ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

日本家屋コミュの林芙美子記念館(東京・新宿)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
林芙美子記念館http://www.regasu-shinjuku.or.jp/46humiko
この建物は『放浪記』『浮雲』などの代表作で知られる作家・林芙美子が、昭和16年(1941)8月から昭和26年(1951)6月28日にその生涯を閉じるまで住んでいた家です。
 大正11年(1922)に上京して以来、多くの苦労をしてきた芙美子は、昭和5年(1930)に落合の地に移り住み、昭和14年(1939)12月にはこの土地を購入し、新居を建設しはじめました。
 新居建設当時、建坪の制限があったため、芙美子名義の生活棟と、画家であった夫・緑敏名義のアトリエ棟をそれぞれ建て、その後すぐにつなぎ合わせました。
 芙美子は新居の建設のため、建築について勉強をし、設計者や大工を連れて京都の民家を見学に行ったり、材木を見に行くなど、その思い入れは格別でした。このため、山口文象設計によるこの家は、数寄屋造りのこまやかさが感じられる京風の特色と、芙美子らしい民家風のおおらかさをあわせもち、落ち着きのある住まいになっています。芙美子は客間よりも茶の間や風呂や厠や台所に十二分に金をかけるように考え、そのこだわりはこの家のあちらこちらに見ることができます。

コメント(8)

芙美子は「家をつくるにあたって」に「私の生涯で家を建てるなぞとは考へても見なかつたのだけれど、(中略)生涯を住む家となれば、何よりも、愛らしい美しい家を造りたいと思つた。」と書いています。客間よりも、茶の間と風呂と厠と台所に工夫と贅を凝らしたこの家は、人に見せるための家ではなく、住み手の暮らしと安らぎを第一に考えた家でした。芙美子の終のすみかとなったこの家には、創作活動と同様に生活を大切にした芙美子のこだわりを随所に見ることができます。

遺形水盛の記念 着物姿の女性が芙美子

茶の間
 掘りごたつ、釣り戸棚、二段押し入れ、収納式神棚、多くの小引出しなどを備えたこの部屋は、暮らしやすさを考えた一家団らんの場でした。ちゃぶ台を囲んで一家が集まる時、芙美子の母・キクは、常に右手床の間の床柱前に、大きな座布団を敷いて座ったそうです。


 納戸として作られたこの部屋は、しばらくすると、書斎として使われるようになりました。納戸として作られたため、洋服入れ、物入れなどが作り付けられ、使いやすく出来上がっています。しかし、深い土庇、部屋の中から、半障子を通して廊下越しに北の小庭が見えるなど、納戸とは思えないような趣向が凝らされています。
 芙美子は熱中すると強度の近眼用眼鏡をはずし、顔を机につけるように執筆しました。
 作品が仕上がると自分で掃除をし、普段は家人にもさわらせなかったそうです。 書斎
小間
 奥の棚に小さな仏壇が置かれたこの部屋は芙美子の母・キクが使っていました。しかし、男性の書生がいるときにはその寝室にもなりました。また、客間がいっぱいになったり、ひき会わせたくない客がぶつかると、客間としても使われました。

アトリエ(現展示室)
画家であった夫・緑敏のために作られました。
〒161-0035
東京都新宿区中井2-20-1
03-5996-9207

■開館時間■
午前10時から午後4時30分まで(ただし入館は午後4時まで)
■休館日■ 月曜日(月曜日が休日にあたるときはその翌日)
年末・年始(12月29日〜1月3日)
■入館料■ 一般150円、小・中学生50円
団体20名以上の場合は、一般80円 小・中学生30円
ただし小・中学生及び、20人以上の小・中学生を引率する方(1名まで)は下記の期日について免除されます。
1.土曜日・日曜日
2.国民の休日(振替休日を含む)・都民の日(10月1日)
3.区立小・中学校の春季・夏季・冬季休暇期
■交通案内■ 都営地下鉄大江戸線・西武新宿線「中井駅」より徒歩7分
地下鉄東西線「落合駅」より徒歩15分
西武バス「中井駅」より徒歩5分  
こんな日記が
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=18874325&owner_id=152861
いいかんじです。
はじめまして 今日参加させてもらいました。こんなコミュニティあるといいなと思っていたから 嬉しいです。古い日本は私には懐かしい日本です。よろしくです
このトピではじめてこの記念館のことをしりました。
今、暮らしている家から歩いていける距離にあるようなので
近々訪問してきたいとおもいます。
久々に行ってきました。紅葉が終わりかけでした。来年は良い時期に行きたいな
ひさびさに芙美子邸に行ってきました。地面の落葉が綺麗でした。邸内の竹林が好きなので写真をとろうとしたのですが四の坂ごしに出来た新築の集合住宅が写り込んでしまうので困りました。周囲が以前のたたずまいとは変わってしまったのがとても残念です。
あの集合住宅は長谷川逸子という一時期流行った女性建築家の設計です。
日本の現代建築の主流が周囲との調和を無視してきた表れかと思います。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

日本家屋 更新情報

日本家屋のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング