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日本家屋コミュの山居倉庫(山形県・酒田)

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山居倉庫(さんきょそうこ)は、山形県酒田市にある米穀倉庫(山居倉庫は、2重屋根・倉の内部は湿気防止構造・ケヤキ並木と自然を利用した低温管理倉庫) である。

☆沿革
明治26年(1893年)、酒田米穀取引所の付属倉庫として旧庄内藩酒井家により当時の鵜渡川原村に建設され、同年11月1日開業。管理・運営も酒井家が行った。昭和14年(1939年)に取引所は米穀配給統制法によって廃止されたが、倉庫は引き続き財団法人北斗会、庄内経済連、全国農業協同組合連合会庄内本部(JA全農庄内)と所轄を移しながら現在も運用されている。

平成19年(2007年)時点で12棟が残る。うち1棟が「庄内米歴史資料館」、2棟が「酒田市観光物産館 酒田夢の倶楽(くら)」として一般開放されている。

☆概要
山居倉庫正面
山居倉庫裏のケヤキ並木現在の鶴岡市出身の棟梁・高橋兼吉[1]が設計した土蔵造りの建物で、明治30年(1897年)までに14棟が建設された。敷地は元々酒田市内を流れる新井田川の中洲(山居島)で、港が近く舟運にも適していたが地盤が軟弱だったため、約3.6メートルの高さの盛り土と石垣を設置、基礎の下に長さ約3.6メートルの杭を打ち込むことでこれを解決した。完成の翌年の明治27年(1894年)に発生したマグニチュード7.0(7.3とも)の庄内地震では、倉庫自体への損害は僅かなものに留まった。

倉庫の西側には欅が植えられ、陽射しを遮ると同時に冬の強い季節風から建物を守っている。屋根は断熱を考慮した二重構造、内部の土間はにがりを用いて練り固めた上に塩を敷き、倉庫内の温度・湿度を一定に保つ技術が用いられている。

川に面して船着場も設けられており、最上川舟運の拠点のひとつであった。江戸時代は規定によりひらた舟による運搬が主だったが、明治に入ってからは小鵜飼舟に取って代わられた。復元された小鵜飼舟が敷地内で保管されている。倉庫から舟までは、女丁持(おんなちょうもち)と呼ばれる女性によって運ばれた。一俵60kgの米俵を5つ(300kg)背中に担いだという記録(写真)が残っている。また、運搬の際に風雨に晒されぬよう、荷揚げ河戸や船着場に屋根がかけられ、廊下で繋がれていた。

テレビや雑誌で紹介される「山居倉庫と欅並木」が一緒に写っている場所は、倉庫の裏側(西側)にあたる。 NHKの連続テレビ小説「おしん」のロケ地でもある。

設計 - 高橋兼吉
竣工 - 1893年(明治26年)
構造 - 土蔵造り
間口 - 13.6メートル
奥行 - 29.1メートル
延床面積 - 396平方メートル
貯蔵能力 - 四斗入俵(60キロ)で16442俵
所在地 - 山形県酒田市山居町1丁目
※明治26年(1893年)竣工当時、倉庫一軒当たりの数字。


[編集] 所在地とアクセス
山形県酒田市山居町1丁目

JR酒田駅からバスまたは車で約10分
山形自動車道酒田ICから車で約15分
庄内空港から車で約20分

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