剣道三昧コミュの剣道三昧（脱団体優勝）

こんなことを言うと
チームのメンバーに怒られるかもしれないが
この春の大会は個人優勝を狙っていて
団体優勝はその次という意識でいる。

なぜなら団体優勝を成し遂げるために
何をすべきかを掘り下げていくと
剣道本来の目的を逸脱してしまうからだという
考えに行き着いたからである。

去年までは団体優勝を追及した。
己、個人で1か月以上前から体作りに取り組み
稽古にも積極的に参加し
来てないメンバーには稽古参加を積極的に呼び掛けた。
しかし、行き詰った。

ポイントゲッターの一人は
東京での職を辞め、「新たな夢」を見つけて
九州に帰ってしまった。

レギュラーの一人に「子供」が生まれた。
稽古には参加するものの
やはり稽古回数は減った。

絶対的な実力の先輩は他の道場での稽古で
肉離れとなり大会出場が危ぶまれた。

稽古参加を呼び掛けた先輩は
その業界で世界一になるため
仕事に燃えていた。
スゴイことだと思えたが
稽古には殆ど来れなかった。

「優勝の為、稽古に来て下さい」というものの
そのことに矛盾を覚え始めた。

自らの夢に九州へ帰った彼は
今でも同じチームの仲間であり
遠くからでも彼の夢を応援したい。
先生の奥さんが亡くなった時に
最終便で駆けつけ、一晩涙を流して
始発の飛行機で帰って行った彼には今も特別なものを感じる。

もちろん仲間に子供が生まれたことは
手放しで嬉しく、羨ましくもある。
試合ごとき些細なことではなく
人生の最大の出来事なのだ

怪我や病気は起こりうるもので
心配こそすれ、責めることではない。

そして仲間が仕事でがんばっているということは
自分への励ましでもある。
その業界のナンバー１が仲間にいる。
「先輩、頑張ってください！」と応援したい。

団体優勝は難しい。
対戦する相手が実業団優勝者経験者が揃っているから難しいのではなく
剣道が「道」だから難しい。

今日、メンバーの内示が出た。
前々から今回転勤の可能性が高いことは聞いていた。
彼が抜けると多分、団体優勝はありえない
だけど彼が（先輩だけど）地方へ栄転するなら
手放しで祝おうと本気で思っていた。

どうやら残るようである。
それならそれでがんばる。

また、地方に転勤していったメンバーが２人帰ってくる。
それならそれでがんばる。

竹刀を交えるだけが剣道ではない。
ただ今日もトレーニングは怠らない。

今はただ
個人　4段の部　5段の部　2階級制覇を狙う。

歩行：2分
ランニング：10分：時速１０ｋｍ
歩行（クールダウン）：3分

ふくらはぎスクワット：各重さ40回×3段階×２
通常スクワット10回×2回
構えスクワット10回×1回

腹筋10回×5回
背筋10回×5回（90kg）
横腹10回×3回