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【ジェンダーフリー】ブッタギリコミュのより過激になった基本計画−男女共同参画

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やはり、曖昧になりだした定義の問題

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「性別」で明言避ける−男女共同参画・名取局長



基本法の施行以来、男女混合騎馬戦や呼称を「さん付け」に統一するなど、男女平等をはき違えた教育が現場で行われている。過激な性教育も進む一方だ。

これは、その背後に、ジェンダーフリー思想が潜んでいるためだ。

男女の生物学的性別(セックス)の違いは認めても、「男らしさ女らしさ」は環境で後天的に形成され、これが固定的役割分担意識をもたらし、この「区別」が「差別」を生んでいるとの考えである。

従って、例えば女の子に「雛祭り」、男の子に「鯉のぼり」のお祝いをすることは、固定的役割分担を助長すると見なされ、結果的に伝統・文化の破壊につながる恐れがある。

こうした懸念を払拭(ふっしょく)するため、今回、改定される男女共同参画基本計画の公聴会が全国五カ所の会場で開かれた。

だが、男女共同参画基本計画専門調査会(会長・岩男寿美子武蔵工業大学教授)の委員が、「社会的文化的に形成された性別」と定義されたジェンダーの必要性を力説すればするほど、これに対する質問が出された。

基本計画でうたわれている主要項目は、「ジェンダーに敏感な視点」に立って構築されている。ジェンダーの概念が不適切であれば、基本計画そのものが実行に耐えないものとなってしまう。

ジェンダーフリーだけでなく、ジェンダーそのものへの疑念が高まってきているのだ。にもかかわらず、ジェンダーについての質問の回答では、巧妙に論点がずらされるシーンが少なくなかった。

例えば、性差医療(ジェンダーに敏感な医療)。同じ病名でも男女の間で患う部位が異なることを考慮した医療だ。「基本計画に新たに盛り込まれた分野だ」と、委員たちは胸を張った。

だが、ジェンダーの定義は、セックスとは無関係に、生後、文化・社会的な影響で形成されるというもの。ジェンダーがセックスを基盤としていることを認めない限り、性差医療など成り立たない。委員がその矛盾を突かれ、答えをごまかすことを余儀なくされた。

基本計画は、「男女共同参画は生物学的な性差があることを否定するものではなく」(「中間整理」17頁)と説明している。

これが、「男女のセックスの違いを認める」という意味であれば驚きである。そうした当然のことを書き込まなければいけないほど、男女共同参画は常軌を逸しているということだ。

これがジェンダー(性差)にも、生物学的な影響があるという意味であれば、ジェンダーの定義自体がおかしいことになる。ジェンダーに立脚した基本計画には、深刻な矛盾が横たわっている。

基本計画は、「男・女らしさ」が「男女共同参画実現に大きな障害」(同19頁)と見なしているため、これまでの文化・伝統を度外視した見解や目標が並んでいる。

現行の基本計画は、国の審議会委員構成比で女性が三割を占めることを目指していたが、中間整理では「すべての分野」に広がっている。

また、ジェンダー学(女性学)の積極的推進を掲げ、ODAにもジェンダーを目安にした途上国援助を表明。ジェンダーフリーを条件に支援することになりかねない。

改定基本計画の中間整理は、ジェンダーの視点にのっとった方針が増え、現行の基本計画より過激な内容になっている。


さらに、東京会場では男女共同参画社会基本法とジェンダーとの関係について、政府側の説明に統一性のないことが露呈した。

会場から「基本法に書かれていることが、何を言っているのか分からない」とし、その前文にある「性別にかかわりなく」の性別とは何を意味するのか、との質問が出た。

基本法は一九九九年に成立したが、「この言葉(ジェンダー)は、我が国において基本法制定の際には一般的には大変理解されにくいということで使用しなかった」(男女共同参画局ホームページ)との説明だ。

翌年策定された基本計画では、中心的な概念として盛り込まれているのと対照的だ。

質問に対して、岩男寿美子会長は「性別」に関して「それはもちろん、男女の性別ということだ」と即答した。

昨年十月二十九日、衆院内閣委員会で、細田博之官房長官は小宮山洋子議員(民主党)に基本法前文の「性別にかかわりなく」ということの意義を聞かれ、「社会的、文化的に形成された性別、ジェンダーにとらわれることなく、一人一人の個性や能力が多様であるので、それを尊重し、多様な選択を認め合うという趣旨である」と答え、「性別」がジェンダーであることを明言している。

ジェンダーフリー推進論者の小宮山氏により、官房長官は、踏み込んだ答弁をするよう追い込まれていたといえる。

一方、この答弁を知っている名取局長は、焦点となった前文、すなわち「男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は緊要な課題となっている」の部分を読み上げた。

「このまま読み上げさせていただきまして、どなた様もお分かりいただけると思います。今後ともどうぞこの基本法をよろしくお願い致します」と締め括った。

名取局長は、官房長官の答弁を否定しないように、参加者の判断にゆだねたが、この文章を素直に聞いて、「性別」をジェンダーだと理解する人はいまい。同局長は、官房長官の答弁と異なり、男女を意味すると示唆したに等しい。

同局長には、「性別」をジェンダーの意味だと説明できない事情がある。

ジェンダーフリーの根拠を基本法に盛り込むのに主導的役割を果たした大沢真理東大教授は、村山内閣での旧男女共同参画審議会の主要メンバーとして、男女共同参画ビジョンの作成に尽力した。

「ビジョン」のポイントは、「男女の特性を前提としないジェンダーフリーの方向性を目指す」と訴えている点だ。

大沢氏は、「性別にかかわりなく」についても、「社会的文化的に形成された性別(ジェンダー)にかかわりなく(フリー)」の意味だと著書で訴えてきている。

ビジョンと基本法との関係についても質問が出たが、「基本法には旧審議会の答申は反映されていない」(寺尾美子委員)などと、釈明に追われていた。

公聴会で、定義に異論噴出のジェンダーを基本概念にした基本計画。その前文に「性別=ジェンダー」が盛り込まれていながら、担当局長がその事実を公聴会で堂々と表明できない後ろめたさが残る基本法。

これは、ジェンダーが、「気付きの視点」(寺尾委員)と言われるように、一部のフェミニストだけが“気付いている”偏った概念であるためだ。

男女共同参画局は、今年度中に基本計画を策定する段取りだ。問題が表面化してから、内閣府は今回、初めて国民から意見を直接聞いた。それを新計画にどう反映させるか、国民が注視している。

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from [http://www.worldtimes.co.jp/wtop/education/050617/050617.html]

コメント(6)

バカだとか、アホだとか、何をそんなに怒ってんの?(笑)


>敵だ味方だと早とちりするな。
>まさにウェーバー先生の言うとおりですね…。 

同感。 
本当に深刻なのは伝統・文化の破壊なんですが、これを言い始めると彼らとは議論が噛み合わないでしょうから...

理系の私から言わせると、タイトルにもあるように、定義がいい加減なのが問題の本質です。
理系でも学生レベルだと、定義がいい加減なまま議論を進めて、後で、質問攻めで火だるまになってしまうというケースは、多々あります。さすがに研究者レベルではあまりないのですが、ジェンダーの分野ではこんないい加減な定義でも研究ができちゃうんでしょうかね?(もちろん定義すること自体が研究である場合はありますが。)

>「社会的文化的に形成された性別」

ちょっと、この定義を採点してみましょうか?
1) 「社会的文化的に形成」の部分が未定義です。定義して下さい。

2) 仮に社会的文化的要因と生物学的要因があるとして、ジェンダーはその両方を要因に持つ部分を含むのでしょうか?含まないのでしょうか?明確にして下さい。

それとこれは定義自体の採点ではありませんが、
3) 仮にこの定義を受け入れるとして、個別のケースが定義に当てはまるか否かを判定するための客観的な手続きを示してください。

というわけで「0点」ですね。(笑)

だから、

> だが、ジェンダーの定義は、セックスとは無関係に、生後、
> 文化・社会的な影響で形成されるというもの。ジェンダーが
> セックスを基盤としていることを認めない限り、性差医療な
> ど成り立たない。委員がその矛盾を突かれ、答えをごまかす
> ことを余儀なくされた。

こういうアフォまる出しの結果になるわけです。
学生からやり直して下さいまし。
>ジェンダーがセックスを基盤としていることを認めない限
>り、性差医療など成り立たない。委員がその矛盾を突かれ、
>答えをごまかすことを余儀なくされた。

パフォーマティブな実践を通して構築されるのがセックス二元論=ジェンダーというジュディス・バトラーの議論や、デルフィの、性の境界線そのものがジェンダーであるという定義からすると、性差医療なんてものが男女共同参画事業のなかで成立するはずがないと思うんですがね。

>一部のフェミニストだけが“気付いている”
自分はこの言い方分かる気がします。
大沢さんの、

「性別にかかわりなく」についても、「社会的文化的に形成された性別(ジェンダー)にかかわりなく(フリー)」の意味だと

この部分は、大沢さんの考えが歪んでるのか、マヌケな戦略的妥協なのか、うっかり言ったことに対する反対派の鋭いツッコミなのかわかりませんが、正直アホくさいこと言ってるなと思います。

セックスの上に成立するジェンダーなら,ジェンダーフリーなんてありえなじゃん! アホか! 法律作っておきながら今更アホな議論してんじゃねーよ! というような声は鋭いツッコミかなと思います。
皆さんがアホアホ言い過ぎでちょっと笑ける今日この頃です。。。

ジェンダーがセックスがどうのこうのとか、
アホな私には何だか難しい話でついてけないしよく判んないですけど…
セックスって、本能ですよね?
セックスって、子孫を残す為の本能的行為ですよね?

ジェンダーフリー=性差をなくせ
と、言うならば、
本能を理性で考え直そうって言ってるみたいだ。
って思いません?
それって間違ってる!と思う人がいても不思議じゃないのでは?

定義がどうのとか、そんなことどうでも良いと思うのですが…。
そんな事に横槍入れるだけで、結局何が言いたいのかなんて判らないし、ホントはどうでもイイんじゃないかと思えてきました。

ジェンダーフリーがどうのとか考えてるみなさんは、
真剣に自分に置き換えて考えてるんでしょうか。
結婚して子供を作る事とか、子供の育て方とか、愛情の注ぎ方とか。
討論したって、結局は個人個人の意識次第じゃないですか。
ココで『この定義は間違ってる、騙されるな・イヤ、間違ってない』とか言い合ってもお互い不完全燃焼で胸にモヤモヤが残るだけじゃないかと思います。教育現場にでも乗り込む気ですか?

ので、近々このコミュを退会するかもしれません。
> 皆さんがアホアホ言い過ぎでちょっと笑ける今日この頃です。。。

アホの応酬になってますね、すいません。

> ジェンダーフリーがどうのとか考えてるみなさんは、
> 真剣に自分に置き換えて考えてるんでしょうか。
> 結婚して子供を作る事とか、子供の育て方とか、愛情の注ぎ方とか。

まったくその通りだと思いますよ。こんな難しいこと考えないと子育てできないって話自体が変です。

> ので、近々このコミュを退会するかもしれません。

まぁ、そうおっしゃらずに。。。(笑)
私よりは、いくこさんの方がまともなこと言ってるような気がしますし。

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