死ぬ程笑える面白いコピペ犬爆笑コミュの48の段「新保さん」

「新保さん」

高校の頃、英語の授業に２０代前半の結構イケメンなアメリカ人教師ミケノ・ビッチ先生が来た。
授業は一人一人ビッチ先生に名前を呼ばれ、前に出てマンツーマン形式で会話をするというものだった。

ビッチ先生には生徒の名前がローマ字に直されたプリントが渡されていた。

授業が始まるとカタコトの日本語で挨拶をする先生に女子連中はキャーキャー言っていた。
それを結構厳しい口調で注意する真面目な先生だったので、みんなは真剣に授業に臨んでた。

授業は順調に進み、結構人気のあった女子の「新保（しんぽ）さん」の番になった。

「ジャアツギノヒトネ。
ンーーアーー・・・ちんぽ！ちんぽサン♪！」
生徒は一瞬凍りついた。
教室にいた全員が瞬時に「笑ってはいけない！」と思った。
でも、たぶん「シンポ」と言っているんだろうけど、どう聞いても日本語の「ちんぽ」だったし
「それまで片言だったのに、なぜよりによって「ちんぽ」の発音だけがこんなにもネイティブなのか」とか、
「なぜ「ちんぽ」に敬称を付けるんだ」とか考えだすとみんな耐えられなくなった。
先生はさらに大きな声で彼女の名前を呼び続ける。
「ちんぽサ～ン、ドコデスカ？」
結局新保さん以外の全員が爆笑。新保さんは顔を真っ赤にしてうつむいていた。
その様子を見ていたアメリカ人教師のビッチ先生は状況が飲み込ていないようなのだが、
生徒の一人がみんなの笑いものになっている状況だけは理解できたのだろう。
突然般若のような顔になりその爆笑をかき消すかのような大声で「シャァァラッップッ！！」と全員を一喝し、黒板を平手で叩いた。
その表情とテンションの凄さに、教室は水を打ったように静まり返った。

しかし先生の怒りのボルテージは上がったまま。

新保さんの肩に手を置くと「ナンデ？ナンデミンナちんぽサンをワラウの？ちんぽカワイソウデショ？」
全員が「まずお前のせいだ。あとその名称を連呼するのをやめてくれ」と思っていた。
その後、慰めようとしたのだろう、先生はやさしい口調でうつむいて座っている彼女に語りかけた。

「ちんぽゲンキダシテ。シタをムカナイデクダサイ。ちんぽ！スタンドアップ！！」

新保さんも笑った。

おしまい。