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第七藝術劇場〜ナナゲイ〜コミュの映画「終わらない青」

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映画『終わらない青』

2009/日本/66min
主演:水井 真希
監督・脚本:緒方 貴臣


「死にたいんじゃない。生きていくためには切らなければ。」
自傷癖のある少女が診察室で語った言葉が、
作品を見ているあいだ、ずっと心にこだましていた。
    香山リカ(精神科医)

絶句した。
僕が取材してきた自傷癖のある女の子たちに
当てはまるパターンのオンパレード!
この映画の重みは、当事者ではなくそれ以外の人々が
「心の痛みを疑似体験できる」 ところだ。
               ロブ@大月(『リストカットシンドローム』著者)


目を背けたくなるほど「現実」なんだ。
                  橘ジュン(『VOICES』編集長)



2011年6月 渋谷アップリンク劇場公開 作品 


終わらない青』公式サイト
http://paranoidkitchen.com/movie/neverendingblue/


高校生の楓。幼い頃から続く実父からの虐待、罰としての性的虐待。
鬱の母は助けてくれない。
心のバランスを保つ為に日常的に行われるリストカット。
数週間、生理が来ていないが、相談できる相手が誰もいない。
あるとき、おなかに宿った命の楓に対しての愛を感じ「産みたい」と思い、そして絶対に守ろうと誓うが、徐々に体に変化が現れはじめ、父の虐待はエスカレートしていく…。
20代前半の女性7人に1人が経験する自傷行為。
この社会的現象に真摯に向き合う作り手は、会話や行為、間などの省略を避け、音楽を使わずリアルに肉進する。
観終わって無力感、罪悪感の残る問題作。
自傷行為経験者、水井真希を主演に迎えた本作は、2010年に映画祭で入選、受賞。
過激な描写等で審査員や観客の間で賛否両論を巻き起こした。
上映では、発作を起こす人や号泣する観客も出た問題作が劇場公開決定。


おすすめです。
映画『終わらない青』コミュニティできました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5358827
よろしくお願いします!


監督コメント

この題材を選んだ理由ですが
ある本で、20代前半女性の7人に1人に何らかの自傷行為を経験している
ということを知ったことによります。
また、3日に1人のペースで両親による虐待で
幼い命が失われているともありました。
その事実を知った当時、私はかなりの衝撃を受けました。
もしかしたら友人の中の誰かに自傷行為を経験している人がいるかも、と。
また、自分の中には大きな偏見がありました。
「みんな苦るしいのに自分だけ苦しがって」や「死に損ない」などと。
間違っていた自分を知り、同時に私のように偏見や差別心を持った人々が
世の中には、数えきれないくらい存在することも感じました。
そこで、私は過去の私のように偏見を持った人たちや無関心な人たちに向けて
作品を制作することにしました。
当初は、自傷行為者に偏見を持った人たちに向けて作りましたが
当事者にとっても救いになる場合があるかもしれないと
今では、思っております。
そして、少しでも自傷行為者への偏見や無関心よる悲しいニュースが減る
きっかけになればと願っています。

コメント(19)

【NEWS】
「終わらない青」
大阪 第七藝術劇場
10月1日〜7日の1週間限定公開

10/1初日に主演の水井真希さんと緒方貴臣監督の舞台挨拶が
決定しました!!!

東京での公開中にも2人でのトークは実現できませんでしたので
大阪近郊にお住まいの方は、初日の来場をオススメします!

どんなお話をされるのか今から楽しみですね!

http://www.nanagei.com/movie/data/542.html
お〜っと、しかもその日は映画サービスデイ(^o^)v
Twitterで見つけた感想①


○『終わらない青』が大切な映画になる人達は確実にいる。
たぶん沢山いる。自分もその一人だよ。


○「終わらない青」という映画を見た。見ながら苦しすぎて泣いた。
けどこれが現実なんだな。偏見があった自分に腹が立つ。
とりあえず、この映画をいろんな人に見てもらいたい。 


○目を背けたくなるお話。自傷行為とか全く現実感がないが、
そんな私たちこそ、正視しなければならないと言われたような気がした。


○なんだか今日は目が冴えて寝れなかった
終わらない青の主演女優の子、
嘘ついてない演技だった 観てて痛々しかった


○ゆみとレイトショーで「終わらない青」観てきて、
あまりの衝撃になかなかドキドキが止まらなかったけど、
家帰って、スタツアの件と共に平野に一気にスカイプで話して、
お風呂入って、ブログで頭整理したら少し落ち着いた。
そしたらおなかが空いてきた。さて、寝れるかな、、


○「終わらない青」は受け手へのストレステストのような一時間。
いちばんきつかったのは音、生活音が凶器のように鼓膜に突き刺さる痛い痛い〜


○終わらない青観た。主演の女優さんは役柄より年上らしいけど、
手や顎は幼ないのに頭頂部が薄かったり
投げ出された足が所在なく艶めかしかったり、
劇映画だと言い聞かせながら見ないと飲み込まれそうな身体性があった。
上のDV騒ぎ思い出したもの、同じ様な経験をされた方は観るの辛いだろうな...


○アップリンクにて「終わらない青」。水井がすごいよかった。
あの存在感はちょっと類を見ないものがあった。


○くるしくて、まわりのだいすきなひとたちのことを
かんがえながらみました。
われながらずるいみかたをしたとおもいました。


○"終わらない青"という映画を見て来ました。 
多分ね、長い間忘れないような気がする。 
監督さんは"トラウマ残すつもりで作る"って書いてらしたけど、
見た人の多くは心に残るやろうな。ぜひ見てみてください。


○「終わらない青」。なるほど。
映画を観ただけでは、偏見は無くならんやった。
やけど、後のトークショーでは考え直すきっかけになったかもしれん。
映画観た後は、作られた物語に感情が動いたのみ。
現実の声をフィルターを通せば弱くなる。
ただ、知るきっかけになるという意味では、意義はある。


○映画の感想としては、主役の女の子が電車の手すりを
ハンカチでつかむところに潔癖症?の父と父娘なんだという
演出を感じたり、物音で隣人が訪ねてきても何も解決しないのは
家族の閉鎖性の表れだったり、名前を気に入っているあたりに
虐待されても愛情を欲する姿を垣間見たりした


○低予算らしい体制とデジカメ撮影ということもあり、
これはこれでシビアで生々しい作品だった。
水井真希演じる楓がブランコで佇むカットとか、
彼女が「雨が好き」って言うところはすごく説得力があってよかった。


○淡々とした作風と相まって、主人公一家がどこか機械的に見えたからかしら。
もはや絶望を通り越して無感情になっている状況なのかもですが、
いまひとつ感情が伝わってこないので何となくドキュメンタリーを見ている気分に。
折角ガチのリストカッターである水井真希を使っておきながら、
あまり見る側に感情を訴えてこない作りはぼの的には疑問。
幸薄いキャラに尖った適性がある女優さんだから、
今作の緒方監督の目に留まったのは幸せな出会いではある筈なんだけど…。
てか緒方監督が事前に「水井真希」という存在を知らなくて、
主演が決まってから脚本に自傷行為が組み込まれたとかもはや伝説。
(監督のブログより)

10月1日(土)〜は
「終わらない青」の大阪公開が始まります!
第七藝術劇場で1週間限定レイトショーです。
1日(土)の初日上映後には、主演の水井真希さんと舞台挨拶を行ないます。

3つの映画祭で上映、賛否を受けましたが、受賞もしました。
東京公開では、沢山の方々が足を運んでくれて
日頃映画を観ない人たちから映画ファンまで
幅広い年齢層の方たちにお褒めの言葉を頂きました。

この作品は、2年前に撮影した作品です。
脚本の段階から水井真希さんには、色々アドバイスを受け
撮影後も様々な協力をして頂きました。
彼女と出会っていなければ、この作品はここまで来れなかったと確信します。
本当に感謝しています。

今まで、映画祭、東京上映での舞台挨拶やトークショーでは
水井真希さんと僕とふたりでの登壇はありませんでした。
この作品について時間が許す限りお答えしたいと思っております。

また、初日は映画サービスデーということで
どなた様でも¥1,000でご鑑賞できるそうです。
是非、この日を狙ってご来場頂けたらと思っています。

大阪は、行政の虐待へのサポートが充実していると聞きます。
大阪の方々の虐待への関心は高いのではないかと考えています。

「終わらない青」は自傷、性虐待を描いた作品です。
当事者の方々、身近に経験者がいる方、サポートをする職に従事する方、
関心のある方には、もちろん観て欲しいですが、
一番は、興味がなく無関心な方々に観て頂きたい。
決して、いい気分で劇場を出る事はできないかもしれませんが
これが現実です。あなたのすぐそばに、隣にあるかもしれない現実。
目を背けずに観て頂きたいと思っています。

「終わらない青」公式HP
http://paranoidkitchen.com/movie/neverendingblue/
第七藝術劇場 公式HP
http://www.nanagei.com/movie/data/542.html

東京公開時のコメントですが水井真希さんのコメントです。
大阪初日

(監督ブログより)

昨日、「終わらない青」の大阪初日を迎え、舞台挨拶に行ってきました。
東京とは違い、知り合いが全くいないのでお客さんが入るか心配でした。
せっかく主演の水井真希さんが来たのに客席がガラガラだったら、どうしようなんて
考えていましたが、劇場でのその日上映の作品で一番多い来場者数だったらしく
ほっとしました。

上映後のQ&Aでは、最初質問を挙手する方が少なく戸惑いましたが
時間が経つにつれ増えて、また演出から自傷する方に対しての考え方などまで
様々な質問をして頂きました。時間の問題もあり全ての質問に丁寧に
答える事はできませんでしたが、納得はして頂けたのではないでしょうか。

水井さんと2人でのトークは僕の中でずっと
願っていたのでかなって良かったです。

自傷経験のある主演女優と作り手の考えや想いを
お伝えできて、僕の中では今までで一番のトークを提供できたと思います。

昨年、ある映画祭で「終わらない青」を観て
フラッシュバックで発作を起こしそうになった女優さんがいました。
その方から作品の絵が劇場に送られていました。
観た直後は、辛かったけど、今では過去に向き合うきっかけになり
作品のファンになったと言ってくれました。それは言い過ぎのようですが(笑)
上映期間中は劇場に飾らせてもらっています。
足をお運びの際は、是非ご覧頂ければと思います。
「終わらない青」大阪公開。初日はたくさんのお客さんが来てくれました。
本日も21時から上映です。 この作品は劇場で観てほしい作品です。
上映は残り4日。1人でも多くの方に知ってほしい現実。
虐待や自傷に苦しむ当事者の痛みを擬似体験してください!
Twitterで見つけた感想①


○『終わらない青』が大切な映画になる人達は確実にいる。
たぶん沢山いる。自分もその一人だよ。


○「終わらない青」という映画を見た。見ながら苦しすぎて泣いた。
けどこれが現実なんだな。偏見があった自分に腹が立つ。
とりあえず、この映画をいろんな人に見てもらいたい。 


○目を背けたくなるお話。自傷行為とか全く現実感がないが、
そんな私たちこそ、正視しなければならないと言われたような気がした。


○なんだか今日は目が冴えて寝れなかった
終わらない青の主演女優の子、
嘘ついてない演技だった 観てて痛々しかった


○ゆみとレイトショーで「終わらない青」観てきて、
あまりの衝撃になかなかドキドキが止まらなかったけど、
家帰って、スタツアの件と共に平野に一気にスカイプで話して、
お風呂入って、ブログで頭整理したら少し落ち着いた。
そしたらおなかが空いてきた。さて、寝れるかな、、


○「終わらない青」は受け手へのストレステストのような一時間。
いちばんきつかったのは音、生活音が凶器のように鼓膜に突き刺さる痛い痛い〜


○終わらない青観た。主演の女優さんは役柄より年上らしいけど、
手や顎は幼ないのに頭頂部が薄かったり
投げ出された足が所在なく艶めかしかったり、
劇映画だと言い聞かせながら見ないと飲み込まれそうな身体性があった。
上のDV騒ぎ思い出したもの、同じ様な経験をされた方は観るの辛いだろうな...


○アップリンクにて「終わらない青」。水井がすごいよかった。
あの存在感はちょっと類を見ないものがあった。


○くるしくて、まわりのだいすきなひとたちのことを
かんがえながらみました。
われながらずるいみかたをしたとおもいました。


○"終わらない青"という映画を見て来ました。 
多分ね、長い間忘れないような気がする。 
監督さんは"トラウマ残すつもりで作る"って書いてらしたけど、
見た人の多くは心に残るやろうな。ぜひ見てみてください。


○「終わらない青」。なるほど。
映画を観ただけでは、偏見は無くならんやった。
やけど、後のトークショーでは考え直すきっかけになったかもしれん。
映画観た後は、作られた物語に感情が動いたのみ。
現実の声をフィルターを通せば弱くなる。
ただ、知るきっかけになるという意味では、意義はある。


○映画の感想としては、主役の女の子が電車の手すりを
ハンカチでつかむところに潔癖症?の父と父娘なんだという
演出を感じたり、物音で隣人が訪ねてきても何も解決しないのは
家族の閉鎖性の表れだったり、名前を気に入っているあたりに
虐待されても愛情を欲する姿を垣間見たりした


○低予算らしい体制とデジカメ撮影ということもあり、
これはこれでシビアで生々しい作品だった。
水井真希演じる楓がブランコで佇むカットとか、
彼女が「雨が好き」って言うところはすごく説得力があってよかった。


○淡々とした作風と相まって、主人公一家がどこか機械的に見えたからかしら。
もはや絶望を通り越して無感情になっている状況なのかもですが、
いまひとつ感情が伝わってこないので何となくドキュメンタリーを見ている気分に。
折角ガチのリストカッターである水井真希を使っておきながら、
あまり見る側に感情を訴えてこない作りはぼの的には疑問。
幸薄いキャラに尖った適性がある女優さんだから、
今作の緒方監督の目に留まったのは幸せな出会いではある筈なんだけど…。
てか緒方監督が事前に「水井真希」という存在を知らなくて、
主演が決まってから脚本に自傷行為が組み込まれたとかもはや伝説。
Twitterで見つけた感想②


○主人公にとっての「現実」をカメラは冷徹なまでに淡々と映し出す。
それを“見ている”ことから観客の中に生まれる苦痛や不快感は、
主人公が感じているそれとは全く種類の違うもの。
感情移入ではなく、そこから“見ている”自分を意識させられる。
主演の水井真希さんは圧倒的なリアリティを持ってそこにいる。
作品と役者の幸福な出会いだと思う。
作品として描き方に疑問を持ったところもあるけど、
「楓」という少女と出会ったら忘れることはできない。
ずっと続く無表情の中の一瞬の変化に
希望を見いだそうとしている自分がいる。

○思った程、エグく(精神的に)なかった。
見る側が考えて、考察して、完成する映画だなぁと思った。
ちいさい傘を置いて行くシーン、不覚にもちょっと泣きました。


○昨日から終わらない青がぐるぐるしておる…(・ω・) まさに終わらない。


○厳格と狂気は紙一重だと思った。社会のせいにしたくないけど、
家族みんなが犠牲者だと思った。どうしようもなく暗いけど、
優しく見守る目で作られている。
自傷行為をする方に周りでどう対処したら良いかと伺ったら、
まず話を聞いてあげることだとおっしゃった。
僕もそう思う。「終わらない青」


○虐待サバイバーも精神状態悪い人も観るのは最大限注意した方がいい。
自分で自分をえぐり返したい人は別だが。
やはり、この話自体や登場人物と共通点が少ないと思う人ほど
観るべきだと強く思う。


○『終わらない青』うんと重いテーマでしたが、
こういう悲惨な現実は実際にあるんですよね。
家庭の重苦しい空気感を見事に表現していて、こっちまで家の中にいるよう。
タイトルの青とは決して雨の降らない空を意味してるのでしょうか
。雨を望む少女の心を救うのは雨だけということなのか…。


○自殺がテーマと聞いていたけど、
実際に観たらその背景にある虐待がメインな印象だった。
それでどうする?それで、どうして欲しい?
というところが見えくく少し不完全燃焼気味。
私自身、映画には映画の中でひとつのオチが欲しいからかも。
結論を完全に委ねられてしまうとニュース的だから、
観る側と違う答えでもいいので、映画の中にひとつの答えが欲しかった。
なので、既に自殺や虐待などについての情報を得て
生きている人にとっては然程新鮮な感覚はないのかもしれないけど、
それでも、観たことで改めて考えたり
話し合ったりする機会を得たのは間違いないです。


○『終わらない青』。んま途中気分悪くなったんだよね。
個人的に満足したけど…パンチ足りない?


○色々感じたものはあるけど、とりあえず、水井さんは個性的な方でした。
それは出演者の皆さんにも言えることですけど。


○監督のバランス感覚が素晴らしいと思いました。


○終わらない青。色んな意味で初体験でした。


○今日、夢で小さい頃、家出して遠くに行った情景を見た。
孤独で寂しくて。寝言で「公ちゃん」と言ってたらしい。
自分の名前を誰かに呼ばれたのかな、呼んで欲しかったのかな。
何にせよ、昨日の「終わらない青」の影響なのは間違いない。
(監督Twitterより)

起承転結やサプライズ、救いのある落ちを求められても、
その期待には応えられないでしょう。
また娯楽性は皆無かもしれません。
ただひとつ言えるのは、この作品は現実にあることです、すぐ近くに。
また救いになる人もいるかもしれません。
「終わらない青」大阪上映、残すところ2日。

Twitterで見つけた感想③


○終わらない青のDVシーンが苦痛で腕に爪立てて気を紛らわしてたら跡が残ったwwwww


○終わらない青は今までみたなかで一番救いようがないよ 観た方がいい!でも一人でみるのはおすすめしない笑


○「終わらない青」観てきました。ちょっと、本当に具合悪くなりました。気持ち悪い…


○終わらない青。わたしもいつまでたっても終わらない。追いかけっこ。欠けているから美しい。でも満たされたくてまた欠ける。美しい日常。


○"終わらない青" 見た。 最後の楓の瞳が頭から離れない これはきっと自分の中で消化できるまで離れない気がする。 あと、青より赤のイメージが凄い でも全部優しい赤だったなー


○水井さんの演技が、存在そのものが、作品をものすごく純度の高いところにもっていってるんじゃないかな、って思いました。 とても好きです。 救われました。 終わらない青の主役が ほんとに水井さんでよかった。わたしの中で 大切な作品になりました


○孤独だと感じている時、または実際に孤独な時、ほんのささいな音が大きく聞こえる時がある。
食器の置く音、椅子を引く音、時計の針、水が流れる音、ジッパーの開け閉め、ドアの開閉。「終わらない青」は観客に意図してか意図せざるかわからないけど、「孤独」を見ている者に与える映画だなと思ったり。孤独を見ている者に味あわせる映画。そこでの登場人物は皆孤独だったように思う。
では、われわれ(観客)は「孤独」か?
観客が孤独を感じられたかは、映画が描きだそうとしたリアリティにどこまで没入できたかによるのだと思う。だから、僕はまた「終わらない青」を見に行く。自分が感じた「リアリティ」を確かめにいく。


○吐きそうになる場面が多々ありました。私にとってのリアルは、1番はじめのリストカットのシーン。あとは全て、非リアルでした。「本当にこんな事ってあるの?」と思いましたが、現実にあるんですよね、だから映画にしたんですよね。


○「リアル」のイメージを期待して『終わらない青』を観て来ました。でも、私がリアルと感じたのは、最初のリストカットのシーンだけで、あとは全部、非リアルでした。多分、私は普通の家庭で育って、家庭内は幸せで……リストカットは他人からの影響で始めたからかもしれません
『終わらない青』は正直、私には合わない映画でした。でも、「日常に埋もれてるタブー」をむき出しにする、監督さんの行動にはとっても共感します!それに、それを実際に作品化した行動力に「すげー」と思いました!私も作品を作っている身なので、良い刺激になりました!


○『終わらない青』見てきた。(技術的にも)どう捉えていいかわからないところもあった。家族であまりにいろんな問題を抱えすぎていて、“なんで?”と言う思いが残った。


○ようやく「終わらない青」を見てきました。感想は140字では書ききれない。「数日間忘れられないような映像を見せることで、心に刻んでやろう」という監督の意図通りの演出。リストカットの背景にある児童虐待をリアルに見せたことは間違いありません。


○被虐シーンのモザイクと犬か猫の作りモノ以外センスの良い映像だった気がする。監督の精神疾患に関する知識が薄いからこそ病理でなく現象としての自傷を描けたような。


○トークショーの御三方のお話も非常に参考になりました。自傷行為は代償行動の一つであり、ただそれを選んでしまっただけ。自傷により得られる(求める)ものも人それぞれ。改めてとても難しい問題だと感じました。
Twitterで見つけた感想④



○『終わらない青』鑑賞から一夜明けて思うこと。正常と異常の間に明確な境界線なんて引けない。「私は絶対大丈夫」なんて人も存在しない。誰もがふとしたきっかけで「異常」の世界に転落する可能性を持っている。だから、映画の中の出来事は現実と無関係じゃなくて、私たちの生活と地続きなんだと思う。だから、この作品を多くの人に見てもらいたいと、とても強く思う。『終わらない青』で描かれている物語は、「自分以外の誰か」「自分とは無関係の誰か」のものではなく、「自分自身にも起こりうること」「自分の身近で起こっているかもしれないこと」なのだから。
もちろん『終わらない青』が描いている「現実」は一面でしかない。しかし、自傷行為者に対して偏見を持つ多くの人は、そのはじめの「一面」で誤った情報に触れてしまったのではないかという気がする。だから、この作品が私たちに教えてくれる「一面」は、「きっかけ」としてとても価値がある。


○映画『終わらない青』、見てきました。一度目の視聴で感じるのはやはり「衝撃」。多分、いろんなことを知れば知るほど見えてくるものや感じられるものも変ってくるのだろうなーという感じ.


○『終わらない青』おわり。いいんだけどリリシズムに走るかリアリズムを追求するかはっきりせいやってすげー思った。「七人にひとり」というリアリズムが赤い傘やかえでちゃんのせいで遠くに行っちゃってないか。上映終了後のトークにいらした人々を映画化した方がおもしろいっつーか観たい。


○終わらない青観てきた。泣きたかった。観てるのが辛かったりもした。ちょっとだけ。
でも観て良かった。まじで


○映画「終わらない青」を見てきた。一応は映像の勉強してるから、所々「…ん?」ってなったけど、内容はすごい、深い…っていうかなんて言うか。上手く言えん。 上演後のトークも、充実してた。 私もそういうことをしてたから、共感できたり。うん。とりあえず、水井真希さんの演技好きだわ。


○『終わらない青』の魅力はその低文脈性にあると思う。私たちは日常生活を様々な暗黙のルールに則って形成しているが、この映画はそんな私たちの「日常」がいかに脆くて崩れやすいものかを観る者に突きつけている。自分の「日常」が変わらないものだと信じている人にとっては、これは大変な衝撃だろう。


○音声が雑音や調整が出来ていなくて聞き苦しいのはやっぱり自主映画だからだろうな…。役者(主人公やその家族)の演技が生々しくて胸が痛かった。主人公の心情や環境とは対称的な空の青や赤い傘、赤いカーテン。これらが切なさを引き立てたのかも。ガス・ヴァン・サントのエレファントに空のカットが出てくるのに似ている。きっと助けてと言えない人は身近に沢山居る。けど、助けてと言われない限り他人の心の痛みには気付けない。気付けたら良いなと思ったけど、気付けたところで自分に何かが出来るとも思えなくて。無力感。


○緒方貴臣「終わらない青」 なんというか わたしたちは目をそむけるために映画を見にいってもいいんじゃないだろうか なんというか わたしたちは誇るべきじゃないか 映画を見て ちゃんと目をそむけることができましたと 誇ってもいいんじゃないだろうか


○『終わらない青』では自傷行為と虐待の両方が扱われています。それは誤りではないとも思います。けれども、これら2つは同一または常に1セットではないはずです。自傷行為をやめられなくても、虐待への対策は可能なケースもあるはずです。また、虐待されていない自傷行為もあります。


○『終わらない青』緒方貴臣監督作品。 去年のゆうばり以来2度目の鑑賞だったけど、あの時感じた胸のざらつきや画に対する監督の考え方。やっぱり好きだなぁ。あの時この映画面白いって感じたのは間違いじゃなかった。


○『終わらない青』素晴らしいすよね!僕も初めて見た時ビビりました。
(監督ブログより)

先日の大阪初日のトークレポートが映画サイトに掲載されました!
DVD発売されますが、上映は続けて行きます。
京都、神戸、名古屋は最低でも回ります。
映画は劇場で観て欲しいですし、
水井真希さんと僕ののトークは、DVDでは観られません。
今後、お近くで上映されている際は、是非観てください!
損はさせません。

映画『終わらない青』大阪・ナナゲイにてトークショー開催/女優・水井真希が語る“自罰”と“傷の具現化”とは(1) CINEMA TOPICS ONLINE
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=6020


映画『終わらない青』大阪・ナナゲイにてトークショー開催/女優・水井真希が語る“自罰”と“傷の具現化”とは(2) CINEMA TOPICS ONLINE
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=6021
【DVD発売情報】

(監督ブログより)

今日、DVDを頂きました!
東京、大阪と劇場公開しましたが
地方に住む方々から観たいとの声が沢山あって
ようやく観て頂けると思います。


映像特典
「ドキ!リスカだらけのガールズナイト」
(ゲスト:水井真希、橘ジュン、中山美里)、
初日舞台挨拶、ロブ@大月さんと監督のトーク


発売日は、11月2日となっています。
価格は、¥3,990。

セルDVDには、取扱店によって多少、購入特典が違います。

・紀伊國屋書店
「数量限定パンフレット」
全国主要店舗にて販売
数量が無くなり次第取り扱い終了となります。
特典取り扱い店舗に関しては、直接店舗へお問い合わせください。

・ラムタラ
「数量限定“水井真希さんサイン入りスチール写真”」
全国主要店舗にて販売
数量が無くなり次第取り扱い終了となります。(特典の数は少ないです)
特典取り扱い店舗に関しては、直接店舗へお問い合わせください。

・Amazonでは、現在27%offとなっています。
値段はこちらが一番安いです。
予約期間限定らしいので、早めのご予約をおすすめします。
http://www.amazon.co.jp/dp/B005I63Z3A
自傷行為、虐待、近親強姦、鬱などの問題をリアルに描き、
その過激な内容から一時公開すら危ぶまれた
問題作『終わらない青』が一夜限定でアンコール上映。
上映後、主演の水井真希、監督の緒方貴臣も来場しトークショーも開催。



■上映作品:『終わらない青』 ゲスト:水井真希、緒方貴臣
□日時:2011年12/3(土) 19:00開場/19:30開演
□場所:渋谷UPLINK FACTORY
http://www.uplink.co.jp/factory/log/004192.php
□料金:予約/当日¥1,300(1ドリンク付)(メール予約できます)

【予約方法】
このイベントへの参加予約をご希望の方は、
(1)お名前
(2)人数 [一度のご予約で3名様まで]
(3)住所
(4)電話番号
以上の要項を明記の上、
件名を「予約 12/3 『終わらない青』一夜限定アンコール上映」として、
factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。
Twitterで見つけた感想⑧


○理解できない行為の一つ、リストカット。でも、『終わらない青』という映画と特典映像によって、彼女たちに共感を覚えることができた。自傷行為は、見えない心の傷を目に見える体の傷に変える行為。苦しい気持ちを目に見える形にすることで他の誰でもなく、まずは自分の目で自分の苦しみを見る安心感。自分には理解できないことを偏見の目で見ることで、傷つく方々が多くいる。だから、この映画は見てよかったなと思います。特典映像も。


○このタイプの男親へは、1、追放して、それなりの金を稼がせ、被害者へ賠償させ続ける。2、抹殺。ちうのが僕の感想です>「終わらない青」(緒方貴臣監督)。そのくらい脅してしておかないとダメです。あと、この映画が猫なで声で支配しようとしてくる奴らのツールにならんことを祈る。


○内容はすばらしい。映画というよりはドキュメントに近い。生々しさが現実を強調しているようでもあり、逆に陳腐にも見えてしまうところが少し残念なところでもありました。切らないと生きていけない、というのはよくわかります。


○自主制作映画ぽい雰囲気。演出が荒いけど自傷行為に関して肯定も否定もしない作風は好感が持てた。性的虐待、DVに関しては白黒がはっきりした悪。母親役の人、父と娘の関係を疑ってるという感じで役作りしたと言ってたけど、あれわかってるだろ絶対…
でまあ自分は過去の愛憎とかあるからちょっと捻った方向でリスカは否定して生きたいと思いました!!素敵な映画に出会えて良かった。大切な作品になりましたね…


○独りでボロ泣きしてた。 カエデの葉が指の形をしていても、家族をまとめる事は出来なかった。 愛し方を間違えた父親、助けを求められない衰弱しきった母親、そして、友達に自分の境遇を打ち明けられない楓自身。 皆がみんな絡み合って、最後を迎えた楓に涙が止まらない。



○終わらない青観たんだけどこれはみるんじゃなかったなぁ。なんかもう虚しいとしか感じなかった。


○自傷行為、性的虐待、鬱…覚悟して観たのにあまりにも痛く強烈だ。インディーズの荒さが良い意味で映画に力を与え水井真希の演技がドキュメント以上のリアルを生んだ素晴らしい作品。


○色んな意味で生々しかった。いずれ大人になった楓が親の立場を放棄した大人に復讐してくれる事を切に願う。水井真希が健気でエライ。


○ 凄い重量感。家から一歩も出てないのに、とても疲れた。でもどれも素敵な作品だった


○内容がマジひどい(´Д`;)でも、日常の中にある異常事態を捉えた映画だったので色々考えさせられるモノだった´`


○衝撃的シーン!!!!吐きそう。。。気になる方は『終わらない青』ご覧ください


○ 押し付けた感じじゃなくて良かった。 ぽん、と置かれたような映画だね。


○女性として、人間として、物語の父親に強く嫌悪してしまいました。最後のシーンは悲しくて辛かったです…


○終わらない青は観ない方がいい。鬱になる


○ドキュメンタリーであるように迫ってくる、しかしドキュメンタリーでは観られない部分をえぐってくるまぎれもなくフィクションの力も持つ作品。だから欲を言うのだけれど、えぐっているものもドキュメンタリーに観えるより映画としての虚構としてもっと力有るものを観たくなった


○家庭事情でさすがに一人のときにしか無理だし、内容がディープすぎるから…感想はおもしろい、というか 複雑怪奇な色と雑音とリアルな禁忌の絡み合いが気になってしまう。ひさびさに衝撃的な良い作品。


○恐らく消え物に予算と気が回らなかったせいなのが結果として殺伐方面に効果を発揮してしまった夕食からの父娘のファックなんて具合で救いが全く見当たらなず、何よりあんなに幸薄そうな面の女の子をよく探したものだと関心してしまった
(水井真希さんのブログより)

終わらない青アンコール上映まであと10日
既に沢山のご予約を頂いていて、予想としては満席確実だそうです
消防法の限界まで努力しますが、もし当日札止めになり
「入れないなら死んでやる」
って程思い詰めてしまう恐れがある場合、念の為にご予約下さい



一言にまとめてしまうと、女子高生の日常を描いただけの映画です

予想外な物語じゃないなら映画にする必要ないね
最新技術の綺麗なCG映像じゃないなら劇場で観る価値ないね
劇場も最新設備のお洒落なシネコンじゃないなら行かないよね

情報量の多いこの社会で、必要なものを選ぶ事は重作業です
最新で綺麗で美しくて…そんな高品質を求める余り、結果的に質より量で満足していませんか
予告編やサンプルに目を通す事と「観賞」「鑑賞」は違いますよ

届かない場所には届かない
当然のジレンマが終わる事を…


水井真希 公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/mmizui/
(監督のブログより)


12月3日に「終わらない青」渋谷UPLINK FACTORYにて
1日限定でアンコール上映されます。

ニュースサイトに取り上げられ
Twitterなどを見ると
興味を持ってくれている人が沢山いらっしゃるようです。
ありがとうございます。

Twitterのつぶやきの1つに
「女性は行かないように」などと書かれていました。
どういう理由で書いたかは定かではありませんが
本編の性描写のせいじゃないかと思います。
確かに、一部では8分間ノンストップ性虐待シーンなどと
取り上げられていますし、
そのように取られても仕方がないかもしれませんが、
興奮させる目的でそのような表現をした訳ではありません。

目を背けたくなるシーンの数々は、
虐待や自傷で苦しんでいる人たちの心身の痛みを
少しでも感じて欲しかったからです。
どんな理由があれど虐待はあってはならないですし
身近な現実に起こりうることを知ってほしいです。

東京での劇場公開時では、若い女性の観客の方が目立ちました。
感想のメールやコメントは、ほとんど女性の方々です。

自傷行為(本編ではリストカット)に関しては女性の方が
経験者は多く、20代女性の7人に1人の割合でいるそうです。

また当事者ではなくても
男女関係なく被虐待経験者はいますし、
自分が加害者になる可能性だってあります。
隣人宅で行なわれているかもしれません。

これらの問題をテレビドラマや漫画の世界だけ、
ニュースであっても遠い世界のことだと思っている人たちに向けて
制作した作品です。
男性のみにに向けた作品では決してありません。
(水井さんの発案で、4月の先行上映は女性限定で行ないました。
女性が安心して鑑賞できるように
そして、トークショーで質問などをしやすいようにと。)


年齢、性別関係なく、沢山の方に観て頂きたい。
そして、これらの問題を考えるきっかけになって欲しいと考えています。

この日は、僕と主演の水井真希さんで上映後トークをします。
(監督のブログより)


アンコール上映の12月3日まで残り3日となりました。
東京では、半年ぶりの上映になります。
その東京公開中には、実現できなかった、
僕と主演の水井真希さんとの2人のトークを上映後にします。

この作品には、沢山のキャスト、スタッフが関わっていますが、
脚本段階から、撮影、映画祭上映、劇場公開、DVD、大阪公開と
全てにおいて水井さんの協力を得て、ここまで来ました。

ご存知の方もいるとは思いますが、
賛否ある作品として、様々な記事になりました。
当然、叩かれることも沢山でした。
水井さんには、演技はもちろんのこと、先述の協力がなかったら
僕は、この作品を投げ出していたのかもしれません。

この作品は、水井さんと2人で作った作品と僕は思っていて
大阪公開の初日に2人で上映後舞台挨拶をしましたが
僕が言うのもなんですが、有意義なトークになったと思っています。
大阪の反響が大きかったので
今回、アンコール上映が実現しました。

水井さんは、女優として、自傷経験者として、また女性として
お話をしてくれ、様々な質問に答えてくれると思います。

また、叩かれるばかりではなく
観て頂いた方々からは沢山の感謝のお言葉も頂きました。
誰かの大切な作品になったと言うことは、
言葉では言い表せないくらい幸せなことです。
当初は、トラウマになる作品と思って作りましたが
そういう表面的なものではなく、
もっと心の奥の方に届いたのではと思っています。

今回も、一人でも多くの人の心に届き、
背中を押すことができればいいなって思います。
昨年、12月3日に行われた「終わらない青」アンコール上映のトークショーの模様がアップされました。
DVDの特典映像にも入ってない主演の水井真希さんと緒方監督とのトークです。

上編、中編、下編とアップされました!
是非観てください!

http://www.tokyoborderless.tv/?cid=2928(前編)
http://www.tokyoborderless.tv/?cid=2975(中編)
http://www.tokyoborderless.tv/?cid=3061(下編)

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