【公式】あのHUMPTYコミュの【超特大企画-入門編】「あのHUMPTY」的解体新書～スペシャル対談with五○壱

【はじめに】

彼らと出会ったのは、まだ「あの」がない「HUMPTY」だった頃。場所は川崎クラブチッタの舞台裏だったと思う。お洒落な服を身にまとった、実に格好のいい「青年」たちがやってきた。ただ一人を除いては。

ただ一人だけは、パンツ一丁のお馴染の「裸」スタイルで登場。イケテルメンズの中に異色というか異物というか、まんまるの中に鋭角にとんがった三角の物体がぽつんとあるような、これが彼らと出会った最初の「不思議」だった。

あのHUMPTYというバンドには不思議なことがたくさんある。この「不思議」こそが、彼らの「魅力」なのかもしれない。近くで見れば見るほどこの「不思議」が大きく膨らんでいくのだ。それをどうしても知りたいと思うことは、人間として当たり前の欲求なのだと思う。

彼らの音楽性、魅せ方、生き方にもたくさんの「不思議」がある。その「不思議」を紐解く上で、避けては通れないキーワードがある。それはまるでNGワードかのような、アーティストもファンもなんとなく口にしてこなかった、口にしてはならないという暗黙の了解がそこにあるような気がしてならなかった。

-「消せない過去にとらわれないで。いつかその手は未来を掴む」（「だから」より引用）
　

「過去」にこだわっているわけではない。けれど「過去」は必ず「今」を作る。一瞬のうちに過ぎ去る「今」はその人の「過去」を作る。こうやって「昨日」と「今日」、「過去」と「未来」が忙しく複雑にシンクロしてゆくのである。時に「過去」の経験は人を大きく成長させるが、人を苦しめるのも「過去」である。良くも悪くも大きな「過去」を背負ってしまったあのHUMPTYの「不思議」。田中純弥と北山純一の華やかな過去。早すぎた人生の転機。この企画によって、あなたの「生きる」を少しでも後押しできれば、とても意味のあるものとなるだろう。

-愛があればええ　どんな愛でもええ
-ありのままでええ　それを信じたらええ
-夢があればええ　小さくてもええ
-自分を信じて… 　　　　　　　　　　（「愛・斉唱～愛があればええ」）

手を差し出して握りしめたその手の中にあるものこそが、あなたの「今」の姿なのであり、どのような「過去」であったとしても、それを受け入れる勇気とそれにとらわれない勇気をあなたに持って欲しいと思う。全ての人たちに幸せと素敵な未来が訪れますように。

多謝。

　
▽五○壱

次回「あのHUMPTY」的解体新書～「参太」編をお送りいたします。常にハイテンション全開モードの参ちゃん。ライブでは見られない彼の本当の姿とは？やっぱり男が好きなの？なぜ裸なの？♪すべてお見せいたしますから～♪　残念っ！

乞うご期待！