grogといえばCELESTE,PICCHIO DAL POZZO.CORTE DEI MIRACORIの3枚がすべてのような紹介がされてきましたが、GRL 01のMANDILLOも捨て難い作品であります。ポップな小品が収められてて敬遠されてたのかもしれませんが、それぞれの楽曲は秀逸ですよ。A-1のアコギのイントロからああこれがgrogの音なんだなぁと思わせます。残りの5番「SIGILLO DI HORUS」も聴いてみたい。
i ROMANS/Gente Qui, Gente La'/'70
これは一言で言うと惜しいアルバムである。当時イプーでさえもシングルではハードロックをやっていた時代である。彼らはポップスグループであったが時代に合わせプログレっぽいものを模索していた。しかし、出来上がったものはヘビー&ハードなアートロック的大曲を途中でぶった切ったような中途半端な小曲が並ぶ結果になってしまった。
IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA/La Bibbia/'71
RDMの1st。爆音で始まり爆音で終わるすさまじいアルバム。多分一発録りであろう大音量のハードロックは世界でも類を見ない迫力。日本では3rdばかりがもてはやされている感があるが、先の2ndと共に非常に高品質なハードロックとしてもっと評価されるべきアルバムと思う。
DE DE LIND/Io Non So Da Dove Vengo E Non So Dove Mai Andro'.Uomo E' Il Nome Che Mi Han Dato/'72
アコースティックなサウンドとハードなサウンドの対比が特徴。よく紹介文にハードなパートをブラックサバス的と評しているが、単にイタリアンヘビーサウンドと言って良いのではないかと思う。個人的にはなぜサバスの名前が出てくるのか理解できない。フルートの使用等、どちらかというとJETHRO TULL的。