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高校数学の裏技コミュの3項定理

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裏技と言うほどの物ではないですが、

(a+b+c)^10のa^3b^2c^5の数を求める問題って、
教科書だと2項定理を2回使う方法を書いてあるけど、

「同種の物がある場合の順列」で、
10!/(3!・2!・5!)の方が簡潔で、うちの塾の生徒も「こっちの方がいい」と言ってました。

コメント(13)

なぜ教科書は3項定理を載せないんでしょうかねぇ…イメージしやすいのに。

ちなみに3項係数はパスカルの三角"錐"で雪崩式に求められます。
   1   n=0

   1   n=1
  1 1

   1   n=2
  2 2
 1 2 1

   1   n=3
  3 3
 3 6 3
1 3 3 1

各段の合計は 3^nです。
「パスカルの三角錐」は私も頭では考えていましたが、3次元的だから、表現するのは難しいと思ってました。
なるほど、こうすればわかりやすい。目から鱗です。


順列組み合わせに関しては、他にも「簡潔でないやり方」が模範解答とされている場合がある。

「10本のうちの3本があたりである。最初にAが、その次にBが1本ずつくじを引く。A、Bそれぞれが当たりを引く確率は?」

Bが当たる確率を、いきなり「3/10」とすると誤答扱いにされる場合がある。Aが当たりを引くかどうかで場合分けして、ということで解答させたいらしいが、それなら最初から、場合分けによってしか求められないような問題設定、「Aが当たりを引いたらBは1本だけ引く。Aがハズレなら、Bは2本引く」等とすればいい。

「最初にAが引くが、当たりかハズレかは見ないでおく。次にBが引いて、当たりかハズレかを確認する。そのあと、Aも当たりかハズレか、を確認する。」という問題設定なら、場合分けは、「Aがくじを引いた時点」にするのか、「Bがくじの当たりハズレを確認した時点」にするのか?

 最初の問題のBに関しては、「Bは10本のうちのどれか1本を引く。どれを引く確率も同じだから、それぞれのくじを引く確率はすべて1/10。当たりは3本だから、答えは3/10」
と書けば文句を言う教師はいないと思うが。

 「10人が1本ずつ引く。最後に引いた人が当たりとなる確率は?」という問題なら、場合分けの方法はかなり煩雑になると思うが。
文科省の指導で、二項定理まで。となっているので多項定理は発展としている教科書が多いですね。


EARLさんの仰るとおり、3項定理のイメージいいですね。
文科省もあれもダメこれもダメ、とか言う前にあれもいいこれも良いにしてくれないと浮きこぼれの生徒が多数出ます(そういう方向に、方向転換しているようにも思えますが)

にしひろ さんの仰ることそのとおりです。積の法則が数学?で出ていたころ(2年前まで)は数?ではコンビネーションを使った方法が模範解答とされていましたが、
>「3/10」とすると誤答扱いにされる場合がある
は酷いです。
そういう数学的感覚を大切に育てて欲しいものです。
>三角錐
4項係数を雪崩式に求めるパスカルの4面体なんてのもできるんです(あまり使い道ないですが)。また、パスカルの三角形は下に拡張していきますが、上にも拡張するとなかなか面白いですよ。負の二項係数ですので高校範囲外になりますけどね。

3/10で×はねぇ…(苦笑)感覚はあくまでも検算でやれということでしょうか。確率のみならずどの分野でも感覚的なものは重要で、答案へ直に反映したいもんですね。

ただ、稀に感覚だけで解くと本当に間違いになる問題もたまにあるので注意がいりますけどね。例えば下の問題。

『A君とB君がそれぞれサイコロを1個投げ、大きい目の方を勝ちとするゲームを行う。正常に目をふってあるサイコロを用いるA君に対し、B君は、どの目も1〜6の範囲の整数で、目の和は21という条件をみたしている限りは自由に自分のサイコロの目を決めることができる。B君は上手に目をふることによって、このゲームを有利に展開することができるか。』

答えは
「できない(勝つ確率はA君もB君もおなじ)」
です。これを塾生に解かせたら、ほとんどの生徒が答えは合ってるのですが、途中過程を
「期待値を計算すると同じだから」
というものにしていました。確かに感覚的に考えれば期待値を持ち出したくなるのは分かりますが、これは数学的に間違いですからね。期待値と確率は別物です。
>浮きこぼれの生徒

 いい言葉ですね。文科省も日教組も教育再生会議もマスコミもその問題に気づかない、「浮きこぼれ」問題。授業なんか寝てても分かるからと閑を持て余していると「授業態度がよくない」、教師よりも優れた解答をすると、「教えた手順でやれ」、もっと高度なことをやりたいのに、簡単な問題を山のように宿題に出されて、、、。

>『A君とB君がそれぞれ

面白い問題ですね。懸賞問題で使わせてもらっていいでしょうか?高校の前で塾のチラシを配るのですが、面白い懸賞問題を載せると「解いてみました」とやってくる高校生がいて楽しいのですが、問題として面白くてなおかつ、適度に難しい問題がなかなかなくて。

1〜6という制約をなくして、単に「整数」としたり、「1〜6の実数」としたらどうか?とかも問題にすれば、期待値では解けないと分かりますね。
俺は学校で教えるならば、『簡単な導き方=いい教え方』ではないと思う。
学校教育では、考え方を養わなきゃいけないと思っているので、スタンダードなやり方でやって行った方がいいと思う。
(進学校は別にいいと思うが…)

理解した上で、『実はコレはね…』という具合に教えて行くのがいいんじゃないかと思う。最初から簡単なやり方を教えても、結局は生徒たちのためにはならないと思う。

まぁ、文科省の改定が毎回改悪になっているのは否めないが…
>とっすぃさん

私も教えるときは、生徒がまず「考え方は素朴でわかりやすいけど、面倒な方法」をやろうとすれば、それでやってもらいます。あるいは最初にそれを敢えて説明します。

例えば、2つの円の交点を通る直線を求める問題で、交点を求めてからその2点を通る直線を求めるみたいな。

 ただ、上の3項定理は、2項定理のごく自然な拡張になっているわけで、2項定理を、公式暗記ではなく自分で創意工夫して導いた生徒なら、すぐに発展させることが出きると思うのです。
 それを敢えて、「2項定理を2回使う」という方法に押しとどめるのは不自然な気もするのです。

 もちろん、生徒の理解度など考慮すべきことはありますが。
「展開」という作業が

それぞれの( )の中から文字を1つ選んで,掛け合わせる

と伝わったら,係数は並べ方の総数なので,2項定理も多項定理も変わらない,と考えるとまとめて処理できるかもね。

と授業では喋りますが,なかなか伝わらないですね,これは。
>2項定理を2回使う

確かにこれだと式が長くなって、ややこしくなりミスもめだちますよね。

私の教えている学校の教科書は、トピの式のbが2b、cが3cになっているので、かなり複雑になり、そのときには「それ」を使った方がいいなと思います。

私の高校のときの教科書には、トピで書いてある式を使っていた記憶があります。が、『何でそうなるか』というのを習った記憶はありませんでした。 汗

なんだか年を追うごとに、変に改定されるのに腹が立ちます。もっといい学習指導要領になって欲しいものです。

トピと関係ない話になったことをお詫びいたします。
多項定理にちょうどつまずいてたんですぴかぴか(新しい)
すてきな情報ありがとうございますわーい(嬉しい顔)リボン
トピがあがったついでに。

0,1,2,3の数字でできる、1〜5桁の数字の個数。同じ文字を何度つかってもいい。

解答例 3+3・4+3・4^2+3・4^3+3・4^4

しかし、例えば「0423」を「423」とみなすことにすれば、「一番大きな位の数は0ではない」という制約はなくなり、4つの数を5個並べれば、1〜5桁の数のどれかを表すことになる。
「0000」のみが条件に合わない。

よって、4^5−1

両者を結べば副産物として、等比数列の和の求め方へもつながる。
>0,1,2,3の…

4進法でも解決できますし、高校生にとっては完全に裏技知識になりますが4項定理でも解決できますね。

●4進法に対応させれば、100000[4]より小さい数全てなので4^5-1通り

●0をk個、1をm個、2をi個、3を5-(k+m+i)個使うとして、求める個数は
Σ[k+m+i=1,5]5!/{k!m!i!(5-k-m-i)!}
ここで、5!/{k!m!i!(5-k-m-i)!}は
 f(x,y,z)=(1+x+y+z)^5
の(x^k)(y^m)(z^i)の係数に対応するので、
f(1,1,1)=(1+1+1+1)^5=4^5
これがΣ[k+m+i=0,5]5!/{k!m!i!(5-k-m-i)!}に等しいので、
Σ[k+m+i=1,5]5!/{k!m!i!(5-k-m-i)!} = 4^5 - 5!/{0!0!0!5!} = 4^5-1通り
なるほど。数字の列のみが問題なのであって、その数字列の表す数字としての大きさは関係ないわけだから、4進法でいいのですね。
さらに大小関係は10進法も4進法も同じだから、

「23200より小さい数」も、23200を4進法とみなして考えれば、煩雑な場合分けは必要ありませんね。

「4進法は使えるかな?」とは思ったのですが、ここまで気づきませんでした。ありがとうございます。

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