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80's MANIACS (Gay Only)コミュの全米トップ40 1986年

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 1986年の全米トップ40チャートを、"American Top 40 The 80's"の原版放送に沿って紹介するトピックです。by 藤うまい!

コメント(163)

 引き続き、"American Top 40"放送分より、'86年の年間シングルチャートの50位から1位までと、ケーシー・ケイソン氏が話した情報&トリビアを紹介します。同年間チャートの100位〜1位のカウントダウンリストはこちら → http://oldradioshows.com/at100/1986.html

 50位〜48位:
順位: 曲名 邦題 - アクト (ウィークリーチャートでの最高位)

50: AMANDA - BOSTON (2週1位)〈左〉
49: WALK OF LIFE - DIRE STRAITS (7位)〈中〉
48: MANIC MONDAY - BANGLES (1週2位)〈右〉

 情報&トリビア:
・年間50位は、寡作のバンド:ボストンの'86年3rdアルバム「サード・ステージ」からの1stシングルで、全米No.1になった復活曲「アマンダ」〈左〉。彼らにとって7年ぶりのトップ40ヒットである。

・年間49位の「♪ウォーク・オブ・ライフ」〈中〉は、演奏したダイアー・ストレイツの自国イギリスで言うところの、"busker"=ストリート・ミュージシャンについて唄った歌。ロンドンの地下鉄駅構内でギターを弾きロックのオールディーズを唄う、ジョニーというバスカーが主人公である。

・年間48位は、女性4人のロックバンド:バングルスの「♪マニック・マンデー」〈右〉。作曲したプリンスは曲提供する際に、自身で録音した演奏トラックを渡し「これに合わせて唄って」と伝えたが、バングルス側は「私たちは演奏も出来るちゃんとしたバンド。」と、演奏トラックを録音し直したそう。
 by 藤うまい!
 (47位〜43位へ。)
 47位〜43位:
47: WORDS GET IN THE WAY - MIAMI SOUND MACHINE (5位)
46: I DIDN'T MEAN TO TURN YOU ON ターン・ユー・オン - ROBERT PALMER (1週2位)〈左〉
45: LET'S GO ALL THE WAY - SLY FOX (7位)〈中は12インチ盤〉
44: NO ONE IS TO BLAME 悲しき願い - HOWARD JONES (4位)
43: WHAT HAVE YOU DONE FOR ME LATELY 恋するティーンエイジャー - JANET JACKSON (4位)〈右〉

 情報&トリビア:
・年間46位「♪ターン・ユー・オン」〈左〉を唄ったロバート・パーマー、公演先でも特別仕立てのスーツの着こなしを楽しんでいる。有名になればなる程、その趣味に没頭しているらしい。そんな彼は英ヨークシャー生まれでマルタ島育ち。

・年間45位のゲイリー"マッドボーン"クーパーとマイケル・カマーチョの2人組:スライ・フォックス「♪レッツ・ゴー・オール・ザ・ウェイ」〈中は12インチ盤〉は、ヒット・レコードとは掛け離れた音だったので、'85年の発表時にはDJたちは見向きもしなかった。

→唯1人、テキサス州ヒューストンのラジオ局KKBQの番組制作者:ジョン・ランドーは、同曲にヒットの可能性を感じ、自身の番組で頻繁に掛けたところ聴取者の反応が良く、他のラジオ局も倣って放送し始めた。こうして、埋もれかけた曲がトップ10ヒットになった。

・年間43位「♪恋するティーンエイジャー」〈右〉を唄ったジャネット・ジャクソンは、収録の3rdアルバム「♪コントロール」が全米No.1アルバムになった時の年令が20歳2ヶ月で、同チャートで1位を獲得した最年少の女性アクトになった。因みに男性アクトの最年少はスティービー・ワンダーで13才。

→加筆:80'sファンのかたはご存知と思うが、この記録は'88年1月に"Tiffany"が全米アルバム1位に
なったティファニー(当時16才)に破られた。
 by 藤うまい!
 (42位〜38位へ。)
 42位〜38位:
42: DANGER ZONE - KENNY LOGGINS (1週2位)〈左〉
41: TRUE COLORS - CYNDI LAUPER (2週1位)
40: CONGA - MIAMI SOUND MACHINE (10位)
39: DANCING ON THE CEILING - LIONEL RICHIE (2週2位)〈中〉
38: VENUS - BANANARAMA (1週1位)〈右〉

 情報&トリビア:
・年間42位は、'86年の米最大のヒット映画「トップ・ガン」(トム・クルーズ、ケリー・マクギリス出演)のサントラ盤('86年にビルボード200で不連続に5週1位)から、ケニー・ロギンスの唄う「♪デンジャー・ゾーン」〈左〉。

→加筆:「トップ・ガン」は、音楽に再びハロルド・フォルターメイヤーを迎えて、2018年に続編の撮影が開始される。

・年間39位、ライオネル・リッチー「♪ダンシング・オン・ザ・シーリング」〈中〉のPVでは、映画史上で使われてきたトリック撮影を観ることができる。1951年の米映画"The Royal Wedding"「恋愛準決勝戦」ではフレッド・アステアが、カメラと連動して動くセットのトリックで、天井で踊ってみせた。同曲のPVでも同じトリックが使われているが、こちらのビデオも、その「恋愛準決勝戦」の伝説的な映画監督:スタンリー・ドーネンが監督した。

・年間38位、バナナラマが唄った"Venus"「♪ヴィーナス」〈右〉という曲の題名は、全米No.1シングルに延べ3回なった唯一の曲名である。内訳は…
1. フランキー・アヴァロンの唄った"Venus"('59年5週1位)
2. オランダのバンド:ショッキング・ブルーが演奏した"Venus"('70年1週1位)
3. バナナラマが唄った"Venus"(2.のカバー)

→加筆:2.は、'81年に1週1位になったスターズ・オン45"Stars On 45 Medley"「♪ショッキング・ビートルズ45」のイントロにも使われた。
 by 藤うまい!
 (37位〜35位へ。)
 37位〜35位:
37: SOMETHING ABOUT YOU - LEVEL 42 (7位)〈左〉
36: MAD ABOUT YOU - BELINDA CARLISLE (3位)〈中〉
35: LIVE TO TELL - MADONNA (1週1位)

 情報&トリビア:
・'86年のトップ100のうち30曲が、そのアクトの初の全米トップ40ヒット曲である。英ワイト島出身のバンドで、年間37位「♪サムシング・アバウト・ユー」〈左〉を演奏したレヴェル42もそうしたアクトの1組。

→加筆:因みに前年'85年のトップ100では同様の曲が17曲だった。'86年は初トップ40ヒット組が大量にチャートに入ってきた年と言える。

・年間36位「♪マッド・アバウト・ユー」〈中〉は、元Go-Go'sのボーカル:ベリンダ・カーライルのソロ初ヒット。Go-Go'sは'84年に解散したが、ギタリストだったシャーロット・キャフィーは、引き続きベリンダのレコーディングに協力中とのこと。

・’86年のトップ100のうち映画関係曲は17曲。年間35位はその中の1曲、ショーン・ペン主演の'86年映画"At The Close Range"邦題「ロンリー・ブラッド」の主題歌「♪リヴ・トゥ・テル」。唄うのはショーンの奥さん(当時)のマドンナである。
 by 藤うまい!
 (35位〜32位へ。)
 34位〜32位:
34: DON'T FORGET ME WHEN I'M GONE ドント・フォゲット・ミー - GLASS TIGER (1週2位)〈左〉
33: THESE DREAMS - HEART (1週1位)〈中〉
32: WHEN I THINK OF YOU ホエン・アイ・シンク・オブ・ユー〜あなたを想うとき - JANET JACKSON〈右〉

 情報&トリビア:
・年間34位、グラス・タイガー「♪ドント・フォゲット・ミー」〈左〉は、カナダのグラミー賞といわれるジュノー賞で、最高の栄誉である'86年の年間最優秀シングル賞を受賞した曲。同郷のブライアン・アダムスがボーカル参加している。

・'86年は、長く活動してきた幾つかのアクトが、その経歴で初の全米No.1シングルを獲得した年。ジェネシス、ピーター・ガブリエル、スティーヴ・ウィンウッド、ロバート・パーマーそして年間33位「♪ジーズ・ドリームス」〈中〉を演奏したハートもその1組。

→同曲はハート初の全米No.1シングルにして、ギター奏者のナンシー・ウィルソンが、姉のアン・ウィルソンに代って初めてリード・ボーカルを担当した曲である。

・'86年は、ジャクソン家のベイビー・シスターだったジャネット・ジャクソンが大ブレイクした年。TVでの子役時代の彼女の姿に馴染みがある人たちも、ジャネットのこの年の活躍ぶりには驚いたことだろう。彼女は全米No.1アルバム「コントロール」から3曲をトップ100に送り込み、'86年ビルボード誌のトップ女性ソロ・シングル・アーティストになった。
 by 藤うまい!
 (31位〜27位へ。)
 31位〜26位:
31: WHEN THE GOING GETS TOUGH (FROM "JEWEL OF THE NILE") ゲット・タフ〜「ナイルの宝石」のテーマ - BILLY OCEAN (1週2位)〈左〉
30: YOU GIVE LOVE A BAD NAME 禁じられた愛 - BON JOVI (1週1位)
29: PAPA DON'T PREACH - MADONNA (2週1位)
28: ROCK ME AMADEUS - FALCO (3週1位)〈中〉
27: TAKE ME BREATH AWAY 愛は吐息のように〜トップ・ガンLOVEテーマ〜 - BERLIN (1週1位)
26: I CAN'T WAIT - NU SHOOZ (3位)〈右〉

 情報&トリビア:
・年間31位は、'86年のトップ男性ソロ・シングル・アーティストに輝いたビリー・オーシャン。この「♪ゲット・タフ〜「ナイルの宝石」のテーマ」〈左〉はイギリス、オランダ、オーストラリアで1位になったが、アメリカでは惜しくもピーク2位。

・年間28位、ファルコ「♪ロック・ミー・アマデウス」〈中〉は、歴史上最も有名な作曲家の1人で、毒殺されたと伝えられ、無名碑に葬られたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトに付いてラップしたロック曲だ。モーツァルトは18世紀、ファルコは20世紀にウィーンで音楽を学んだ。

・年間26位、ニュー・シューズ「♪アイ・キャント・ウェイト」〈右〉は、全米で大ヒットする迄に回り道をしたヒット曲。米オレゴン州ポートランドの無名のバンドだった彼らが同曲を発売し、まず同州でローカル・ヒット。次にヨーロッパで火が付き、NYのダンス・クラブで頻繁に掛かるようになり、遂に全国的ヒットになった。

→ニュー・シューズは、ジョン・スミスとヴァレリー・デイの夫妻を中心にした9人組バンド。「♪アイ・キャント・ウェイト」は米ダンスチャート1位、同ソウルチャート2位、ホット100で3位。
 by 藤うまい!
 (25位〜22位へ。)
 25位〜22位:
25: HUMAN - HUMAN LEAGUE (1週1位)〈左〉
24: SARA - STARSHIP (1週1位)
23: SLEDGEHAMMER - PETER GABRIEL (1週1位)〈中〉
22: HOLDING BACK THE YEARS ホールディング・バック・イヤーズ - SIMPLY RED (1週1位)〈右〉

 情報&トリビア:
・米ミネソタ州ミネアポリスのプロデューサー・チーム:ジミー・ジャム&テリー・ルイスは、この年にセンセーショナルな活躍を見せた。'86年のトップ100には、彼らがプロデュースor作曲で関わった曲が6曲もランクインした。年間25位、ヒューマン・リーグ「♪ヒューマン」〈左〉もその1曲。同曲はダンスチャートでも1位、ソウルチャートでは3位。

・'75年にピーター・ガブリエルはジェネシスを脱退、ドラムスのフィル・コリンズが代りにリード歌手になった。以降ピーターは多くのカルト・ファンを獲得、80'sに入って「♪ショック・ザ・モンキー」('83年ホット100で29位)などの全米トップ40ヒットを出すようになり、'86年に初の全米No.1シングル「♪スレッジハンマー」〈中〉を放った。同曲は米ダンスチャート1位、カナダでも1位。

・年間22位「♪ホールディング・バック・イヤーズ」〈右〉はシンプリー・レッドが、出身地の英マンチェスターの経済停滞が招いた貧困による、家庭崩壊の悲劇を唄っている。
 by 藤うまい!
 (21位〜19位へ。)
 21位〜19位:
21: STUCK WITH YOU - HUEY LEWIS & THE NEWS (3週1位)〈左〉
20: HIGHER LOVE - STEVE WINWOOD (1週1位)〈中〉
19: KISS - PRINCE & THE REVOLUTION (2週1位)〈右〉

 情報&トリビア:
・年間21位「♪スタック・ウィズ・ユー」を演奏したヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのメンバー達は、数年前に米カリフォルニアのマリン郡にあるバー「アンクル・チャーリーズ」で、月曜夜の小ライヴを恒例にするようになった。彼らは他の曜日でも一緒にプレイし意気投合、ザ・ニュースとなってからの活躍は皆の知るところである。

・年間20位「♪ハイヤー・ラヴ」〈中〉は、'65年にスペンサー・デイヴィス・グループの一員として全英1位「♪キープ・オン・ランニング」を放ってから、もう20年以上も第一線で活動しているスティーヴ・ウィンウッドにとって初の全米No.1ヒット。

・年間19位「♪KISS」〈右〉は、'86年11月に解散したプリンスのバンド:ザ・レヴォリューションにとって、スワン・ソングとでも言うべき最後の全米No.1ヒット、ソウルチャートでも1位。
 by 藤うまい!
 (18位〜15位へ。)
 18位〜15位:
18: NEVER - HEART (4位)
17: ALIVE & KICKING - SIMPLE MINDS ('85年に3位)〈左〉
16: THERE WILL BE SAD SONGS (TO MAKE YOU CRY) サッド・ソングス - BILLY OCEAN (1週1位)〈中〉
15: WEST END GIRLS - PET SHOP BOYS (1週1位)〈右〉

・年間17位「♪アライヴ・アンド・キッキング」〈左〉を演奏したスコットランドのバンド:シンプル・マインズのリード歌手ジム・カーは、'84年にプリテンダーズのクリッシー・ハインドと結婚した。同曲はベルギーとイタリアでは1位。
→加筆:2人は'90年に離婚。

・年間16位「♪サッド・ソングス」〈中〉を唄ったのは、上記したように'86年トップ男性ソロ・シングル・アーティストになったビリー・オーシャン。彼の少年期の英雄は、オーティス・レディングやサム・クックなどのソウル・スター達だったそう。インタビュー「彼らは人々の心を深く動かしていた。それが僕自身のしたかった事なんだ。」ビリーもこの曲で先輩たちに近づいたと言えるだろう。

・年間15位、ニール・テナントとクリス・ロウのデュオ:ペット・ショップ・ボーイズ「♪ウエスト・エンド・ガールズ」〈右〉は、全米No.1になる迄に何度も録音し直された曲。

→インタビューによれば最初のバージョンの発売は2年以上前の'84年4月で、この時はヨーロッパで小規模のクラブ・ヒットになったがアメリカでは当たらず。

→全米規模でのヒットを夢みて、この版を含め彼らは同曲の5つのバージョンを録音した。その甲斐あって5つ目のバージョンは遂に全米No.1を獲得した。
 by 藤うまい!
 (14位〜11位へ。)
 14位〜11位:
14: GLORY OF LOVE - PETER CETERA (2週1位)
13: FRIENDS AND LOVERS - CARL ANDERSON & GLORIA LORING (2週2位)〈左〉
12: SECRET LOVERS - ATLANTIC STARR (3位)〈中〉
11: THE GREATEST LOVE OF ALL グレイテスト・ラヴ・オブ・オール - WHITNEY HOUSTON (3週1位)〈右〉

 情報&トリビア:
・年間13位の「♪フレンズ・アンド・ラバーズ」〈左〉は長寿の昼メロドラマ「デイズ・オブ・アワ・ライブス」から生まれた曲。同番組の'86年当時のレギュラー出演者だった女優グロリア・ローリングと、俳優兼歌手のカール・アンダーソンのデュエット曲である。'86年トップ100のうち5曲のデュオ・ヒットの1曲。

・このトップ100のうち、ちょうど半分の50曲がグループorバンドのヒット曲だった。米ニューヨーク州ホワイト・プレインズ出身の、男性4人女性1人のバンドで、年間12位「♪シークレット・ラバーズ」〈中〉を演奏したアトランティック・スターもその1組。

・70'sのフィラデルフィア・ソウルの名曲たち、スピナーズ「♪ゲットー・チャイルド」('73年ホット100で23位)、「♪ラバーバンド・マン」('76年同2位)、そしてスタイリスティックス"You Make Me Feel Brand New"「♪誓い」('74年同2位)などを思い出してほしい。こうした曲は作詞家のリンダ・クリードの素晴らしい詞が無ければ生まれなかった。

→'86年4月にリンダ・クリードは癌で37才の若さで亡くなった。彼女がマイケル・マッサーと共作した「♪グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」〈右〉は、ホイットニー・ヒューストンの歌唱により年間11位にランクされた。
 by 藤うまい!
 (10位〜7位へ。)
 10位〜7位:
10: ADDICTED TO LOVE 恋におぼれて - ROBERT PALMER (1週1位)
9: KYRIE - MR. MISTER (2週1位)〈左〉
8: BURNING HEART - SURVIVOR (2週2位)〈中〉
7: PARTY ALL THE TIME - EDDIE MURPHY (3週2位)〈右〉

 情報&トリビア:
・'55年にロック時代が始まってから、全米トップ40ヒットの題名には、ありとあらゆる言語が使われてきた。フランス語・ドイツ語・日本語・イディッシュ語・ラテン語に、アイルランドの原住民の言葉ゲール語まで。

→'86年に初めて、ギリシャ語の題名を持つ曲:Mr.ミスターの「♪キリエ」〈左〉がトップ40ヒットになった。同曲はギリシャ語で"Kýrie, eléison"「キリエ・エレイソン」=「主、憐れめよ」という言葉から曲名を取った。

・年間8位は映画「ロッキー」シリーズの主題歌を唄ってきたバンド:サバイバーのヒット曲。彼らは'82年映画「ロッキー3」の主題歌「♪アイ・オブ・ザ・タイガー」を6週1位(年間2位)の大ヒットにし、今また'86年映画"Rocky IV"「ロッキー4/炎の友情」の主題歌「♪バーニング・ハート」〈中〉を年間8位の大ヒットにした。

・年間7位は大人気のコメディアン/俳優のエディ・マーフィーが歌手として唄った曲「♪パーティ・オール・ザ・タイム」〈右〉。作曲とプロデュースはリック・ジェームス。

→加筆:同曲はピーク2位ながら売り上げ100万枚のミリオン・セラーを記録した。
 by 藤うまい!
 (6位〜4位へ。)
 6位〜4位:
6: HOW WILL I KNOW 恋は手さぐり - WHITNEY HOUSTON (2週1位)〈左〉
5: BROKEN WINGS - MR. MISTER ('85年に2週1位)〈中〉
4: ON MY OWN - PATTI LABELLE & MICHAEL MCDONALD (3週1位)

 情報&トリビア:
・年間6位「♪恋は手さぐり」〈左〉を唄ったホイットニー・ヒューストンは、'86年ビルボード誌の次の2つの賞に選ばれた。
 トップ・ポップ・アクト(ホット100(シングル)とビルボード200(アルバム)を合わせて最も成功したアーティスト)
 トップ・アルバム・アクト(ビルボード200で最も成功したアーティスト)

→彼女のデビュー盤"Whitney Houston"邦題「そよ風の贈りもの」は今までに1200万枚を売り、ビルボード200史上で最も売れたデビューアルバムになった。

・年間5位「♪ブロウクン・ウィングス」〈中〉を演奏したMr.ミスター、リーダーは元スタジオ・ミュージシャンのリチャード・ペイジ。インタビューによれば彼はドラッグの問題を克服して、Mr.ミスターとしての大成功を手にした。彼の苦闘は同曲の着想の元になったと思われる。彼らはこの年の年間上位10曲に2曲をランクインさせた唯一のアクト。

・この'86年に、ソロ・アクト同士のデュエット曲でトップ100に入ったのは、年間13位の上記:グロリア・ローリング&カール・アンダーソン「♪フレンズ・アンド・ラバーズ」と、パティ・ラベル&マイケル・マクドナルドの共演で年間4位の「♪オン・マイ・オウン」〈右〉。後者は同年ビルボード誌の年間ソウルチャート1位曲にもなった。
 by 藤うまい!
 (3位〜1位へ。)
 3位〜1位:
3: I MISS YOU - KLYMAXX (5位)〈左〉
2: SAY YOU SAY ME (FROM "WHITE NIGHTS") - LIONEL RICHIE ('85年から'86年に掛け4週1位)〈中〉
1: THAT WHAT FRIENDS ARE FOR 愛のハーモニー - DIONNE AND FRIENDS (4週1位)〈右〉

 情報&トリビア:
・クライマックス「♪アイ・ミス・ユー」〈左〉は、ウィークリーチャートではピーク5位に留まりながら、トップ40に17週間、ホット100に29週間ランクインするロング・ヒットとなり、年間では高位の3位にランクされた。

・このトップ100に3曲を送り込んだのはマドンナ、ジャネット・ジャクソン、マイアミ・サウンド・マシーンそしてライオネル・リッチー。ライオネルが唄った年間2位曲:'85年映画"White Nights"邦題「ホワイトナイツ/白夜」の主題歌「♪セイ・ユー・セイ・ミー」〈中〉は、スウェーデン、カナダ、スイス、ノルウェー、ベルギのウィークリーチャートでも1位になった。

・年間1位「♪愛のハーモニー」は高名な作曲家コンビ:バート・バカラック&キャロル・ベイヤー=セイガーの作品で、(先にロッド・スチュワートが録音していたが)、ディオンヌ・ワーウィックの新アルバム用のソロ曲として録音が企画された。この時点では通常のコマーシャルな曲に過ぎなかった。

→ディオンヌが友人のスティービー・ワンダーにデュエットを依頼し、2人のデュエット曲として録音が進んだ。ここまでもよく有る話である。しかし作曲者の1人であるセイガーが、友人である大スター女優エリザベス・テイラー(以下リズ)にこの曲を聴かせたことから、様相が大きく違っていった。

→リズは同曲をいたく気に入り、彼女が'85年に創立者の1人になったエイズの研究財団:amfAR(The Foundation for AIDS Research)のチャリティ曲にしてはと提案。ディオンヌはもう1人の友人グラディス・ナイトを呼び、更に所属レーベル:アリスタの社長クライヴ・デイヴィスの薦めでエルトン・ジョンを呼ぶことに。

→こうして1回こっきりの企画グループ:ディオンヌ&フレンズの「♪愛のハーモニー」〈右〉が発表され、'86年の年間1位になった。

 '86年の全米年間チャートの放送はここまで。次回は同じこのトピックに、同年間シングルチャートを降順で掲載し、その分析をします、お楽しみに!最後まで目を通して頂き有難うございます。
 by 藤うまい!
 (以上。)
(●)´`・) { 藤ちゃんさんぴかぴか(新しい) ピーター・セテラさんて、イケメン俳優さんの草分けの草刈さんみたいな雰囲気ですね〜揺れるハート
>>[136]
 チャート解説お疲れ様です。いつもたいへん、勉強になります。「♪愛のハーモニー」の制作秘話はエリザベス・テイラーの一声でチャリティーソングになったことは知ってましたが、それまでの経緯は知らなかったので興味深かったです。
 「♪フレンズ・アンド・ラバーズ」を生み出したメロドラマ「デイズ・オブ・アワ・ライブス」は今も続いてるみたいですね。アメリカのドラマって視聴率悪くなるとすぐに打ち切るような感じだと思ってましたが、こんな風に五十年以上続いてるドラマもあって驚きます。
>>[137](桃じり)やっちゃんさんコメントどうも!>>[133]で年間14位だった「♪グローリー・オブ・ラヴ」〈左〉を唄ったピーター・セテラは、シカゴ在籍時の特に'70年代は、髭を伸ばしてかなりムサい容貌の頃も有りましたね。

 でも80's以降はすっかり「爽やか兄ちゃん」な風貌になって、この曲や次のヒット"The Next Time I Fall"「♪ネクスト・タイム」(エイミー・グラントとの共演、'86年1週1位)〈右〉での雰囲気は、書いてくれたように草刈正雄さん的なイケメンな雰囲気でしたね。

 最近のデヴィッド・フォスターの記念公演でも元気に唄っていて嬉しかったです。by 藤うまい!
>>[138]冬の午後には斜光がさん、コメントどうも!>>[126]で年間41位だった、シンディ・ローパー「♪トゥルー・カラーズ」〈左〉は良い曲ですね。確かに「本当の自分の色を出す」って、実生活では難しいかも知れませんね。

 シンディが、東日本大震災の被災地に行ってこの曲を唄っていました。「一番辛い時こそ自分自身で居て」というメッセージに受け取りました。ヒットしてから30年以上も経つ曲ですが、聴く側の状況によっても受け取り方が違ってきますね。〈右〉は同題の収録LPです。by 藤うまい!
>>[139]はんみょうさんコメントどうも!いつもお疲れ様と書いてくれて報われます(笑)。

 '86年年間1位、ディオンヌ&フレンズ「♪愛のハーモニー」〈左〉は、その経緯を知ると面白いですね。特にアリスタ・レコード社長のクライヴ・デイヴィスが、エルトン・ジョン招聘を提案した辺りは余り知られてないようなので、デイヴィス氏の企画力と人選眼の一端が分かって興味深いです。

 >>[133]で年間13位だったグロリア・ローリング&カール・アンダーソン「♪フレンズ・アンド・ラバーズ」〈右〉が番組に使われてヒットした、米の長寿昼メロ「デイズ・オブ・アワ・ライヴス」は、自分も調べて驚きました。'65年から現在まで52年も続いてるんですね。アニメ「サザエさん」を実写で演り続けているような感じでしょうか。

 こちらこそ、いつもはんみょうさんの訳詞日記で勉強させて貰ってます。上記のカール・アンダーソンが映画版「ジーザス・クライスト・スーパースター」でユダ役を演じたのが分かった時は、コミュを続けてて良かったと思いました(笑)。by 藤うまい!
藤ちゃんさん、こんばんは(^_^)

この年のチャートからはピーター・ゲイブリエル
「スレッジハンマー」ですね(^-^)

それまで洋楽を聴くツールとして漠然とみていたPVを興味深くみるきっかけになったうちの1本です(^_^)

特にこれは、クレイアニメーションでひとコマずつ撮っているので、そのアイデアや労力には頭が下がります(^-^)

これ以降、PVをみる時には"どうやって撮ってるんだろう"と裏側を気にしながら見るクセがついてしまいました(^_^)

そういう面でいえば最近は技術的に進歩してるのに予算がけずられているせいか、つまらないビデオばかりです(>_<)

それにしても……社会問題に言及しているピーターが、こんなエロい曲まで作るなんて、幅が広いですね(^_^)・・よく放送禁止にならなかったもんだ……(^-^)
>>[143]清貴さん、こんにちは。>>[130]で年間23位だったピーター・ゲイブリエル「♪スレッジハンマー」〈左〉のPVは凄かったですね!'86年度のMTVミュージック・ビデオ・アワードなどでは賞を総ナメしてた印象があります。

 クレイアニメで一コマずつ撮っていると頭では分かるのですが、「これはどうやって取ってるんだろう?」と驚くような場面が満載でしたね。映画の特撮にしてもPVにしても、「上手い撮影だなぁ」でなく「どうやってんのこれ?」と驚くような作品が真に優れた作品と思うので、そういう意味でもPV史上の傑作ですよね。

 最近のビデオがつまらないのは、アイディアが出尽くしたことも原因なんでしょうね。制作者の目線でPVを観ると、PV監督の意外な意図が分かったりして面白いですよね。

 '80年に3rdLP「ピータ・ガブリエル(サード)」から、反アパルトヘイト政策の曲「♪ビコ」〈右は'88年のCDシングル〉を英38位のヒットにしたりと、社会意識の高いピーターですが、同時にソウル音楽がポップスに性愛の要素をもたらした事も理解してるでしょうから、古いソウルのパロディとして、ペニスの暗喩である「スレッジハンマー」を題名にした曲を、遊び心で作ってみたんでしょうね。

 こういう茶目っ気もポップスには必要と思います(笑)。by 藤うまい!
>>[142]
今回は好きな曲、はまった曲ありすぎて、
とりあえず愛のハーモニーに、
エルトンジョンいたんだと思いました。(>_<)
>>[145]じでぶさんコメントどうも!今回は好きな曲が多すぎるんですね。エルトン・ジョンは「♪愛のハーモニー」を唄ったディオンヌ&フレンズの中で唯一イギリス人なので意外な感じがしたかも知れませんね。

 エルトンはこの後'91年にジョージ・マイケルとのデュエット「♪僕の瞳に小さな太陽」〈左〉、'97年に「♪キャンドル・イン・ザ・ウインド1997」〈右〉を全米1位にして、70's、80's、90'sに渡って全米No.1を放って凄かったですね。by 藤うまい!
藤ちゃんさん、皆さん、こんばんは。コミュ盛り上がってますね〜♪ 藤ちゃんさんのツボを心得た話題のご提供とレスに敬服してます。

さて、ボクにとって、1986年は忘れられない年でした。Steve Winwood "Back In The Highlife" と Peter Gabriel " So "が自宅のターンテーブル(当時はレコードプレーヤーと呼ぶのが一般的でしたが…)でヘビロテ状態。

70年代に実兄がよく Traffic や Genesis のLPをかけていたのですが、ボクはS.W.も P.G. も1980年代に入ってから自分でも熱心に聴き出して… 例えば、藤ちゃんさんご紹介のP.G.ソロ3枚目までは兄が買い、4枚目以降はボクが買う…てな具合。

86年に出た2人のアルバムは今だに愛聴してます。"So" の♪Sledge Hammer ♪ は好きですが、MTVでビデオクリップを見る前にレコードで初めて耳にした時は、4枚目収録の ♪ Shock The Monkey ♪ を賑やかに長調化したような、ノリがいいような悪いような、ビミョーな違和感を感じました。寧ろ、同アルバム1曲目の♪ Red Rain ♪ のイントロの怒涛のカッコよさと、歌い出しのP.G.の声が「嗄れて(喉が潰れて)」いるのに驚いた記憶があります。

グラミー賞を獲ったS.W. の''Back In …"の ♪ Higher Love " は、チャカ・カーンがバックでシャウトするは、ナイル・ロジャースがギター弾いてるは、S.W.のキーの高いソウルフルなボーカルが炸裂するはで、ビンビンしびれましたね。

86年は長くなりそうなんで、ひとまずこのへんで。
藤ちゃんさん、皆様

こんばんは。二晩続きの1986年です。

兄から引き継ぐがごとく自分で聴くようになったバンド、アーチストは他にもありまして…

英国グループ XTC もそのひとつ。彼らの8枚目アルバム" Skylarking "からのシングルカット第一弾 ♪ Grass ♪ (1986) XTC
https://youtu.be/nyvgFFAzwzA
メンバーの A. パートリッジとプロデューサーのトッド・ラングレンの「曲者同士」が衝突した摩擦熱の中から生まれたポップなアルバムでした。♪ Grass ♪ シングルのB面の ♪ Dear God ♪ https://youtu.be/maSlTKnpS9I が、米カレッジチャートで予期せぬヒットを飛ばすという話題もありました。

これまた英国の、マット・ジョンソン率いる The The (ザ・ザ) の2nd アルバム " Infected " が出たのも86年。歌詞がハード、哲学的、政治的で、緊張感溢れるポップ・ロック。「ここ(UK)はUSAの51番目の州だ。」と歌って放送禁止になってます。♪Heartland ♪ (1986) https://youtu.be/txrILqlaUlE アルバム表題曲 ♪ Infected " のビデオクリップがメチャかっこいいんですが、現在 Youtube では見られくなっているようで、とても残念。その代わりに1988年に♪Buffalo Stance ♪ で米国ブレイクした ネナ・チェリーがデュネットで共演している曲をご紹介。♪ Slow Train To Dawn ♪ (1986) https://youtu.be/TfzvFKO1ud8

あぁ、また長くなってしまいました。でも、86年はまだ書き足りない(笑) あと1本だけ投稿しますね。
>>[147]チョンノさん今晩は。'86年に思い出の有る会員さんが多いみたいで、いつもの年よりコメントを頂けて嬉しいです。お褒めの言葉どうも!これからもツボを心得てボケて行きたいと思います(笑)。

 ピーター・ガブリエル「So ピーター・ガブリエルIV」〈左〉とスティーヴ・ウィンウッド「バック・イン・ザ・ハイ・ライフ」〈右〉は、'86年に出た名作として評価が高いですね。お兄さんと同じアーティストを共有して、引き継いで聴いてるなんて羨ましいです。お兄さんにジェネシスやトラフィック時代を教わり、ご自分がそれぞれのソロ時代を体験するのは理想的ですね。

 前者「So」からのシングルですが、「♪スレッジハンマー」は>>[144]にも書いたように、ピーターの遊び心と、前作から続く映像への興味を1曲で爆発させてみたんじゃないでしょうか。彼の本領発揮としてはそれ以降のシングル、例えばチョンノさんが挙げてる5thシングル「♪レッド・レイン」などが聴きどころと思います。

 共同プロデュースが、ブライアン・イーノとアンビエント音楽を作ったダニエル・ラノワですから、音への拘りは半端じゃないでしょうね。「♪レッド・レイン」のイントロや嗄れ声も、音に拘り抜いた結果なのでしょう。

 自分は4thシングル「♪ビッグ・タイム」が大好きです。Aメロ〜Bメロ〜サビといったポップスの定形文法によらず、曲の様相がどんどんと変わってゆく構成を聴いて、「これが新時代のロックだ!」と熱く感動しました(笑)。

 後者の「♪ハイヤー・ラヴ」も凄かったですね。リード歌手が負けそうな存在感の有るチャカ・カーンをコーラスに、プロデューサーとして飛ぶ鳥を落とす勢いだったナイル・ロジャースを、敢えてギタリストとして迎えたりと、スティーヴを尊敬するミュージシャンの同窓会みたいなゲストの豪華さが、曲を一層華やかに演出してました。

 この2作のアルバムはこれからも聴き続けたいですね。by 藤うまい!
>>[148]チョンノさん、'86年2つ目のコメントどうも!XTCも、お兄さんから引き継いで聴いたバンドなんですね。自分も彼らが大好きです。

 XTCの'86年8thLP「スカイラーキング」〈左〉は、リーダーのアンディ・パートリッジと制作者のトッド・ラングレンの「炎の共演」が話題になりましたね(笑)。XTCはプロデューサーを逆プロデュースするバンドですが、トッドは逆プロデュースを逆々プロデュースしそうだし(笑)、録音の現場は修羅場だったでしょう。お書きの「♪グラス」、「♪ディア・ゴッド」と共に、自分はB面1曲目の、もろビートルズな「♪アーン・イナフ・フォー・アス」が大好きです。

 ザ・ザは余り知らないので勉強になります。「UKはUSAの51番めの州だ」と唄う「♪ハートランド」〈中は12インチシングル日本盤〉は繊細なポップ・ロックですね。ネナ・チェリーが共演した「♪スロー・トレイン・トゥ・ドーン」は硬質なファンク・ロックで楽しめました。

 収録した'86年2ndLP「インフェクテッド」〈右〉の表題曲のPV、ソニー・ミュージックの版権の関係で、映像だけ逆回転した動画がYouTubeに有りました。このビデオで合っていますか? by 藤あせあせ
The The - Infected (1986)
https://www.youtube.com/watch?v=CzVTLGA6LXA
>>[149] 、レスありがとうございます。「アンビエント」に話しが及ぶとは流石!「アンビエント」シリーズも今でもたまに聴きますよ。"So" 絡みで忘れられないのはマヌ・カチェのドラムです。うねるように、流れるように、時に激しく、時に優しく揺れるビートが心地良かったです。"So" への参加で注目を浴びた彼は、その後、スティングやダイアーストレイツなどのアルバムにも呼ばれてましたね。♪ Red Rain ♪ のドラムがまさにカチェ節。ジョニ・ミッチェルが13thアルバム " Chalk Mark In a Rainstorm " (1988)の1曲目♪ My Secret Place ♪ https://www.youtube.com/watch?v=StCve-J4ofk でP.G.とデュエットしてますが、この曲のドラムもカチェでした。P.G.は7thアルバム" UP "(2002)以降は買っておらず、ヨウツベでつまみ聴き。S.W.は2011年の来日コンサートを逃して涙です。
>>[150] ザ・ザの「インフェクテッド」のビデオはご指摘のとおり。版権問題があるようですね。"Dusk"(1993)からの名曲♪Love Is Stronger Than Death♪ https://www.youtube.com/watch?v=lo0cZRaZs6c をどうぞ。

XTCお好きだったんですね!じゃあ86年に限らず話題は尽きなさそう。XTCはミージシャン好みのバンドでありますが" A Testimonial Dinner: The Songs of XTC "(1995)っちゅうトリビュート盤でも、藤ちゃんさんお気に入り♪Earn Enough for Us♪をはじめ、「スカイラーキング」からのカバーが数曲入ってました。…で、このトリビュー盤でXTCの変名バンド The Dukes of Stratosphear の♪25 O'Clock♪をチープにカバーしているのが、1986年に1stアルバムを出した米のThey Might Be Giants(TMBG: ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツ)でして、彼らの♪(Put Your Hands Inside) The Puppet Head♪(1986) https://www.youtube.com/watch?v=nb4Lcw3rtsE にノックアウトされて以来のファンなんです。2008年にグラミー賞とったんですよ!♪Number Two♪https://www.youtube.com/watch?v=KuNgKqhyeJ8

1986年ネタの締めくくりは、New Order の♪Bizarre Love Triangle ♪で。https://www.youtube.com/watch?v=tkOr12AQpnU 音痴なB.サムナーの歌はともかく(笑)、必ずしも歌詞の内容とは関係のない映像がリズムに合わせてテンポよくフラッシュしていくのがカッコ良かったです。
>>[151]チョンノさん、レスが遅れてご免なさい。アンビエント盤のシリーズは今も聴かれるんですね。自分はブライアン・イーノの同シリーズに嵌ったのは比較的最近で、ダニエル・ラノワとの共演盤を知った時は「あの"So"の人?」と驚いたものです。

 マニュ・カチェのドラムスは魅力が有りますね。ジョニ・ミッチェルの'88年13th盤"Chalk Mark In a Rainstorm"「レインストームとChalkの痕」〈左〉1曲目の、ピーター・ガブリエルとの共演「♪マイ・シークレット・プレイス」は、"So"収録のピーターとケイト・ブッシュの共演「♪ドント・ギブ・アップ」に劣らない良質のデュエット曲ですね。

 最近のピーターとスティーヴ・ウィンウッドは、自分もベスト盤を買うのみです。後者の来日公演に行けなくて残念でしたね…。前者のベスト盤"Hit"(2003)〈右〉でピーターが丸坊主になってたのはビックリしました(笑)。
>>[152]チョンノさん続けます。XTCは'89年盤「オレンジ&レモンズ」から聴き始めたので遅いです。XTCのそのトリビュート盤は探してみますね。

 彼らがサイケデリック・ロックを演るための変名バンド:デュークス・オブ・ストラトスフィアは、ベスト盤を持っていますが、良い意味であっちの世界へイッちゃってますね(笑)。それを更にカバーしてたゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツは、名前のみ知ってましたが、これを機会に聴いてみますね。

 ニュー・オーダーの'86年曲「♪ビザー・ラヴ・トライアングル」〈左は12インチ盤〉も良い曲ですね。バーナード・サムナーと組んだ'91年のユニット:エレクトロニック〈右〉も好きでした。by 藤うまい!
>>[153]冬の午後には斜光がさん、コメントどうも!>>[131]で'86年全米年間19位だったプリンス&ザ・レボリューションの「♪KISS」〈左〉は、80's全体の中でも革命的なヒット曲でしたね。

 裏声と地声を使い分けるプリンスの、超絶技巧のボーカルが凄かったですが、それをカラオケで唄えるなんて尊敬します(笑)。今度ご指南頂きたいです。

 〈右〉は未だにプリンスの最高傑作と思っている収録LP「パレード」です。by 藤うまい!
>>[158]冬の午後には斜光がさん、レスが遅れて御免なさい。新しいパソコンを修理に出してて遅くなりました。

 じでぶさんへのレス>>[123]で触れた、ABBAの'81年のラストLP「ザ・ヴィジターズ」は、彼らが最終にして最後の頂点を極めたアルバムとしてファンが多いですね。〈左〉は2002年に出た同盤のデラックス版です。

 自分はこの盤では、2曲目の"Head Over Heels"「♪ヘッド・オーヴァー・ヒールズ〜誘惑のタンゴ〜」〈右〉が特に好きです。UKではピーク18位と、彼らにしては売れなかったですが、斜光がさんがお書きのように、イントロからの刻みの細かいシンセが、明らかに当時のニューウェイヴ・サウンドの影響を受けていました。

 ABBAに付いては本コミュに独立したトピックが有るので、そちらにも目を通して頂けると嬉しいです。→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=120742&id=3997922 コメント有難うございました。by 藤うまい!
>>[160]冬の午後には斜光がさん、レスどうも!上記したABBAの独立トピック:
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=120742&page=1&id=3997922
 に場所を移してレスしますね。by 藤うまい!

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