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中島みゆき全曲辞典コミュの「Nobody Is Right」

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もしも私が全て正しくて とても正しくて 周りを見れば
世にある限り全てのものは 私以外は間違いばかり
もしもあなたが全て正しくて とても正しくて 周りを見れば
世にある限り全てのものは あなた以外は間違いばかり
つらいだろうね その1日は
嫌いな人しか 出会えない
寒いだろうね その1生は
軽蔑だけしか いだけない
正しさと正しさとが 相容れないのはいったい何故なんだ
Nobody Is Right,Nobody Is Right,Nobody Is Right,正しさは
Nobody Is Right、Nobody Is Right、Nobody Is Right 道具じゃない

「Nobody Is Right」の思いを残してくだされ

コメント(23)

今回のアルバムは甲乙つける事が限り無くできないに近いけど、一番ずしんときた曲。
『全て正しくてとても正しくて/以外は間違いばかり』が周りの誰に当てはまるのか、世の中の誰やどんな風潮にあてはまるのか、私にははっきりと明確に表われたわけではありませんが、『私が路を血迷い生き兼ねない未来』を歌ってくれたようで涙が出て出て止まりませんでした。
伴奏もイントロも素敵。
瀬尾さんの色も濃いですね。
かなりの名曲に出会いました。
心に、重く重く、響きました…
まさに今、私は「なにが正しいのか」という議論の最中にいたところです。
自分の中でも激しい葛藤がありました。
辛すぎて涙が止まりません…
ここ数日・・人間関係でくさくさしてた私の心を見抜いたかのような
歌詞にびっくりいたしました
まるで・・本当に私のことかと・・思いました

みゆきさんはいつも私に道を示してくれます
中島みゆきさん自身の音楽も、変わってきた一作ですね。
恋愛・対人関係のような個人個人の問題でも、
戦争・外交のような国の話でも、
真理を突かれて胸に迫りました。
というか…泣かされました。
自分が正しいなんて、自信ない。
でも、みんなのように生きられないのは
自分が正しいと思っているからなのかなぁ・・・

好きな人はいないけど 嫌いな人もいない。

今の私にはすごく考えさせられる歌です。
ひとにはそれぞれ真実があって
それが自分の真実だから
そのスタンスで対さなければと思ってました。
どちらが正しいか…
対自したものか自分か
…正しさを道具として

どちらが勝つか
お互いが歩みよるか…

自分を見直せといわれた一曲でした…

自分が思うのと同じくらい対自したほうも
真実なわけで…

そう思うと…

相手を包含する寛大さが足りないのかな。なんて

見知れ…ですね。
この曲が今回一番好きです。
ボブディランの歌詞に

『私の立場では私が正しい、
 あなたの立場ならあなたが正しい。 」

という言葉があるのを思いだしました。
これは、すべての人間に向けて言っているんだろうな。
「誰も正しくない」ということは「みんな正しい」ということなのかな。
「自分の正しさは誰とも一致しない」つまり「みんな孤独だ」ということかもな。
や、どれも正しくないんだ。
聞いたときから思ってたんですが・・・
この曲さだまさしの関白宣言に似てません?
詩だけ読んでると吉田拓郎・・ぽいし・・
最近はこのお二人と
ものすご〜く交流がお盛んなんでしょうかね?
きーさん、私も思いました!「関白宣言/さだまさし」っぽい曲調だな〜って!!吉田拓郎はよくわかりませんが…f^_^;

でもこの歌好きです(^^)
周りが自分の思っているようには動いてくれなくて、
それがどうしても間違っているように思えてしまう…
そういうときの自分のぶつけようのない怒り、もどかしさ。
孤独の中で頑張ることでしかそれは消化できないのだと思ってきた。
けれど、その思いはこういうことなんでしょ、あなたは目を向けなかったけれどこういうことだってもう経験で知っているよね、と心のしこりを溶かしてくれる曲でした。何度聴いても心がやわらかくなる、私にとってはそんな曲です。

争う人は正しさ説く 正しさゆえの争いを説く
その正しさは気分がいいか
正しさの勝利が気分いいんじゃないのか


イライラして一人の人に文句言って
でもそれは自分を正当化するためだってこと薄々自分でも気がついていた。
「正しさの勝利」が欲しかったんだ。
一人の人を敵に回して自分の周りは皆味方。
私って卑怯。

みゆきさん、この歌がなければ私は間違った生き方をしていたでしょう。
教えてくれてありがとう。

ブログの炎上みたいなのを見ていると、「正しさ」を理由に徹底的にたたきのめしてカタルシスを得ているだけ、という気がします。

企業の不祥事、政治家の不祥事、有名人の不祥事・・・確かに悪いことは悪いけど、視聴者に快感を提供してポイントを稼ぐ記者やキャスターは、正しさを道具としてしか使ってないなと思うのです。


みゆきさんの作品はほんとにタイムリーですね。
2007年は、いろんな不祥事よりも、それを食い物にしたりストレス発散に使ってる方が眼に付いた一年でした。
どうしてこんなにキリリとしつつも、あらゆる人間に対するやさしさを持った
歌が作れるんでしょうね・・・。
「寒いだろうね その一生は」っていう言い回しが、ともすると嫌味に聴こえて
しまいそうなフレーズなのに、ほんとにやさしく歌うんですよねー。
昨日、コンサートの楽日で、この曲を聴いて、涙・涙…でした。

私は間違ってないはずなのに、どうして上手くいかないんだろう、そう思い続けて来た、この数ヶ月。答えはよく見つからないままだけど、みゆきさんが、また私の背中を押してくれました。

誰も正しくない。正しさなんて、実はどうでもいいことなのかもしれませんね。
 ここでのコメントを見て思ったことは、この歌を聞いて涙した人がいっぱいいて、自分がそんなに異常じゃないんだって安心しました。泣いてしまうよね。

 そして、この歌を聞いたとき「そうだよ、なんで人は自分が正しいってあんなに強く主張できるんだよ。」って他人を責めるような気持ちを持っていましたが、改めて自分を省みることも必要だなって、気付かされました。


 この歌は、世界で起こっている大きなことから、個人的なことまで、全てを言ってるんだと私は感じています。そして、ひとりひとりが

 ”Nobody is Right.”

と謙虚になることが大事なんだろと思います。
会社で上の立場にいて、いつも私は正しくて正しさゆえの正義感をふりまわしていろんな人を傷つけてきたのかもしれません。
せかいのおわりの「人はそれぞれ正義があって 争いあうのは仕方ないのかもしれない」って歌詞で、私にも正義があって相手にも正義があるんだってハッとして、でも私は正しいという思いからは変われなくて。

最近この曲を知ってまるで私に言われているようで、なんで私がこんなに毎日ひとりで戦って辛い思いをしているのかを知らされました。

辛いだろうねその1日は
嫌いな人しか出会えない
寒いだろうねその一生は
軽蔑だけしかいだけない

そのとおりでした。
なんでこんなに頑張っているのに毎日辛いのか。
全て正しい私以外がみんな敵だったからでしょうね。
どんなに考えても考えても分からなかった答えをそっと教えてくれた曲でした。
こんな出会いってあるんですね。

明日からはもっと優しい世界に降りれそうな気がします。

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