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高校数学の裏技コミュの多項式

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以下では関数は全て多項式とします.

■1.虚数代入
f(x)をg(x)で割った商がQ(x),余りがR(x)であるとき,
f(x)=g(x)Q(x)+R(x)
もしg(x)=0の解αが虚数であっても,xに代入してもかまわない.
f(α)=g(α)Q(α)+R(α)
   =0*Q(α)+R(α)
   =R(α)

特に,g(x)=x^2+x+1であるとき,1の3乗根ω=(-1±i√3)/2を代入するのは頻出です.

また,f(x)が3次関数であり,極大値・極小値を求める際にf'(x)=0の解α,βがきたない数である場合は,まずf(x)をf'(x)で割り,
f(x)=f'(x)Q(x)+R(x)
としてから,αを代入してやると
f(α)=R(α)
となるので,計算は楽になる.

■2.因数定理への言い換え
当たり前の話だが,案外思いつきにくいようなので.
f(α)=β
⇔f(x)-βはx-αで割り切れる
⇔f(x)-βはx-αを因数にもつ

■3.重解
f(x)=0が重解x=αをもつ
⇔f(α)=f'(α)=0
⇔f(x)-f(α)は(x-α)^2で割り切れる.

■4.多項式の微分
理系では数3範囲であるが,文系でも覚えておくと役に立つ.

【1】f(x)g(x)を微分すると
f'(x)g(x)+f(x)g'(x)
【2】{f(x)}^nを微分すると
nf'(x){f(x)}^(n-1)

f(x)をg(x)で割った商がQ(x),余りがR(x)であるとき,
f(x)=g(x)Q(x)+R(x)
両辺を微分すると
f'(x)=g'(x)Q(x)+g(x)Q'(x)+R'(x)
となる.(g(x)が(x-1)(x-2)^2というように,(x-α)^nの形を因数にもつ場合に有効)

■5.合成
【1】f(f(x))-f(x)はf(x)-xで割り切れる.

【2】f(f(x))-xはf(x)-xで割り切れる.

【3】f(g(x))-f(h(x))はg(x)-h(x)で割り切れる.

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