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月夜見 [ツクヨミ]コミュの月齢とは

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 よくニュースの最後で「あすの暦」とか称して発表するアレですが、この「月齢」というものの意味を考えれば考えるほどナンセンスに思えてきます。「月齢」など知って誰がどのように利用するというのでしょうか。みなさんのご意見をお聞きしたいと思いましてここにトピを立てさせていただきました。管理人さんよろしくお願いいたします。(・・・久々にmixiに戻ってきて、類似トピが既出でないか古いトピを繰ってみたらこのコミュには160を超えるトピがあるのですね。管理人さん、古いトピの照会がし易いように何か講じていただけないものでしょうか。)

コメント(4)

 例えば十五夜の日ですが、この日は早朝の薄明に待宵月が西に沈み、夕方の日没頃に十五夜月が東から昇ります。そしてもちろんこの十五夜月は翌朝の日の出頃に西に沈むわけです。
 さて、この日の月齢ですが必ず13.5以上14.5未満です。十五夜の月齢が15でないという点でもややこしさを感じさせると思いますが、この日の月齢の値というものが月の出ていない正午、真昼の値として計算されているという点にも不合理感を覚えます。もし月齢を月の形を知る目安として見るならばまったくナンセンスです。
 それから、いやに科学ぶった月齢の小数表示ですが、この小数値によって先頃の新月は午前中(.0〜.5)だったか午後(.5〜.0)だったかくらいの目安にはなるにしてもそれ以上の価値を理解することはできません。月相の目安として見るにしてもせいぜい上弦くらいまでであり、月齢値が大きくなるほど小数部分の意味も無くなってきます。小数にするよりも何日+何時間とするほうがよっぽど具体性を感じさせると思います。私たちも自分の年齢をふつう小数で言ったりはしません。幼児の年齢でさえ小数ではなく「何歳と何ヶ月」と言う言い方をします。
 そもそも、月は楕円軌道を運行していることによって公転速度が絶えず変化しているので、新月からの経過時間だけでは正確な月の形、月相を決めることはできないのです。

 月齢は数量を表す数値なので0を起点にし、旧暦の日付は順番を数える序数なので1から始まります。この発想の相違から月齢の小数四捨五入値と旧暦日付には1の差がありますが、小数表示で気取った月齢よりも旧暦日付の方が私たち日本人に親近感を覚えさせるものだとは思いませんか?
> はがさん

月齢とは興味深いですね。
トピ立てありがとうございます!

> 久々にmixiに戻ってきて、類似トピが既出でないか古いトピを繰ってみたらこのコミュには160を超えるトピがあるのですね。管理人さん、古いトピの照会がし易いように何か講じていただけないものでしょうか。

mixiに戻ってきていただき、大変心強く思っています。
そして、貴重なご指摘ありがとうございます。
ぜひとも今後の課題といたします。

現在までも、時間のあるときにまとめてはいるのですが、「160」もトピがあるなんて知りませんでした。
私が立てたトピは、必ずリンクを関連付けるように心がけています。
私以外の方がトピ主の場合は、埋もれてしまわないようにトップページに「☆注目トピック」としてリンクをしています。

とりあえずの手立てとして、申し訳ありませんが「類似トピが既出かどうか」は検索機能を使ってください。
ページの上部センターにある検索窓にキーワードを入れれば、「コミュニティ内全体」や「トピック」など細かく検索できます。
> はがさん

月齢に対する考え方、とても同感です。
私も過去に、十五夜と満月の違いを説明するときに問題になりました。
以下のトピから抜粋しておきます...

満月(望)を語るトピ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9706458&comm_id=1110372&page=all

> 3
> 2006年08月30日 18:34
> ∞音∞ a.k.a. 風*月
>
> 十五夜が満月ではない訳...
>
>
> 私は「満月=十五夜=月齢15.0」だと、疑いなく思っていました。
> でも、旧暦15日と満月の日付はほとんど一致しません。
>
>  どうしてこうなるのでしょうか?
>
> 旧暦1日(ついたち)の決め方について
>  旧暦の1日は「朔(新月)となる瞬間を含んだ日」ですので、0時0分に朔となる日も、23時59分になる日も同じく「一日」になります。
>  これを考慮すると旧暦15日の月齢は、最小13.0,最大15.0,平均14.0となります。
>
> 朔から望までの日数(平均)について
>  朔(新月)から望(満月)までの平均日数は、約 14.76日で、これが本当の満月の月齢の平均となります。
>  これは旧暦15日の月齢平均より0.76日分だけ長い値です。
>  このため、実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向があります。
>
> 朔と望までの実際の日数について
>  月の軌道が円でないなどの理由から、朔から望までの日数は約13.8〜15.8日の間で変化します。
>
>
> というわけで、
>
> 「新月=朔=月齢0」は基準であるため、イコールが成立するだけで、
> 「満月=十五夜=月齢15.0」とはならないことが、最近やっとわかりました。


> 92
> 2008年08月19日 01:00
> ∞音∞ a.k.a. 風*月
>
> 月の名前は旧暦の日付の晩から翌朝にかけて出ている月を指しているわけで、例えば日没後すぐに十五夜が出て真夜中の0時を過ぎて南中にある月が十六夜とはならず、十五夜のまま日付を跨ぎます。
> これは江戸の時刻が普及する以前からあった、一日のはじめと終わりが日の出と日の入りだった名残だと思います。
> 日が登れば人の一日がはじまり、日が沈めばカミさまの一日がはじまる、みたいな。
> http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15343990&comm_id=1110372
>
> 満月は今のような杓子定規な測り方を一切せず、一律に十五夜の日が満月(望月)と決まってました。
> 月齢でいっても、楕円軌道なので毎月ばらつきがでるので平均で約15.5とかになるんだったかな?
> 天文学的な定義は太陽との黄径差が180°の瞬間、でしたよね?
>
> だから昼間にも当然その瞬間は来るから、しろがねさんのいうように正午を境にっていうわけでもなく、それはその西暦の日付のその時間が満月であって、前の晩の月か当日の月かははっきりといえません。
> なぜなら、何時を基準に一日がはじまるのかで決定されるわけで、真夜中の0時でないことはたしかですが、正午でもありません。
> 今回はムーンカレンダーを見ると17日が満月となっていますが、たまたま月食は十六夜の沈む瞬間だったわけです...
>
>
> ということですが、しろがねさんの考えた割り振り方はとても合理的だと思いますよ。
> 逆に言うと江戸時代までの日本人がとても粋だっということ。
> その粋な暦と今の天文学が相成れないところはそこだと感じています。
 月は地球に近い軌道を通過するとき一日に角度にして約14度公転し、遠い軌道を通過するときは約12度公転します。一方、太陽はだいたい一日に1度黄道上を移動します。共に地球から見ると天球上を同じく西から東へ移動するので月のうさぎと太陽の亀の駈けくらべのような状況です。うさぎが一周走る間に亀は約30度歩く…。だからうさぎが亀を追い越すのは、一周+30度の地点。うさぎが一周走るのにかかる時間は27.3日。うさぎが一回りした後に亀を追い越すのにかかる時間は30度分走る2日余りが余分にかかり29.5日。
 さて、ここでうさぎと亀とが180度の位置関係になる時というのがつまり満月です。うさぎと亀が並んだ瞬間から多分15日後くらいとは察することはできますが正確な瞬間を計算するのは難しい問題です。月齢の小数をいくら伸ばしても分かりません。月の楕円軌道の近地点が上弦前後にあると月はどんどん動き陰暦十四日で満月になったりもするし、逆に遠地点を通過中だと月はゆっくり動き180度まで16日間かかり陰暦十七日で満月ということもしばしばです。

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