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日本家屋コミュのワープステーション江戸(茨城・伊奈町)

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ワープステーション江戸
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%B1%9F%E6%88%B8&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
■大河ドラマの撮影も行われる

「座頭市」や「御宿かわせみ」など、結構ここでは映画やテレビ時代劇の撮影が行われています。事前に電話をすれば、いつ撮影予定が入っているかを教えてくれますので、撮影に会わせて遊びに行けば楽しいかもしれませんね。

奥の方へ足を進めると、NHK大河ドラマ「武蔵」のオープンセットがありました。これは、敷地の裏側に大規模なセットというか、街並みをもう一つ作ったような感じなのですが、とても雰囲気があります。生い茂る草むらや、軒をつらねる民家は、そのまま時代劇の世界に飛び込んだような感覚を覚えさせてくれます。民家といってももちろんセットですので、中側は手を抜いて作ってありますが、一軒一軒自由に出入りすることも可能。
ちなみにこの「武蔵」のオープンセット、2004年1月6日現在電話で確認したところ、まだ見学可能だそうです。いつまでこの状態で置いてあるかは、実はNHKの管理下にあるためワープステーション側ではわからないとの事。また、2004年1月24日(予定)からは、今年の大河ドラマの撮影が入るとの事です。(尚、このオープンセットでの撮影は一般見学不可。その他の場所での撮影は可。)

■有料展示館について

せっかく来たのだからと別料金を払って入った「エレキ樽体験館」や「音の館」も、そこそこ楽しめました。エレキ樽は、ミニシアター形式で竜宮城などを探検するアドベンチャー。観客席が映像に合わせて動きます。音の館は、ヘッドホンをつけて館内を歩くと、江戸時代の井戸端会議や花火の音などが再現されるという趣向。今ひとつ新鮮味はありませんが、一番「江戸」を感じさせてくれた施設でした。

■手づくり工房で竹とんぼ作りに挑戦

わざわざここまで来て竹とんぼをつくらなくてもという気もしましたが、やってみると子供はかなり夢中。おじさんもすごく親切丁寧にナイフの使い方などを教えてくれて、出来上がった竹とんぼが飛んだ時は結構感動もの!

■週末でも人影まばら

訪問した際は、到着が既に午後3時だったのもあるかもしれませんが、週末なのにかなり空いていました。

NHKのオープンセット(これだけの規模のものはそうそう無いと思います)を見学するだけでも、面白いと思える方にはオススメします。

コメント(3)

施設概要】

●交通
常磐自動車道谷田部ICから約8キロ 車で15分
常磐線取手駅西口から約12キロ シャトルバスで約25分
●開園時間
夏期(4〜7月、9月〜10月) 9:30〜17:30
夏休み期間(7月20日〜8月31日) 9:30〜19:00
冬季(11月〜3月) 9:30〜16:30
●休園日 12月30・31日、1月1日の3日間
●入場料
一般個人 大人1,400円 子供(小・中)700円
一般団体 大人1,200円 子供600円
学生団体(15名以上) 高校・専門学校700円 子供500円
※入場料では江戸ワープ館・江戸ものしり館・3Dドラマシアター・国際交流館・ネオ中村座の5館が見られる。
ただし、ネオ中村座はイベントの内容により有料
●入館料
5館セット 個人・団体 大人・高校生1,000円 子供800円
単館券 共通300円
●面積 約5ヘクタール(東京ドームとほぼ同じ)

1.整備の経緯

 ワープステーション江戸は、茨城県の「メディアパークシティ事業」の一環として計画され、整備されたものである。この事業は「マルチメディアと自然を調和させた新しいまちづくりを実現させる」というもので、その計画は平成17年開通予定の常磐新線(仮称)の沿線計画の一つとして位置づけられている。将来有望な産業として期待できるマルチメディアを活用したまちづくり事業の具体化を図ろうとしている。
 そのメディアパークシティ事業は1〜3期に分けられており、この「ワープステーション江戸」はその第1期事業である。ちなみに、第2期は当該地区に県の中核施設としてマルチメディア関連の教育施設の整備を平成15年を目標に行い、第3期はマルチメディア関連の企業の研究所を誘致する計画である。この事業の主旨に賛同した企業60社が、茨城県、伊奈町が行政とともに参加し、第3セクター「株式会社メディアパークつくば」が設立され、ワープステーション江戸の運営主体となった。

常磐新線(仮称)計画路線図

 総事業費37億円のうち、茨城県が5億円、伊奈町が2億円、民間企業による出資額が23憶円、あとは借り入れによるもので、大部分を民間企業が担っていることになる。
 参加している企業は展示館も手掛けているNHKグループ・ソニー・松下電器産業・日立製作所・三菱電機・大日本印刷のほか、竹中工務店など大手建設会社、東京電力など全60社である。

2.テーマは「江戸文化」
常磐新線の整備にともない、伊奈町にメディアパークシティを計画した経緯は、地域活性にあったのだが、実は我々の最大の関心事は、「なぜ、つくばで“江戸”なのか」にあった。
 コンセプト・メイクは、出資各社からの実務者会議の場で進められた。ここで着眼されたのが、国連による「国際平和の文化年」の提唱である。これは、“西暦2000年を21世紀の新たな幕開けの年として、自国文化の理解と他国文化の尊重による国際平和の樹立を目指すなかで、自国文化を再認識する”といった内容である。これを受け、日本の文化は、どこに原点を置くのが適当なのか、議論を重ねた。
 浮上したのが江戸時代である。それは、大陸の影響を大きく受けていた江戸時代以前よりも、鎖国していた約200年間にわが国固有の文化が醸成されたという見方である。そのまま、自国文化の原点を江戸時代に求める結論に至った。
 
 江戸の文化を現代人に認識してもらうには、江戸の町並みの再現だけでなく、同時代の文化・生活も現代人が再体験し、学習できる機会提供が必要になる。現代文化のルーツとなった江戸の再現方法として着目されたのが、マルチメディアそれも最先端の技術である。リアルで再現できない文化・風俗でも、音・映像のマルチメディア技術を駆使すれば、当時のリアリティを損なうことなく現代人に理解してもらえるというわけだ。
 もちろん、表現技術としてのマルチメディアの定義については意見が分かれた。現代人の最も身近なマルチメディアは携帯電話で、そのモバイルな感覚で表現すべきだ、あるいは定番でも映像と音での特色付けを発揮するべきだ等々である。 パンフレット

国連の提唱を受けて検討したという点も意外だったし、鎖国の是非はともかく、西欧と趣を全く異にした日本固有の文化が生まれたのが江戸時代と言い切ってしまうのは、面白い発想である。しかし、ここでもうひとつの疑問、それがなぜ江戸東京ではなくてここ「つくば」の地なのかは残念ながら明確な回答は得られなかった。
 同社は第三セクターとはいえ、最初から出資者の長期に渡る援助を期待するような経営に関する甘い見込みは一切排している。江戸のテーマパークとして、独り立ちできる事業を標榜する。その姿勢には大きな拍手を送りたい。しかし現在、文化をテーマにした集客事業のサクセスストーリーを探すのは難しいのが実状である。
 文化は一人一人受け止め方が異なる。さらに施設への期待や過ごし方を特定層に規定するのも大きな冒険である。収益性を求めると、全方位外交が必要で、要するに子供からお年寄りまで楽しめるという曖昧な機能構成になってしまうのだ。文化への執着は必要だが、ある程度娯楽的な仕掛けもないと、お客が来ない。ましては江戸と無縁な土地での江戸文化再興はインパクトに欠けてしまうだろう。江戸をどのようにして表現していくか、これが事業の成否を握っていると判断、内容構築に最も尽力かつ苦労したという。
 テーマパークの「テーマ」の決定には、様々なシステムがあるとは予想していたが、後付的・便宜的な歴史解釈であってもそれほど問題はないとは驚きである。

3.ネーミング

 「ワープステーション江戸」という名称についても、決定まで議論噴出だった。本来「ワープ」というのは、ねじれる、という意味でどちらかというとネガティブな意味合いのなのだが、日本ではSFやアニメなどで「時空間を移動する」という意味で浸透していると判断し、割り切って決められたとのことである。
施設構成

 こうして出現した「ワープステーション江戸」は、江戸の街並みを映画撮影で質感が保証できる高度な水準で再現し、実際に出資者であるNHKの常設セットとして利用される。2000年の大河ドラマ「徳川葵三代」や「柳橋慕情」という時代物ドラマをここで撮影しており、エントランスにはポスター類が貼っていた。さらに制作発表も当園内で行われたという。NHKはこの他にも、イベントに使ったり、関東版の番組内で紹介する等、積極的にサポートしている。どうやら現会長が茨城県出身という政治的背景もあるようだ。ちなみに映画セットで江戸の町並みを再現するのはかなり大変らしく、屋外にあって気軽に使える機能は貴重なのである。
 なお、ロケ中でも施設はオープンしており、撮影本番時は入場客の行動を制限するだけである。撮影時と重なれば、かえって集客力が高まるとメリットも見込む。今のところ利用はNHKのみだが、今後は民放にも利用を拡げていきたいと考えている。なお、撮影利用は有料で貸し出すが、集客が見込めると判断すれば、その金額は要相談だそうである。
 再現された江戸の町の各所にあって、マルチメディア技術を駆使した江戸文化の体験機会となるのが「展示館」で、出資各社の競作によって建設された。展示館のテーマは担当企業が企画しており、多様な江戸文化表現が見られる。
 なお、ワープステーション江戸の周囲の景観だが、時代劇が大丈夫というように、現代的な景観が見えない森林風景である。白壁に囲まれた、中世の都市がワープしてきたというイメージが湧く。
 以下は展示館の内容構成である。


展示館名 概  要 料 金 収容人数 見学時間
江戸ものしり館 江戸庶民の文化をこどもたちにもわかりやすく楽しく紹介する館 無料 約100名 10分
江戸ワープ館 東海道をナビゲーション体験など 無料 約50名 15分
3Dドラマシアター 時代劇のロケや編集の裏側を3Dハイビジョンで楽しめる 無料 約50名 7分
ネオ・中村座 多目的イベントホール ※ 約200名  
国際交流館 日本と世界の貴重な歴史・文化を紹介する館。初回は並河万里写真展 無料 約40名 10分
音の館 江戸の世界を音で体感 有料 約50名 10分
黄門漫遊館 黄門様が裁く性格診断 有料 30名 15分
江戸妖怪館 日本初の妖怪体験ミュージアム 有料 約100名 10分
華の浮世絵館 篠田正浩監督制作の浮世絵シアター 有料 約30名 20分
エレキ樽探検館 平賀源内と海中探検するライド型シアター 有料 16名 11分

※イベント内容により有料
「ワープステーション江戸案内資料」から転載

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