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■外為：東京＝１２時 １ドル＝９９円２０銭
■株価：東京＝１２時 ９，０５３円９０銭
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★金総書記の疑惑の写真、韓国は合成・加工を否定
先日公開された金正日（キム・ジョンイル、Kim Jong Il）総書記の写る集合写真で合成や加工を示唆する矛盾点が見つかり、総書記の健康悪化説が再浮上している件で、韓国政府は9日、この写真における合成や加工を否定した。
北朝鮮は5日、朝鮮人民軍を視察に訪れた金総書記が兵士らとともに並んだ姿を撮影した集合写真を公開した。これに対し、英タイムズ（Times）紙が金総書記のふくらはぎ部分にあたる光の方向が若干他の兵士と異なり、両隣の将校らと影の形が違っていることなどを報じた。また、英国放送協会（BBC）も明らかなピクセル数の不一致を指摘し、この写真の信ぴょう性に疑問が呈されていた。
こうした疑惑に関して、韓国の情報機関、国家情報院（National Intelligence Service、NIS）は9日、公開された金総書記の写真は本物だとの見解を示した。NISの報道官はAFPに対し、詳細には触れず「金総書記の写真が加工された可能性はきわめて少ない」とだけ語った。また、英メディアによる指摘については、コメントを避けた。
また、韓国の統一省の報道官もAFPに対し、写真が加工されたことを示す証拠は得ていないと語った。
★東京株、大幅反発 日経平均午前終値9053円
10日午前の東京株式市場は、前週末の米株高や円安、中国政府による景気刺激策の発表などを好感し、大幅反発。日経平均株価の午前終値は、9000円台を回復し、前週末比470円90銭（5.49％）高の9053円90銭となった。
前週末7日の米株式市場は、予想以上の悪化となった米雇用統計が米連邦準備制度理事会（Federal Reserve Board、FRB）による追加利下げを促すとの見方が広がり、ニューヨーク（New York）市場のダウ工業株30種平均（Dow Jones Industrial Average）が前日比2.85％高となっていた。
★バリ島爆弾テロ犯の死刑執行 イスラム強硬派は報復示唆
２００２年１０月にインドネシア東部バリ島のナイトクラブで２０２人が死亡した爆弾テロ事件で、死刑宣告を受けた３人の死刑が９日未明に執行され、遺体が東ジャワ州テングルンと西ジャワ州スランの遺族に引き渡された。テングルンでは葬儀に向かう群衆との間で小競り合いが発生し、少なくとも警官１人が負傷した。
検察当局者によると、死刑は午前０時１５分頃、ヌサカンバンガン島にある刑務所で執行され、３人は銃殺刑に処せられた。３人のうち２人はテングルン出身の兄弟。遺体は検視を経て各自の遺族に引き渡された。イスラム教の伝統に従い、埋葬は２４時間以内に行われる。
捜査当局は、国際テロ組織アルカイダとのつながりが指摘されている地下組織ジェマ・イスラミアの犯行だとしている。ただ、死刑に処せられた兄弟の遺族は、兄弟の１人が事件当時に故郷テングルンにいたと主張し、依然無実を確信していると語った。
死刑執行が近いとの観測はここ数日高まっていた。テングルンには何百人ものイスラム強硬派が集結し、報復攻撃の可能性を警告した。
３人は最近のＣＮＮの単独取材に対し、斬首を希望しているなどと述べ、恐怖や後悔の念を全くにじませていなかった。被告側弁護士はユドヨノ大統領に書簡を送ったが、具体的な内容は不明。
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★金総書記の疑惑の写真、韓国は合成・加工を否定
先日公開された金正日（キム・ジョンイル、Kim Jong Il）総書記の写る集合写真で合成や加工を示唆する矛盾点が見つかり、総書記の健康悪化説が再浮上している件で、韓国政府は9日、この写真における合成や加工を否定した。
北朝鮮は5日、朝鮮人民軍を視察に訪れた金総書記が兵士らとともに並んだ姿を撮影した集合写真を公開した。これに対し、英タイムズ（Times）紙が金総書記のふくらはぎ部分にあたる光の方向が若干他の兵士と異なり、両隣の将校らと影の形が違っていることなどを報じた。また、英国放送協会（BBC）も明らかなピクセル数の不一致を指摘し、この写真の信ぴょう性に疑問が呈されていた。
こうした疑惑に関して、韓国の情報機関、国家情報院（National Intelligence Service、NIS）は9日、公開された金総書記の写真は本物だとの見解を示した。NISの報道官はAFPに対し、詳細には触れず「金総書記の写真が加工された可能性はきわめて少ない」とだけ語った。また、英メディアによる指摘については、コメントを避けた。
また、韓国の統一省の報道官もAFPに対し、写真が加工されたことを示す証拠は得ていないと語った。
★東京株、大幅反発 日経平均午前終値9053円
10日午前の東京株式市場は、前週末の米株高や円安、中国政府による景気刺激策の発表などを好感し、大幅反発。日経平均株価の午前終値は、9000円台を回復し、前週末比470円90銭（5.49％）高の9053円90銭となった。
前週末7日の米株式市場は、予想以上の悪化となった米雇用統計が米連邦準備制度理事会（Federal Reserve Board、FRB）による追加利下げを促すとの見方が広がり、ニューヨーク（New York）市場のダウ工業株30種平均（Dow Jones Industrial Average）が前日比2.85％高となっていた。
★バリ島爆弾テロ犯の死刑執行 イスラム強硬派は報復示唆
２００２年１０月にインドネシア東部バリ島のナイトクラブで２０２人が死亡した爆弾テロ事件で、死刑宣告を受けた３人の死刑が９日未明に執行され、遺体が東ジャワ州テングルンと西ジャワ州スランの遺族に引き渡された。テングルンでは葬儀に向かう群衆との間で小競り合いが発生し、少なくとも警官１人が負傷した。
検察当局者によると、死刑は午前０時１５分頃、ヌサカンバンガン島にある刑務所で執行され、３人は銃殺刑に処せられた。３人のうち２人はテングルン出身の兄弟。遺体は検視を経て各自の遺族に引き渡された。イスラム教の伝統に従い、埋葬は２４時間以内に行われる。
捜査当局は、国際テロ組織アルカイダとのつながりが指摘されている地下組織ジェマ・イスラミアの犯行だとしている。ただ、死刑に処せられた兄弟の遺族は、兄弟の１人が事件当時に故郷テングルンにいたと主張し、依然無実を確信していると語った。
死刑執行が近いとの観測はここ数日高まっていた。テングルンには何百人ものイスラム強硬派が集結し、報復攻撃の可能性を警告した。
３人は最近のＣＮＮの単独取材に対し、斬首を希望しているなどと述べ、恐怖や後悔の念を全くにじませていなかった。被告側弁護士はユドヨノ大統領に書簡を送ったが、具体的な内容は不明。
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★来春はちょっとつらそう…スギ花粉の飛散は今年の２倍以上も
花粉症の人はご注意を──。来春のスギ花粉の飛散量が今年に比べ、「２倍以上になる地域もある」と、日本気象協会が予測している。
前年夏の気温が高く、降水量が少ないほどスギの花芽が育ちやすくなるためで、今夏の暑さが厳しかった地域ほど、飛散量が多くなるとみられる。
同協会は東海、近畿、中国、四国地方と九州では「非常に多くなる」（今年の２倍）、東京、神奈川、千葉、群馬、山梨の５都県では「同じか多い」（同１・５倍）としている。
林野庁などによると、スギの花芽の生育は夏場の気候に左右される。この時期に高温で日照時間が長く、降水量が少ないほど、多くの花粉ができる。
今年の夏は平年と比べて全国的に気温が高く、降水量も少なかった。気象庁のデータでは、関東甲信地方で平年に比べ０・４度、東海地方で０・６度、中国、四国地方で０・７度など、各地で平年を上回った。降水量も、関東甲信地方は平年並みだったが、近畿、四国地方などの西日本では平年の５〜８割程度だった。
気象庁は今年は暖冬とみている。暖かい日が続けば、花粉の飛散時期も早まる可能性が出てくる。
花粉症の人はご注意を──。来春のスギ花粉の飛散量が今年に比べ、「２倍以上になる地域もある」と、日本気象協会が予測している。
前年夏の気温が高く、降水量が少ないほどスギの花芽が育ちやすくなるためで、今夏の暑さが厳しかった地域ほど、飛散量が多くなるとみられる。
同協会は東海、近畿、中国、四国地方と九州では「非常に多くなる」（今年の２倍）、東京、神奈川、千葉、群馬、山梨の５都県では「同じか多い」（同１・５倍）としている。
林野庁などによると、スギの花芽の生育は夏場の気候に左右される。この時期に高温で日照時間が長く、降水量が少ないほど、多くの花粉ができる。
今年の夏は平年と比べて全国的に気温が高く、降水量も少なかった。気象庁のデータでは、関東甲信地方で平年に比べ０・４度、東海地方で０・６度、中国、四国地方で０・７度など、各地で平年を上回った。降水量も、関東甲信地方は平年並みだったが、近畿、四国地方などの西日本では平年の５〜８割程度だった。
気象庁は今年は暖冬とみている。暖かい日が続けば、花粉の飛散時期も早まる可能性が出てくる。
★気管に砂入り呼吸困難か…砂風呂遊びで重体の男子生徒
宇都宮市大谷町の市立城山中央小の校庭で砂遊びをしていて意識不明の重体になった市立城山中２年の男子生徒（１３）は、気管まで砂が入って呼吸困難になった可能性が高いことが１０日、宇都宮中央署の調べでわかった。
同署の発表などによると、男子生徒は、所属する弓道部の同学年の部員５人と、８日午後５時頃から、穴の中に座って首まで砂をかけ、抜け出す早さを競う「砂風呂遊び」をしていた。
最初は、男子生徒を含む４人が埋まって、２人が砂をかける側にいたが、３人が穴から抜け出し、計５人が男子生徒に砂をかける側に回っていたという。同署は９日、生徒５人を立ち会わせて実況見分を行った。
宇都宮市西消防署によると、男子生徒は口の中に砂が入って気道がふさがれ、到着時には呼吸が弱く、意識はなかったという。
生徒らが通う城山中では１０日、全校生徒に校内放送などで経緯を説明。生徒の心理状態や同様の遊びをしたことがあるかなどを調べるアンケートを行った。
富田友子校長は「『砂風呂遊び』が日常的に行われていたとは把握していない」としているが、２年生の男子生徒は読売新聞の取材に対し、「やったことがある。重くて息苦しいし、とても抜け出せない」と話している。
また、富田校長によると、男子生徒に対するいじめはなく、男子生徒の母親は「仲良くしていた友達との間で起こったことで、心を痛めている」と話しているという。
宇都宮市大谷町の市立城山中央小の校庭で砂遊びをしていて意識不明の重体になった市立城山中２年の男子生徒（１３）は、気管まで砂が入って呼吸困難になった可能性が高いことが１０日、宇都宮中央署の調べでわかった。
同署の発表などによると、男子生徒は、所属する弓道部の同学年の部員５人と、８日午後５時頃から、穴の中に座って首まで砂をかけ、抜け出す早さを競う「砂風呂遊び」をしていた。
最初は、男子生徒を含む４人が埋まって、２人が砂をかける側にいたが、３人が穴から抜け出し、計５人が男子生徒に砂をかける側に回っていたという。同署は９日、生徒５人を立ち会わせて実況見分を行った。
宇都宮市西消防署によると、男子生徒は口の中に砂が入って気道がふさがれ、到着時には呼吸が弱く、意識はなかったという。
生徒らが通う城山中では１０日、全校生徒に校内放送などで経緯を説明。生徒の心理状態や同様の遊びをしたことがあるかなどを調べるアンケートを行った。
富田友子校長は「『砂風呂遊び』が日常的に行われていたとは把握していない」としているが、２年生の男子生徒は読売新聞の取材に対し、「やったことがある。重くて息苦しいし、とても抜け出せない」と話している。
また、富田校長によると、男子生徒に対するいじめはなく、男子生徒の母親は「仲良くしていた友達との間で起こったことで、心を痛めている」と話しているという。
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