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男と女のクサ〜イひと言コミュの修羅場ならではの間抜けなセリフ

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1週間ほどの旅行から帰り、
彼に電話をしたがつながらず。

何度も何度もかけてやっとつながったのは真夜中。

「どうしたの?どこに行ってたの?」と私。
「ああ、うん…」いつになく煮え切らない彼。
そして、突然の別れ話。

納得できない私は電話を切った後、
なけなしの金を握りしめてタクシーに飛び乗った。

真夜中の首都高。
運転手に悟られないようにそっと涙を拭う。

1時間ほどで彼の住む木造アパートに到着。
2階の彼の部屋に電気はついていない。

寝てしまったのかと思い、外階段を足を忍ばせて上り、
玄関のドアノブを回す。

鍵がかかっていた。
預かっていた合い鍵でドアを開ける。

ほの暗い室内に目を凝らすと、
仰向けに寝転がっているらしい彼の、
足の裏が白くぼんやりと浮かび上がった。

他には何も見えない。
今思えば、無意識に見ないようにしていたのかもしれない。

と、ひどく冷静な彼の声。

「若干1名います」

玄関のたたきで思わず凍り付く私。

衣擦れの音一つ聞こえない静寂。

その時、その女<ひと>はきっと、
6畳一間の狭い空間のどこかで、
じっと息を殺してうずくまっていたのだろう。

たとえわずかでも、
彼女の気配、その存在を、リアルに感じることがなかったのは、
私にとってせめてもの救いだった。

「失礼しました〜」

まるでドタバタコメディの喜劇役者のような台詞を残して外に出、
ドアを閉める私。

「若干1名います」

「失礼しました〜」

何て間の抜けた会話。
修羅場だっていうのに。

コメント(6)

もうマジで!!
かなりおもしろいんですけど。
何かニヤニヤしてしまいます( ̄ー ̄)ニヤ...
 
私もそのような修羅場に出くわした事があります。
 
私の場合はモロ見てしまったんですけど、そういう時ってこっちは何も悪くないのに「あっごめんなさい」って下手にでちゃいますよね。変にいい人みたいになってしまう・・。

悲しい性・・・↓↓↓
そうそう、咄嗟のことで、
怒るとか、泣き叫ぶとか、そういうふうにはならなかった。

何だ、みんなそうなのか…。

私だけじゃなかったのね。良かった。
泣くに泣けないですよねぇ。かといって髪を振り乱してすがる勇気もない。とにかくその場から立ち去りたい…。
でも相手の女の子は私がいるにもかかわらず、泣きじゃくり引きずられ、パンツ見えてましたよ。見てるこっちは一体どうすりゃいいのか‥(^o^;
親切に止めに入ったりして…。
「なにやってんだ、私」みたいになりました。
我を忘れて暴走するタイプと、あまりのショックに冷静になるタイプと別れるような気がします。
まるりさんはそういう時、相手の男を責めますか?女を責めますか?
ん〜…結論から言うと、どちらも責めません。

結局、男と女の関係においては、
その二人に同じだけ責任があると思うから。

浮気されたら、浮気されるだけの原因が自分にもあったってこと。

なのに相手の男やその浮気相手を一方的に責めると、
かえって自分が惨めになるだけなんですよ。

ただの可哀相な「寝取られ女」に堕ちてしまう。

だからこういう場合は向こうの女はとりあえず関係なし。
ちょっとヨコにどけておいて、
まずは自分と彼氏との関係性についてちゃんと考える。

あくまでもそこが物語の舞台なんであって、
主役は間違いなく自分と彼氏。

後から横入りしてきた女なんて
「通行人A」役のエキストラなんだということを
はっきりさせておかないと、
こちらのプライドずたずたになりますよ。

そうして次は彼氏のこともヨコに置いて、
じっくり自分のことを考える。

私の場合はそれで大抵すっぱりと立ち直れます。

だって、やっぱり一番大事にしなくちゃならないのは自分だから。

…それにしても、パンツ見えてたんですか。
せめてパンツはいてくれてて良かった、
なんて不謹慎なことを考えてしまうのは私だけでしょうか。

で、そういうシチュエーションで泣く女ってのは、
これもまたどっぷり自己陶酔進行中なんですよね。

だからこっちは逆にどんどん醒めていく。

ポリアンヌさん、あなたの感覚はきっと正常です!
まるりさん、ありがとうございますm(__)m

いや、私も含め周りの友達も男を責める派、女を責める派、必ずどちらかの派閥?だったんですよ。どちらも責めないと言う意見は初めてで、目からウロコ的な衝撃が走りました。

そういう考えってなかなか持てないし、私は今まで絶対的に男が悪い!ってタジマヨウコみたいな意見ばっかり持ってました(;^_^A
まぁいずれにせよ…

パンツの色はショッキングピンクだったって事で!!! オチますかね?
ショッキングピンクッ!!
勝負に出てますね〜。

私はその昔々、彼氏と朝寝していた一人暮らしのアパートに、
部屋の合い鍵を持つ母親が突然やって来て、
「危うく…」という
もう一つの修羅場未遂を起こした者です。

みなさん、パンツはちゃんとはいて寝ましょう。

何色にするかは、それぞれの状況と良識にお任せしますが…。

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