フィジーはPADI(PADI‐パディ:Professional Association of Diving Instructors)がほとんどですが(他はみた事無い)、「ダイビングライセンス=ダイビングの免許証=Cカード(Certification-Card)」はどちらで?
Cカードは民間の各ダイビング指導団体が発行する“認定証”で、自動車運転免許証のように国の機関が発行する“免許証”とは多少意味合いが異なります。
ダイビング指導団体とは、ダイビングの普及・ダイバーの育成を目的とする民間のダイビング教育指導団体で、世界的には約4000以上のダイビング指導団体があります。
日本だけでも約30〜40の団体があると言われ、ダイビングインストラクターがダイバー教育、Cカードの発行を行っています。
世界の多くの国や地域で通用する指導基準を統一化する目的でWRSTC=World Recreational Scuba Training Councilが1997年に設立され、日本ではCカード協議会に所属している指導団体が、このWRSTC基準を満たす講習を提供し、世界中で通用する国際Cカードとして認識されています。
※現在日本でCカード協議会に所属している指導団体は4社だけす。
■PADI‐パディ(Professional Association of Diving Instructors)
1966年にアメリカで設立。全世界のアクティブダイバーの約60%が所属しているといわれる、名実共に世界最大のダイビング教育機関。
■NAUI‐ナウイ(National Association of Underwater Instructors)
1950年代はじめ、アメリカのカリフォルニアで発足したナショナル・ダイビング・パトロールを前身とする。
■SSI‐エス・エス・アイ (Scuba Schools International)
1970年に米国で誕生した世界的なスクーバダイビングの指導団体。
■NASDS‐エヌ・エー・エス・ディー・エス (National Association of Scuba Diving Schools)
1961年にアメリカ、カリフォルニアでスポーツダイビングの安全、発展のために設立されたダイビング指導機関。