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サーフィン ホット・ロッドコミュのHistory Part 2

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Surfin' Hot-Rod History Part 2・・・承句
ボーカル時代(62〜63年)

そんなギターインストのサーフミュージックが、
南キャリフォルニアで大流行していた61年の暮れ、
The Pendeletonesと名乗るハイティーンバンドが、
父親の友人が経営するXと言うインディーズレーベルの
オーディションに合格します。

この時期、多くのガレージバンドがインディーズから
デビューしていましたが、彼らが他の多くのバンドと
異なっていたのは、The Four Freshmenやホワイト
ドゥーワップの影響を受け、それまで主にインスト
だけだったサーフィンミュージックに歌とコーラスの
要素を取り入れていたのです。

The Four Freshmen - That's My Desire
(52年)
http://www.youtube.com/watch?v=T1egmloClug&NR=1

ところが発売されたレコードのレーベルには、メンバー達が
聞いた事もないグループ名がクレジットされていました。
彼らは直ちに抗議したのですが、Xは既に地元のCandix
と言うレーベルとも契約、レコード作製を始めており
もうクレジットを直す事は出来ませんでした。

Beach Boys - Surfin(Remix version)
(62年3月 全米75位)
http://www.youtube.com/watch?v=kDXgU8RX6YY&mode=related&search=

こうしてThe Pendeletonesは、Beach Boysと言う
身も蓋もないグループ名でプロのキャリアをスタート
させられたのです。還暦を過ぎてなお "Boys" を名乗り
続ける事になろうとは、その時誰が想像出来たでしょう。

ともあれ、この曲は地元を中心に5万枚を売り上げ、
全米チャートの75位に食い込むヒットになりました。
(メンバーが手にしたのは1人$200だけだったとか・・・)

メンバー3人の兄弟(Brian、Dennis、Carl)の父
Murry Wilsonは、息子達が金の卵を産む鶏になると
知ると、Candixが経営難に陥ったのをきっかけに、
西海岸一のメジャーレーベルCapitolとの契約を
勝ち取ります。そして発売されたCapitolでの
1stシングルは、前作を上回る大ヒットと成り
The Beach Boysの名前は全米中に知れ渡ります。

The Beach Boys - Surfin' Safari
(62年6月 全米14位)
http://www.youtube.com/watch?v=jDtk5sNlyFk

The Beach Boys - 409(音だけ)
(B面 全米76位)
http://www.youtube.com/watch?v=fY4WkLiWcNo&mode=related&search=

B面には、サーフィンと並び、ホットロッドとして後に
一世を風靡するテーマとなったカーソングが初めて登場します。
これらのヒットを受け、Capitolは急遽アルバムの発売を決定、
既発表のシングルを中心に構成されたアルバム、
『Surfin' Safari』が62年10月にリリースされます。

そして翌63年に発売された4枚目のシングルがこれ。
アップテンポの8ビートに、華麗なオープンハーモニーを
被せると言う、ボーカル入りサーフィンミュージックの
典型的なスタイルがここに確立したのです。
(ちなみにドラムはHal Blaineだとか・・・)

The Beach Boys - Surfin' USA
(63年5月 全米3位)
http://www.youtube.com/watch?v=k1FaflUn4Co

The Beach Boys - Shut Down
(B面 全米23位)
http://www.youtube.com/watch?v=Ykmekz9--t8

The Beach Boys - Surfin' USA・・・グループ名といい、
曲名といい、何と脳天気でイージーなんでしょう。(笑)
この完全とも言えるイメージ戦略のお陰で、彼らは
コマーシャリズムのビッグウエーブに乗ったのですが、
その一方で、現在まで続くBeach Boysに対しての
メディアやリスナーからの多くの誤解と、
そのイメージに対する彼ら自身の苦闘が始まるのです。

同じ5月に発売された2ndアルバム『Surfin' USA』は
全米2位まで上がる大ヒットと成り、
彼らの歌うサーフィン ホット・ロッドミュージックは、
63年の夏、アメリカ中で大流行します。

インスト曲が多く、今日の評価は決して高く無い
アルバムではありますが、63年当時インストこそが
サーフィンミュージックの主流であり、
この構成がレコード会社・リスナー双方が望んだ形で
あっただろうと言う点は、前回の日記(Part 1)を
読んで下さった方はご理解頂けるかと思います。
しかしながら、このアルバムとタイトル曲の大ヒットにより、
それまでのインスト中心だったサーフィンミュージックは
ボーカル入りへと急速に変化を遂げて行くのであります。

さて、Brian WilsonがSurfin' USAの曲作りをしていた、
丁度その頃、Brianの下へJan & DeanのJan Berryが
訪れます。Jan & Deanの芸歴はBeach Boysより古く、
この頃既に10曲以上のヒット曲を出していました。

Jan & Dean - Baby Talk
(59年9月 全米10位)
http://www.youtube.com/watch?v=RDYSMXnCQRQ

Beach BoysのSurfin'に似た曲調のこの曲を聴くと、
デビュー当時のBeach BoysがJan & Deanの影響を
色濃く受けていた事が読み取れます。ところが、
50年代のドゥーワップをベースにした彼らのスタイルは、
63年当時にはいささか時代遅れであり、当時売り出し中
のBrianに曲作りの新しいアイデァを貰いに来たのです。

Janは完成しかけていたSurfin' USAを気に入り、
自分達に歌わせて欲しいとせがみましたが、Brianは拒否、
代わりに途中まで完成していたこの曲をプレゼントします。

Jan & Dean - Surf City
(63年7月 全米1位)
http://www.youtube.com/watch?v=1d86radw-V0&mode=related&search=

皮肉にもライバル会社であるLibertyに所属するJan & Deanに
提供したこの曲が、Beach Boysより先に全米1位を獲得して
しまったのです。父Murryは烈火の如く怒り、Capitlは
法的手段をもちらつかせたそうですが、Brianは素直に喜び、
その後もJan & Deanに曲を提供し続けます。

Beach Boysの二番煎じ的な偏見を持って語られる事の
多いJan & Deanでありますが、デュオであるが故の欠点
・・・コーラスが重ねられない代わりにストリングスを
使ったり、腕利きのスタジオミュージシャンを集めて
バックの音を固めたり、とか、とか、
Beach Boysとは違う、彼らならではの聴き所があると思います。

Brianの創作意欲と音楽的進歩は留まる所を知りません。
Surfin' U.S.Aから2ヶ月後には、5thシングルにして
初のバラードを発売。Brian一人がコーラスを歌い
バックには全てスタジオミュージシャンを使って
いるそうです。

The Beach Boys - Surfer Girl
(63年9月 全米7位)
http://www.youtube.com/watch?v=gsle8Y-fc4M

The Beach Boys - Little Deuce Coupe
(B面 全米15位)
http://www.youtube.com/watch?v=B1LiKpv-VfE

9月にサーフィンをテーマにした3枚目のアルバム
『Surfer Girl』を発売し全米7位。
なんとその翌月には、初めてホットロッドをテーマにした
4枚目のアルバム『Little Deuce Coupe』を発売、
こちらも全米4位まで上がる大ヒットと成ります。

ちなみにホットロッドとは、当時全米で流行していた
市販車のエンジンや車高を改造してゼロヨンを競うレース。
アメリカの豊かさの象徴とも言うべき、バカでかいエンジンを
積んでガソリンをばらまいて走っていた、これまた当時の
若者文化を歌った音楽なのです。

サーフィンもホットロッドも歌われている歌詞の違いだけで、
音楽的には全く同じスタイルであると言えます。 が、
南キャリフォルニアの他フロリダ・ハワイ等、一部の地域
でしか盛んでなかったサーフィンに比べ、ホットロッドは
全米中で流行しており、歌われる歌詞の変化がサーフィン・
ホットロッドの人気に更に弾みを付けて行くのであります。

11月22日にDallasでJFKが暗殺されるという、
衝撃的なニュースが世界を駆け巡りましたが、
Beach Boysの未来はどこまでも輝いているかに見えました。
しかし、そのたった2ヶ月後に、運命の悪戯と呼ぶには、
あまりに過酷な現実が待ち受けていたのです。

to be continued.....

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