「クソカメ」〜愛すべき駄機達〜コミュのクソカメの誓

かつてのLOMO-LCAやHOLGAがそうであったように、彼のカメラはかつてクソカメであった。しかしそれが著名な写真家やアマチュアフォトグラファーによってかっこ良く、そしてオシャレなカメラへと変貌したのである。それはまるで人体が捻りだされ糞として生まれた排泄物が、肥えとなり、肥料になり、種がまかれ花を咲かせる。そんなカメラ会の輪廻天性物語がLC-AとHOLGAにあった。

一体誰が、青山のオサレなセレクトショップにクラシックカメラを置いたのだろうか？いつからカメラはカッコいい道具になってしまったのだろう？いつからトイカメラはいわゆる描写力の甘さが逆にアーティスティックと感じとってしまった勘違いのオサレ人に認知されてしまったのか、クソカメはクソカメであればよかったのに。なぜロモグラフィー等の活動を生んでしまったのか。


クソカメはクソカメであった頃を懐かしく思ってるのではないだろうか？またそれを愛する人も今の状況を良いとは思っていないのではないだろうか？




そんなオサレの舞台に昇華したクソカメたち、そんな過去のクソカメだったものたちの今と未来を見つつも、今現在のクソカメたちを愛そうというのがこのコミュの存在理由である。


〜〜〜〜クソカメとは？〜〜〜〜

NIKONやCANON等の一流カメラメーカーが本気で作ろうとせず、中途半端に終わったカメラ。KENKOやTOMMYやシャラン等、カメラメーカーに非ずともカメラを作ってみよう！と思って出来た悲しいカメラ。そんな中途半端なカメラたち。中古カメラ屋でジャンク扱いされてる、見たことのないカメラ。あっという間に値下げの路を歩むデジカメたち。そんなカメラなのに、カメラとして有意義に過ごせないながらも、実は隠れた魅力（変な形、妙な描写、意味の分からないアクション）を持ってるカメラたち、それがクソカメである。

ですのでトイカメラとして評価されて、ヴィレヴァンなんかでオサレに売られている、HOLGAやLOMO、ハリネズミカメラ、ブックカメラでは非ず。さらに高機能、高性能のトップクラスのカメラでも無く。またもういうとただ安いだけで叩き売られた大量生産カメラではなく。またまたもう一個、すでに評価（値段）を得ているクラシックカメラでも無く。

それらを突破して突き抜けた馬鹿でありクソなカメラをクソカメと認知する。

しばらくの間、クソカメ認定にはこの「クソカメ」の管理人ミドゥの独断と偏見で行う。少なくとも愛せないカメラはクソカメに非ず



〜〜〜〜クソカメへの愛〜〜〜〜



あえて愛を込めてクソと付けた。これは愛である。
どうにもこうにも中途半端なカメラ。なんでこれを作ってしまったんだろうというカメラや、もう動機を探ろうとも思えないカメラ。もしくはもうただ愛してしまいたいカメラ。もし持ち主の偏愛のみでそのカメラが成り立ってる場合は、立派にクソカメの称号を与えます。


これからもクソカメとの出会いを求め、更に参加者に良いクソカメの出会いを祈り、今いるクソカメ達への愛も忘れず。


クソカメたる故にクソカメ。