「グーグルがパートナーよりも貴方についてもっと知るようになる」: インターネット検索大手が自社の全製品でユーザー追跡を許すプライバシー・ポリシーを公開して大騒動に ('Google will know more about you than your partner': Uproar as search giant reveals privacy policy that will allow them to track you on all their products:1月27日英語版配信分)
では、これが「邪悪」なのではと懸念されるのはなぜでしょう? それは、Googleが自分たちを定義するルールを変えつつあるように見えるからです。Googleは現在の名声を、そして数十億ドル規模の事業を、「邪悪になるな(Don't be evil)」という哲学の上に築き上げたのです。その哲学は、Googleはつねにユーザーを最優先にするという意味だと考えられてきましたし、Google自身もそんなイメージを大事にしてきたはずです。「Googleはユーザーを尊重している」と受け止められており、Googleもユーザーにとって居心地の良い場所を提供すべく努力することで、莫大な収益を上げてきたのです。