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「茶道の心を味わう研究会」mixiコミュの質問箱です・・・疑問、難問、珍問をだしてください♪♪

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茶道の心についてでも、それ以外の関係しそうな事柄や茶道全般について、意見交換などができればいいと思います。

コメント(20)

茶道を教えていて、生徒で前に別流派の点前を習っていた人は、どうしても前の流派の仕方が出てきますね。でも点前の意味を説明すると、新しい仕方に早くなじんで行くように思います。私は流派を変えることはあまり問題とは思っていません。

*表千家系(表千家、江戸千家、表千家不白流など)・・女性的な点前で優しい感じがある
*裏千家・・人前で所作をする根拠として、お客さんに見てもらうという感じが強い
*武士茶道系(遠州流、石州流、三斎流、上田流など)・・格調が高いために、やや堅い感じ
*大日本茶道学会・・新しいだけに裏千家に石州流を重ねて工夫され、自然な所作が原点

色々見てきた経験での大雑把な違いです。表と裏では同じとこから出発しているのに両極にある感じもします。

昔(明治時代)は相当なベテラン茶人でも流派を変えた人は少なくありません。教わる方の覚悟と教える先生の適切な導きによりますね。

ぜひ実際流派を変えて習った方の意見が聞きたいですね。
はじめまして
私は今現在 表の先生のところで茶道を習っていますが、以前に学校茶道で裏の点前も習った経験があります。

混乱するのでは? とありましたが、確かに初めのうちはそういう事もあると思いますがそれは続けていく内にだんだんと少なくなっていくことと思います。
逆に流派の違い(捉え方や考え方や表現方法等)に興味が出ると思いますよ。
きっと、混乱するので・・・は一番の理由では無いと思います。

茶道には様々な流派があるようですが、同じ茶道であるならばその目的は同じだと思います。
なので自分の環境に合った流派にお世話になる形をとっても良いのではないでしょうか。
みややんさん・・・
そうですね。ぜひ東京に引っ越してきてください。酒のほうはあんまり強くないので長時間の付き合いはできませんけど、茶道は私が持てるものは全て、みややんさんに奥義まで伝達したいですね。

東京に遊びに来たら、ぜひ私の茶道教室にお茶を飲みにきてくださいね。由緒あるお寺ですし、それなりの茶道の先生であればみな知っているお寺です。
■「それって、ほんと・・・!?!」・・優秀な迷問の出です!

皆さんに抹茶が点てて出されました。 質問です、「頂戴します」といって飲む方法は?? 茶碗の正面は皆さんの前に向けて出されました。答えは次のどれでしょうか? 席は左勝手でない普通の席です。

 1.茶碗を右手で2回(または1回半)まわして飲めば、茶
   碗のどこで飲んでも良い。
 2.茶碗を右手で2回(または1回半)まわして飲むので、
   正面の反対側の裏正面で飲むのが普通。
 3.茶碗の正面、裏正面には主な見所、従な見所があり、そ
   れを避けて飲めば、どこで飲んでも良い。正面を時計の
   6時とすれば、裏正面は12時に位置になる。時計回り
   に茶碗をまわせば3時の位置、反時計回りに茶碗をまわ
   せば9時の位置で飲めば良い。
 4.正面を時計の6時とすれば、右手で何回でまわしたとし
   ても3時の位置が飲む位置。

知り合いの、50年も茶道をやってて、4箇所の教室で茶道を教えている先生は、正解は「1」と言いました。「テキストには1で飲むようにと書いてある」という声もあちこちから。

どこかの茶道関係のコミュに、「荒川豊蔵の茶碗で飲んだけど、縁がぶ厚くて、満足に飲めなかった。なんであんな造りなんだろう。可笑しいよ」と書かれていました。

皆さんで志野茶碗を持っていたら、ぜひ茶碗を眺めてください。釉薬の見所、あるいはぼんやりした絵があるとこが正面ですね。それを自分の方へ向けて、正面を時計の6時とすると、3時の位置は、ぶ厚い志野茶碗の縁が飲みやすいように、少し傾斜に仕上げてあるか、薄く作られていませんか。そこが飲み口です。

荒川豊蔵の茶碗で飲んだ方は、「1」か「2」が正解と思っていたかも知れません。見ていないので分かりませんが、荒川豊蔵の茶碗の3時の位置も、そこだけは飲みやすいように作られていたのではと推測されます。

そう、正解は「4」です。茶碗をお点前をしている人が取り込み、正面を自分に向けて茶碗を置き、お湯を入れてゆすぎ、左手で建水にゆすいだお湯を捨てますね。その捨てる位置も3時の位置です。

お客様が12時の位置で飲んだからと、12時の位置でお湯を建水に捨てようとしたら、手首は捻挫でもしそうになりますね。次の人に同じ茶碗で出すために、前のお客様が飲んだ3時の位置を洗っているわけです。

このことは、少し古い裏千家、表千家のテキストにも明確に書かれています。裏千家のテキストでは、2回まわして飲むと、12時で飲むことになってしまいがちなので、1回半まわすと書かれた時期もありました。テキストに2回まわすと書いてあっても、それはごく少しを2回まわすのであって、飲む箇所は3時なのです。

このことは、ベテランの先生でも知らないことが少なくありません。茶会などで見ていると、10人中9人は間違った位置で飲んでいます。ゆすいだ茶碗の湯を捨てる箇所も基本は3時ですが、もしお客様が12時で飲んだとしたら、捻挫しないように、12時の位置ですすいだ湯を空けないといけないのです。

ぜひ皆さんももう一度考えてみてください。長年茶道を習っていても、こんなことを教わらなかった方がほとんどではないかと思います。
はじめて書き込ませていただきます。
表千家を何年かお稽古していますが、先日、初心者の方に質問されて
思わずうなってしまいました。
その質問とは「五徳は爪が三本なのに、何故、数字の五を使って
”五”徳というのか。三徳ではないのか」というものでした。
初心者ならではの新鮮な質問でしたが、私には答えることが出来ず、、、
五徳という名称には何か意味があるのでしょうか?
それとも気に留めるほどでもないのでしょうか?
言われてみれば、あの目立たない場所に据える物に「徳」という
文字が使われているのも面白いと感じます。
ご教示くだされば有り難く存じます。
まちゃん・・・
かまどの火のあるところを「くどこ」といい、それが転じて「ごとく」と言われるようになり、「五徳」(儒教では温、良、恭、倹、譲の5つを指す)の文字を当てたと、茶道具のサイトにありました。

まことしやかですが、確認はできません。なお、五徳は必ずしも脚は3本ではなく、4本のものもあります。また調べて見ます。
senshu様

早速にありがとうございました。
儒教の五つの徳をもって「五徳」ですか。
(茶の湯の世界は教養が必要になりますね。勉強せねば)
また、4本脚の五徳があるとは存じませんでした。
「五徳」については私も引き続き調べてみようと思います。
初心者丸出しの素朴な質問で恐縮なのですが…

古服紗の利用について…
濃茶で黒楽を使用するときは、古服紗を使いません。
濃茶で黒楽以外を使用するときは、古服紗を使います。
薄茶では古服紗を使いません。
とならったのですが
この違いの理由ってなんなんでしょう?

卑弥呼さん・・・
中々難しい質問ですね。

武者小路のテキストには、「古袱紗(又は出し袱紗)は亭主の臨機の配慮で茶碗が熱い時に添えたもの、濃茶は薄茶より分量が多いので熱さを感じやすいので、手に伝えないために袱紗を添えるのが普通になった」とあり、裏千家のテキストには、「楽茶碗は茶碗の外に熱が出ないので、古袱紗は使わない」とあります。

この理由によれば、厚手の萩茶碗や志野茶碗では古袱紗は不要です。最近は濃茶を点てるのにもたもたしているせいか、熱い濃茶など飲ませて戴いた経験は皆無ですね。

なお、茶箱点前には薄茶でも古袱紗を添える流派があり、また楽茶碗はもとは薄茶用に作られたものであるために、島台茶碗以外の楽茶碗を濃茶に使わない流派もあります。

もっと適切な答えを書いてくださる方がいれば幸いです。
センシュウさん、ありがとうございます!

きっと熱さを手に伝えないためなんだろうなぁ〜と漠然に思っていたのですが、私は薄茶を頂いたときにはアツッと思ったことはあっても、濃茶ではあまりなく、意味合いがよく分からなくて…。
もたつきもありますし、湯加減も適当なところがあるのかもしれませんね。
濃茶では末客に渡るまでにぬるくなってしまうことがよくありますが、上記の理由で考えると、結構な熱さで主客に渡し末客にも冷めていない茶を飲んで頂くという気持ちが込められているのでしょうね。
とても参考になりました。ありがとうございます!
質問させてください。先日色紙を頂いたので、禅語をしらべていましたら、少し違いました.
1。森々草木杜鵑啼く 2。陰森草木杜鵑啼く 2番目が禪語集にあったものです。全くべつの
禅語でしょうか?
よろしくお願いいたします。
無門関の兜率三関の第一関を解説した北宋の張商英の詩にある句が「陰森夏木杜鵑啼」で、「陰森夏木」は見性に至るまでの混沌とした勉強や修行や諸念を指していて、その中で本来の生き方である「杜鵑」が啼いており、それを見出し会得することが「陰森夏木杜鵑啼」です。茶人は「杜鵑」を同時に形式や因習に囚われない本来の茶道とも考えるべきでしょう。

揮毫する禅僧は、意味が同じと考え、独自性を大事にするために、「陰森」(鬱そうとした森)を「森々」(木々が深く生い茂った森)と変えたり、「夏木」を「草木」などと変えたりしますので、同じ意味と考えて良いと思います。
センシュウ様
お礼が遅くなって申し訳ございません。お返事ありがとうございました。あまりこだわったり
しない方がいいのですね。つい気になりました。
又久しぶりに伺いました.前回もとても有り難いお答えをいただきました。
今回も他のかたの「ごとく」「出し袱紗」のことあまり考えた事がなかったので、私も勉強させていただきます。
今回又質問をしてよろしいでしょうか?
来年は午年なので、何も分からないのに馬上杯のお茶碗を買いました。
1。薄茶用としてのみ使用するのでしょうか?
2。お点前の時のお茶碗の扱いはどのようにちがうのでしょうか?
3。お客様のお茶碗の扱いに違いはあるのでしょうか?
4。2月?ごろにのみ使用するものでしょうか?
5。又乗馬の途中でという謂れがあるようですが、では女性はあまり使わない、もしくは
  使いにくいものなのでしょうか?
以上注文したあとで、気になりました。ご指導頂けたらとても有り難く、よろしくお願いいたします。
タロモモさん・・・

かなりの難問ですね、私なりの現代意識でお応えしたいと思います。

午年なので馬上杯の茶碗を使用・・・私も来年の初釜では文化文政期の相馬茶碗を使おうかと思っています。この場合、午年だから馬の茶碗を合わせると、何かダジャレのような気を持ちながらいつも合わせたりしています。

東京渋谷や原宿を歩いているギャルに言わせると、「クドイ、ダサイ、おやじギャグ! 馬が揃ってるなら、鹿がいないだけまし!」(オバサンギャグというとオバサンの逆襲が怖いので、いつもオヤジです)なのかも知れません。

馬上杯ですが、元来騎乗で酒を飲む器であったものが転用されているわけですが、中国や朝鮮の馬上杯に大きなものがあり、茶碗に転用されたもののようです。日本では古く九州陶器に見られるようです。これと似たようなものに、ワイングラスを大きくしたものを織部が茶碗とか向付に使用したといいます。

こうした転用ですので、あまり拘るものではないように思います。そこでご質問への平凡な応えですが…

1。薄茶用としてのみ使用するものか?…容器部分の大きさによるのではないでしょうか。また濃茶の格式を思えば、薄茶で楽しく使用するのが本筋かも知れません。

2。お点前の時のお茶碗の扱いはどのようにするか?… 私も杯形高台(ワイングラス形状)の弥七田織部椀(現代作家もの)を所持していますが、普通の茶碗と同じようにして使っています。

3。お客様の馬上杯茶碗の扱いは?…お客様は茶人でない方も来席を歓迎されますので形式は廃(杯?)して、いつもの飲み口に両手で回し、本来の馬上杯やワイングラスのように片手で持って飲むのも乙なものかも知れません。ただ、あまり大きなものはやはり両手が良いと思います。その時右手を立ち上がりの棒部分を持ち、左手を底下に受けるように持って呑むのも楽しいかも知れません。

4。2月?ごろにのみ使用するものか?…拘ることもないように思います。あまり色々合わせ過ぎると、ギャルから「鹿の絵を2枚あげましょうか…」などと馬鹿にされそうです。

5。乗馬の途中で使用という謂れがあるので女性はあまり使わないのか?…最近は男性より女性の方が元気、女性の社会活用も叫ばれているので、女性にこそお出しして笑いを誘ってもいいのではと思います。

どなたか、伝来の格式有る扱いを教えて下さると良いのかも知れませんが、私は楽しむのが先と思っています。
>>[19]

お返事ありがとうございました。いつもきちんとチェックしてくださってありがとうございます。
すでにずいぶん周囲に尋ねたのですが、私同様みたことがある程度のことで、あまり興味ももたれなかったようでした。注文してしまったので、お答えをありがたく、説明しながら使ってみたいと思います。困ったときにふと思い出して、思いがけなく丁寧なお答えをいただき、ありがとうございました。

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