概してジャズロック系が多いフランスは個人的には開拓が進んでいませんが、比較的ハードロック系のものをひとつ紹介します。1971年の「Experience」なる2枚組のアルバムです。ものの本にはTRIANGLEとMARTIN CIRCUSのメンバーをフィーチャーしていると書いてあるので、両バンドのメンバーによるセッションアルバムでしょうか。音はスタジオライヴのようなラフな演奏で、長尺の曲も多いですが、圧巻は「Gimme Some Lovin」の16分に及ぶ演奏です。
CHICO MAGNETIC BAND/Same Title/'71
ヘビーハードロックとアバンギャルドな曲が混在していてサイケの両極端の要素を併せ持っているアルバム。両面電子音&ノイズの未収シングルもあって訳わかりませんが、ハードな曲は異様にカッコイイ!しかし、アルバム発表後の未収シングルが個人的には最高傑作!いつか紹介しますね。
ROBERT WOOD/Vibrarock/'75
LIVEを含む74年75年の録音。nobさんが紹介してくれたアルバム(コメント4を参照してください)と同時期の録音ですが、さすがLIVEということもありスタジオの何倍もハードでヘビーです。アルバムほぼ全体的にディストーションの効いたVIBESが大活躍します。黙って聞かせたらギターと勘違いするでしょうね。