映画・ビデオ・DVD同好会コミュのベクシル 2077 日本鎖国

「ついに日本が暴かれる」

製作年度： 2007年
製作国・地域：日本上映時間： 109分

監督曽利文彦
声優
黒木メイサ（ベクシル）
谷原章介（レオン・フェイデン）
松雪泰子（マリア）

解説：『ピンポン』で長編デビューを果たし、『APPLESEED　アップルシード』をプロデュースした曽利文彦によるSFアニメ超大作。ハイテク技術を極めた近未来を舞台に、国際社会から孤立し完全鎖国を行う日本の姿を描く。声優陣には『着信アリFinal』の黒木メイサ、『フラガール』の松雪泰子、映画やテレビドラマなどで人気の谷原章介が参加。VFXの第一人者、曽利監督ならではの質の高い映像と、センセーショナルな内容に注目。

あらすじ： 21世紀初頭、世界市場を独占した日本のハイテク技術は危険視され、国際規制の対象となった。これに猛反発した日本は国連を脱退し、鎖国を強行。それから10年間、ハイテクを駆使した完全なる鎖国により日本の実像は厚いベールに隠された。 2077年、日本に潜入した特殊部隊の女性兵士ベクシルは、異様な光景を目撃する。

【感想】
「APPLESEED　アップルシード」のプロデュースを務めた曽利文彦が今作の監督。
「3Dライブアニメ」というフルCGアニメ超大作。

非常にキレイな映像でロボットアニメのせいかでCGがまさにフィットしてます。
バックに流れる音楽もノリノリでグー

ファイタースーツもカッコイイ。
近い将来、あんなスーツを着て戦争するのかしら？

バイクも「アキラ」みたいでこれまたカッコイイ。
警備ロボットとファイタースーツとバイクの三つ巴のカーチェイス（？とは言わないのか）も必見。

メインキャラの声優も豪華。
黒木メイサの演技にはいささか不安はありましたが、声優のほうは見てみると良いんじゃないでしょうか。
主人公ベクシルにフィットしてましたし。
私的には「同じ月を見ている」での演技で偏見をもっておりました。
どのキャラも違和感なく良かったと思います。

ラスト的にはちょっと切ない終わり方。
これから先現代もこんな世の中になってしまいそうで怖いです。
残念なのが日本の話なのだから、日本人に戦って欲しかった。
なぜ外人さんがそこまで体張ってくれるの？

主題歌も良いし、サントラもノリノリです。
思わず購入してしまった。