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World Rock Music(60s&70s)コミュのWEST GERMANY

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70年代は東西に分かれていたので、このコミュではあえて東西に分けさせてもらいます。そのほうが判りやすいでしょ?

ドイツは余りにも数と幅がありすぎて最初に紹介すべきアルバムは迷ったけどやっぱりこれかなあ。

BLACK WATER PARK/Same Title/'71
80年頃、名古屋のレコードフェアで日本盤を見つけて以来聞き続けてきたアルバム。
サウンドはサバス+パープルって感じだけどコニープランクのプロデュースによる空間処理がスケールを大きくしている。

コメント(55)

>nobさん
こんにちは。よろしくお願い致します☆

おおっ、これはリストで名前を見たことはありますが、ジャケは初見です(^^)

EUROPEレーベルで怪しい作品と言えば、英Marble Archレーベルの
○HELL PREACHERS INC/Supreme Psychedelic Underground('68)
が実はオリジナルはEUROPAレーベルの方だそうですね♪

これもメンバー不詳で、PURPLEのメンバーが参加していると言われている作品ですから、筋書きは同じですものね(^^)

写真はMarble Arch盤のジャケットです。
EUROPAレーベル、もう1枚いきましょう。PETARDS/A Deeper Blue(1968)です。このバンド、LIBERTYレーベルに移籍してあと3枚アルバムを出していますが、1stのこのアルバムはいわゆるブリティッシュビートの影響をもろに受けた音になっています。あとの3枚の方が私の趣味的にはいいはずなんですが、入手できていません。
nobさん。PETARDSはこの次のアルバムからサイケハード色が濃くなっていきますね。また、ビートバンドから発しているので、シングル発表も多かったみたいですよ。

SIXTY NINE/Circle of The Crayfish/'72
USAのATTILAのところでも書きましたが、こちらも凄まじいオルガンハードロック。さらにこちらのほうはツーバスでまるでメタルのようなサウンドも聞けます。

えっとnobさん!セカンドのSIXTY NINE/Live/'74はnobさんが紹介してもらえませんか?
それでは、リクエストにお応えして。

SIXTY NINE/Live!(1974)
昔、ある中古レコード店で聴かせてもらって、その破壊力に圧倒されたんですが、金額的に手が出なくて買い逃していたアルバムです。最近安価で入手しました。デュオとは思えない圧倒的なパワーでガンガン攻めてきます。プロデュースはドイツロック界の巨匠、Conny Plankです。
nobさん。早速ありがとうございます。

Chris BRAUN BAND/Both Sides/'72
Chris BRAUN BAND/Foreign Lady/'73
初めて聞いたとき男性ボーカルと思ってました。1stジャケットにメンバー写真有りませんでしたからね。2ndの写真見る限り金髪女性でひょっとしたらドラマーも金髪女性?

内容は1stはブルージーなハードロック。2ndは曲も長くなりプログレチックになって入るけどやはりこのボーカルですから・・・個人的にはストーリーズとかぶったりして・・・
やっぱりこれを紹介しないと始まらないだろうなあということで
TWENTY SIXTY SIX & THEN/Same Title/'71
オルガンハードの傑作ですね。私は意外とアメリカンロック的なものを感じます。意外とからっとしたキャッチーなロックンロールがベースになっているような気がするんですが・・・確かに変拍子のリフとか有りますが・・・いかがでしょうか?

ボーカリストはこの後いろいろバンドを渡り歩きソロアルバムを出してます。
ちょっと油断している間にかなり進んでいますね(^^;

オルガン好きとしてはSIXTY NINEはどちらの作品もフェイバリットです♪
こんな作品が普通に出てくるところがこのコミュの楽しいところですね☆

Chris BRAUN BANDは1stのみ持っていますが、どう考えてもちゃんと聴いていないのでしょう、内容の記憶がありません(^^;

TWENTY SIXTY SIX & THENは、僕は特にインスト部分に、初期イタリアハードの混沌さを感じたりしています。迷宮的な展開とリズムチェンジは本当に素晴らしいです。

たるさんのおっしゃるアメリカンロック的な要素は、Voが結構ソウル的な唱法を多用しているところから感じられるのでしょうね♪

ということでそうした傑作陣にはかないませんが、ドイツらしい、味出し系を・・・

ERLKOENIG/same('73)

これはオルガンが活躍しながらも、ジャーマンロックらしい混沌とした一面も持つ、いかにも当時のドイツという感じの作品。

何だかイギリスのBODKINがもう少しチープになったような印象もありますが、これも1000枚プレスされたのみの自主制作と言うことで、今はオークションアイテムらしいですね。

幸運にもあまり知られる前に、比較的安価で手に入れました♪
SADIEさん。なるほどの解説ありがとうございます。2066確かに相かもしれませんね。サウンドはもろヨーロピアンですしね。まあ、アメリカンロック好きな目(耳?)からするとそういったちょっとした部分に反応してしまうのでしょう!性ですね。

ERLKOENIGは安価で売ってましたね。もしかして下北の某店ですか?いきなりクラシカルなオルガンとつたない演奏のほのぼの?盤ですよね。

Chris BRAUN BANDはボーカルに衝撃を受けたので良く覚えてます。ただし、曲が思い出せないというか・・・1stは特に普通のブルースハードというかホワイトスネークぽいですね。

では、私は
BAUMSTAM/On Tour/'75
この時代には珍しいファズギターの嵐。ヨーロッパの好事家が好むぐしゃぐしゃの音ですね。ジャケットはまるで内袋のようなつくりで安っぽい感じはしますが、プレミアは凄いです。
メジャーを1枚いきましょう。

SCORPIONS/Lonesome Crow(1972)
もちろん彼らのデビューアルバムですが、2作目以降の典型的ハードロックとは大きく趣きが異なります。サイケというか、プログレというか、ジャズっぽいところもあり、かなり混沌としていますが、Michael Schenkerのギターが自由奔放に暴れています。あらためて聴いてみていいのは、ベースの音です。このベーシストは本作で去ってしまいますが、ブイブイと、切れもよく存在感を示しています。
SCORPIONSのこのアルバムはドイツロックのイメージそのものというか暗くてどろどろしてて、すっきりするのは1曲だけですね。

今回は企画物ということでこの2枚!ひょっとして同じシャレコウベ?

MCCHURCH SOUNDROOM/Delusion/'71
MESSAGE/From Books and Dreams/'73
前者はオルガンを中心としたドロドロ系のヘビーサイケ。でも意外とすっきりとした印象が残るのが不思議。
後者はメッセージのセカンド。このアルバム実に惜しいんだよね。ギターの音は硬くて奥域があってかっこいいのに、作曲能力の無さが露呈していて同じリフを永遠に繰り返しているだけ・・・のような印象しか残らない。だってメインの "Dreams and Nightmares"という楽曲は前後編で26分程度有るのに変化に乏しく飽きてしまう。もう少しアレンジに凝ってればRDM並の大傑作に成ったのに・・・でも個人的には完璧なものよりこういうのも味があっていいんだよね。
BAUMSTAM/On Tourは、確かにヨーロッパのマニアが好きそうですが、ちょっと私には消化が悪そうな音で・・・まあ、かっこいいとは思うのですが(^^;

やっぱり、たるさんも、上の2枚が似てると思ってらっしゃいましたね☆
何か一見、冬バージョンと夏バージョンというか・・・
MESSAGEは1stは結構好きなのですが、この2ndはちょっと退屈ですね。ジャケのインパクトは絶大なのですが・・・
3rd以降のジャズロックが入った作風も結構好きですね。

では、オルガン好き&HEEP好きの私がはずせないジャーマンハードということで有名作ですが・・・

WEED/same('71)

疾走感は少々欠けますけど、この陰りのある曲調や、音質の凶暴さは数ある70年代ジャーマンハード有数だと思います。

KEN HENSLEYの参加がまだ噂だった時期に入手し、音を聴いて間違いないと思いましたが、今では本人がHP上で認めていますので、もうHEEP関連の重要作の一つと言っていいですよね♪
☆SADIEさん。
WEEDはまだ入手してないんですよ。いまや高嶺の花かな。たしかにオルガンの音はケンヘンズレー以外の何者でもないですね。

☆反四帝さん。
アモン・デュール?はイエティしか持ってないんですが1stよさそうですね。ご紹介ありがとうございます。

では、ちょっと変則的なアルバムを
NEW LOADS/Same Title/'71
元々60年代から活躍していたLORDSというビートバンドがそのまま70年代に適合した音楽をやるためにバンドメイにNEWをつけた当時流行(他にもシーカーズ→ニューシーカーズなど)の再デビューを飾ったバンドのアルバム。
これが、ドイツハードロックの音を継承したアルバムだから始末が悪い。確かに数曲はPOPであるが、B?のJAMES GANGのカバー(しかもレギュラーアルバム未発表曲)のかっこよさは尋常じゃない。まるでJUDAS PRIESTだ!
Birth Control/same(1971)

後期はすっかり軽いプログレというか軟弱なバンドになってしまうこのバンドも初期の3枚ぐらいはサイケがかったハードロックを展開し、攻撃的でカッコいいです。この1stは60年代の雰囲気を引っ張るハードサイケで、あのドアーズの「ハートに火をつけて」もやっています。オリジナルはこのとおり円形の変形ジャケットですが、米盤は普通の四角形シングルジャケットです。これも最近は見かけませんね。
西独のバンドはあまり聴いてきてないですが。
(ネクターは一応西独でしたっけ?)

NOVALIS/Sommerabend

有名ドコロですがこれは好きです。たどたどしく決して上手くはない演奏が思いの外イイと。ギタリストの歌唱も(2曲目。名曲)なんとも味わい深い。
1曲目からして印象に残るサウンド。こんな感じ好きですよ。唸るハモンド。後半の大曲の浮遊感。流れるようなストリングス・アンサンブルとソフトなトーンのシンセリード。

ルッツ・ラーンのソロアルバムのジャケ好きですね。自宅のキーボード部屋?あ〜そんなマイスペースが欲しいよのォ
たるさんへ、1枚目の写真は貼り間違いでは?
メロトロンブルースさん。残念!ネクターはイギリスのバンドがドイツに渡って人気が出たパターンですね。

nobさん。ご指摘ありがとうございます。上を削除し訂正して再書き込みしました。

ASTERIX/Everybody/'70
ASTERIX/Same Title/'71
写真左はまだボーカルにジョンロートンが参加していない頃のシングル。このボーカリストがスティービー・ウインウッドそっくりのソウルフルなボーカルでサウンドもR&Bぽい!
右はジョンロートンが参加しルシファーズ・フレンドになる体制が整った唯一のアルバム。しかしまだまだ小粒な感は否めない。
ASTERIXが来たら次はこれですね。

真打登場!!!!!

LUCIFER'S FRIEND/Same Title/'71
LUCIFER'S FRIEND/Where The Groupies Killed The Blues/'72
LUCIFER'S FRIEND/Banquet/'74

アルバムごとに違う姿を見せてくれるルシファーズの文句なしの傑作アルバム達をご紹介!

ブリティッシュハードを超えた名盤1st!
現代音楽とハードロックの融合を果たしたこれまた珠玉の2nd!
3rdの不振がうそのように音楽性をより進化させ文句の付け所がない4th!

私にはこの3枚がフェイバリットです。この3枚について語らせたら何時間でも語ってしまいそうです。

あと"Ride The Sky"のドイツ盤シングルを持ってます。どこかの中古盤店で10万以上の価格がついてた日本盤とジャケ写は同じですが日本盤が両面とも1stからのカットに対し、こちらのほうはB面が未収のインストです。また、この曲が素晴らしくカッコイイ。多分ドラムソロ用の曲なんですがぶっ飛びますよ。購入するなら是非ドイツ盤を!!!!!!!!!
70年代ジャーマンハードの王道に入って来ましたね♪

実は私は、不振作とおっしゃる3rd「I'm Just A Rock'n'Roll Singer」('74:写真左)も、確かなテクニックに裏打ちされたファンキーなハードロックで好きです。実はJohn LawtonのVoもフェイクの切れやタイム感など最高です。

80年代型ハードロックとしては「Mean Machine」('81:写真中)も実に優れものですよね♪

何か裏名盤的なテイストになってきました・・・

ならばついでに94年のLUCIFER'S FRIEND?名義「Sumo Grip」(写真右)も、ジャケは最悪の部類ですが、現代型メロディアスロックの傑作です。この盤はちょっとコミュと主旨違いですが(^^;
LUCIFER'S FRIEND、いいですね。ボーカルが途中でジョン・ロートンからマイク・スターズに代わり、またジョン・ロートンに戻りますが、ジョン・ロートン時代はほとんど好きです。
私は以下のアルバムも気に入っています。

Mind Exploding(1976)

凶暴なジャケットのイラストに購買意欲をそそられて買いましたが、内容はジャケットほど凶暴ではなく、けっこうスタイリッシュなハードロックで、いくぶんジャズ風味が感じられる作品です。
いやぁ!ルシファーズには皆さん思い入れがありますなぁ!
時代時代で色が変わっていくので、このバンドだけは1stから是非順番で追ってほしいですね。

さて、紹介するのは
GIFT/Same Title/'72
GIFT/Blue Apple/'74
いかにもジャーマン・ハードロックといった感じの奥行きのあるヘビーロックの1st。パープルを軽くしたような2nd。どちらも捨てがたい味があります。
出た!GIFT☆

単純にZEPな1st、PURPLEな2ndって感じですが、70年代ジャーマンハードとしては両方ともハードロックとしてよく出来ていますよね♪
特に2ndは、70年代後半から80年代初頭を彷彿とさせる洗練された曲もありますね☆

では洗練されていない一作を・・・

MY SOLID GROUND/same('71)

はっきり言って下手ですが、オルガンとメロトロンを駆使した大作が、ハードなPINK FLOYDといった味わいでまずまずです。

それにハードな曲の爆音ギターがカッコイイので、下手でも味で許せてしまうところがありますね♪
>SADIEさん
出た!MY SOLID GROUND☆(笑)

フレーズはチャイルドインタイムで音はフロイドの1曲目のドロドロ感はまさにドイツアンダーグラウンドですね。その昔、オリジナルを持ってましたが、HUMAN INSTINCTの1stとトレードしてしまいました。いまや物凄いプレミアですよね。

PETARDS/Hit Shock/'70
PETARDS/Pet Arts/'72
以前ビートバンド時の彼らのレコードはnobさんに紹介していただきましたが、アートロック〜ハードロック時の彼らのレコードを紹介します。Hit Shockまでにもう一枚(Same Title/'69)が出てますが、ジャケットが見つかりませんでした。まあ城の前で4人が写っているどこにでもあるようなジャケットですが、多少ジミヘンドリックスの影が見えるアルバムです。

Hit Shockは、ハードロック・アンソロジーという80年代中ごろにフランスから出た60年代〜70年代のハードロックバンドを紹介した辞書(世界中の知らないバンドを多数掲載)に写真つきで紹介されてたにもかかわらず国内では余り聞いた人がいない幻(単に日本の業者が取らなかっただけなんですが)のアルバムです。現に某有名コレクターのM君でさえ聞いたことも現物を見たことさえありませんでした。内容は、ディーラが入荷を渋るのが解る日本では少し裁きにくいかもしれない中途半端というかいわゆる発展途上の音でハードロックというよりアートロックといったほうがしっくりくる音です。しかし、こういう音が好きな人は徹底的に好きだと思います(私ですが・・・)

次作のPet Artsは完全にハードロック化していて、需要は多そうですが・・・

バンドはこの後1枚出して解散。未発表音源が80年代初頭に出されています。また、元々POPバンドだったので多数のシングルが存在します。
PETARDSってドイツでは人気のあったバンドなんでしょうね。ところでハードロックアンソロジーはカナダでの出版じゃないでしょうか。根拠としては、巻頭の前書きが英語とフランス語の両方で書かれていること、著者がDenis Meyerとなっており、英語のような名前であること、カナダのバンドの評価が比較的高いことが挙げられます。
>nobさん
なるほどですね。でもそれにしてはCANADAの肝心なバンドが多数抜けているようにも思えます。それもCHRISTMASをはじめWARPIGとかSEXとか重要なバンドのほとんどが抜けています。
フランス語圏、英語圏両方のバンドが余りにも書かれていないのでCANADA以外の国の方が私は確率が高いと思うのですが・・・というよりヨーロッパとアメリカ以外はちょっと弱いですね。

OS MUNDI/LATEN MASS/'70
正直言ってこの1stと2ndは別物と思っています。この重苦しい雰囲気の暗黒ドロドロ情念世界はドイツロックそのものだと思います。
今だったら動物虐待で発禁になるであろう痛そうなジャケットに包まれたブルージーハードの逸品を紹介します。

REACTION/Same Title/'73
ドイツ独特の空間的立体的音処理がなされそれまでのブルージーハードとは一味違うハードロックに仕上がっている。スイスのAFTER SHAVEに近い音楽性でスタイル的にはブルージーだがブルースロックとは全然違う音をしているのが特徴。
OS MUNDIの1st、このドサグレどろどろ具合と、そんな雰囲気にピッタリ合ったオルガンの音が何ともいえません。

自分的には、この作品と同系統だと思っているのが・・・

○CORNUCOPIA/Full Horn('73:写真左)

こちらもヘヴィなギターとオルガンで、病んだ演奏を繰り広げております(^^;

あと、動物虐待といえば思い出すのが・・・

○EULENSPYGEL/2('71:写真右)

こちらは結構知られたブルースハードロック路線の作品ですが、どちらかといえばジャケが表現しているような毒を持った批判精神がシニカルに現れている感じでしょうか☆

しかしこれはさすがに物議をかもしたようで、セカンドプレス以降は、踏まれている焼けたヒヨコは消されていましたが。

しかし、REACTIONの音を表現するのに、AFTER SHAVEを持ってくるあたり、かなりレア盤偏差値が高いです(^^;
CORNUCOPIAはブラジル盤で持ってます。薄い印刷とペラペラなジャケットが悲しいですがそれでも宝物です。
EULENSPYGELはセカンドプレスを持ってます。彼らは段ボールのセカンドがいい出来ですよね。オルガンの音が凄いですよねSADIEさん。

さて、今日は余り紹介されたことの無いレコードを!

ARDO DOMBEE/Same Title/'71
サックスをフィーチャーした少し60年代の香りが残ったジャジーで軽快なハードロック。これも痛そうなジャケットで引いてしまうかもしれませんが意外と内容はいいです。
DOLDIMGER'S MOTHERHOOD/Same Title/'71
管楽器&キーボード奏者Klaus DOLDINGERのリーダーアルバムには違いないと思うが、ギターのPaul VINCENTやベースのLother MEIDの活躍が目立つアルバム。音楽性はモーグルスラッシュ辺りに近いがもっとハードロック寄り。

それにしてもPaul VINCENTは熱いギター弾きまくりで、彼のキャリアの中で最も油の乗った演奏が聴ける。
HAZE/Hazecolor〜Dia/'71

昔雑誌かなんかで、URIAH HEEPタイプと書かれていたと思うが、とんでもない!!!
似ているのはボーカリストが裏声でシャウトするところぐらいで、サウンド自体はブルージーですこし野暮ったいスタイルのハードロック。だけどヨーロッパの香りがぷんぷんしているので、一種独特の雰囲気がとても貴重な個性となっている。
TYBURN TALL/Same Title/'72(写真左)

さてオルガン好きにはたまらん内容ながらプレミアが無茶苦茶すごくて、手が出ないアルバムの筆頭ですね。

私は某名古屋の専門店で一度見たきりです。そのときで\250,000の代物でした。

内容はハモンドが大活躍するオルガンハードです。自主制作レベルとしてはよく出来ているほうですが、プレミアを考えてしまうと手が出ませんね。

本人たちはCOLOSSEUMが大好きだったようで、ところどころで聞いたようなフレーズが出てきます。

MURPHY BLEND/First Loss/'70(写真右)

これまたオルガン大活躍のハードロック。幾分ブルージーな下地を感じさせる曲調で時代的なものは感じるが、クラシックの素養を感じさせるハモンドが弾きまくっていて展開も多くプログレファンにも十分受け入れられる音だと思う。
Merphy Blendといえば、ポルノ映画「私はグルーピー」で、ごく普通に乱交セックスシーンをこなしていて、重厚な音とのギャップで複雑な気持ちになりました。女を襲って裸のままバイクに乗せて連れ去るバイカー集団のBirth Controlにくらべれば可愛いものでしたが…。
>吉澤 輝信さん
ご紹介ありがとうございます。友人からダビングしてもらったビデオにこの中からいくつか入っていて元は何かと不思議だったんですが、これですっきりしました。

ELECTRIC MUD/Same Title/'71
さてここで紹介するのはELECTRIC MUDのアルバムと未収シングル(右)。アルバムはいかにもドイツのマイナーなオルガンロックという感じで大曲が中心だが、シングルはどちらかというとアメリカを意識したような軽快でブルージーなロックンロールのA面とファンキーなB面といった内容でアルバムよりタイトで力強い。
ARKTIS/Same Title/'74
ARKTIS/Arktis Tapes/'75
ARKTIS/On The Rocks/'76
どことなくグレーススリックを思わせる女性ボーカルのためか、ハードロックをやっているのだけれどジェファーソンエアプレインを思わせる。

1stは軽快なハードロックのA面とヘビープログレ的なB面という内容だが・・・20分以上の楽曲を演奏するには少し役不足な感じは否めない、でもこういうのがやりたかったというやる気持は伝わってくる。私自身は非常に好感度が高い。

さて、問題の2nd、これはデモの寄せ集めというか、作品と呼ぶにはおこがましい内容で、手を出さないほうが無難かもそういう意味ではZIORの2ndと同レベルの作品。ただ、アルバムトップの曲はかなりの出来。

残念ながら3rdは未聴。
このバンドを紹介するのを忘れていましたね。

左は69年のシングル“I Got No Time”
右はORANGE PEEL/Same Title/'70
たった1年でこれほど音楽性が変化するのかというほど内容はかけ離れている。
シングルではどちらかというとジミヘンドリックス系のファンキーな音楽性だったがアルバムになるとハモンドとギターが活躍するドロドロしたインプロビーゼーションがいかにもドイツロックの混沌としたイメージを具体化したようなサウンドになっている。ハードロックの範疇には違いないが姿勢そのものがサイケデリックな逸品。
日本では忘れられているレコードかもしれません。私も忘れてましたふらふら

SILVERBART/4 times sound razing/'71

かなりとっつきにくいアルバムで初期クラフトワークやタンジェリンドリームをツェッペリン的なヘビーサウンドで表現したサウンドというか聞く人を選ぶサウンドであるのは間違いない。

とはいってもあくまでもヘビーでハードロック的な音で曲によってはメタリカあたりにも通じるリフも聞かれ個人的には結構気に入っているアルバムではあるのだけど・・・4曲収録で1曲を除き10分以上の曲が3曲収められている。
Sub/In Concert/'70

猛り狂うオルガンがかっこいいです。

ボーナストラックのノーザンソウルの「クール・ジャーク」と
サザンソウルの名曲「ウォーム・アンド・テンダー・ラブ」 のカバーが浮いてる。
スペンサー・デイビス・グループのカバーも二曲あり。

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