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はりきり読書コミュの読書感想文「森博嗣」

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コメント(4)

すべてがFになる―The perfect insider
1998 講談社 森 博嗣

「これってさ、16進数でしょ?きっと。って思って読んだら当たっててさ。」と言ったら、「つまらない人だ」と、この作家ファンの知人に言われた。
これ以降、S&Mシリーズを読破し、四季を読了。
今日、Vシリーズの1作品目を読了した。

森作品は、色々な意見があるある意味はっきりした作品であると思う。まさに1か0の状態である。好きか嫌いか、読むか読まないか等等。では、自分の感想は・・・というと、ここまで読んだ状態では「わからない」ということ。S&Mシリーズの先入観で読んだVシリーズ1作目「黒猫の三角」でやられた。
多分、Vシリーズをはじめに読んでたらかからなかったトリックだったと思う。しかも作者はそれを見越した上で書いているのではないか、とさえ思えてしまうのだ。
森作品、意外に侮れない理系の先生が書いた本である。
なんだかんだで「魔剣天翔」まで読んだ。

それまでの作品とは変化した面白さがあった。どういうことかというと、構成が異なる。今までは犯罪が早くおき過ぎていた(笑)。そして、丁寧な作りであったと思える。
一応、Vシリーズも最後まできました。今読んでいる本がラストです。ここまで読んでいて思ったのは、「四季」を読んでいてよかった。50倍くらい楽しめるぞ!!

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