多摩ブラ（魔法使い仲間）コミュのコール田無イベント報告書（2007/04/08）　（2/4）

■■■ 多摩ブラマジックショー（前半戦） ■■■

いよいよ私たちにとっての本番、マジックショーです。
今回の演技者は団長こともりたん、居酒屋マジシャンさん、私の３名です。

□居酒屋マジシャンさん

・ボトルスプラッシュ

懐から風船を取り出し、どんどん膨らませていきます。
割れそうなくらいに大きくした所で、懐からさらにライターを取り出します。
火をつけそれを風船に近づけると、ここで最前列のお子さん方はいっせいに耳に手。
そしてその反応を見たときの居酒屋マジシャンさんの嬉しそうな顔。（笑）
炎で風船が盛大な音を立てて割れ、突然そこからペットボトルが出現しました。
私、このオープニング大好きです。

・ロープ芸

２ｍほどの長いロープを取り出します。
ハサミでロープを二つに切るのですが、いつの間にか元に戻ってしまいます。
他にも長さの違うロープがそろってしまったり、一本だったはずのロープが輪になったり、ハサミの取っ手に括りつけられたロープが、両端を観客が抑えているにも関わらず抜けてしまったり、逆に指輪がロープに入ったり。
ただのロープが実に色んな現象を見せてくれます。
第３回例会の団長やむっしゅさんの時もそうでしたが、ロープマジックに対して持っていた「地味～な印象」がこのところかなり変わりつつあります。

・カード芸

２人の観客がそれぞれ１枚ずつ計２枚のカードを選びます。
カードをデックに戻して観客がシャッフルします。
裏向きに広げたカードの中から、一人目の観客が自分で１枚カードを引くと、なんとそれが最初に選んだカードです。
さらに二人目が選んだカードは、いつの間にか先ほどのペットボトルの下に移動しています。
最初のボトルスプラッシュが伏線になっていたとは。。。さすがです。
その次はカードを使った人体交換というコンセプトのマジック。
マジシャン役のカードはデックの中に入れてまぜてしまい、美人アシスタント役のカードは半透明のケースの中に入ります。
半透明のケースなので、カードの表面がずっと観客から見える状態なのですが、すぅっとマジシャン役のカードへと変化してしまいます。
思わずWoW！ですね。

□セイ

・チャイナリング

４個の金属製リングが繋がったり外れたりする有名なマジック。
ポルクのイベントのときと同じく、演技者を無視して勝手につながるという、コメディタッチで演じてみました。
最後の「リングが２倍の大きさになる」というのは、そこそこ受けて頂けた模様。
ちょっと安心しました。

・シンブル

指先にはめた指貫が、変化したり移動したり消失したり増減したりします。
最近のマイブームです。
多摩ブラ関連のイベントでは、内容をちょっとずつ変えながらほぼ毎回のように演じています。
今回は初の両手バージョン。
やはり視点の高さが違うのか、子どもさんたちから厳しい声を頂きつつも、なんとかやりぬくことができました。
まだまだもたついたり、角度が甘い部分が多いですね。
要精進。

□もりたん

・コインマジック

最初はもりたんの十八番、３枚のコインを使ったマジック。
空の掌から１枚ずつコインが出現し、移動や消失を繰り返して、最後にはまた３枚に。
何度も間近で見せてもらって、手順も解説してもらいました。
でも不思議に見えるものは不思議に見えてしまうのですから仕方ありません。
むしろ、ここは確かこうなっている「はず」なんだよなー、などと余計不思議に思っている面もあったり。
　お次はコインを１枚に減らしてのマジック。
消失・移動・出現というコインの王道の現象のあと、

「後ろが気になりますよね？じゃあ、今度は後ろ向きでやります」

などといいつつ、おもむろに後ろを向く我らが団長。
そしてやっぱり消えちゃうコイン。
表に向き直り、再びコインを手に握ると、今度はコインが巨大に。
私の横の方に座っていた女の子は、目と口をまんまるにしてました。
私も巨大コイン大好きです。

しかも今回は続きがありまして。
巨大化したコインが徐々に手のひらで小さくなり普通のコインに戻り、さらにライターであぶるとホタルのような光の玉に変化します。
ホタルはやっぱり綺麗ですね。
でもこれは魅せ方がとても重要な気がします。
団長はパントマイムなどにも興味をお持ちらしいので、そういう所もきっと生かされてるんだろうなーと思いました。
ホタルはさらに赤いボールに変化して、数が増えたり、さらにあちこちに移動したりします。
最後は１つのボールを掌にのせ、団長の娘さん秘蔵の「魔法のふりかけ」をかけると、どんどん小さくなって、

「じゃあ、これつまんで下さい」

つまめません。
立体ではなく、掌に描かれた点になってしまいました。（笑）

（続きます）