市場調査機関「Opinion Research Business」が5月12日から14日にかけ、成人1,005人を対象に行なった調査によると、歴史家や聖書研究者らが「根拠なし」と唱えている、キリストとマグダラのマリアの結婚とその子孫の存在について、これを信じるという人は、小説を読んでいない人で30%、小説を読んだ人では60%となったほか、小説では「悪役」として描かれている実在のカトリック教組織「オプス・デイ」に関しても、物語通りに暗殺組織であると考える人は、小説を読んでいない人でわずか4%であったのに対し、小説を読んだ人ではその4倍にあたる17%に達したとされる。