大阪ケナフの会コミュの「大吟醸と原木しいたけの会」

～究極を味わい、日本の食と地球環境を考える～

　恒例の「大吟醸と原木しいたけの会」、今年は「手打ちそば」と「落語」も登場。
　三井聖吉さん選定の「大吟醸」。そして、「国産原木しいたけ生産者の会」農家が栽培する山の恵み「原木しいたけ」。さらに今回は「手打ちそば」が加わります。「蕎麦から日本の文化を変える」と夢を語るしのぶ庵三代目・大橋正伸さんのご協力で三つの達人の技を味わいます。また、来春スタートする「しのぶ庵寄席」のプレ落語会も開催。「桂福丸」さんが登場します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇日時　11月30日（日）午後6時開会（～9時頃）
◇場所　そば処「しのぶ庵」心斎橋店
　■大阪市中央区南船場4-3-11　大阪豊田ビルB1
　■交通　地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」?番出口１分
　■TEL/FAX　　06-6241-2160
◇会費　4500円、子ども1500円（原木しいたけ、手打ちそば付）
　★必ず！　料理を一人一品持参して下さい！
　★「原木しいたけ」と「日本酒」の限定販売も予定
◇募集　　50人（先着順）　
◇申し込み　メール　eco-wind@occn.zaq.ne.jp

≪国産原木しいたけ生産者の会≫代表　井上順一さん
　　きのこは、その名の通り「木の子」。日本の森にあるクヌギやナラの豊かな栄養分に育てられる。それがあたりまえだった。栄養剤を使って短期間で大きくする菌床栽培。見た目はいいが、味、香り、食感が違う。原木シイタケは、高級百貨店からも消えてしまった。さらに農薬まみれの中国産を売っているところも多い。こんな危機的な状況にある原木シイタケを守ろうと生産者の会が結成された。会の活動が実り、おととし「表示」が義務付けられた。

≪蔵元守る活動「杜浩の会」≫代表　三井聖吉さん
　三井聖吉さんは、時に寝袋一つで蔵元を回り、その原料、製法、味、杜氏を確める。本物の酒を見分ける市民が１人でも増えるようにと「利き酒会」を自腹を切って続ける。真面目な蔵元と消費者をつなぐことで、蔵元を守り、かしこい消費者を育てる。コマーシャルで売る酒がどういうものか、消費者が自分で判断できるように、ノウハウまでも公開。　「本物のお酒は安くておいしい」、そんな信念で取り組んでいる。

蕎麦屋から文化発信「しのぶ庵寄席」
　日本の伝統食文化の継承と伝承を目指す、「しのぶ庵」三代目・大橋正伸さん。大橋さんは大阪から志しある夢を発信し日本を元気にする「大阪維新会」の代表でもある。大橋さんの夢の第一歩として「蕎麦屋の落語」を主催していくことになった。それが「しのぶ庵寄席」だ。笑いの伝統文化が大阪ミナミからなくなってしまった。そこで若手の落語家を育てる場を作ろうと企画。来春スタートを予定している。