五つ星の本のみを紹介しあう会コミュの「フリーク・ショウ」山田詠美

著者の作品には私的五つ星がたくさんあるのですが（笑）
中でも短編集はホントに素晴らしいと思ってます。
すべてを言い尽くさず、余韻の残るところに著者の真価があるとゆーか。
どうやら「フリーク・ショウ」は代表作にはなってないようなんですが
この時代に遊んでいたことがある人もない人も
一度、夜遊びにハマったことのあるひとなら実感出来る世界が描かれていて
エイミー曰く「文学は役立てねばいけない」だっけかな・・・
この本を読んで随分と自分の夜遊び術にも刺激を受けた記憶があります。
夜遊びするなら精一杯背伸びしてカッコ良く遊ばねば（笑）。
著者の作品としては地味な存在（たぶん）だけど良い作品集です。

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コメント(2)

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[2] mixiユーザー 07月03日 07:00

＞タラさん
トピ立てありがとうございます。

懐かしい作品ですね！
残念ながら役立てるべき夜遊びの経験がほとんど皆無に等しいままここまで来てしまいましたが、それでも、エイミーの初期作品群は私にとって恋愛のバイブルでもありました。
山田詠美というと黒人と日本人女性の恋愛を書く作家という色眼鏡で見られがちでしたが、突き詰めればピュア、あるいは、ある意味ものすごく原始的な男と女の愛の物語が美しく語られていて、初めて読む方は驚くはずです。

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