元気の出る聖書の言葉コミュの手のひらに刻む

【手のひらに刻む】

「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女たちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。見よ。わたしは手のひらにあなたを刻んだ。イザヤ書49:15-16

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人は、誰でも自分を見捨てず、共に生きてくれる人を求めます。人は一人で生きることはできないからです。

母親は、自分の胎に宿った自分の子供、自分のおなかを痛めた子供を決して忘れることはない。はらわたがわななくような思いで、自分の子供のことを心配し、命を注ぎます。自分の子供が怪我をしたり、苛められたと聞くだけで、気が動転するのです。

しかし、神様の私たちに対する愛と思いは、それよりもさらに深く、強いものだと言います。

聖書は言います。神様は、私たち一人一人をその御手に刻み込んでくださったと。

イエス様が大きな釘で十字架に手を打ち抜かれたのは、私たち一人一人を手に刻み込むためだった。永遠に消えることがないイエス様の傷跡、それが私たち一人一人なのだと。

イエス様は、私たちを永遠にご自分の一部として下さったのです。十字架の苦しみがイエス様と私たちを一つとしてくださったのです。私たちをイエス様から引き離すことができるものは、何もありません。

母親との関係で苦しんでいる方もおられるかもしれません。今は、その理由は分からないかもしれません。しかし、イエス様は十字架に傷ついた手の中にあなたを刻み込んでおられます。イエス様はあなたを癒してくださる。そう信じ、あなたのために祈っています。

岩本遠億