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月夜見 [ツクヨミ]コミュの月の周期「28」 〜生体リズムとの関係

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更新(2007/1/31)

古代から月経は、読んで字の如く月に深く関係していると考えられてきました。
ウミガメの産卵と月が関係しているのは有名です。
生と死も夕方や明け方に多いのは経験的に知られています。

なぜ月の満ち欠けが生物に影響するのか、今日でも科学的に証明されたとはいえません。
しかし海は太陽と月の影響を受け、潮汐(満潮干潮)を繰り返しています。
海で生まれた生命は、進化の過程でやがて陸にあがりました。
そのために体液の組成は海水とほぼ同じです。
人間の場合、生活が高度に進歩多様化しリズムが狂いだしているとはいえ、目に見えない力で影響を受けているのは間違いありません...


◆人間の月経周期は「30.4日」

月経周期は一般的に、月の満ち欠けと同じサイクルだといわれています。
実際の月経周期は約21〜40日と幅があり、日本の女性の場合、平均月経周期は「30.4日」だそうです。
この結果からすれば、月の満ち欠けの朔望周期「29.53日」に非常に近い値だといえます。


◆人間の平均妊娠期間は「265.8日」

平均妊娠期間「265.8日」を朔望周期「29.53日」で割ると、「265.8÷29.53=9」となります。
妊娠期間は朔望周期のちょうど9倍、つまり陰暦の9ヶ月間と重なります。
さらにこの計算で言えば、誕生日と受胎した日の月齢とほぼ同じということになります。
すべての動物には当てはまりませんから偶然かもしれませんが、まったく関係していないと否定も出来ません。
ちなみに「十月十日」という言葉は昔の数え年と同じで、受胎したときを「一月」と計算するからです。


◆人間の体内時計は「24.8時間」

私達には、一定のリズムを刻む体内時計(日内周期)というものが存在していることが知られています。
人間の体内時計は、平均で「24時間50分=24.8時間」です。
通常の説明では、太陽の光を浴びると光覚醒により24時間に調節(リセット)されるといわれています。
近年になってその周期が、月が昇り来るサイクルである「24.8時間」と同じであることが分かってきました。
月出と月入時刻は毎日少しずつ遅れるますが、この遅れが1日に約50分前後なのです。
さらに、朔望周期を「29.53日」として時間に直すと「708.72時間」となります。
これを体内時計の25時間で割ると、「28.3488日」という数字が浮かび上がってきます。

太陽を基準に考えれば1日は24時間ですが、人間の生体リズムと月を基準に考えれば1日は25時間となります。
もっとも影響を与えているの太陽ですが、太陽の周期は365日と長すぎます。
そこで長い事柄は太陽、もっと短い事柄は月に影響されるという考え方が生まれます。
これを誰の目にもわかりやすい指標としたのが、太陽暦でも太陰暦でもない、「太陰太陽暦」だと思います...


※月の周期のデータ

 朔望月:29日12時間44分03.0秒=29.53日(太陽を基準とする)

 恒星月:27日07時間43分11.5秒=27.32日

 回帰月:27日07時間43分04.7秒=27.32日(春分点を基準とする)

 交点月:27日05時間05分36.0秒=27.21日(昇交点を基準とする)

 近点月:27日13時間18分33.2秒=27.55日(近日点を基準とする)


◆朔望月(月の満ち欠け周期)は「29.53日」

月の複雑な軌道により、周期にはおよそ29.27日〜29.83日の幅があり、平均朔望月は「29.530589日」となります。


◆恒星月(月の自転と公転周期)は「27.32日」

月は自転と公転がともに「約27.32日」で同期しています。
月は1回公転する間に1回自転するため、常に地球に同じ面を向けています。
こういった同期現象は惑星や衛星に限らず、公転運動するどんな天体にも起こりうるもので、特に珍しい現象ではありません。
火星のフォボスとダイモスや木星のガリレオを始め、太陽系の惑星にあるほとんど全ての衛星は自転と公転が同期しています。


◆近点月は「27.55日」

月は楕円軌道を公転し、刻々と地球からの距離が変化しています。
最も近いときの距離は約36万キロ、最も遠いときは約40万キロにもなります。
月が軌道上の近地点から遠地点を巡り、再び近地点へと戻ってくるまでの期間を「近点月」と言います。
その周期は「約27.55日」で、月の満ち欠けの周期である朔望周期とは約2日ほど違います。
同じ満月でも地球との距離によって、見かけの大きさも違ってくることになります。


しかしなぜ、恒星月の公転周期(地球を1周する時間)「27.32日」と、朔望月の周期(新月から新月までの時間)「29.53日」はずれるのでしょうか?
実はこの間、地球も太陽のまわりを公転して、約1ヶ月に30度弱進んでいます。
そのため月と地球と太陽の位置がずれて見かけ上の満ち欠けもずれるのですが、このことでわかるのは「月の満ち欠けによって生命に影響を受ける」のではなく、月と地球と太陽の位置関係に注目する必要があります。


 満月は、太陽 - 地球 - 月

 新月は、太陽 - 月 - 地球


と並び、満月では両方向から挟む形で、新月では同じ方向から一直線で引っ張っています。
月と太陽の2大引力と公転による遠心力が加わり、これが潮汐の原因となり満潮干潮を繰り返しているのです。
満月と新月は、月と太陽の潮汐力が強めあう位置関係にありますので「大潮」となります。
これに対して半月は、月と太陽の潮汐の方向が90度ずれるため「小潮」となります。
また固体潮汐といって、地面もおよそ30cm程高低を繰り返しています。

そうしたことから、「月の満ち欠けによって生命に影響を受ける」と考えるのは見かけ上の事実です。
これは天動説と地動説に似ており、便宜上は天体観測においても未だに見かけ上の天動説で説明し理解しています。
月やその他の天体から、我々生命は間違いなく影響を受けていることだけが事実です...


そしてさらに、月や太陽や宇宙や生体のリズムを知る暦がはるか昔からあったことに気がつきます。
月には様々な周期があるが、それらも含めて平均すればほぼ「28日」となる。
マヤの「13の月の暦」は、宇宙のリズムであり生体のリズムである「28日周期」を採用した、28日×13ヶ月の暦です。
したがって28日×13ヶ月+1=365日《1年》という構造は、まさに月を表す意味からも合理的といえるかもしれません。
しかし「13の月の暦」は、ムーンカレンダーと呼ばれる太陰暦とは異なり、その中に月のリズムを内在させている太陽暦です。
地球から見た月の満ち欠けの「29.53日」でなく、宇宙の中での月の公転周期である「28日」をひと月と定め、一年を365日にする太陽暦なのです...

▽太陽の周期「28」 〜13の月の暦
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14611928&comm_id=1581098


コメント(6)

妊娠期間について

春分に受胎した魂は冬至に生まれると聞いたことがあります。
世界中の古代太陽信仰では春分スタートの暦が多い。
イエスの復活祭イースターは春分後の最初の満月の次の日曜日ですが、これは当時のユダヤ暦(太陰太陽暦)の名残。
イエスの誕生日であるクリスマスは冬至祭をルーツににしている。

平均妊娠期間が258.5日として計算するのは面倒なので、トピ本文にある通りちょうど陰暦で9ヶ月間となる日を手持ちのカレンダーで調べてみた。
2009年の春分は3月20日で旧暦二月二十四日だったから、単純に十一月二十四日はいつか?となるわけだけど、今年は閏年で五月が2回あるから要注意。
ちゃんと二十四夜の月を数えていけば十月二十四日となり、それは12月10日となった。
ちなみに春分後の最初の満月は4月9日だったから、そこから数えると2010年の1月1日となる...
マヤのツォルキン暦[260日周期]はヒトの妊娠期間と似てますよね。ツォルキンがヒトの生理に合わせてあるのか、それともヒトの生理がツォルキンに合わせてあるのか、それともたまたまなのか。
> ルナティックtokkoさん

ホント!
これはとても偶然とは思えない重なり具合ですね〜

あらゆる生命が誕生したり死を迎える瞬間が月の満ち欠けによる潮の満ち引きに影響しているとして、動物たちの多くは春に発情します。
しかしいつ産むかはそれぞれとなり、妊娠期間がバラバラなのは成長するスピードが影響してるとしても、その食性に対する季節に合わせたり、いかに天敵から身を守るかなどの全体的なバランスの中で生まれてきますよね。
そこで人間はこのバランスの中で260日に設定されたわけです。

しかし、ツォルキンが何の周期なのか私は詳しくないのでわかりません。
シュタイナーについても詳しくないけどどんな植物であれ動物であれ、または私たちの身体やそれを構成する臓器などの各部位も、それぞれが惑星などあらゆる天体の星々と対応しているとすれば、例えば人間の子宮に影響する天体とツォルキンの周期がぴったり重なっていたとしてもおかしくはないですね...

どうなんでしょうか???
訂正:

すいません、コメント1の「平均妊娠期間が258.5日」というのはケータイで本文を読んでから打ってたので、数字を暗記したつもりで間違えていました。

◆人間の平均妊娠期間は「265.8日」

258.5日ではなく265.8日でしたね。
それにしても、マヤのツォルキン暦[260日周期]の近似値には違いありません!
妊娠期間についての補足

出産経験のある女性なら当たり前かもしれませんが、産婦人科などで使う言葉に「妊娠周期」というのがあります。
この場合の妊娠期間は平均より20日も多い「280日」ですが、ズレることを前提に大雑把に勘定した便宜上の数字だと思います。
まず「7日×4週=28日=1ヶ月」と決めておき、妊娠期間を「28日×10ヶ月=280日=40週」とし、0〜3週で1ヶ月、4〜7週で2ヶ月とくり返し、36〜39週の10ヶ月が臨月で、40週が出産予定日としています。
妊娠の兆候が現れるのが妊娠4週目を過ぎたころなので、気づいたときはすでに妊娠2ヶ月ですと言われるわけですね。

あと、哺乳類の妊娠期間を比較してみました。
体重や進化によりその長さが比例するという論文を見かけましたが、いったいどうなんでしょうか...

人間、ゴリラ、オランウータンはほとんど同じで約260日
チンパンジーは約230日で、ヒヒが約190日
一般的な猿で約170日となる
以下、参考までに

ゾウ・・・・・・約650日
馬・・・・・・・・約340日
牛・・・・・・・・約290日
クマ・・・・・・約210日
トラ・・・・・・約120日
ライオン・・約110日
豚・・・・・・・・約110日
パンダ・・・・約 90日
犬・・・・・・・・約 60日
猫・・・・・・・・約 60日
ウサギ・・・・約 30日
ネズミ・・・・約 20日


...
ツォルキンについての補足

マヤの神聖暦ツォルキンとは、13×20=260日の周期である。
このことは、本文にもリンクしてある縄文族コミュでも展開しています...

▽太陽の周期「28」 〜13の月の暦
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14611928&comm_id=1581098

この中で雅昭さんという方から「13:28」や「13:20」の周波数について詳しく説明していただきました。

> 13:20は、この宇宙のミクロからマクロまでを司っている周波数!!

これはホゼ・アグエイアス氏によるドリームスペルと呼ばれる「13の月の暦」として魅力的な考え方ですね。
伝統的マヤ暦でも260日周期のツォルキン(神聖暦)に、365日周期のハアブ(農耕暦)が組み合わされ、52年周期として使われている。
さらに長期暦では「13バクトゥン」と呼ばれる5125年という時間の枠組みがある...

そこで、天体とマヤの260日周期についてのわかりやすい論文(Robert D. Peden 著)を見つけたので紹介します。
http://www.geocities.jp/why260days/

マヤでは長年の天体観察と演算に基づいて意図的に260日という期間が選ばれた可能性がある。
42太陽年=59×260日が正確な太陰太陽暦として用いられてきた。
月を追跡記録するにも、360日より260日の方が正確である。
また火星と地球の会合周期780日が260日のちょうど3倍であるなど、火星や金星を追跡記録することができ、木星を追跡記録するのに最適な連動周期であることがわかる。
つまり太陽、月、火星、木星、金星、5つ全てのサイクルを同時に追跡記録できる唯一の選択肢として260日にたどり着いたのではないか...


...

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