昭和・平成『絶版車ガレージ』コミュの※いまだから話そう・・・体験した業界のこと、いろいろ･･･

私が関わった、クルマ関連の体験話しが中心です。
身勝手で、わがままな思いも書くかもしれません。

しかし、暴露する話しではありま･･･せん、気持ちは。
様々な体験をお伝えしたく･･･。ずーっと心の奥底にしまっておくには、心苦しい思いもあります。

業界の方から反発受けるかもしれませんが、いーじゃないですか、もー。

そんなわけで、勝手気ままにお伝えします。
なるべく画像もいっしょにアップしたいので、トピ立てました。

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コメント(18)

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[1] mixiユーザー 12月28日 16:30

1、『広報資料』

自動車雑誌業界にいますと、発表会やイベントに出席すると、その時々の資料を手にすることがあります。

ここに紹介する資料は、マツダ広報資料しとして、関係者に配布されたものだと思いますが、ロータリーエンジンの歴史やモータースポーツのことなど、必要なことは一通り盛り込まれ、編集された一冊です。

これを編集するだけで大変かと思うのですが、この資料は一般ユーザーが手にするものではないので、ライターやエディターは、資料として活用するわけです。

東京に自動車図書館というのがありますが、そこで調べても出てこない資料が、このようなメーカー資料として手に入ることは、大変ありがたく、広報さんに感謝する次第です。

というのは、大切な年代記述、名称は、このような資料をもとにすれば、各ライター、編集者、出版物は、みな同じ表記になるということですね。ただ、資料の記述が違っていると、この資料を基にしたところは、みな「間違っちゃったー」、ということになりますが･･･

ライターや編集者として資料は宝物で、大切にするのがふつー。しかし、その資料以上のことは書かれていないので、それ以上の内容を知りたく、書いて伝えたい、と思ったら、そこからが本当の取材になると思います。

限られた（安い）ギャラと時間の中で、この資料の領域で原稿・記事をまとめるか、ギャラと時間度外視で、自分の足で取材に走り、資料以上のものを掴んでくるのかによって、伝えたい内容も変わってくると思います。

しかし、商業出版の枠と、その中で仕事をもらって記事にする側にとって、なんとも歯がゆいところに立たされることもあります。

ですので、たまには採算度外視した資料性の高い、一生持っていたい本、マニュアルを制作し、皆様のお手元に届けられたら･･･と思うのですね。

簡単に言えば、資料から抜け出した、それ以上の思いや情熱を伝えられる一冊が作れるチャンスは、もうこないのかな？　という不安も抱いてしまう今日ころごろなんです。

[2] mixiユーザー 12月28日 19:00

いいですね　採算度外視！　昔の物で絶品と言われるものはみな採算度外視です
みんな一度や二度は仕事の中で採算度外視して、心のまま動いた事はあるはずです　でもその仕事が相手に感動を与えたとき満足すると思います　
羨ましいのが後世まで残せる物を作っておられると言うことです　いいなぁ～

[3] mixiユーザー 12月29日 09:17

「採算度外視」これ、気持ちの上でそうなることあります。
もちろん、そうなりたいのですがね。

ひとつのことにこだわってみたり、他人から見れば無駄な努力と思われるようなこと。そんなことに夢中になり、継続的に取り組んでしまうと、採算度外視になってしまいます。

でも、ひとつの結果を出すことができれば、それはそれでOKだと思います。たとえそれがうまくいっても、そうじゃなくても。

人によって考え方や評価はまちまちで、決め付けたり、押し付けたりはできませんが、「この面白さ、楽しさ、夢中になれる気持ち･･･｣などを紙媒体や他のメディアで表現できれば、と思うのです。

そこにウソ、まやかし、捏造があっては、あるとき伝えたいものが伝えられなくなります。

いま、私たちがクルマについて「ああだ、こうだ」といえるのも、私たちの諸先輩方、開発者、ユーザーなど、関わった人たちの努力やフィードバックがあったからこそ、現在のカタチがあり、その上で私などは「このクルマのエンジンは・・・」と偉そうに言えるわけです。

諸先輩方、開発者、ユーザーなどの関わった人たちのことはあまり気にしないのが実状だと思いますが、ほんとうに「過去の人・もの」なのかと考えてみると、これは大変失礼なことをしているのでは？という気持ちになります。

やはり、どのようなものにも歴史があり、進化があり、そして今があると思うので、一つのことでもいいから、イチからひもとき、「採算度外視」して「私が手にしたもの」を「みなさんに伝えたい」と感じています。

もしかしたら、これは私の使命なのかと。
偉そうに失礼しました。

[4] mixiユーザー 12月29日 22:14

僕が思うに・・

<<どのようなものにも歴史があり、進化があり、そして今があると思うので、一つのことでもいいから、イチからひもとき、「採算度外視」して「私が手にしたもの」を「みなさんに伝えたい」と感じています。>>

読む側にある程度知識が無いと駄目な本にしないと途轍もなく大量の資料が必要な物になると思います。

だからと言って何処まで省略するの?とい部分の境界線も難しいでしょうし・・

もしかしたら一生をかけて延々と書かないと駄目な資料になってしまうかもしれませんね。

[5] mixiユーザー 12月30日 08:08

↑
読む側の知識が無いよりあった方がよいわけですが、なによりも「体験」されることが大切で必要かと。

体験したことがうまくいっても、そうじゃなくても、

体験した事実を手にしている人が読む場合と、そうじゃない人では大きな差とか違いが生じると思います。

ですので、どこにピントを合わせるかによりますが、基本的に「クルマいじりが好きな人」「メカニズムが好きな人」とした場合、

内容が（今は）多少難しくても、知識や体験がともなってくると、「あー、そーだったのか、へー」と言えるようになるといいのかなー？　とも思います。

本を読んで楽しんでもらえたか、参考になったか、資料になったか、というのは個人差もあるでしょうが、とこで線引きをするかが大変ですね。ページに限りがあるので、それこそ、延々と書き綴ることになる項目もあると思います。

見極めが大変です。

[6] mixiユーザー 06月23日 01:19

もー、大昔のこと。

某出版社で1時間耐久のドライバーのお仕事を頂き、
ヘルメットとスーツ、シューズ、グローブをもって現地へ。

私は駆け出しのペイペイでしたから、
一番ボロな「シルビアターボ」を乗ることに。

さて、数台の新車と混じり、スリップストリームを使ってバトルも演じ、そろそろゴールが近付いたころ、

発売間もないランサーサーターボのスリップに入り、
なん度かスリップから抜けて追い抜けるか確認。

OK、OK！

そして最終ラップのところで、
スリップを使ってしっかり抜き、
ボロのシルビアターボくんが先にゴール！

意気揚々とクルマから降りると、

なんか変。

編集者の視線がキ・ツ・イ。

自体を飲み込めないまま、帰宅。

数日後、仕事した記事が載っている本を買って
確認したら、私よりランサーターボの方が早く
ゴールしたことになっているではないか！
もーびっくり。

なんでーーー！

と編集部に電話したが、
「んーー、やってくれちゃったんだよねー、抜いちゃダメなのよねーーー」って、

なんじゃそれ。

つまり、ランサーターボを「ヨイショ」しなくてはいけないところ、私が先にゴールしたので、

紙面上、調整したってわけ。

それって、しっかり「ねつ造」じゃん！

それ以来、自動車雑誌を信頼しなくなりました。

といいつつ、その後私は
自動車雑誌屋さんになったのですが･･･

あれ、この話、どこかに書いたような･･･
忘れていますが、気にしないで･･･

これは事実でっす。

[7] mixiユーザー 06月23日 11:17

現在進行中なので、数年後にしか言えないのです。

ですが。
どこかの車、そのままレースしてたら本当に人が死にますよ・・・とはどこかで吐露しておきたい。

「このままではいつか人が死ぬ」と言いながら仕事する苦しさはもう思い出したくない。
あそこから早く離れてしまってよかったと。

ハァァ。

[8] mixiユーザー 06月24日 00:25

トビさん

そんなマシンやチームがあるかと思えば、

こんな話をメカ仲間から聞きました。

その昔、とてもメカニズムに精通しているオーナードライバーさんがおりまして、

そのドライバーさん付きのメカさんが、

「そろそろこのアームやアップライトを交換した方が安全だと思いますが･･･」

これに対してドライバーさんは
「うん、まだ大丈夫だよ。もう少し･･･」
のようなことを言ったらしく、

次のレースのセッティング中、アップライトが割れて
帰らぬ人になってしまたのですね。

そのとき、現場にはいなかったのですが、
近くでマシンメンテしてました。

同じレースに出るために。

マシンはシェブロンとかマーチとかの時代です。
古い話です。

当時、いくらクラッシュしても、コーションプレートさえあれば、シャシはコピーしていましたね。

でも、マグ関係のパーツは本国から買わないと新品なかった。
高いので換えずに使っていたら、割れたのでしょう。

情けない話ですが･･･

[9] mixiユーザー 06月24日 00:47

その亡くなった方には失礼かもしれませんが、情けないですよね。

自分はいち早くはなれましたが、残った連中は「今週も徹夜だぁぁ」と機上の人で飛んでいきました。
明日、何事も起きませんように・・・と。

遠い地から祈るのみです。

[10] mixiユーザー 06月25日 03:39

トビさん

そーなんです。
私、大好きな人だったのですが、
最終的に自分の命と引き換えにしてしまった。
情けないです。

様々な、よろしくない状況やら悪循環から、
予期せぬことを招くことって
あると思います。

なので、念入りにやってもよい方向に向かないようでしたら、
申し訳ないけど、関わらない方がいいですよ。

ドライバーは機械じゃない、生身の人間ですからね。

トビさん、覚えています？
某有名レースチームの社長さんのご子息がドライバーで、
練習中にクラッシュして亡くなった事件を。

そのマシンをメンテしていたのが、
私の腹割って話せる親友でした。

GTはもちろん、
F3000をメンテさせたらピカイチなヤツです。

が、それ以来、私の電話に出てくれません。
何か封印したような、貝になって
ひっそりと裏方をしているようです。
聞かれたくないのだと思います。

本人には責任ないのに･･･
同級生なのですが･･･

明日は二泊三日でセントラルへ行きます。
何を走らせるのか、聞いていないのですが、
ノーマルに毛が生えた程度なので心配ないのですが･･･

[11] mixiユーザー 06月27日 14:22

あのクラッシュは確か、ステップアップする時でしたよね。
覚えています。
あの頃、立て続けにサーキットでは痛ましい事故が続きましたね。
思えば、小河さんのあたりから数年続いたんですよね。

自分の仲間にも、小河さんの元クルーがいます。
あれから十数年ぶりに、今年サーキットに戻ってきたそうです。
期間は短かったですが、今年前半某チームで一緒に毎晩徹夜した仲間です。
やはり離れていた間は、一切の接触を絶っていたそうで、実際本当に現行レギュレーションに最初疎くなっていましたｗ

その人は、「若いドライバーを亡くすわけにはいかない、あんな思いはもうごめんだ」と残りました。
自分は、「もうこれ以上関われない、精神的にムリだ」と離れました。
お互い立ち位置は違いますが、仲間です。

[12] mixiユーザー 06月29日 02:27

トビさん

はい、ステップアップでしたね。
あの方にとって、最愛の我が子でしたからね。

ちょっぴり天才肌でありながら、
私は、ちょいと早いんじゃない？(ステップアップが)
と感じていました。

お父様、辛かったと思います。
ご子息様はとても若かったし。

そのメカは、責任感じますよ、責任無くても。

別件ですが、
走らせる側としての気持ちや苦悩も、表に出して、
一般の「クルマ好き、レース好き」な方に知ってもらいたいな、と感じることがあります。

小河さんの事故、確かカメラマンさんも辛い目に遭いましたよね。

どれも、とても残念な事故ばかりです。

確かに、一瞬で命を落としてしまう世界ですからね。

実は本日、仕事先の先輩を怒鳴ってしまいました。

スタート位置のコース上のグリーン(これも怖いことですが、某社の要望なので･･･)にビデオ撮影チームが陣取っていました。

先輩様は、クルマのずーっと前でスタートの合図を出したのですが、カメラマンは画面左から右へクルマが疾走するシーンを撮ろうとしていたのだと思います。
レンズはコースの先の方をめがけていました。

つまり、先輩様の方です。

その先輩様、スタートさせてからカメラレンズに気付き、レンズ前を横切ってはいけないと思ったらしく、

コースの2/3のところで立ち止まってしまいました。

さー大変、自分でスタート合図したクルマが迫ってきます。
本人も立ちすくんでしまいました。一瞬ですけど。

そこで私が思いっきり吼えました！

「カメラを気にするな！横切っコースから離れろ！　横断しろ！！　そこで止まるな！！」ってね。

私より若い先輩なんですけど、
コース上の経験は私の方が上です。

で、その先輩様とクルマに入って、
「先輩に申し訳ないですけど、状況はわかりますよね、事故を引き起こしたくないですから･･･私の体験ですが、コース上での事故は、一瞬で起こるので･･･」とフィードバックしました。

走ってくるクルマはノーマルですけど、
運転しているのは、現役のS耐やフォーミュラのドライバーなのでまだよいですが、素人さんの走行会だったら･･･
と思います。

実はこのとき、周囲に何名もアルバイトスタッフがいましたが、みな「あーーーっ」と見ているだけでした。

コース上はクルマが優先しますので、それに合わせる必要がありますね。それを頭に描けないと、つまらない事故に繋がります。

その、私より若い先輩は、
「もう、このような仕事(バイト)をしたくない」
と言ってました。

おそらく、本人も一瞬「恐怖」を感じたのだと思います。

すべて、ほんの一瞬、ほんのちょっとの、紙一重でと思います。

今日は、ほんと「まずい!」と感じた一瞬でした。

[13] mixiユーザー 06月29日 02:56

Tさんの事故の裏ではそんな事が・・

裏方の方は大変ですね。

[14] mixiユーザー 06月29日 21:20

骨董さん

はい。

裏方支えていることの認識を持ってもらいたいものだと思います。

苦悩と共にね････。

[15] mixiユーザー 06月30日 21:47

私が以前（数年前）手伝っていたチームに、私がいなくなった後入った同じ歳のメカがいました。
そいつのことを思い出しました、コース上の話で。

自分は、まぁ身内移籍のようなチームに移ったので、以前のチームとも移動とかは一緒でした。
で、ソイツ。
常に一杯一杯な奴でした。何かに集中すると他が続かない。
これってサーキットではすごく危ない。指の１本２本じゃなくて、命落としかねない。

でソイツ、常々注意されていたんですが、やっちゃった。
ウチの車がピットインしてくる時に、ピットエリアに突っ立っていたんですねぇ。
で、それを見たその監督がエライ怒鳴りました。当たり前・・ではありますが。

それから一ヶ月後、彼はレース界をヤメました。
今はドコで何してるか知りません。たまーにサーキットで会いますが。
誰もが「アイツは向いていない、いつか死ぬ」と口を揃えるような奴でした。

自分は滅多にいない同い年の人間だったんで・・複雑なところですが。

なんとなくの想い出話です。

[16] mixiユーザー 07月01日 22:28

やはり、どのような仕事でも、
何事にも、

「自分を知ることの大切さ」があると思います。

たとえば、私はどんなクルマでも、どこでも速く走ることができます。自慢です。コースも適当に速く走ります。

が、レーシングドライバーには成りきれなかった。

次元が違います。

そのきっかけになったのが、ある耐久レースでのこと。
私がファーストドライバーでしたが、セカンド、サードドライバーの方が若干速かった。

では、なぜ私がファーストドライバーに？

それは、マシンを壊さないで走らせるから、です。

で、ある耐久レース中、次のドライバーにバトンタッチするとき「デフの効きが弱くなっている、立ち上がりで踏むと異音を感じる、だから抑えて走らせていた」と伝えました。

レースは無事入賞しましたが、レース後、二人のドライバーから「いくら異音が出ても、走るなら気を抜かず、アクセルも抜かない」と強く言われ、

「ああ、ここがレーシングドライバーとメカ上がりのドライバーの違いだな」と感じて、プロの道をやめ、メカに専念したわけです。まー、その後は本格的に雑誌屋になってしまいましたけど･･･

やはり、自分に気付かないと、おっしゃるように「命」を落としかねない世界ですから、

ある意味、正解だったのでしょうね、未練はあるでしょうが。

[17] mixiユーザー 07月02日 12:01

ただたんに、人の車、与えられた車、過保護にされた奴には、分からんのかなぁ～。

その意味、奥深しですが、もし完走出来なかったら、メカのせいにしてたような気がします・・・

[18] mixiユーザー 07月02日 23:59

すみません、携帯から見ていましたので、１５・１６の文章しか見ておりませんでした。

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