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今日のニュースコミュの2006年3月6日(月)-東京-曇~晴

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★ラジー賞発表-トム・クルーズ&ケイティ・ホームズら受賞
└今年新設の「もっとも退屈なタブロイド標的賞」


★ニコチンパッチ:禁煙補助薬-歯科医処方は是か非か?

★女子高生不明:丸5年、情報提供を呼び掛け-北海道・室蘭

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★泥酔男性放置死、京都・九条署長に逆転有罪判決

 京都府警九条署で1997年1月、泥酔状態で保護された男性(当時50歳)が署の駐車場に放置され死亡した事件で、事実を隠ぺいしようと署員に虚偽の報告書作成を指示したなどとして、虚偽有印公文書作成、同行使の罪に問われ、1審・京都地裁で無罪判決(求刑・懲役1年6月)を受けた元九条署長・高崎正代司被告(62)の控訴審判決公判が6日、大阪高裁であった。

 仲宗根一郎裁判長は1審判決を破棄し、高崎被告に懲役1年6月、執行猶予3年の逆転有罪判決を言い渡した。

 高崎被告は、府警の調べに対しては、保護措置の不備をマスコミなどに批判されることを恐れ、当時の副署長(起訴猶予)に指示するなどして、虚偽文書を作成したという容疑を認めていたが、検察庁の調べや公判では、「マスコミ対応ではパトカーの中で保護したことにしたが、公文書まで虚偽の記入をするよう部下に指示した覚えはない」と一転して無罪を主張。

 昨年1月の1審判決は「署長の指示があったとする元副署長ら部下の証言には矛盾点が多く、信用できない」と判断し、部下への指示や共謀を否定し、無罪を言い渡した。

 検察側はこれを不服として控訴。控訴趣意書で「1審判決は、部下の証言が事実の核心部分について合致していることを軽視し、さまつな部分の不一致を過大視している」と批判。「警察の組織運営の実態からしても、署長の指示なしに事実を隠ぺいし、虚偽内容の捜査報告書を作成することは到底考えられない」と反論していた。






★お布施装い所得隠し、買収宗教法人使う-葬儀会社に追徴

 首都圏で葬儀業を営む「東京葬祭」(東京都江戸川区)が東京国税局の税務調査を受け、05年6月期までの7年間で約8億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。葬儀の読経の仕事を紹介した僧侶から受け取ったリベートを、買収した宗教法人にお布施などの名目で移し、非課税の所得に見せかけて税負担を免れていたという。追徴税額は重加算税を含め約3億円とみられる。

 関係者によると、東京葬祭はセレモニーホールで葬儀をあげる施主に、読経のためにホールに近い寺院や施主の希望する宗派の僧侶を紹介。僧侶らは施主からお布施を受け取ると、自分の取り分を差し引いた残りを同社の関連法人に渡していた。

 この関連法人はお布施の一部を窓口業務の対価として受領し、大半を僧侶らが属する宗派へのお布施の上納などの名目で東京や神奈川、千葉の三つの宗教法人に移していた。

 これらの宗教法人は東京葬祭側が数年前に休眠法人の買収などで入手し、同社経営者の親族が役員を務めるなど、同社が事実上支配していた。さらに僧侶が関連法人に納めた金は、実際には読経の仕事を紹介した東京葬祭へのリベートとして払われていたとされる。宗教法人は税制上の優遇を受ける公益法人にあたり、法人税法で定められた収益事業の所得にのみ課税される。お布施は非課税のため、宗教法人はこの利益を課税所得に計上していなかった。

 このため国税局は、東京葬祭が僧侶からのリベート収入を税務申告から除外したうえ、宗教法人を隠れみのにして法人税課税を免れ、不正蓄財を図ったと判断、重加算税の対象としたとみられる。

 民間信用調査会社によると、東京葬祭は77年の設立。東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県8カ所のセレモニーホールなどで葬儀を取り扱い、年間売り上げは40億円を超える。業界では準大手上位に位置する。

 〈東京葬祭の話〉 国税当局との見解の相違で生じた問題だが、現在はすでに解決済みであり、この件に関してのコメントは差し控えたい。







★タクシン首相の辞任求め、バンコクで未明までデモ

 タイのタクシン首相辞任を求める市民団体「民主主義のための市民連合」は5日、バンコクの王宮前広場で開いた集会の後、同日深夜から6日未明にかけ、民主記念塔や首相官邸などにデモ行進した。

 約6万人いた集会参加者のうち多くが行進に参加したと見られる。

 民主記念塔は、1992年5月の民主化デモの舞台となった場所。警察は5000人体制で会場やデモの進路で警戒に当たったが、大きな混乱はなかった。

 連合は、「首相辞任まで、毎夕、広場で集会を続ける」としている。







★捜査資料流出の岡山県警、私物パソコンを全廃へ

 ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」のウイルスが原因で、岡山県警倉敷署の巡査長の私物パソコンから、約1500人の個人情報を含む捜査資料がインターネット上に流出した問題で、県警は、職員が公用に使うパソコンのうち「公用借り上げ」の私物パソコンを7月までに全廃することを決めた。

 県の新年度予算案に新規購入を計上、順次公用パソコンを購入する。県警では、約2500台の公用パソコンのうち、「公用借り上げ」の私物パソコンが約200台を占めている。







★9割は正体不明、暴力団がらみ「不当要求」が増加

 暴力団関係者などが、民間企業本体ではなく、従業員個人に直接、寄付金や情報誌の購入などを強要する「不当要求」の相談が、昨年1年間で1402件に上ったことが、警察庁の外郭団体「全国暴力追放運動推進センター」の緊急調査で分かった。

 同様の相談は10年前の2倍に増え、家族構成を調べて自宅に電話するなど悪質な手口も目立つ。うち約9割は、警察も実態を把握できていない団体や個人からの要求で、正体を隠した指定暴力団などが、従業員への接触を足がかりに、企業本体に食い込もうとする構図が浮き彫りになった。

 今回の調査は、同センターが今年2月から3月にかけ、全国47都道府県の地方組織を対象に実施した。要求の内容別では、機関紙や情報誌の「購入要求」と「一方的な送り付け」が39%と最多を占め、インターネットの有料サイト代などの「架空請求」が18%、ヤミ金融などの「債務履行要求」が17%、事故などの示談交渉に介入した「損害賠償請求」が5%と続いた。

 私生活のトラブルの口止め料などの名目による「金品要求」も4%あった。

 中でも、企業が機関紙や情報誌の購読要求を拒否した場合、担当者個人に「自腹で買え」と自宅に電話したり、家族構成を把握した上で、身内に危害が及ぶことを示唆したりするなど悪質な手口が増えている。







★元役員、路上で刺殺-ビル不法占拠対策を担当

 5日午後9時50分ごろ、東京都港区北青山の路上で男性が刺されていると、近所の飲食店店員が110番した。男性は東京都千代田区、元会社役員、野崎和興(のざき・かずおき)さん(58)で、病院に運ばれたが間もなく死亡。警視庁組織犯罪対策4課は殺人容疑で捜査を始めた。

 野崎さんは以前、都内のビルの管理会社で不法占拠対策を担当しており、同課は暴力団が絡んだ事件の可能性もあるとみて調べている。

 調べでは、野崎さんは背中と左腰の2カ所を刺された。直前に2人組の男ともみ合いになっていたのが目撃されており、同課は行方を追っている。1人は身長約175センチで、黒いウインドブレーカーを着ていた。

 野崎さんは以前、東京都渋谷区代々木2丁目にあるビルの関係会社役員として、不法占拠者に対する立ち退きや民事訴訟を担当していた。このビルに絡み、過去に複数の指定暴力団による違法な乗っ取りなどで組員らが逮捕されている。








★全焼民家から小6男児?遺体、母親を放火容疑で聴取

 6日午前3時20分ごろ、大阪府寝屋川市黒原旭町、トラック運転手永安智好さん(41)方から出火。両隣の家にも延焼し、4戸1棟の木造2階建て住宅のべ約250平方メートルを全焼した。

 1階の焼け跡から永安さんの二男で小学6年、祥治さん(12)とみられる遺体が見つかった。永安さんも顔と両手足などにやけどを負った。寝屋川署の調べでは、永安さんの妻(42)が「自分の無力さがいやになり、カーテンに火をつけた」などと話しており、放火容疑で事情を聞いている。







★ラジー賞発表-クルーズらに「最悪」認定

 米アカデミー賞に合わせて「最悪」の映画や出演者を選ぶ、毎年恒例のゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)の授賞式が4日行われ、今年新設のタブロイド標的賞に俳優トム・クルーズが選ばれた。

 クルーズは女優ケイティ・ホームズとの熱愛が話題を集め、オプラ・ウィンフリーのトーク番組にゲスト出演中にソファに飛び乗ったり、パリのエッフェル塔でホームズに電撃プロポーズするなどの行動でやり玉に上げられた。

 最多受賞は、作品賞と主演女優賞、監督賞、脚本賞の4部門を獲得した「ダーティ・ラブ」(原題)。最多7部門8件にノミネートされていた「マスク2」は、リメーク続編賞のみにとどまった。

 このほか、主演男優賞は「デュース・ビガロー/ヨーロピアン・ジゴロ」(原題)のロブ・シュナイダー。ヘイデン・クリステンセンは「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」で助演男優賞、パリス・ヒルトンは「蝋人形の館」で助演女優賞。クルーズの元妻ニコール・キッドマンは「奥さまは魔女」で、共演相手ウィル・フェレルとともにスクリーンカップル賞に選ばれた。








★香田さん殺害:被告、900人殺害か 地元TVが逮捕報道

 イラクのテレビ局アルイラキーヤは5日夜、04年10月の香田証生さん殺害事件で、内務省特殊部隊がフセイン・ファハミ被告=別の殺人罪などで既に起訴=を逮捕したと報じた。イラク治安部隊当局者の話によると、同被告はイラク人や外国人ら900人以上を殺害した疑いがもたれているという。

 イラクの地元メディアが一般ニュース番組で香田さん殺害事件の容疑者逮捕を報じるのは初めて。同被告は、香田さん殺害の罪でも近く起訴される見通し。

 同テレビは「フセイン・ファハミは多数の殺人を犯しており、被害者の一人は日本人のショウセイ・コウダ」と報じ、同被告が「日本人を殺したが、それがどうした」と話す場面の映像も放送した。

 バグダッドの警察幹部は2日、内務省が拘束中のフセイン被告が殺害を自供したと明らかにしていた。被告は同日、バグダッドの同省施設で共同通信の取材に応じ「イラクに部隊を派遣したやつらは殺されて当然」などと主張した。







★ニコチンパッチ:禁煙補助薬-歯科医処方は是か非か 

 禁煙を手助けする薬「ニコチンパッチ」を歯科医が処方するケースが目立っている。歯周病の治りが悪かったり歯の汚れなどで、禁煙の必要性を自覚した患者の要望を受けたものだが、本来なら医師でなければ処方できない医薬品だ。厚生労働省は「歯科医の処方は医師法違反」との見解だが、歯科診療での禁煙指導は効果的との声もある。国をあげて喫煙率低下を目指す中、処方の是非をめぐって論議を呼びそうだ。

 ニコチンパッチはシール状で、腕や腹などに張ると、体内にニコチン成分が浸透。ニコチン切れによる禁断症状が緩和され、禁煙に効果があるという。厚労省によると、副作用は04年10件、05年13件で死亡例はなく、皮膚炎やじんましん、呼吸困難などが報告されている。西日本のある歯科医は「歯の汚れから喫煙の影響を知らされ、禁煙を考える患者は多い」と3〜4年前から処方している。このほかにも、歯科医がホームページ(HP)などで処方を宣伝しているケースもある。

 結果的に歯科医に処方を促している自治体もある。和歌山県が02年3月に作成した禁煙を呼びかける冊子では、ニコチンパッチを取り上げ、「不思議なくらい吸いたくならない」との経験者の話を掲載。「医師、歯科医師の処方せんが必要」と説明している。厚労省医事課は「歯科医は歯科疾患に関係する診断はできるが、ニコチンパッチのように全身に影響するような医薬品の処方はできない」とし、歯科医の処方は医師法に違反する行為との見解だ。

 これに対し、和歌山県の冊子を監修した高橋裕子・奈良女子大教授(健康医学)は「歯科診療は歯周疾患の治りが悪いなど、見た目で喫煙の悪影響が分かる。歯科医による禁煙指導は効果的で、厚労省は例外として処方を認めるなど柔軟な対応を検討してほしい」と訴える。







★女子高生不明:丸5年、情報提供を呼び掛け-北海道・室蘭

 01年にアルバイト先へ向かったまま行方不明になっている北海道立室蘭栄高1年(当時)、千田麻未(ちだあさみ)さん(当時16歳)=室蘭市白鳥台1=が消息を絶ってから、6日で丸5年が経過した。室蘭署などは約25人体制で捜査を続けているが、情報は年々減っており、5日、同署員20人が市内街頭5カ所で千田さんの顔写真入りチラシ2000枚を配布し、情報の提供を呼び掛けた。

 調べでは、千田さんは01年3月6日正午ごろ、アルバイト先のパン店の本店(同市知利別町1)に向かうため自宅を出た。同日午後1時半ごろ、同市東町2のショッピングセンター「室蘭サティ」(現ポスフール室蘭)北側のバス停付近で目撃された。同バス停を同1時31分に出たバスに乗り本店そばのバス停で降りたとみられるが、その後の消息は不明となっている。ポスフール室蘭前の路上では、捜査員6人がチラシを市民に手渡した。買い物客は「5年になるのか」「早く見つかるといいね」などと話していた。

 同署は2月27日に千田さんが行方不明になる直前にサティの防犯カメラが撮影した映像を公開したところ、3件の新たな情報が寄せられたという。同署の斉藤剛刑事1課長は「千田さんがバスを降りて歩いた方向が分かるだけでも捜査は進む。ささいな情報も教えてほしい」と話している。

 情報は同署0143・46・0110







★首だけ出した遺体発見-愛知県尾張旭市の河川敷

 5日午後3時15分ごろ、愛知県尾張旭市狩宿新町の矢田川河川敷で、近所の小学6年の男児が、胸から下が砂に埋まり、首から上だけが出た男性とみられる遺体を発見。連絡を受けた近所の男性会社員が110番した。

 守山署によると、遺体はあおむけの状態で砂に埋まっていた。死後、時間が経過し、顔には外傷がないという。同署は事件の可能性もあるとみて、同日、遺体を掘り出し、身元や死因を詳しく調べる。

 現場は住宅地近くの河川敷。発見した男児は「最初はマネキン人形かと思った」と話しているという。男児らは河川敷で探検ごっこをしていた。







★<元ひきこもり>体験生かし克服支援、千葉に4月開校

 ひきこもりから立ち直った青年の主導で千葉県市川市入船に4月、ひきこもりや不登校の克服を目指す学校「LINEL(ライネル)」が開校する。自らの体験を生かした独自のプログラムで若者たちの社会生活力を養う。通信制高校の技能連携校として県教委も認可し、高校卒業資格も得られることになった。ひきこもり経験者の学校開設は極めて珍しい。

 ライネルは3年制で、1学年13人の入学者を予定している。ひきこもりの若者を支援するNPO法人「ニュースタート事務局」が運営し、学校づくりは同NPOの浅野純一さん(29)が主導した。

 浅野さんは00年に大学を卒業後、故郷の群馬県で塾講師をしていたが、休日は月1回、睡眠3時間という生活に心身をすり減らし、02年6月に退職。「次へ踏み出すのが怖い」と自宅にひきこもるようになった。

 その後の約1年半で外に出たのは4回だけ。親から相談された同NPOのスタッフが自宅に寝泊まりして浅野さんと付き合い、浅野さんは2年かかって以前の自分を取り戻した。それから同NPOで働くようになった。

 昨年、10代のひきこもり女性から「調理師になりたいが、高卒資格がないので専門学校に行けない」と悩みを打ち明けられ、自分と同じ立場の若者を助ける学校の設立を思い立った。県教委を説得し、北海道に本部がある通信制の星槎(せいさ)国際高校と交渉して技能連携校の認可も取った。開校後は教務部スタッフとして生徒たちの面倒をみる。

 ライネルではまず入学希望者の自宅にスタッフが出向き、一緒に遊んだりしながら外出を促す。入学後は高齢者のデイサービスや保育園での幼児の世話、海外学習などで社会経験を積ませる。学費は年70〜80万円。

 浅野さんは「ひきこもりの人は何か立ち直りのきっかけをつかもうともがいている。ここをきっかけの場にしたい」という。浅野さんらの活動を知った田口教育研究所(東京都)の田口正敏所長も「ひきこもり経験者が克服のためのノウハウを伝授するのは有意義」と話す。

 ライネルは18、19日に入学説明会を開く。
 問い合わせはライネル(047・396・2834)








★進化するコーヒーショップ-郊外型や“団塊”向けなど続々

 コーヒーショップチェーン店が様変わりしている。都心部を中心にした立地から郊外へ進出したり、ターゲットを団塊世代に絞るなど個性を打ち出して、顧客の囲い込みを目指している。

 UCC上島珈琲(神戸市)は来年度、セルフコーヒーショップ「上島珈琲店」を二十店舗開業し、首都圏での本格展開に乗り出す計画だ。

 同社は喫茶店に対するコーヒー豆の卸売り事業が中心だが、コーヒーチェーンの増加により、喫茶店が減少し、チェーン店の自社展開に乗り出した。団塊世代を意識した店作りで、差別化を徹底している。中高年への配慮は店内の至るところで見られる。椅子(いす)の高さは低めに設定し、安定して座れるようにした。コーヒーカップは団塊世代に人気の工業デザイナー、柳宗理氏がデザインしている。

 スターバックスコーヒーが代表格のコーヒーチェーンは、若者に人気で味の濃いエスプレッソにミルクを混ぜ、甘みを増したメニューが主流だ。これに対し、UCCは「中高年でも親しめるコーヒー」として、二回続けて抽出するダブルネルドリップマシンを自社開発し、濃厚な味わいを実現した。上島達司社長は「若者にも人気で、本格コーヒーの需要の高まりを感じる」と自信を見せる。

 一方、スターバックスは都心を飛び出し、郊外店の開発に注力する。ドライブスルーを併設した店舗はロードサイドやショッピングセンターなどに開業。深夜営業を開始するとともに、郊外のファミリー層の取り込みをはかる。都心店にはないテラス席を設けるなど、解放感のある空間を作り上げた。

 郊外進出の背景には都心部での店舗過多があるとの指摘もある。課題だったフードメニューも充実し、昨年八月以降七カ月連続で既存店売上高がプラスに転じるなど、攻勢を強めている。

 ドトールコーヒーは、二年前から全国七地区に分けた地元密着型の出店戦略を練る。今年度は年間百五十店を出店するなど地方都市を中心に積極展開しており、コーヒーチェーンの競争激化に拍車がかかっている。







★「ハウルの動く城」アカデミー賞逃す

 第78回米アカデミー賞の発表・授賞式が5日午後5時(日本時間6日午前10時)からロサンゼルス・ハリウッドのコダック・シアターで始まり、長編アニメ映画賞にニック・パーク、スティーブ・ボックス共同監督による英・米合作アニメ「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」が選ばれた。

 2003年の「千と千尋の神隠し」に続く2度目の同賞受賞が期待されていた宮崎駿監督の「ハウルの動く城」は、受賞を逃した。

 助演男優賞は「シリアナ」のジョージ・クルーニーさん、同女優賞は「ナイロビの蜂」のレイチェル・ワイズさんが獲得。また、衣装デザイン賞を、日本を舞台にした米映画で日本人俳優も出演した「SAYURI」のコリーン・アトウッドさんが受賞した。

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★素人だらけの“IT劇団”ネットの力で超満員

 「ネットがあればできる」。確信に近いものがあった。素人だけの劇団を立ち上げ、キャストもスタッフもネットで集め、劇場で公演する。お遊びレベルではない、完成した作品を、有料で見せる。1年でやり切る。

 当時、都内の大学3年生だった宮崎拓海さんが考えたこんなプランは、現実になる。思いはネットを伝わり、化学反応が起き、予想以上の結果につながる。

 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に出会ったことが、そもそものきっかけだった。SNSは「何かしたい」と声を上げれば、人が自然に集まる場。「いろいろな才能を持った人が出会える場が、すでにそこにあった」(宮崎さん)。演劇のような総合芸術も、SNSで募れば、作れそうな気がした。

 「素人ですが舞台とかやりたい」。2004年11月、宮崎さんはこんな名前のコミュニティをSNS「GREE」に立ち上げた。脚本は知り合いに頼み、演出は自分でやる。仲間はGREEを中心に集める。集まらなければ2人きりでもやる。覚悟はしていた。

 「mixi」にもコミュニティを作り、劇団系サイトの掲示板に募集をかけ、説明会も開いた。経験も知名度ない素人劇団なのに、「面白そう」と10人以上が集まった。

 目指せ100万ページビュー(PV)――脚本未定、キャストも未定のまま、気合を入れて公式サイトを作った。Movable Typeを組み込み、ブログを複数立ち上げた。有名ブロガーの中川早紀(さきっちょ)さんにもブログを書いてもらった。SEO(検索エンジン最適化)も徹底的にやったし、携帯にも対応した。サイトの魅力で人を集め、参加の敷居を下げたかった。

 サイトとSNSを使い、キャストの募集も始めた。応募の条件は、演劇の素人であること。素人限定には、理由があった。

 「素人の劇団員がもがいて“演劇人”になっていくさまを、サイトを使ってドキュメントしたかった」(宮崎さん)。ネットが見知らぬ他人同士を結びつけ、何かがゼロから生まれる。それをまるごと見せることで、新しいエンターテインメントの可能性をアピールしたい。ゼロから始めるためには、素人でなくてはならなかった。

 演劇をやりたい素人は、思った以上にいた。公式サイトやGREE、mixiで募った応募者は、予想の倍の100人弱。うち60人あまりがオーディションを受けた。

 応募者も素人なら、審査員も素人。演技を見る目はなかったため、ワークショップ形式にした。グループでゲームをした後、即興劇を作ってもらい、コミュニケーション能力やリーダーシップを見た。

 合格したのは19〜41歳の10人。ほぼ全員が初対面で、学生も社会人もいた。そのうちの1人、フリーのWebディレクター・水波桂さんは「変人ばかりだった」と笑う。個性の光るメンバーだった。

 素人のキャストは、素人演出家の宮崎さんのもとで稽古を始めるが、早速壁にぶち当たる。台本読み→立ち稽古というセオリー通りの流れに、演劇の基礎のないキャスト達は付いて来れなかった。

 公演まで時間がない。でもこのままではヤバい。基礎訓練に1カ月を費やすことに決めた。発声練習や滑舌の訓練、エチュード(表現力を養うための寸劇)を繰り返し、基礎を叩き込んだ。台本読みに戻ったのは、公演まで4カ月を切ったころ。ギリギリの状態で、厳しい稽古が続いた。

●「身銭は切らせない」

 素人だらけのブサイコロジカル。は、資金面でも異例だった。劇団本体の収入で運営費用をまかない、劇団員が身銭を切らなかったのだ。「劇団=劇団員がアルバイトして運営費を捻出する」という苦しそうなイメージも払拭したかったと、宮崎さんは言う。

 営業スタッフを配置し、企業に営業をかけてサイトのバナー広告を売った。IT企業の知り合いのツテをたどり、宮崎さん自らも営業に走った。4社〜5社から広告が入り、60〜70万円売り上げた。

 ブログの活用法を考えるセミナーも開き、スポンサーから出資を募った。3社が参加し、20万円の黒字を出した。セミナーではブロガーにも演劇をPR。「スタッフとして働きたい」と申し出る参加者もいた。

 資金も集まり、スタッフも増え、サイトの充実度も増した。Web担当スタッフには、有名掲示板サイト「したらば@JBBS」を運営していた古川健介さんや、SNS研究家の原田和英さんなど“カリスマ大学生”が集まり、アクセスアップの策を練った。

 「流行に乗ろう」と公開したポッドキャスティングは、月間1万5000ダウンロードの人気。劇団員のブログもアクセスを集めた。公式サイトの月間ページビューは、オープンから4カ月目の8月、30万に達した。

●迫る公演、売れないチケット

 公演2カ月前の10月。チケットのネット販売が始まる。120枚×5公演の全600枚。100枚も売れれば上出来と言われる劇団の初回公演としては異例の数だったが、「劇団員は30人いたから、1人20枚計算」(宮崎さん)。売り切る自信はあった。

 初動は鈍かった。発売から3日間は「吐きそうなほど売れなかった」(宮崎さん)。手売りとネット通販半々で売り出したが、初日と千秋楽以外がとにかく売れない。

 手売りを強化しつつ、サイトの集客力に賭けた。コンテンツは毎日更新し、エントリーの最後に「チケットはこちら」とリンクを入れた。購入手順の解説ページも作った。「コンテンツに“必死感”が出ていたんだと思います」(宮崎さん)。サイトのPVは月間50〜60万に上がり、チケットは初公演直前に売り切れた。

 11月25日の初公演。「中目黒ウッディシアター」(東京都目黒区)は観客であふれた。当日券は瞬く間に売り切れ、入場できない人まで出た。

 素人集団の初舞台としては考えられない盛況ぶりに、劇場のベテランスタッフは宮崎さんに言った。「君たちは、小劇場演劇界に風穴を開けたね」。何よりうれしい言葉だった。

 観客の評価は、想像以上に高かった。「素人とは思えなかった」「予想以上に楽しめた」「何度も笑わせてもらった」。初公演を見て宮崎さんは、思わずつぶやいた。「演劇って、報われるものなんだ……」

 公演後、公式サイトのGoogleランキングが急にアップした。ブログでたくさんの人が感想を書いてくれたからだった。

 初回公演で解散するつもりだったブサイコロジカル。は今、第2回公演に向けて走り出している。「みんな、演劇が好きになっちゃって」(宮崎さん)。ただ次はもう、素人じゃない。

●素人劇団の「次」

 第2回は、キャストは全員入れ替わり、スタッフも変わる。座長は、今年就職する宮崎さんから、大学院生で前回スタッフの竹内宏之さんにバトンタッチした。お金もまた1から稼ぎ直し。「素人だけど」という“言い訳”は、もう通用しない。

 サイトも完全リニューアルし、ショートムービーなど新コンテンツを投入した。現役東大生の座長が、「東大」と書いたランニングを着て都内の小劇場に走る「ランニングマンと小劇場マラソン」のムービーを公開したほか、ポッドキャスティングも再開する予定。魅力あるコンテンツで集客力アップを図る。

 新SNSの構築も考えている。全国の演劇員がコミュニケーションできるSNSで、ライブドアのSNS「livedoor フレンドパーク」(現在は「フレパ」)を構築した水波さんが腕を振るう。

 公演は8月末から。キャストは、経験者も含めて広く募集中だ。素人でなくなったブサイコロジカル。は、再び試行錯誤しながら、新しい場所に向かって歩いている。
★関東地方で春一番-昨年より11日遅い

 気象庁は6日、関東地方で「春一番」が吹いたと発表した。昨年より11日遅い。

 同庁によると、サハリン付近にある低気圧に向かって風が吹き込んだ影響で、関東は南部を中心に南寄りの風が強まり、気温が上がったという。

 同日午後零時半までの最大瞬間風速は、東京21・3メートル、千葉21・6メートル、横浜19・3メートル。東京では正午前に4月中旬並みの17・6度まで気温が上昇した。春一番は北海道や東北、沖縄以外の地域で、立春から春分までに吹く強い南寄りの風。
★作品賞に「クラッシュ」米アカデミー賞

 作品賞を受賞した「クラッシュ」のポール・ハギス監督とキャシー・シュルマン

 監督賞を受賞したアン・リー監督

 助演男優賞を受賞したジョージ・クルーニー

 第78回アカデミー賞の発表と授賞式が5日夜(日本時間6日)、ロサンゼルスのコダック・シアターであった。
 
 宮崎駿監督の「ハウルの動く城」が候補入りしていた長編アニメ部門は、ライバルの「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」が受賞。宮崎作品は03年の「千と千尋の神隠し」に続く2度目の受賞を逃した。

 主な賞では、作品賞が、人種対立が題材の群像劇「クラッシュ」。監督賞に、保守的な土地で同性愛に目覚めた若いカウボーイ2人の愛と苦悩を描いた「ブロークバック・マウンテン」のアン・リーが決まった。

 主演男優賞は作家トルーマン・カポーティが名作「冷血」を書き上げる過程を描いた「カポーティ」で、ゲイだった作家本人を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンが受賞した。

 主演女優賞は「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」で吹き替えなしで歌う熱演を見せたリーズ・ウィザースプーンに決まった。また、助演男優賞は「シリアナ」のジョージ・クルーニー、助演女優賞は「ナイロビの蜂」のレイチェル・ワイズに決まった。

 このほか、日本の芸者の物語「SAYURI」は、衣装デザインと美術、撮影の3部門を受賞した。
★<家庭の教育力>9割が「低下」
└背景に過保護-北海道調査

 青少年の指導や育成に当たっている人の9割が「家庭でのしつけなど子供への教育力が低下している」と感じていることが北海道のアンケート調査で分かった。

 この背景に、子供を過保護にしたり、甘やかし過ぎる親の増加があると警告している。一方、インターネットにあふれる有害な情報の規制を望む声が過半数に達しており、道は現在進めている「道青少年保護育成条例」の改正に反映させる方針だ。
 調査は青少年育成の現状と課題を探るのが目的で、05年8月に青少年育成運動推進指導員ら267人を対象に実施し、うち154人が回答した。

 その結果、家庭での教育力低下について、48%が「全くその通り」と受け止め、46%が「ある程度その通り」と答えた。具体的に感じる課題(複数回答)は、「あいさつや規則正しい食生活など基本的な生活習慣」が84%、「人に迷惑をかけないなどの社会的規範」が78%と目立った。

 この理由について、「子供を過保護や過干渉にする親の増加」と答えたのが72%と突出しており、「しつけの仕方が分からない親の増加」の56%と続いた。

 青少年の非行防止策として「家庭でのしつけや教育の充実」(73%)「家庭、学校など関係機関の連携強化」(60%)を挙げ、社会環境面での対策では「インターネット上の有害な情報規制」と「子供への声かけなど地域住民の意識高揚」がともに61%と高かった。
★路上で誘拐・監禁、70万借りさせ奪う…29歳男逮捕

 警視庁上野署は6日、韓国籍で住所不定、無職高逸熙(コ・イルヒ)容疑者(29)を営利略取、監禁、強盗の疑いで逮捕した。

 調べによると、高容疑者は2月26日午後9時ごろ、東京都台東区上野6の路上で、近くの風俗店から出てきた土木作業員の男性(20)の襟首を後ろからつかみ、「暴力団に知り合いがいる。逃げるな」などと脅して、約200メートル離れたカプセルホテルに男性を約9時間にわたって監禁、翌27日午前には同区内の消費者金融3店から計70万円を男性に借りさせて奪った疑い。調べに対して、高容疑者は「金が欲しくてやった」などと話している。
★ご注意-甘い誘惑の芸能レッスン、多額違約金で借金も

 俳優や歌手などを目指す若者が、ドラマへの出演話などを持ちかけられ、多額のレッスン料などを求められるトラブルが急増している。

 国民生活センター(東京都港区)に寄せられた相談は、2000年度の390件に対し、04年度は約5割増の580件に上った。「レッスンをやめようとしたら違約金名目で30万円を請求された」「消費者金融から無理やり借金をさせられた」など、悪質なケースもあり、同センターは「タレント養成講座の契約は慎重に」と注意を呼びかけている。

 俳優を目指していた東京都内の30歳代の男性は昨年4月、芸能プロダクションのオーディションに合格すると、PR用ビデオや写真代金など「プロモーション料」として計91万円を請求された。「すぐに払わないと合格は無効」とせかされ、消費者金融から全額を借り入れさせられたという。

 この後、さらにレッスン料を求められたため、おかしいと思って断ったが、ビデオなどは一切作られないまま、借金だけが残った。

 千葉県松戸市の会社員の女性(32)は04年5月、インターネットのオーディション情報サイトを見て、声優オーディションに参加、声優養成講座の受講を条件に合格とされた。

 業者には「講座修了後、ラジオ番組に出演させる」と言われたが、講座の中身は「素人が書いたような台本を読まされ、参加者同士で批評し合うだけ」だった。結局、計6万6000円の受講料と声優としての登録料として7万2000円を払ったが、仕事は一切こなかった。

 大阪府の20歳代の女性は、レッスンをやめようとして30万円を支払うよう求められた。昨年春、モデル事務所のオーディションに合格。保証金10万円と、レッスン受講料を月2万7000円ずつを納めたが、数か月後に「やめたい」と伝えると、突然「3年以内にやめるには違約金が必要」と、不当な条件を持ち出され、やめることもできなくなったという。

 厚生労働省東京労働局によると、人材派遣業は開業する際、行政への届け出が必要だが、芸能プロダクションが派遣業の形を取らなければ届け出義務はなく、事業内容はチェックされにくいのが実情。タレント養成講座も、講師などに資格は不要で、開催の事実があれば、詐欺的商法と断定するのは難しいという。

 国民生活センターには今年度もこうしたケースの相談が相次いでおり、件数は昨年度のペースに迫る約450件(1月末現在)に上る。

 同センター相談調査部は「インターネットの普及などで、悪質業者が募集広告を出しやすくなったことも背景にある」と指摘し、「うまい話に乗らない自覚が必要」と話している。
★子供は「早寝・早起き・朝ごはん」…文科省が支援
└4月からラジオ体操、早朝読書会など

 子供の夜更かしや食生活の乱れをなくそうと、文部科学省は4月から、「早寝・早起き・朝ごはん」を合言葉に、朝のラジオ体操や学校での早朝読書会など、子供の生活リズムを改善させる様々な地域活動の支援・推進に乗り出す。

 具体的には、親子での早朝ゴミ拾いやラジオ体操、始業前10分間にパズルやクイズを解く「頭ほぐし運動」など、地域や学校が独自に実施する取り組みについて、文科省がその効果を検証したり、フォーラムを通じて全国に紹介したりする。2006年度予算案に1億3000万円を計上している。

 2月28日には、活動の推進母体として、日本PTA全国協議会、全国商工会連合会、全国ラジオ体操連盟など30団体による全国協議会発起人会を設置した。4月24日に全国協議会の初会合を開く。

 文科省の調査では、朝食を食べないことがある小学生は15%、中学生は22%に上る。国立教育政策研究所の03年度調査では、朝食を「毎日食べる」小学5年生は、「全く食べない」か「ほとんど食べない」子供より、国語・算数のテストで平均1割以上得点が高い傾向にあるという。
★「トクホ」市場6000億円超“脂肪”対策の伸び顕著

 健康食品の中で一定の科学的根拠があると国が認めた「特定保健用食品(トクホ)」の2005年の市場規模は、6299億円に上ったことが6日、日本健康・栄養食品協会の推計で分かった。調査を始めた1997年から8年間で4・8倍と急成長した。

 03年の前回調査時と比べ11・1%の増加。中でも脂肪がつきにくい食用油や、コレステロールの吸収を抑えるドレッシングやお茶などが大きく伸びた。同協会は「健康志向が進んで生活習慣病対策への関心が高まっている。血圧、脂肪、コレステロールといった分野で市場はさらに拡大していく」と分析している。

 1993年に第1号が許可されたトクホ商品は05年末時点で569。04−05年の2年間で、171品が新たに表示許可を得た。

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