イノベーション・科学・産業大臣ナブディープ・ベインズ氏の総選挙不出馬表明を受け、トルドー首相は1月12日、内閣改造を行った。
フランソワ=フィリップ・シャンパーニュ外務大臣がイノベーション・科学・産業大臣となり、マルク・ガルノー運輸大臣が外務大臣となり、オマル・アルガブラ政務次官が運輸大臣に昇格した。また病状が回復したジム・カー元国際貿易多様化大臣は、「無任所大臣」(minister without portfolio)として閣僚に復帰した。無任所大臣は、ピエール・トルドー首相が1978年に任命して以来で、カー大臣は中西部担当特務となった。なお新任大臣の宣誓は、カナダ史上初めてオンラインで行われた。