめでとうございます。

だそうで。「自称ネトウヨなサヨク」はあいかわらずらしいな、俺。
 
 
PC.fw:comment=30
http://mixi.jp/view_bbs.pl?&page=2&id=24323870
MB.fw:comment=30
http://mixi.jp/view_bbs.pl?&page=6&id=24323870&readmode=start
 
憲法を金科玉条とか聖域とは思いませんので、
戦後とは違う状況となった重要な事項などについては積極的に改正されてしかるべきと考えています。
 
例えば死刑は戦前を通して継続されてきたなかでの新憲法制定だったことからも、
残虐な刑罰を禁じながら、現憲法でいう残虐刑に死刑は属さない、という文脈になります。
首に縄をかけ、その位置から下へ落とし、宙吊りにする ..
しかし、これは社会での犯行としてなら当然に残虐だと見なされるでしょう。
 
他国を参照すれば、もっと曖昧だったり逆に明確だったりするのでしょうが、
例えば死刑制度自体を論理的に合憲だといえるのか、
例えば自衛隊は軍隊・戦力でないといえるのか。 (僕個人は防衛軍として憲法改正すべき・それまでは違憲との見解。)
憲法を始め法律は言語で形成されているので、
前文などの理念はまだしも、特に条項は具体的に表現されなくてはならないし・
例えば10年50年と時を経た社会で、ある特定の語義に変化が起きれば、制定時の語意との格差を明示しなくてはならないはずです。
 
いわゆる法解釈は、場合によっては法改正と同じほどの力を持つという課題を、
例えば自衛隊の経緯や・例えばかつての超法規的措置などから、私たちは知っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E6%B3%95%E8%A6%8F%E7%9A%84%E6%8E%AA%E7%BD%AE
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A
 
法解釈が例外を除いてほぼ必要ないよう、法を明文 化 〔言語化〕 しつづけなくては、濫用、特に戦後は静かな・忍びよる濫用が危惧されます。
法治主義が形骸化することすらあります。
 
しかし、憲法がその制定以来1度も改正されないのは、
これまでの数十年に日本にはまるで問題が起きなかったということなのか /
問題以上に憲法が優れていて改正不要だったか /
改正不能なほど困難な改正手続きに設定されているのか /
国民が政治に強い関心を持たなかったか ..。
 
憲法改正について少し検索してみただけで、
そもそも改正手続きにすら様々な法解釈があり、解釈なくしては実施できないことがわかりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3
 
“Bono in his Own Wards” (Omnibus Press) 1/2
 


16歳の頃、就職して結婚して、それで年とって死ぬって考えに耐えられなかった。
もっと何かしたいと思って、この 「決められた人生」 をたたき壊そうと闘ったよ。
60年代の 「愛と平和」 のムーブメントは、それ以前の人生の決まりや偽善に抵抗して、それを打ち破ったのさ。
彼ら、彼女らは正しかったよ。
俺は 「抵抗」 にとても心ひかれるんだ。
ただ、その60年代の運動が現実逃避とドラッグによって、意義が薄められてしまった。
つまり社会体制ってものは、いつもそうやって自分に抵抗するものを上手く処理し、黙らせるんだ。
80年代のパンクについても同じことが起こったね。
「お仲間意識」「同じファッションの群れ」 に堕落させられちゃったんだ。
それが現実逃避の別の形だ。
社会による 「飼い馴らし」 ってやつさ。
 
おれたちの音楽は、そういう社会の 「壁」 をたたき壊す祝祭だと信じたいね。
「危険」 という考え方は、もう使う古されてしまって、ちっとも 「危険」 じゃなくなった。
あのころ 「危険」 と見なされたものは、今ではちっとも危険じゃない。
暗い自滅的な生き方とか、セックスとかドラッグとか過激なロックとかいうものは、
今じゃ毒を抜かれて、テレビドラマやCMで大企業が利用するファッションになってしまっている。
そんなものは、もうスリリングなものでも何でもなく、うわべだけの押しつけなのさ。
俺が見たいのは、みんなが押しつけられたルール ブックを燃やす場面さ。
 
..(音楽の世界だけで言っても) アフリカ音楽とか
エスニック フロントですごい新しい場面が起こっている。..
世の中には、もっともらしいポップ ソングが氾濫していて、
人の涙をちょっと誘うような 『名犬ラッシー』 とか 『大草原の小さな家』 を見るようなものだね。
わかるだろ。
本物の感情じゃない。
心の表層にある感情なんだ。
ほんとの真実は、シンガーの心の奥底から、君たちの心の奥底に影響を与えるんだ。
それがほんとの音楽というもんで、心地よい音楽とは全く別物なんだ。
心地よい音楽ってものは、じつにやなもんだね。
エレベーターとかスーパー マーケット用の音楽だよ。
 
「精神」 こそが真に反抗的なものなんだ。
それこそが、世間の 「お偉い人」 をあっといわせるんだ。
みんなはセックスとか暴力とかシニシズムで、大人たちに反抗しているように思っている。
大人たちに反抗して、自分たちの生き方を主張しているように思ってるんだ。
でも、それはCMやドラマで出てくる 「クールな (かっこいい) スター」 をまねているだけで、結局、
ペプシとかコカ コーラとかナイキやギャップなんかの売り上げに協力してるだけなんだ。
結局、「偉いやつら」 を儲けさせているだけなんだ。
 
すごく悲しいことだ。
世界を変えたいなどとは思っていない。
自分の周りの世界を変えようとしているだけだ。
ロックは俺を目覚めさせてくれるノイズだ。
それをそのまま演奏して、それがストリートを流れていって、他の人たちも目覚めさせているというならうれしい。
快適な自由の中で眠り込んでちゃいけない、って思う。
エッジ (U2のギタリスト) も、ギターでエルサルバドルの反米闘争で闘う民衆の姿について、
俺の歌以上に訴えることができるよ。
この間、コロンビア大学のデモに参加した。
南アフリカでの出来事に抗議するハンガー ストライキでね。
行ってみたら 『Pride』(U2の大ヒット曲で、マーティン ルーサー キングのことを歌った) のテープが流れてるんだよ。
土砂降りの雨で、寝袋にくるまりながら聴いているんだ。
すごく勇気が出たよ。
そういう理由で歌を作っているわけではないけど、自分の歌が自分の人生に意味があるのと同様、
他人の人生にもインパクトを与えているのなら、そう、俺はうれしいよ。
 
『ニュー イヤーズ デー』 は、抑圧に抵抗する、より有効な手段としてのラブ ソングだ。
逮捕拘禁されているレフ ワレサと、面会を許されない彼の妻のことを、しらずしらず考えて、作ったんだ。
なんと俺たちが、この曲をリリースしたとき、ポーランドの戒厳令は、
新年 (ニュー イヤーズ デー) に解除されると発表されたんだぜ!
 
アルバム 『War』 はネガティブなものではない。
このアルバムには 「愛」 が詰まっている。
『ニュー イヤーズ デー』 のような歌は、確かに戦争を扱っているけど、愛についての歌でもあるんだ。
今を打ち破って生き抜くための信仰。
それを持つことについての歌だ。




 
↑http://mixi.jp/view_event.pl?id=41806180 comment=1
 
『なぜ、ソマリアで海賊が暴れるのか』
 石弘之 2009/06/26
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090623/101711/?P=1 ↓

 
ソマリア近海で海賊が出没し、船舶を乗っ取っては高額の身代金を要求する。
この海賊の正体は何か?
ソマリアでは無政府状態が続くのをいいことに、好漁場だったこの近海に欧州やアジアの漁船が殺到して漁場資源を枯渇させ、海岸には欧米やアジアの企業が有害廃棄物を不法投棄してきた。
この乱獲と汚染で生活できなくなった漁民が海賊になったのだ。

 
“20年間続いた無政府状態”
 
海賊の被害の急増で有名になったソマリアはアフリカ大陸の東北端にあり、インド洋に突き出した国の形状から 「アフリカの角」 とも呼ばれる。
イタリアとイギリスの植民地だったが、1960年に独立した。
だが、6つの氏族に分かれていて、独立直後から今日まで覇権をめぐる抗争が続いている。
三つ巴の内戦の末に、1991年に中部のソマリア最大勢力のアイディード将軍が、首都のモガディシオを制圧する。
しかし、今度は派内で内部抗争が発生して、新たな内戦が全土に拡大してソマリアは無政府状態に突入した。
それぞれの勢力は、機関銃、大砲、戦車、装甲車まで保有する数百人から数千人の規模の民兵を抱えている。
 
彼らは武装強盗となって略奪を繰り返した。
このために飢餓が広がって餓死者や殺害されたものは30万人を超え、対岸のイエメンや隣国のケニアに脱出する難民も急増した。
国連、赤十字、NGO(非政府組織) が1992年から食料援助を始めたが、武装勢力に援助物資を略奪され、NGOの活動家が殺されて援助活動どころではなくなった。
国連安保理は初の 「人道目的のPKF活動」 を決定、米国が主力となる多国籍軍がソマリアで 「希望回復作戦」 を展開し一時的に秩序が回復した。
たが、1993年4月米国軍が撤退すると同時に、アイディード将軍は再び勢力を盛り返した。
 
8月に事態を打開するため、約100人の米軍の精鋭部隊が首都モガディシオの敵陣の真っただ中へ乗り込んだ。
当初の作戦では将軍派の幹部らを捕らえるはずだったが、3週間の予定が6週間を過ぎても任務は終わらなかった。
それどころか、作戦中に民兵のロケット砲攻撃で、2機のヘリが敵地のど真ん中で撃墜された。
 
2002年に公開された米国映画 『ブラックホーク ダウン』 はこの事件のドキュメンタリーである。
ヘリのパイロットの死体が裸にされて市内を引きずり回され、この映像が世界に流された。
米国の世論が激高し、クリントン政権はソマリアからの米軍の撤退という屈辱的な決定を下した。
結局、この作戦では18人の米軍兵士と1人のマレーシア兵士が死亡した。
この苦い経験がその後の米国のトラウマとなり、1994年に100万人以上が惨殺されたルワンダ内戦などに、軍を出動させなかったことにもつながった。
アイディード将軍は1996年、対立派との戦闘中に銃弾を受けて死亡した。
米紙の報道によると、CIA(米中央情報局) が関与していたという。
 
ソマリアは依然として混乱の極にある。
隣国エチオピアが後ろ盾になる 「暫定連邦政府」 と、さらにその隣国エリトリアが支援する 「イスラム法廷会議」 という2大勢力の戦闘が絶えない。
1人あたりのGDP(国内総生産) は600ドルほどで福祉制度や医療体制が大きく立ち後れ、平均寿命は49歳と短い。
国民の半数は飢餓状態で、子どもの4人に1人は5歳までに死亡する。


 
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090623/101711/?P=2 ↓

 
“200万ドルの身代金”
 
海賊が出没する紅海からアデン湾にかけては、5つの海賊集団が出没し、約1000人の武装メンバーが活動している。
海を熟知し、船の操縦ができる元漁民がリーダーになり、火器の扱いに慣れている民兵が襲撃を担当、GPS(全地球測位システム) などを使える元船員らが機械を担当しているという。
武器はイエメンなどからも調達するが、内戦が続いているだけにソマリアの国内で簡単に手に入る。
 
船外機を付けただけの小型のグラスファイバー船をロケットランチャーなど重火器で武装、標的に近づくや縄ばしごを甲板に投げ入れるなどして乗り込む。
「自分らの漁場を荒らされた」 ことを大義名分にして身代金を要求する。
身代金額は50万ドルから200万ドルにまで及ぶこともある。
 
海賊たちに政治的要求や宗教的動機は見られず、身代金を取ることが目的である。
人質に対しての暴力や虐待などはほとんどない。
人質の生命を保証し、食事はもちろん、たばこや酒などの嗜好品も与えられている。
船会社からの身代金は米ドル紙幣を指定して、ヘリコプターから包みに入れて指定した地点に投下するか、防水スーツケースに入れて小舟で流す、などの方法がとられる。
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スエズ運河からインド洋を往来する年間約2万隻の商船にとっては、恐怖の航路である。
2005年に入って多発するようになり、2007年以後はその被害範囲もソマリア沖の700kmぐらいまでに広がってきた。
現在では、世界で年間発生する海賊事件の3分の1がこの海域に集中する。
 
国際海事局(IMB) によると、2008年に起きた海賊事件は111件で、前年に比べて3倍近く増えた。
42隻が乗っ取られ、815人の乗組員が人質になった。
日本が関係する船舶も12隻が発砲を受け、うち5隻が乗っ取られて人質も前年比で5倍の105人になった。
日本は、2009年3月に船舶護衛のために海上自衛隊を現地に派遣した。
 
国際海事局によれば人質になっている船員は約580名におよび、
保険料率の引き上げやソマリア海域を通過する船舶への船員の乗り組み拒否などが起きている。
世界的な経済危機のなかで、海運業界にも大きな影響が出ている。


 
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090623/101711/?P=3 ↓
 

“外国漁船の乱獲と有害廃棄物”
 
3300kmもあるソマリアの海岸線はアフリカで最長だ。
この海域は、マグロ、エビ、サメなどの豊かな漁場でもある。
かつては漁業を育てるために、日本やデンマーク、英国、スウェーデンなどの欧州各国がソマリアの漁港を整備して漁船を援助したこともある。
そのときに供与されたグラスファイバー製漁船も、海賊船に使われている。
 
だが、ソマリアが無政府状態であるのをいいことに、沿岸を支配する勢力が勝手に 「漁業権」 を外国の水産会社に切り売りを始めた。
むろん、違法である。
スペインなどのEUの大型漁船団がソマリアの200カイリ経済水域内に入り込んでトロール漁で乱獲した。
そのマグロは日本にも輸出された。
 
さらに、台湾、中国、韓国、タイ、ケニアなどの漁船も、荒らし回っている。
これらの外国漁船は年間700〜1000隻にもおよび、漁業高は1〜3億ドルに上ると推定される。
ソマリアの漁業専門家は、外国の漁船団の漁り火で
「ソマリア近海の夜はニューヨークのマンハッタンの夜景のようになった」 と語っている。
 
海上警備などができないために違法操業を取り締まれず、漁業資源はみるみる枯渇していった。
もともとソマリアでは魚介類の消費は限られ、1980年にはわずか4000tの漁獲しかなかったが、
1990年代には6万t前後に増え、輸出に回された。
政府崩壊とともに外国漁船が殺到して、1999〜2003年には12万tにも跳ね上がった。
その乱獲がたたって、最近は3万t前後にまで減り、漁民の収入の道が閉ざされた。
 
国際環境保護団体グリーンピースは、具体的にスペインの漁船団の名を挙げて外国船による魚の略奪と汚染を 「海賊行為」 と非難する。
EUに対して断固たる経済的・法的措置をとるよう求めたが、ほとんど無視されてきたという。
ソマリアの漁師は2006年に、
「外国の漁業船団が、ソマリア国家の崩壊を漁業資源の略奪に利用している」 と、国連に苦情を申し立てた。
だが、再三の要求にもかかわらず、国連は対応しなかった。
 
ソマリアの海岸地帯では、もう1つの深刻な問題が起きている。
スイスやイタリアなどの欧州企業や米国やアジアの廃棄物処理業者が、
1990年代初期にソマリアの政治家や軍指導者と廃棄物の違法な投棄協定を結んだ。
そして、ソマリアの海岸へ鉛、水銀などの重金属や有毒化学物質を含む廃棄物や感染の恐れのある医療廃棄物などを大量に投棄してきた。
そのなかには、処理が困難な放射性物質も混じっていた。
 
違法投棄が明るみにでたのは、2005年のクリスマスに発生したインド洋の大津波だった。
震源地から4000km以上離れたアフリカ東海岸にまで押し寄せ、ソマリアでの沿岸部では8000世帯が被災した。
巨大な波によって海岸に積み上げられた有害な廃棄物が流れ出し、それがまた岸に打ち上げられて広い範囲が汚染された。
 
国連環境計画(UNEP) の調査では、少なくても300人が放射線障害にかかったという。
これ以外に、数万人のソマリア人が有毒な化学物質に接触して発病した。
UNEPによると、有害廃棄物の処理費用は、欧米で合法的に処理するに比べて海岸への投棄は数百分の1ですむという。
乱獲と汚染によって漁師は漁業が続けられなくなった。
 
 
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090623/101711/?P=4 ↓

 
“ツケとしての海軍派遣”
 
海賊の正体は、元漁民が圧倒的に多いといわれる。
これに、民兵や失業した沿岸警備隊員らが加わっている。
なぜ、彼らが海賊に走ったのかはいろいろと説がある。
ある海賊は外国メディアに登場して
「漁業で食べていけなくなった漁民が、自分たちの手で外国漁船を追い払うために武装した」 と答えている。
彼らは、自分たちのことを 「ボランティア沿岸警備隊」 と呼ぶ。
 
しかし、海賊はきわめて高度に組織化されており、ある有力氏族が作り上げた密輸組織が母胎になったとする説もある。
アフガニスタンからパキスタン、ソマリアを経由してアラブ諸国やヨーロッパ方面に麻薬を密輸していたが、
もっと割のいい海賊業に転じたというのだ。
 
もともとは自衛ために武装した組織だったが、2007年以降、海賊行為の 「収益性」 の高さに目を付けて漁民らが進んで海賊行為に精を出すようになり、
これに民兵や密輸組織が目を付けて参入してきたという説も有力だ。
 
インド洋に面したエイルなどの港町では拿捕(だほ)された船が停泊し、
地元住民は海賊関連ビジネスの恩恵にあずかっている。
海賊と船会社などの間に入って人質解放や身代金交渉を行う警備会社、
海賊被害に対して交渉費用や身代金などを扱う保険会社もオフィスを構えた。
さらに、人質への食事などの面倒をみる各種のサービス業もあるともいわれる。
海賊らは身代金で豪邸を建て、その暮らしぶりは現地の憧れになっている。
 
海賊行為を弁護するわけではないが、各国は海軍を派遣するのではなく、欧米の大企業に有害廃棄物の投棄をやめさせ、
汚染や乱獲の被害を受けた漁民を補償して自活できる道をもっと早く考えるべきだったのではないか。
身代金や海軍の派遣など莫大な出費を強いられることになった。




 
 cf.
 
“Free Children from War”
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15081450
 
夢の海外旅行
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=16878826
 
「今まで、考えたこともありませんでした。」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=17725259
 
「赤ちゃんとお母さん」という当たり前の幸せなシーン
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20831541
 
世界の大切な海と、忘れられる人々
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=27521243
 
「せめて、わたしの腕の中で、死んでいって欲しかった。」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=31252065
 
そのニュースの裏側で…
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=32244176
 
平和を求めてやってきました
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=32509055
 
水の惑星のお話
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=41053264
 
パイレーツ・オブ・ソマリアン/ワールドエンド(世界の果て)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=43712531
 
>海賊行為を弁護するわけではないが、各国は海軍を派遣するのではなく、欧米の大企業に有害廃棄物の投棄をやめさせ、汚染や乱獲の被害を受けた漁民を補償して自活できる道をもっと早く考えるべきだったのではないか。
>身代金や海軍の派遣など莫大な出費を強いられることになった。

どうやって誰に払うのかを聞きたいね。

国連、赤十字、NGOの食料援助が武装勢力の略奪にあう様な状態なのに、漁民に補償を行き渡らせ自活への道を切り開く良い方法があるのか?

残念な事に、私は悲観的なのか、それは不可能な事の様に思える。

問題は20年も無政府状態にあったことであり、乱獲や廃棄物の投棄はその結果に過ぎない。

乱獲や投棄などの問題がなくとも、法に縛られない者共がいる以上、遅かれ早かれ海賊は誕生していた。
そうでないなら、過去にも海賊などいなかったはずである。
 
> どうやって誰に払うのか
> 国連、赤十字、NGOの食料援助が武装勢力の略奪にあう様な状態なのに、漁民に補償を行き渡らせ自活への道を切り開く良い方法があるのか
> 不可能な事の様に思える
 
確かに 「海軍を派遣するのではなく」 とまで言われると引っかかりますね僕も。
自国民が乗り、その家族も係わる商船が危険にさらされるわけにいきません。
一方、払う方法がないからではなくて、実現を決めて検討すればその方法が考案される技術的課題なだけと思えます。
何が抜本的な改善か、の検討が先ですが。

 
> 問題は20年も無政府状態にあったことであり、乱獲や廃棄物の投棄はその結果に過ぎない
> 乱獲や投棄などの問題がなくとも、法に縛られない者共がいる以上、遅かれ早かれ海賊は誕生していた
> そうでないなら、過去にも海賊などいなかったはず
 
もちろん、どの国も当初は政府がなかったし、どの国にも海賊・山賊・盗賊・そしてマフィアがいます。
現状での政府有無や・犯罪組織の多寡には、民族的な気質・つまり自己責任性も関係しているかもしれません。
 
例えば日本に明治以来、政府があって、そして今の所得水準に至ったのは、
独立独歩や地産地消の成果以上の功罪があると思います。
主体性だけでなく、環境や国際状勢など外的な誘因も少なくないはずです。
 
政治に国境があるために、侵略や紛争を妨げて、多少とも国権を保てる時代にはなりましたが、
経済の国境は低く・社会保障も薄いため、
経済競争 (試合ではない闘争) で上位に立てない国家や個人は、生活さらに生命が脅かされる状況にあります。
 
先進国民や富裕層にはこの経済戦争を、公式試合として管理する責任を、
誰に強いられるでもない強者として自戒しなくては。
 
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=43712531
>一方、払う方法がないからではなくて、実現を決めて検討すればその方法が考案される技術的課題なだけと思えます。

まず、被害を受けた漁師とそうでない人を区別できません。
そして、お金を渡したら、海賊はそいつらから奪うようにするでしょう。
護衛がついているかもしれない船を襲うより、何倍も安全です。

これが解決つくなら、アフリカなどの貧困にももうケリがついているでしょう。

国が立ち直らない限り解決は不可能ですし、国が立ち直るには解決が必要です。
つまり、第三のアプローチが必要なのだと思います。
麻生総理が中東に対して行っているような。
 
> 被害を受けた漁師とそうでない人を区別できません
 
ぴゅうたサン自身の主張を守るために検討を避けてはいませんか?
技術面での展開をここで始めるには、僕はまったく役不足ですが。
漁師が誰かは、地区の政府関係者や医師など、一定に信用ある人物複数から聴取、
漁業には道具が要るだろうから被害漁業の証明材料になりますし、重複悪用を避けて消せない印を証明時に残す。
それら調査・審査の費用は支給額が減りますが支援金から賄うなど。
 

> お金を渡したら、海賊はそいつらから奪う
> 護衛がついているかもしれない船を襲うより、何倍も安全
 
(最近たしかアフガンの文民支援に米軍が同行を義務化したいとの報道がありました。)
支給する人員はその国当局の組織にすべきでしょうが当然、それ以前に海賊の摘発・裁判も必要ですから、警察や軍の活動も要るでしょうし、同時期も可能かと。

 
> これが解決つくなら、アフリカなどの貧困にももうケリがついている
 
「これ」 とは、上のような防犯向け生活支援のことですか?
73にも書きましたが、「何が抜本的な改善か」 が重要で、
例えば食料や薬品など生死に係わる支援は一刻を争う反面、それらは付焼刃というか対症療法にすぎないと思います。
 

> 国が立ち直らない限り解決は不可能ですし、国が立ち直るには解決が必要
> つまり、第三のアプローチが必要
> 麻生総理が中東に対して行っているような
 
麻生総理が中東に行なっている何を指していますか?
すみません勉強不足です。
 
国が立ち直るための解決は海賊の予防ではなく、というか表面上の海賊防止だけで国が立ち直りはしないと思います。
 
立ち直るには、どこから考えたらいいのかわからないくらい広範ですが、
結局は国連単位での経済管理 (最低限保障としての “結果の平等”) だと思います。
世界経済の利益を均等に、ではなく、生存権を保障して経済戦争を試合の状態に最低限管理すること。
つまり、餓死者を自国民に認める先進国 (経済戦争の被恩恵国) はないということです。
 
こうした私見は 「ありえない」 と酷評する声もあるでしょうし、
確かに実現を想定しただけでも数十年を要するかもしれません。
ただ、まず目的を具体的に想定する思考や世界観自体が、貧困など課題の抜本的解決には必要だと考えます。
具体的な最終目的から、今現在の次の段階も見えてくるからです。
 
例えば日本はこれまででも他国に引けをとらない途上国支援をしてきたと僕は思います。
しかし抜本的な支援であっても、いくつかの先進国だけでいくつかの途上国を、といった任意や・国益打算などで分散された支援総体でなく、
これらは統合されないと完遂されないと危惧します。
それには国連への権利集約と、逆に安保理の権限割譲が第1段階に思えてなりません。
EUの形成のようにです。
 

〔それに、人口増加を抑えるため、生命倫理を世界標準化する会議 (妊娠・出産という人権の再検討,世界人口の上限検討) が必要かと思います。
しかし、それには人口の増加が利権を産みだす仕組み・戦略に対して和平が必要になってきます。〕
 
>漁師が誰かは、地区の政府関係者や医師など、一定に信用ある人物複数から聴取、漁業には道具が要るだろうから被害漁業の証明材料になりますし、重複悪用を避けて消せない印を証明時に残す。

政府関係者は賄賂をくれる人を漁師だと言うでしょう。
医者が正直だとしても、一部の漁師しか知らないでしょうし、本当にその漁師が被害を受けていたかどうかを知ることは出来ないでしょう。

わーさん、政府関係者に賄賂が通用し難いのは日本ぐらいのものです。
しかも、無政府状態が20年も続いていながら、清く正しい政府関係者など、1人もいるはずがありません。
支配者が土地を支配しようと争っている中、その手下として必要なのは、道徳的なやつではなく、野心的な奴です。

そして漁具ですが、日本のように発達した漁業を行うわけではないのです。
漁師として食ってても、糸と針しか持たないような人はざらです。
その上、分業されているわけでもないので、海岸近くに住む住人は、他に仕事をしてても、糸と針ぐらいは持ってたりします。

わーさん、検討を避けているわけではないのです。
日本はとても分業化が進んでいるので考えにくいかもしれませんが、漁の忙しい時には漁をし、畑の忙しい時には畑をする、宅配屋さん、みたいな人たちが発展途上国には沢山いるのです。
農業を営む、ハウスメイドの、工場勤務とか。

日本の様に細部に渡ってまで分業化が進んでいる国は珍しいのです。
だから、漁師と名乗りを上げようとするなら、誰でも漁師と言えますし、誰もがそうではありません。
その上、賄賂が横行し、海賊がうろつくでは、対処は不可能だと言えます。


>アフリカの問題

と言うか、発展途上国の問題と言えましょうか。
お金をいくら注ぎ込んでも、富裕層へそのお金が回り、もし、無限にお金を注ぎ込んでも、全く何の解決にもならないという事。
言うならば、底のないバケツに水を貯めようと水を注ぎ込んでいるようなもの。

実例を分かりやすく言うなら、北朝鮮や中国です。
もう援助を何兆円してきましたか?
それが何の役に立っていますか?
トップの連中の懐を暖かくして、軍事費に使われただけです。
これを直接その国の国民に配ったとして、違いがあったと思いますか?
税金として取り立て、やっぱり上の連中が使うだけです。

そこで、第三の選択として、麻生総理の進める「ユーラシア・クロスロード」構想のような考え方である。
要は、政府に変わってインフラ整えてやるから、それを使って民間の経済力を高めろ、ってこと。

金をやっても解決しないのは、富裕層から高く品物を買うしか道がないからだ。
だからいくら注ぎ込んでも、全て富裕層が持っていき、貧困層は、何の変化もない。

それ以外の使い道が存在しないからだ。

インフラが整えば、貧困層も腰をすえて商売が出来る。
そういう経済の発展であれば、自然と著しい貧困もなくなっていくし、政府も税収が安定すれば、社会の発展へ貢献できる。

わーさんの考えも分からなくはないが、それらが出来ないのは、内政干渉だし、今の発展途上国の多くは、植民地であったが故の自立への欲求が強い。
だからこその「ユーラシア・クロスロード」構想なのだと思う。
私はこれこそが解決への糸口だと思っている。
 
『ソマリア首都で武力衝突、少なくとも43人が死亡 』
 
[モガディシオ 12日 ロイター]
 
ソマリアの首都モガディシオ北部で12日、アフリカ連合(AU)の平和維持部隊が支援する暫定政府軍と反政府武装勢力が衝突し、少なくとも43人が死亡した。
住民や当局者が明かした。
 
ソマリア暫定政府とAMISOMと呼ばれる4300人規模のAU部隊は、国際的な支援にもかかわらずこれまでのところ、
反政府勢力が拠点とするモガディシオなど一部地域の掌握には至っていない。
 
同日の武力衝突に関与した国会議員の Salad Ali Jelle 氏は
「われわれはすでにアル シャバブ側の戦闘員40人を殺害し、今も敵の撃退を続けている」 と述べた。
一方、反政府勢力側のコメントは今のところ得られていない。
 
モガディシオの Abdifitah Shawey 副市長は、反政府勢力が先週末に大統領府の周辺までの地域を制圧したと説明。 その上で
「われわれは (今回の) 衝突で3人の兵士を失った」 と明かした。
 
2009/07/13 12:24
http://newsweekjapan.jp/headlines/world/2009/07/6532.php
http://mixi.jp/view_news.pl?id=896707&media_id=52
 
イスラム原理主義(イスラムの教条に厳格・忠実な思想)過激派(暴力も辞さない集団)が中東以外にも広範に及び、
時には非公式な暴力であっても独立できていたりします。
彼らの厳しい制圧が曲がりなりにも治安を維持し、
地域に理不尽がなくならずとも限定され、不測の事態(危機)としての理不尽が減るためだともいわれます。
 
イスラム原理主義の解釈によると、テレビ放送は偶像崇拝(本物でない物をまつる行為)に通ずるとして禁じられ、
また同性愛も重罪で、地域によっては死刑に。
文化や民俗などからくる個性ある善悪や倫理が、社会の規範となって各地・各国で分かれる多様性は、無形文化遺産ともいえると思います。
しかし各地の歴史において、一部の善悪や倫理が普遍的な価値観として蓄積されてゆくように、
地域差を超えて共通する価値観はあると僕も考えますし、
例えば国連で共同宣言されるような内容にはそうした内容の論理を明確に示す責務があると考えます。
 
(以下記事と同じく、添付画像はソマリアのイスラム組織が強姦魔を私刑として鞭打ちする場面。
cf.http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14877895)
 


『ソマリアのイスラム組織
ブラジャー着用女性をむち打ち』
[モガディシオ 2009/10/16 ロイター]
 
ソマリアのイスラム系過激派組織「アルシャバブ」が、ブラジャーを着用していた女性を公開でむち打ちした。
イスラムの教えに反するというのが理由だという。
地元住民が16日 語った。
 
イスラム聖法の厳格な適用を求めるアルシャバブは、映画観賞や結婚式でのダンス、サッカーも禁止しており、今月に入ってからは、強盗を働いたとして若い男性2人の手と足を切断していた。
 
地元住民の話によると、銃を持った男たちがブラジャーを着用していたと思われる女性たちを集め、公開でむち打ちした。
その後、女性たちはブラジャーを外して胸を揺らすよう命じられたという。
 
また、身内がブラジャーを外すよう命じられたことに抗議した男性が、刑務所に入れられたという情報もある。
 
アルシャバブ関係者はこの件について、コメントを差し控えている。
 
2009/10/18 10:36
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-11996520091018↑
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=993071&media_id=52↑
 
自分の日記から部分的に転載:

最近発表されたジャーナルによれば、気温の変動とサハラ以南のアフリカにおける内戦などによる死者の数の間に連関があると言えるかも知れないのだそうだ。気温の高い年には紛争、内戦が急激に増加することが歴史的に証明されうるとのこと。同様の紛争の在り方が将来的にも続くならば、20年後には40万人の死者増(*死者数ではない。死者数ははるかに多い)が予想される。気候変動、とくに地球温暖化とアフリカ(以下、アフリカはサハラ以南のアフリカ諸国をさす)における内戦などの死者との関係が総合的に研究されたのはこれが初めてらしい。

かなり雑だが簡単にまとめてみると:

1960年以降、アフリカでは3分の2以上の国が内戦を経て数百万におよぶ死者を出しているが、食糧生産の減少や海面上昇など気候変動に起因する経済不安との関係が実証的に研究され、社会科学領域の大きな課題になっている。

気候変動と紛争との関係は未だ明確ではないものの、今まで降水量の少ない年に紛争が多いことを多くのデータが示してきた。つまり、雇用と経済生産の多く(50%以上のGDP、90%にまでおよぶ雇用)を降雨に頼る農業に依存しているほとんどのアフリカ諸国で降雨量に焦点を当てることは理解できる。しかし気候モデルが未来の降雨量に関して専門家の意見の一致を見ておらず、またこれまでの降雨量の統計処理の方法論に不備があるとも言え、気候変動の人的コスト予測と適切な政策の構築の障害になっている。

他方、降雨量の予測モデルや分析がきわめて多様であいまいであるのに対して、未来の気温予測はかなりの一致をみている。したがって気温の変化と紛争の可能性を関連させて研究することは妥当であろう。

ここでは過去(1981−2002年)における統計数値を利用し、温暖な年に紛争が多かったことを示し、将来のアフリカにおける紛争に対する気候変動の潜在的な影響を投影してみた。気候変動に関して国家別の統計を使用したため、紛争は内戦とし「政府と対立勢力間との兵器使用による1000人以上の死者を出したもの」とした。また、気候変動と紛争の時期との関係はそのズレも考慮に入れた。気候変動の影響が紛争に結びつくまでの時差がまちまちであるためである。

結果として、気温の変化は強く紛争と連関していることが認められた。気温1℃上昇に対し内戦がその年には4.5%増加する。これは各国の内戦勃発率の歴史的な平均との比率で換算すると、気温1℃の上昇が 49%という驚くべき内戦の増加率につながっていることを示している。

このことは降雨量が紛争に影響を与えるという研究が過去に主流だったにもかかわらず、気温変動の紛争への影響の強さが大きなものであることを示している。降雨量と紛争との相関関係よりも気温変動の影響の方が明確であり、降雨量の研究が気温も含めた精緻なデータ分析に依っていなかったことをも示唆する結果となっている。農業地域のアフリカの生計に降雨が重要な役割を果たしてきたことを考慮すると驚くべき結果とも言えよう。(*確かに論文のデータを見るとそのように読める)

2030年までの気候変動モデルなど―すなわちアフリカで気温が今後およそ1℃上昇する―を投影して修正を施してみると、54%紛争が増加し393,000人の紛争死者の増加がある。それに関連する死者数の増加や社会的な影響はさらに大きいことが予想されうる。

今後気温の上昇が続くならば、紛争による死者を減少させるためにアフリカ諸国の農業に対して温度変化に対応できる技術を導入する必要がある。また気候変動による不作などに対して補償を行なう政策の実施が急務であろう。



http://www.pnas.org/content/106/49/20670.full?sid=0bac0c1f-aeff-44e2-ba9d-ee049edac2f3

が元。プロシーディングスと銘打っているが、インパクトファクター 9.38 の有力ジャーナル。正確な訳ではないのであしからず。
 
“1万人が「人間の鎖」
 ネオナチのデモ阻止”
 
ドイツ東部のドレスデンで13日、第2次大戦末期の1945年に米英軍の爆撃で壊滅的打撃を受けてから65年となるのに合わせ、
ネオナチグループがデモ行進を計画したところ、市民ら約1万人が「人間の鎖」を作って阻止した。
 
ネオナチは新市街に集結。
市民はエルベ川を挟んで対岸にある旧市街に鎖を作って対抗した。
鎖にはザクセン州のティリヒ首相やドレスデンのオロス市長、教会指導者、政治家も参加。
「追悼の日を利用しようとするネオナチに立ち向かおう」と同市長は訴えた。
 
一方、市内各地でネオナチと反対派による衝突も発生。
警察によると29人を拘束し、警察官15人を含む少なくとも27人が負傷した。
 
2010/02/14 10:04 ベルリン時事
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010021400043
 



“人間の鎖で極右デモ阻止
 独ドレスデン空襲65年”
 
第2次大戦末期に英軍のじゅうたん爆撃で廃虚となったドイツ東部ドレスデンで、空襲から65年を迎えた13日、
極右ネオナチが追悼を利用したデモ行進を計画したが、1万人以上の地元市民らが「人間の鎖」で阻止した。
 
空襲をナチスのユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)になぞらえ
「爆弾によるホロコースト」と主張するネオナチなど約5千人が、ドレスデンの新市街などに集結。
 
これに反対する市民らは、戦災の象徴・フラウエン(聖母)教会がある旧市内への極右の侵入を阻止するため、人間の鎖をつくったり座り込みをした。
衝突回避のため、数千人の警察官が出動。
双方の計約30人が拘束され、警官15人を含む計約30人が軽傷を負った。
 
市内各地では同日、反ナチスのシンボルの白いばらを献花するなどさまざまな追悼行事が行われた。
 
共同通信
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021401000124.html
 
 
死刑制存廃論の誕生
 
comment=130
PC:http://mixi.jp/view_bbs.pl?&page=7&id=37425016
MB:http://mixi.jp/view_bbs.pl?&page=26&id=37425016&readmode=start
 
 

“米誌「世界最悪の独裁者は金正日」
中国・胡錦濤主席は第10位”
 
米雑誌 『フォーリン ポリシー』は23日までに、世界の独裁者のランキングを発表した。
「最悪」とされたのは、北朝鮮の 金正日(キム ジョンイル)労働総書記。
第2位はジンバブエのムガベ大統領、第3位はミャンマーの タン シュエ国家平和発展評議会議長だった。
中国の胡錦濤国家主席は第10位。
ボイス オブ アメリカなどが報じた。
 
同誌は金総書記を
「カルト的な性格で孤立主義者。
人民を困窮させ、何千人も強制収用に送り込んだ」、
「国家の貴重な資源を核計画のために費やしている」、
「そのくせ、自分はフランスの高級コニャックを楽しんでいる」と酷評した。
 
第2位のジンバブエ・ムガベ大統領は
「(反植民地闘争の)英雄が殺人専制君主に変身」と批評。
ジンバブエはアフリカ南部の内陸部にあり、秘密警察による人民の監視、言論統制、暴行・虐殺・拉致を含む反体制派の弾圧が常態化した。
経済状況は極めて劣悪。
北朝鮮との関係は良好。同国については、特に西欧諸国で批判の声が高い。
 
第10位とした中国の胡錦濤主席には「カメレオン専制君主」とのレッテルを貼り、
「外国の投資家は笑顔でだます。
国内の反対者は残忍に弾圧」、
「チベットを鉄の爪でつかみ、現在は経済のための資源獲得のため、アフリカを物色。
植民地化としか表現できない」と主張した。
 
同誌によると、全世界人口のうち、約19億人が23人の独裁者に支配されている。
ただし、民主的な政権を持つ国に暮らす人が全人口の28%にすぎなかった1950年と比べれば、進歩はしているという。
 
(編集担当:如月隼人)
2010/06/23 16:29 サーチナニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0623&f=national_0623_027.shtml

 
 
“ヘイトスピーチ:「殺せ」…
デモ、目立つ過激言動”

デモなどで特定の人々を公然と侮辱する「ヘイトスピーチ」が目立つようになっている。
海外ではドイツやイギリスなどヘイトスピーチを処罰対象としている国もあるが、日本では「野放しの状態」(専門家)。
標的となった人からは「危険を感じる」という声も上がっている。
 
「殺せ、殺せ」
「ゴキブリ」
「日本からたたき出せ」
 
2月上旬、外国人が多く暮らす東京都内の繁華街でデモがあり、そんなシュプレヒコールが飛び交った。
デモは特定の外国人を排斥する目的でインターネットで告知され、男女100人以上が参加した。
 
既存の右翼団体とは異なり、参加者もほとんどが一般人。
こうした現場を取材してきたフリージャーナリストの安田浩一さんは「数年前に比べ文言がより過激になっている。
『殺せ』という言葉はヘイトスピーチと言えるのではないか」と話す。
 
一方、デモを呼びかけた団体の一つは「参加者から自然に出た言葉で、推奨しているわけではない。
何がへイトスピーチなのか明確な定義はなく、デモの表現としてあっていいと思う」(広報担当者)と説明している。
 
デモを間近に見た外国人男性(25)は小声で「怖かった。
危険を感じた」と話した。
ツイッターでも「デモやばかった」「ひくわー」などのつぶやきが相次いだ。
 
デモを問題視した超党派の国会議員も抗議集会を呼びかけ、今月14日に200人以上が参加。
また17日の同様のデモでは、コースの途中に「仲良くしようぜ」などと書かれたプラカードを持った人々が集まり、抗議の意思を示した。
運動を呼びかけた男性会社員(30)は「もう見過ごせないと思った」と話した。

 ◇海外では処罰対象
 
ヘイトスピーチは社会の平穏を乱し、人間の尊厳を侵すとして、諸外国で規制されている。
ドイツはデモや集会、ネットの書き込みで特定の集団を侮辱する行為を「民衆扇動罪」に定め、5年以下の禁錮刑を科している。
国内に住む外国人を「駆除されるべき集団」などと表現する行為もこの罪に当たる。
 
イギリスの公共秩序法も同様の行為に7年の懲役刑、フランスや民族対立から内戦が起きた旧ユーゴスラビアのモンテネグロも罰金刑を設けている。
 
しかし日本では規制がない。名誉毀損(きそん)や侮辱、脅迫罪は特定の個人や団体を対象にしており、国籍や民族などで分けられる不特定の「集団」に対する言動には適用できない。東京造形大の前田朗教授(刑事人権論)によると、表現の自由に反する恐れのあることが、規制に踏み出せない理由という。
 
ただ前田教授は「個人への侮辱が罪になるように、集団への侮辱を規制しても表現の自由には反しない。
日本だけが時代遅れの『ガラパゴス』になっている」と話す。
高千穂大の五野井郁夫准教授(政治学)は「東京に五輪を招致しようとしている日本でヘイトスピーチがまかり通っては、国際的な信用を失いかねない」と指摘。
今回、抗議の意思を示した市民が現れたことに着目し
「表現の自由を狭めかねない行政による規制の前に、こうした動きが起きたことを評価したい。
差別を許さない市民意識を育むきっかけになれば」と話している。

 ◇ヘイトスピーチ(憎悪表現)
 
人種や国籍、ジェンダーなど特定の属性を有する集団をおとしめたり、差別や暴力行為をあおったりする言動を指す。
ネオナチ運動に対処するため1960年にドイツで制定された民衆扇動罪や、「人種差別の扇動に対しては法律で処罰すべきだ」と宣言した国連の人種差別撤廃条約(69年発効、日本は95年に加入)を背景に、各国が規制に乗り出している。

【川崎桂吾】
2013/03/18-15:00 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20130318k0000e040194000c.html (CP:http://zhp.jp/d88o)
 
 
“イエメンで8歳の「花嫁」が初夜に死亡、子宮破裂で”

中東イエメンで、わずか8歳で結婚させられた少女が、新婚初夜に内出血で死亡するという惨事があった。
人権活動家らが明らかにした。

人権活動家の Arwa Othman氏によると、同国北西部のハッジャ県で、ラワンという名の少女が、自分の年齢の5倍にあたる40歳の男性と結婚式を挙げた。
その夜、2人は性行為におよび、ラワンは子宮破裂による出血で死亡したという。

Othman氏によれば、現地当局は、ラワンの「夫」や家族に対して事情聴取などは一切行わなかった。

また、地元の治安当局者はそのような事件があったことを否定している。
しかし、ロイターの取材に応じた2人の住民によると、この悲劇が報道で伝えられると、部族長らは事件の隠ぺいを図ったという。

イエメンでは貧しい家族が生活費を浮かせるため、もしくは夫から支払われる金銭目当てに幼い女児を嫁がせることがある。
人権団体ヒューマン ライツ ウォッチが国連などのデータをもとに明かしたところによると、同国の少女の約52%が18歳までに結婚するという。

2013/09/12-16:20 Reuters
http://jp.reuters.com/article/jp_mideast/idJPTYE98B06820130912 (CP:http://zhp.jp/WBs3 )↑


風習の地域性・歴史性だとか、内政干渉的だとかを超える問題を分けて考えるには、“一人の人間として、生まれた土地を再選択できる自由があるか”ということ。
そのためには、人類が全員、富裕層にならなければ実現されない。
実現されないのなら、人単位じゃなく国単位で自由な基準を設けなくてはならない。
国連には、それだけの実権が与えられないと、世界の市民の生活は改善の道がない。
 
 
>>[085]

ボイス warMart
http://mixi.jp/view_voice.pl?&owner_id=1098147&post_time=20130912174545
 
 
“映画『ハンナ アーレント』 どこがどう面白いのか 中高年が殺到!”
2013/12/09 週刊現代
comment=001
http://mixi.jp/view_event.pl?&page=1&id=75150308 CP:http://m.mixi.jp/http://m.mixi.jp/view_event.pl?&page=1&id=75150308&readmode=start
 
 
“報道の自由度 この10年で最低水準”

2014/05/02-09:34 NHK http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=034&bbs_id=61508865
 

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